Take me to・・・   作:ENDLICHERI

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Roseliaの『約束』と『“UNIONS”Road』、めっちゃ良い曲!なんかね、本当に胸に刺さる曲だよ!・・・・・・運転中に聞いてて、うるってしたもん!







第76話 -so young blues-

 新年度早々、色々な事があったが、今は落ち着いてきた。そんな日に、僕は・・・・・・いや、僕たちは、ある人たちと会議をしていた。その中には、

 

Poppin'Partyから戸山香澄と市ヶ谷有咲、

Afterglowから美竹蘭と羽沢つぐみ、

Pastel*Palettesから丸山彩と白鷺千聖、

Roseliaから湊友希那と今井リサ、

ハロー、ハッピーワールド!から弦巻こころと奥沢美咲、

 

この10人が、『shamanippon』のスタッフに混じって参加している。

 

「え、え~・・・・・・それでは、今からライブの打ち合わせ第1回を始めます・・・・・・。」

 

そして、何故か僕が司会を務めさせられている・・・・・・。

 

「あの~?」

「は、はい、奥沢さん。」

「なんであたしたちがいるのでしょうか・・・?」

「ん?美咲はどうして不安に思うの?」

「いやいや!不安だし疑問に思うのは当然でしょ!?」

「確かに、私も疑問に思うわ。」

「あたしも、つぐみから『今日この場所に来て』と言われたから来たけど・・・・・・。」

 

まぁ、パスパレならまだしも・・・・・・他の4バンドは疑問に思えて当然だな。

 

「え~、まずは疑問について答えようと思います。他の5バンドの方々には、僕たちのライブのゲストに出演していただきます。」

『え?』

 

まぁ~、当然だよね~。

 

「・・・・・・あ、私言われたんだった・・・。」

「え!?さーやに来てたの!?」

「ごめんね、蘭ちゃん・・・。」

「知ってたんだ・・・・・・。」

「私たちは事務所を通してきました。」

「ごめん友希那~、黙ってた♪」テヘッ

「リサ・・・・・・。」

「美咲は知ってたの?」

「知ってたけど・・・・・・まさか本当になるなんて思わなかったんだよ・・・・・・。」

 

それが、5バンドの事情だった。・・・・・・僕たち、他のバンドメンバーに伝えそうで、そういうのを計画してくれる人物に頼んだんだけど?

 

「・・・・・・納得していただけましたか?」

「はい!」

「楽しそうな事ね!喜んで受けるわ!」

「もう受けてるんだけどね・・・・・・。」

 

話進まな~い・・・・・・。

 

「改めて、ライブの打ち合わせ第1回を始めます。お配りしている冊子を1ページめくってください。ライブの日にち、そして会場が記載されています。」

 

と、こんな感じで進める。・・・・・・うるさいメンツにはストッパー役が抑えてくれた。

 

「そして、次のページがライブのセットリストとなります。」

 

全員が次のページに行く。

 

「このページ内の、ゲスト枠の楽曲ですが、各バンド毎に詳しく決めていきます。」

「あの・・・。」

 

ここで蘭さんですか・・・・・・。

 

「このゲスト枠は、Afterglow(あたしたちだけ)が出るんですか?」

「それは、『AfterglowはAfterglowだけで演奏するのか』と言うことかしら?」

「・・・・・・湊さんも、それは知りたいんじゃないですか?」

「確かに、それは知りたいわね。」

来ると思ってましたよ。ここの枠は、僕かウィズが各バンドに入り、一緒に演奏する事を予定しています。」

「わぁ~!それ楽しそう~!」

「私は賛成よ!みんなでお客さんを笑顔に出来るんでしょ?」

 

はい、このお金持ちは多分理解してない。

 

「Roseliaとして、この企画は積極的にやらせてもらうわ。」

「湊さん?」

「Roseliaとして高みを目指すには、色んな事にチャレンジしなければならない。・・・・・・クセはあるけど、それぞれ技術としては申し分ないQuartzerとNOASISと演奏が出来るなら、いい勉強になるわ。」

「・・・・・・だったら、Afterglowも賛同します。」

 

面倒くさいな~。

 

「それでは、各バンドの曲についてはまた後日話し合います。」

 

そして、第1回のライブの打ち合わせは終了した。

 緊張した~・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっと!なんでアタシのセリフが無いの!?」

「僕視点で、他バンドのメンバーが多いからね。しかも、あなた途中で寝てなかった!?」

「ギクリ!?」

 

 

 

 

 




タイトルは、なんとなく察して。『young(ヤング)』とか『blues(ブルース)』とか。

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