Take me to・・・ 作:ENDLICHERI
2話に渡って、僕の各バンド交えての打ち上げを見てもらったけど・・・・・・今回がラストです。今日は『NOASIS』の4人との打ち上げなんだけど・・・・・・。
「それではみなさん、かんぱーい!」
『かんぱーい!』
なんで、ウィズとAfterglowまでいるの?
「いや~、私たちだけだと思い浮かばなくて・・・・・・。」
「って訳で、
あーそー。
「こんにちは~──って、あれ?」
「うん?・・・・・・リサさんと紗夜さん?」
「どうしたの?」
「ちょっと寄ってみただけなんですけど・・・・・・。」
「ここで打ち上げしてたか~。」
「せっかくだから、お2人も一緒に打ち上げしましょうよ!」
混ぜんな混ぜんな。
「じゃあ、お言葉に甘えて~♪」
「では、私も。」
紗夜さんもか・・・。
そんな訳で、羽沢珈琲店を貸し切りにして、沢山の料理を囲んで打ち上げしてるんだけど、色々話していると、話題は『喧嘩について』に変わった。
「Afterglowもそんなことがね~。」
「Roseliaに比べれば、大したことはないですよ。」
「いやいや!そっちもなかなかだよ?」
「映司さんとウィズさんは無いんですか?」
ひまりさん、よく臆面なく言えるね・・・。
「アタシたちは・・・・・・無いね。」
「うん、無いな~。」
「痴話喧嘩みたいなのはいっぱいあるけどね。」
「その時はだいたい笑ってるけど。」
「仲が良いんですね。」
「何かないんですか?『意見が別れてぶつかったり』とか。」
・・・・・・無いな。
「まぁそもそも、アタシが平和主義だからね。『映司を守る』ってずっと思ってたし。」
・・・・・・あ、そういえば。
「1回、喧嘩・・・・・・っぽいことはあったかな。」
「どんな感じっすか?」
「お2人の喧嘩って?」
「あの・・・・・・中学の時、2人で──────────したことある。」
「ぶふっ!?」
「ケホッ、ケホッ、・・・・・・ちょっと!?」
※映司が言ってはいけない事を言ったので文字を隠しました。
「え?」
「もう映司!なんて事言うのよ!?」
なんか、皆顔真っ赤だな。飲み物吹き出すし。
「でも、そういう時あるでしょ?色々興味持ってた時期が。」
「・・・・・・確かに。」
「そうそう!そうい──」
「──────────。」(※映司)
「──────────。」(※映司)
「ちょっと!?」
え、何よ?
「今アタシが修正してるんだから!」
※映司のテンションが上がっていますので、落ち着くまでしばらくお待ちください。
「この話、使える?」
「使えなかったら
「いや、ピーの尺が長いかもね。」
「ほ、他はないんですか?えっと・・・・・・謝りたいこととか」
(彩紗、ナイスフォロー!)
(これで映司さんも規制音が入ることは言わないはず!)
「う~ん・・・・・・あ、これもピーかな~?」
「映司さん、話考えてくださいね!」
「中学の時なんだけど・・・・・・路上ライブって終わったらお客さんからお金をいただくみたいなのあるでしょ?」
「そうなんだ・・・・・・。」
「で、その中に──────────が入ってたの。」
「ゲホッ!ゲホッ!」
※映司が再び暴走したため、この回を強制終了します。
えっと・・・・・・隠された部分は、ご想像におまかせします。作者の脳内では、何にするか決まっているんですけどね。言いませんけど。