これまでの展開を忘れてるという方は死ぬほど暇だと思った時に読み返して頂けるとありがたいです。
浮ついたようなピリついたような、そんな空気がある。
今日は女神再誕の儀を行う当日。よくわからない遺跡の奥に先生とレア様を連れて行き、なんやかんやをするらしい。ソテっさんの為に。
「……正直、どう思います?」
姉さんがクラスの面子に問いかける。
「……ぶっちゃけさ、お偉いさんの考えてる変な事にしか思えないかな」
「本当に女神様が蘇るのならば素敵だとは思いますけどね」
レオニーとイグナーツは、現実感のあまりない様子で答えた。
ここにいる誰もが、『なんだかわからないけど別にいいか』くらいの気持ちでいるのが分かる。
だからこそ、恐ろしさが止まらない。
聖墓に近づくにつれて、世界から暖かさが消えていった。より純粋に全てを呪うような気配のものに変わっていく。
のほほんとしている皆と同じ世界にいるのかすら疑問に思えてしまうほどだ。
「ジョニーくん、まだ調子悪い感じ?」
「姐さん……」
「はいはい姐さんですよー……本当に無理なら言いなよ?クロードくんがなんとかするから」
「いや、そこで俺頼みかよ」
理由のない不安というどうしようもない理由である。勘違いである可能性の方がどう考えても高い。
「……よし、いざってなったらお酒の力に頼ります!」
「……え、持って来てんの?」
「ウォッカを少々」
「それは級長としては見逃せないな。毒が入っているかもしれないから責任を持って俺が調べよう」
「いやいやいや、コイツは信頼できる筋から手に入れた酒ですぜ?いくらクロさんでもこいつにケチをつけるのは黙ってられませんね。ちょっと高かったのもありますし」
「そう言うなよ。半額出すから」
「200です」
「OKだ。じゃあヒルダ、俺たちはちょっと花を摘みに行ってくるぜ」
「全部聞いてるからね?クロードくんもジョニーくんも悪ノリしすぎ。そして何よりも私を混ぜなかったからダメでーす」
そんな暖かい言葉が俺の心を解きほぐしてくれた。勿論警戒は怠らないが、力の入れすぎもまた良くはない。
「皆、そろそろ」
先頭をいく先生の声がする。
レア様、セテスさん、フレンちゃん、そして先生。神々しさを感じさせる先生たちは、しかしいつも通りに気負わずそこにいた。
ゆっくりと降りていく。すると、どこかで見覚えのある作りの台座が見えた。
「皆さま、こちらにお立ち下さい」
「……前来た時、ここには何もなかったんだがね」
「秘密の扉があるのではないかね?」
「分かった!転送の魔法だで!」
「あいにくと違う……少々揺れることになる。気をつけろ」
すると、ガコンという音の後に俺たちの乗っている台座が動き出した。そこそこの速さで、下に。
「……エレベーター?」
「どうしました?ジョニー」
「コレの仕組みについて考えてた。吊っているワイヤーの類も見当たらなくてさ」
そう答えると、クロさんが口を挟んできた。
「下から魔法で浮かせてる……訳ではねぇよな」
「クロード、あなた前にここにしたんですよね」
「調べても何にも見つかんなかったっての。鍵でもあったかね?」
「レア様は特に何か取り出していませんでしたから……紋章が鍵になっている?」
「英雄の遺産みたいなもんか?」
そう頭を回していると、台座の速度が落ちて来た。
どうやら、着いたようだ。
「上から下まで2分くらい……相当深いな」
レア様の先導の元、聖墓の扉が開かれた。
そこは、やはりSFじみた不思議な技術で満たされている。フォドラの大昔、ソテっさんの時代は相当技術は進んでいたのだろう。
「……アレって、全部お墓なのかな」
「棺桶に見えなくもない……か?」
「奇妙なものに惹かれる気持ちは理解できる。しかしここは先人たちの墓所であるのは間違いないのだ、同盟貴族として恥を見せるなよ?クロード」
「お前もな、ローレンツ」
先生たちは進んでいく。聖墓の奥にある玉座へと。
それはあの日にソテっさんが座っていたモノに酷似していた。
「さぁ、ベレス。玉座に座るのです。そして女神よりの啓示を!」
気負うことなく先生は椅子に座った。携えた天帝の剣や髪色が変わった頃からの神気も相まって、あるべき玉座にあるべき王が座ったように思えてならない。
「……ソティス?」
「ソテっさん?」
しかし、数分経っても何も起こらない。先生も俺も痺れを切らして話しかけてみるほどだ。
「そんな、何故なのですか……?」
そう、レア様が口にした時だった。
