Take me to・・・ 作:ENDLICHERI
あ、目次にあるURLの作品も更新されてます。
ライブも終わり、アタシたちはRoseliaがステージから戻ってくるのを、ポピパと待ってた。
「お疲れさま、今日は助かったわ。」
「Roseliaのライブは参考になりましたか?」
そう言いながら入ってきたけど、さっきポピパのテンションが低かったのは主催ライブ絡みみたいだね~。
「でも、いつかRoseliaのみなさんみたいなライブをして見せます!」
「・・・・・・そのライブに、意味はあるの?」
「え・・・?」
「Poppin'Party、あなたたちは主催ライブをする覚悟が足りたない。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「ちょっと、友希那さん。今の言い方は無いでしょ!?」
「おい、ウィズ。」
「止めないで。いくらなんでも、アタシは今回の件は引き下がる気はないよ・・・!」
「ウィズ、帰るぞ。みんなも。」
「ちょっ、映司!?」
アタシは映司に連れられて、QuartzerとNOASISはライブハウスから立ち去った。
アタシは映司に力ずくで連れられて、ライブハウスを後にした。途中で4人とは別れたけど、映司はずっとアタシの腕を掴み、引っ張っていた。
「映司!いつまで腕掴んでるのよ!?」
「そうでもしないと、戻るだろ?」
「当たり前でしょ!いくらなんでも、あの言い方は無いでしょ!?」
「・・・・・・ちょっと落ち着けって!!」
「っ!」
「・・・・・・ごめん、大声出しちゃって・・・。」
「う、ううん・・・・・・、こっちこそゴメン・・・・・・。」
映司が大声出すなんて・・・。ライブでもそんなことないのに、いつ以来なんだろう・・・・・・?
確か、映司のお母さんの事件以来かな・・・?
「・・・・・・ちょっと、そこの公園で一息つこう。」
「うん・・・・・・。」
アタシはそうして、夜の小さな公園で缶コーヒー片手に話し合う。
「・・・・・・ねぇ、なんで止めたの?」
「止める理由が無いと止めちゃいけなかったのか?」
「そういうワケじゃ・・・・・・。映司はなんとも思わなかったの?」
「・・・・・・確かに、友希那さんの言葉には少しイラッと来たよ。」
「だったら──」
「でも、友希那さんの言葉の意味はすぐに分かった。」
「・・・・・・どういう事?」
「あの時、『Roseliaと同じ事』って、香澄さんが言ったでしょ?」
「うん。」
「もしも、この前Roseliaが打ち合わせに来た時に『私もQuartzerと同じ事が出来るように』って言われたらどう思う?」
友希那さんたちがそんな事を言うとは思えないけど・・・・・・。
「・・・・・・自分たちで考えてライブを作れって言う。」
「そう、そういう事。」
「・・・・・・あ!そっか!」
納得だよ~!
「はぁ・・・。だから、言葉のチョイスは悪かっただろうけど、友希那さんなりのアドバイスとして捉えればいいんだよ。」
「・・・・・・そう、だね。」
さすが、映司だね・・・・・・。
「・・・・・・映司。」
「うん?」
「いつも、ありがとう。」
「・・・・・・どうしたの、急に改まって?」
「昔は、『アタシが映司を守る』って思ってたけど・・・・・・ホントは、あの頃から映司に助けられてたな~ってさ。」
「・・・・・・あの時の僕は、完全に他人を信用してなかったな。」
「でも、映司が側にいてくれたから、アタシは映司を守る勇気が湧き出ていた。だから、ありがとね。」
「・・・・・・なんだよ、気持ち悪い・・・。」
「ちょっと~!?そんな言い方は無いんじゃない!?」
「・・・・・・僕も、ちょっと真面目な話をしていい?」
・・・・・・珍しいね、映司がそんな事聞くなんて・・・。
「・・・・・・いいよ。お姉ちゃんがドーンと受け止めてあげる!」
「・・・・・・正直、4月からの生活が不安だった。」
「っ・・・・・・。」
あー・・・、これは・・・・・・しばらくボケちゃいけない流れだね・・・・・・。
「芸能事務所に入ったけど、『大人たちに迷惑かかってたらどうしよう?』とか、『売れなかったらどうしよう?』とか、思ってた。でも、ウィズの話を聞いてて思ったんだ。」
映司も、そんな悩みを抱えてたんだね・・・・・・。
「それで、映司の見つけた答えは?」
「・・・・・・やっぱり言うの止めた。」
「・・・・・・え!?」
「この答えは、1stライブで言う。」
「ちょっと!アタシまでお預け!?」
「気が変わったんだよ。諦めてくれ。」
「はぁ~!?」
「帰るぞー。」
「あ!ちょっと待ちなさい、この気分屋ー!」
・・・・・・仕方ない、我慢してやるか。
ちなみに作者も、最初は映司君には真面目な事を言わせようと思ってましたが、書いてて気分が変わりました。・・・・・・アタシ、B型だからさ!