Take me to・・・ 作:ENDLICHERI
今日はAfterglowとライブについての打ち合わせだ。一応全員に来てもらい、僕とAfterglow5人で話し合う。スタッフたちもいるが、
『君たちがメインで決めて。機材の用意とかの手順はこっちで考えるから。』
・・・・・・と言われた。スタッフはただ聞くだけだ。
だが・・・・・・。
「最後で炎をバーって上げるのはどうだ!?」
「いやいや!ここは盛大に花火でしょ!?」
「ライブといえば銀テープでしょ~?」
やかましいのが3人程いるんだよね・・・・・・。
「・・・・・・なんか、すみません。」
「気にしなくていいよ。とりあえず、
やかましい3人は無視して、改めて打ち合わせを始める。
「あたしたちの前の曲が『I』なんですよね?」
「うん。MCが終わって、それを歌ったら・・・・・・だから、ちょっと曲が絞られる?」
「う~ん・・・・・・。」
「『I』って最後、ピアノで終わるんでしたよね?」
「えぇ。でも、アウトロを長くして機材を準備する段取りにはなってるよ。」
元々『I』は自分で作詞作曲したから、アレンジするのに誰かに許可を取る必要がない。
「・・・・・・それじゃあ、この3曲はどうですか?」
蘭さんが提案してきたのは、『ロストワンの号哭』『Scarlet Sky』『Y.O.L.O!!!!!』だ。
「・・・・・・曲は昨日頑張って聞いたから、なんとなく繋げるイメージは出来た。」
「す、凄いですね・・・・・・!」
「まずは、『ロストワン』を歌って、最後をアレンジしながら『Scarlet Sky』を歌う。そして、ここで一度MCを挟んで、『Y.O.L.O!!!!!』を歌う。・・・・・・こんな感じでどうかな?」
「・・・・・・うん、悪くないですね。」
「それじゃあ、機材の部分はこっちでなんとかする。曲のアレンジは任せていい?」
「はい。」
「任せてください!」
「お~、つぐがツグってる~!」
つ、ツグってる・・・?何それ?
アタシはハロハピのメンバーとセットリストを考えている。だけど・・・・・・。
「・・・・・・4人程いないけど?」
「ちょっと席を外させてます。気にしないでください。」
いやいや!気にするわよ、美咲さん!?
「・・・・・・まぁいいや。セットリストだけど、『恋愛裁判』『わちゃ・もちゃ・ぺったん行進曲』で、MC挟んで『せかいのっびのびトレジャー!』でどう?」
「う~ん・・・・・・これなら、悪くないですね。」
意外とさらっと決まった。ハロハピの曲を聞いて、なんとなくで決めたセットリストだけど・・・・・・言わないでおこう。
「なかなか難しかったですよね?セットリストを考えるの。」
「え?・・・・・・あぁ!うん、上手く繋げるにはどうしたらいいか?とか悩んだよ・・・・・・。」
うわ~、本人自覚あるんかーい?
「美咲ー!終わったわよー!」
ヤバいのキター!
「あぁ・・・、とても儚かったよ・・・・・・!」
「スタッフの人たちにもコロッケあげてきたよ!」
「ふぇ~・・・!?」
アナタたち何してきたの!?
なんか『困る感じの曲のタイトル無いかな~?』って探してたらあった。
映司とくっつけるなら、誰がいい?
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山吹沙綾
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青葉モカ
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氷川日菜
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氷川紗夜
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奥沢美咲