Take me to・・・ 作:ENDLICHERI
後、次回から不定期になります。理由は、後書きで。
人には休息が必要だ。・・・・・・僕にとって休息は、自宅でのんびりと寝ていることだ。最近は疲れているせいか、学校も仕事もない日は寝ていることが多くなった。
「ほらほら映司~?いい加減起きなさーい!」
「・・・・・・・・・・・・。」
この寝たフリ、いつまでもつかな・・・?
起きて時間見て、もう少し寝ようと思って目をつぶったらこのありさま。
「早く起きないと・・・・・・キスしちゃうぞ?」
「っ!」
「・・・・・・ちょっと!?そんなにお姉ちゃんのキスが嫌!?」
はい。・・・・・・そんな(義理とはいえ)姉弟でキスとか嫌だよ!
「・・・・・・それで、今日は何するの?休みなんだから寝かせてよ。」
「いいよ。」
あ、いいんだ。では早速──
「その代わり、映司が『ファッションセンス』を身に付けてくれるなら、だけど?」
「・・・・・・・・・・・・。」
言い返せない時は、黙るだけだ。だって、ファッションなんて分かんないもん。
「黙るってことは、ファッションセンスを身に付ける気はないんだね?」
「あんなの分かる訳ないじゃないか。」
「開き直らないの!早く着替えて!ショッピングモール行くよ!」
「何しに?」
「アンタの服見に行くの!!」
「あ、はい・・・・・・。」
ってことで、シーンカットして、今はショッピングモールまでの道中。
「なぁウィズ。」
「なぁ~に?」
その言い方は何?
「いくら僕にファッションセンスを叩き込むとは言っても、なんでショッピングモールに行くのさ?」
「そりゃあ、『Quartzer Style』で着る服を探すために決まってるでしょ。」
「なんかあったら衣装さんが用意してくれるよね?」
「私服でもいいって言われてるけどね。・・・・・・ってか、『基本私服』って書いてなかった?」
・・・・・・あれ?書いてあったっけ?
「・・・・・・はぁ、ほら行くよ!」
「ちょっ、腕を巻きつくな!こんなとこ知り合いに見られたら──」
「あれ?映司先輩にウィズ先輩!」
「・・・・・・ほら~、見られちゃったじゃない・・・・・・。」
少し離れたところから香澄さんと沙綾さんがこっちに向かって来ちゃった。
「あ、アツアツですね・・・・・・。」
「どこかへお出かけですか?」
「うん、2人で
「え・・・?2人で・・・?」
「そうなんですね!」
「違うよ、察しなさい。」
僕はバカ姉の頭を鷲掴みにしてショッピングモールに向かう。
「・・・・・・香澄、こっそりついていこう。」
「え?」
「あの2人・・・・・・色々怪しそう。」
「いや~、それはないと思うよ、さーや?」
「どうしたんですか?」
「あ!紗夜先輩にリサ先輩!」
「お願いです!お2人に協力してほしいんです!」
「「・・・はい?」」
まぁ・・・・・・タイトル通り、『止まらない』や、『暴走』が溢れかえります。
それから、悲しいお知らせです。明日以降、不定期に更新します。・・・・・・内容が思い浮かばなくなってきまして・・・・・・。