Take me to・・・   作:ENDLICHERI

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第63話 White afternoon

 春休みも、だいたいバイトを入れている。・・・・・・ある程度貯金するために。

 

「映司さん!ウィズさん!」

 

機材の準備や片付けをしていると、急にひまりさんが話しかけてきた。

 

「うん?」

「お2人が一緒の休みって、次はいつですか?」

 

なんでしょう・・・・・・嫌な予感がするのは僕だけでしょうか?

 

「次は・・・・・・2日後だって。」

 

言わなくていいのに・・・・・・。

 

「でしたら、その日みんなで遊びに行きましょうよ!」

「・・・・・・申し訳ないけど、僕には──イッテ!?」

「うん、アタシたちも空いてるから大丈夫だよ。」

 

この・・・!思いっきり足踏まれたんだけど・・・!?

 

「ホントですか!?ヤッター!!」

 

あの・・・・・・僕が痛がってるのが見えないのか?

 

「それじゃあ、2日後にCiRCLEのテラス席で!」

 

それだけ言って練習に戻るひまりさん。

 

「・・・・・・変わったね。」

「そぉ?」

「うん。『今時の女子高生』って感じだよ。」

「そりゃあ、アタシだって『今時の女子高生』ですから!」

「・・・・・・そうだね。とりあえず、」

「うん?・・・・・・うん!?」

「片付けよろしく。」

「え!?」

「僕、足痛いから。」

「えー!?ちょっ、映司~!?」

 

思ったより踏まれた痛みが消えなくて、しばらく休憩していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今井さんに誘われて、CiRCLEに来ましたが・・・・・・時間と場所しか聞いていないので、何をするのか全く知らないのですが・・・。

 

「・・・・・・それにしても、集合時間5分前なのに誰も来ませんね。」

 

「ほ~ら!諦めなよ~!」

「嫌だよ!そのメンバーだと絶対嫌な感じしかしないんだって!」

 

・・・・・・え?この聞き慣れた声は・・・?

 

「あ、紗夜さん!紗夜さんも誘われたの?」

「え、えぇ。そちらは・・・・・・姉弟揃って、ですか?」

「はい!」

「良かった・・・、紗夜がいるなら一安心だ・・・・・・。」

 

映司さん、あなたは一体何を知っているの?

 

「・・・・・・映司。」

「分かったから、もう諦めるから。」

「いつから紗夜さんとそんなに仲良くなったの?」

 

「「・・・・・・え?そっち(ですか)?」」

 

そういえば、この3人での会話はあれ以来ありませんでしたね。

 

「いつ仲良くなったの!?どんな手口で映司を脅したの!?」

 

なんで私が悪いみたいになっているんですか!?

 

「おっ待たせ~!・・・・・・どうしたの?」

「い、いえ!なんでもありません!」

 

タイミングが良いのか悪いのか分かりませんが、今井さんと上原さん、それから羽沢さんがやって来ました。

 

「それじゃあ、みんな行こー!」

「おー!」

「どこに行くのか、僕はそれが一番知りたい・・・。」

「私もです・・・。」

 

そして、来たのが、生クリームを専門に色んなスイーツが味わえるお店です。

 

「ここ、ここ!私、ここに来たかったんですー!」

「アタシもここ来てみたかったんだ~!」

「アタシ、知らなかった・・・・・・。」

 

上原さんと今井さんは知っていたみたいですね。

 

「羽沢さんは知っていたのですか?」

「ひまりちゃんに聞くまでは知りませんでした・・・・・・。でも、聞いたら行ってみたいって思って。」

「そうだったんですね。映司さんは・・・・・・知らないですよね?」

「当たり前だよ。」

 

そして、店内に入ると上原さんが全員で食べてみたい物を注文してくれました。

 

「お待たせしました。」

 

「わぁ~、来た~!」

「おぉ~、これね~!」

 

ドリンクを入れる容器にフロートのようにクリームが乗っている飲み物(?)が全員分来ました。

 

「えっと・・・・・・、ひまりさん、これは?」

「これは飲み物ですよ!」

「え?これで!?」

 

ウィズさんの気持ちも分かります。これが『ソフトクリームです』と言われたら納得するするくらい、生クリームが・・・・・・。

 

「え?本当に?」ゴクッ

『あっ!?』

 

まさかの映司さん、このドリンクをみんなで飲む前に飲んでしまいました。

 

「ちょっと、映司さ~ん!」

「あはは・・・、自由だね~・・・・・・。」

「とりあえず、気を取り直して、これ飲み物な──「へっくしょん!」おい。」

 

ウィズさんが話している最中に、これまた映司さんがくしゃみという形で割り込みました。これにはさすがのウィズさんも、

 

「ちょっとアンタ表に出ろ!」

 

・・・・・・怒りますよね?

 

「一回シバかんといけないな!?」

「いやいや・・・・・・!」

「もう、本当に一回表出ろ!シバかんといけないな!?」

 

せっかくウィズさんが気になっているドリンクの説明を聞けないのが相当来たんでしょうね。彼女、立って怒ってますから。

 それにしても、映司さんは気が緩みすぎです。

 

「でもね、ドリンク(これ)好きな人は本当に好きだと思う!」

「いや、アタシたちまだ飲んでないから!!」

 

そうですよ、このドリンク飲んだのはあなただけですよ・・・。

 

 

 

 

 




いかがでしたか?
今回のタイトルは、知ってる方は知ってるでしょう!・・・・・・知らなかったら、バンドリの公式Twitter見たら?

それと、カバーコレクションフラゲしたぜ!・・・・・・これが、アタシの他のアニメの勉強法です。

バンドリで他の音楽を学んで何が悪い!?
・・・・・・ごめんなさい。最近カバーで追加された曲の原曲を聞きに『ようつべ』で見ると、・・・・・・そんな感じのコメントを見るからさ。


では、また次回!
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