ガコン、と音が聞こえた。
「先生、レア様、招かれざるお客さんみたいだ。儀式は切り上げよう」
「……レア」
「分かっています。皆さま、戦闘のご準備を」
「この聖墓を荒らそうとする者は、決して生かして返しません。この大司教レアがいる限り」
SFタイプのエレベーターが降りてくる。
そこには帝国製の最新型鎧を身につけた兵士たちがいた。
先頭に立っているのは、炎帝。
エーデルガルト=フォン=フレスベルグがその素顔のままに現れたのだった。
「……オイオイ、何やってんだ皇女サマ」
「果たすべきことを、果たしにきたの」
一歩一歩踏み締めるようにエガ姉は歩き出す。その全身からは隠しきれない熱があった。
「大司教レア、貴方に問わねばならない事があります」
「……聖墓を犯す悪逆の徒に言葉を尽くせと?」
「はい。何故ならば……」
「このフォドラの地において、真の悪逆とは貴女のことなのだから」
エガ姉の熱が伝わってくる。ただそこで言葉を紡いでいるだけで、魂が焼けてしまいそうな熱が。
「……痴れ者が」
「貴女のような毒婦がフォドラを支配しているからこそ多くの犠牲が生まれました」
「過ちを犯したのはあなた方ではありませんか!多くの血を流し!多くの命を奪い!今ここで聖墓の踏み荒らしている!」
その言葉を、エーデルガルトは鼻で笑った。
「聞こえないのか?ひたすらに命を呪い続ける骸達の声が!ここに埋葬された者たちは皆!復讐を望んでいる魔物でしかないのだ!」
「そんな、事は⁉︎」
お互いに言いたい事をぶちまけているだけの口論は、エガ姉の優勢で一息ついた。
とはいえ、聞かなければならない事はある。
「……そういう思想はともかくとして、貴女はどうしてこの聖墓に来たんですか?」
「理由は3つ。大司教レアがここにいる事、ここの骸たちの救いを求める声が聞こえた事。そして……」
「世界を変えるための、武器を手に入れること」
エガ姉は、告げた。
「……巫山戯るな!我らの命を奪い、我らの骸を砕き!今再び我らの魂を汚すのか!」
「汚すとも!そうしなければその者たちの魂は呪いしか産み出さない!その者達を殺した者たちはまた多くの地獄を作り出す!」
「太古のザナドのように!かつてのコーデリアのように!」
コーデリアの名が飛び出て来た。それは、それを言ってしまうのか?エガ姉が!
「……貴女は、何をしようというのですか?」
「このフォドラを人の手に取り戻す。セイロス教会だろうと、帝国の民であろうと、この世を牛耳る人ならざる者を焼き滅ぼす」
「アドラステア帝国皇帝、エーデルガルト=フォン=フレスベルグの名の下に」
熱が、広がっていく。
それは、正義を確信している熱だ。
それは、悪を確信している熱だ。
それは、勝利を確信している熱だ。
それは、敗北では止まらない熱だ。
それは、敵味方全てを焼き払う獄炎の火種だった。
息を呑んでいた皆を尻目に、一歩前に出る。
この行動が導く未来で、何をすれば良いのかなんて予想もつかない。
この一言が導く未来で、どれだけの苦難が待ち受けているのかはわからない。
フォドラの大地が、そこに眠るすべての生き物が死を願っているのは伝わっている。エガ姉の言葉の先が、正義の道であるとも確信できる。
「故に私は要求します。セイロス教会の解体と、この聖墓に眠る者たちの正しき報復の機会を。大司教レア、貴女に」
それでも、理由もわからず俺は言ってしまった。
「止める」と。
■□■
エーデルガルトの言葉を聞いて、私はエーデルガルトと戦う事を放棄していた。それは私がずっと思っていた事だから。
大切な人達がいて、その人たちを殺した奴らを許せない。その邪悪への復讐だけで走り出したい、と。
他の皆にも、気付いている人はいる。ジョニーに明日まともに動ける保証なんてない事を。
武器を扱えないのは、武器に込める力が引き出し続けられないから。
魔法や紋章を自在に扱えるのは、そうやって自由自在でなければそもそも歩く事すらできないから。
普段笑顔を絶やさないのは、死ぬ時は笑って死にたいと願っているから。
きっと今までは無自覚で、先日唐突に感づきかけたジョニーという馬鹿の心。
私は
「止める」
凛とした、声が聞こえた。
どんな地獄の底からも響いてきた、大好きな声だった。
「それは、何故?」
エーデルガルトが問いかける。エーデルガルトの正義は正しいものだ。私たちみたいな被害者をきちんと見つめて、悪を倒そうとしている。そんな正しい未来へ進む道なのだ。エーデルガルトとの道は。
「その道を行くエガ姉を、見たくないんだ」
しかしウチの弟は、直感からの感情論で正義をぶん投げた馬鹿だった。
「……私を思ってくれているのはわかる。けれど、今は退いて」
「……退く気はない」
そうジョニーが言い放った時だった。
「皇帝陛下、時間がありません。押し通りましょう」
「……総員!竜骸の奪取を最優先に!」
「……あなたの言葉が正しいのだとしても、聖墓を踏み荒らす事は許す事はできません!総員、迎撃を!」
状況が動き出した。
最初に動き出したのは先んじて攻めようとした帝国軍ではなく、迎撃を命じられた私達でもなく。
いつのまにか転がっていた紋章石より現れた、ひび割れた魔獣だった。
魔獣の咆哮が響く。今まで戦った魔獣とは明らかに違う、『世界を呪う声』
躊躇わず飛び出したのはジョニーとエーデルガルトの二人だけ。
「目標の確保を!」
「皆は墓を守れ!」
「「コイツは、俺/私 がやる!」」
ジョニーが魔獣を殴り飛ばし、エーデルガルトの斧が魔獣の顔面をガチ割った。
しかし倒れる事はなく、闇魔法に似た波動が放たれる
「……ッ⁉︎」
紋章が、熱い……ッ⁉︎
「ラファエル!イグナーツ!ジョニーの援護に付け!他は周囲の警戒!混乱に乗じて動く奴を見逃すな!」
「……皆はクロードの指示通りに。セテス、フレンはレア様の護衛に」
「……ッ⁉︎違います!」
「皆さん!離れて下さい!」
熱に浮かされたような思考の中で、フレンの声が響く。
レア様の周囲に闇が集う。
それは墓の中からのモノであり、地上から降りてくるものであり。
“ジョニー”から現れたものだった。
「レア!正気に戻れ!」
そう叫ぶセテスさんはレア様が振るった腕に当たって吹き飛んだ。レア様の腕に白い鱗のようなものが見えた気がする。
「やはり大司教は化け物だ!殺せぇ!」
帝国兵が口にする。
無謀に思える突撃を行い、そこをローレンツの魔法で焼き払われた。
「貴様らのような蛮族風情が!」
そこには、普段彼が見せない嘲りの念が見て取れる。
「黙れ!拝金主義の同盟貴族が!」
ローレンツを仕留めようとショートアクスが投げられる。普段ならば問題なく回避できるそれはローレンツに当たり傷を負う。
「ローレンツさんッ!……許さない!」
マリアンヌが
「……おいおい、不味いぞコレは!」
クロードの声から余裕が消えている。彼もまた、この戦の空気に異常なものを感じているようだった。
「ジョニー!一旦引いて下さい!先生、指示を!」
魔獣との戦闘を続けているジョニーはこちらを一瞥すらしない。
その顔に笑顔はない。冷たく、
「ジョニーまでおかしくなってんのか⁉︎……違うな、俺たちの方が不自然なんだ」
「クロード、心当たりは?」
「いつも以上にやる気がない、くらいだな」
「……私もです」
「ひとまず膠着状態を作るぞ。何をするにも頭数が足りねぇ。リシテア、あのあたりにぶっ放せ」
「了解」
クロードの指示の元、ローレンツ達が戦っている最前線に闇魔法の砲撃を放つ。テュルソスの杖にはいつも以上に力が入った。
「爆ぜて、ドーラΔ」
爆風が最前線を分断する。魔法での射撃戦距離であったため直撃はいない。
そしてクロードはロングボウで隙を狙ったアーチャーを牽制していた。全員無事に引き込めた。
「何をするリシテア!クロード!」
「乱戦で少数の俺たちが勝てる訳ねぇだろうが!落ち着け馬鹿!」
「それは……確かにそうだ。どうやら頭に血が昇っていたようだ」
クロードの言葉で落ち着くローレンツ、マリアンヌもひとまず治療の方に意識が向いたようだった。
クロードの射撃で足止めされている帝国兵を尻目に背後を見る。レア様は今……ッ⁉︎
「避け……いや、防ぐ!」
背後から飛んできた炎を、テュルソスの杖の守りの力で防ぐ。グロスタールの紋章により引き出される力、大楯だ。
「冗談も大概にしやがれ!なんでレア様が魔獣になってんだよ⁉︎」
「まさか……レア様は戦の空気に当てられ、魔獣になったのか⁉︎」
「こちらに来ます!」
マリアンヌの指示で退避する。レア様だった(と思われる)白い竜はジョニー達が戦っている黒い竜へと飛びかかった。
正面衝突。巨大な2体の魔獣の激突が生み出す力が聖墓を揺らした。
「ジョニー!」
ジョニーは生きてはいた。傷だらけであっても、止まる事なく。
「状況は混沌極まってるが、間は出来た!皆、陣形を整えるぞ!」
「マリアンヌ君、ジョニー君の治療を!僕は先生を呼んでこよう!」
「安心して、もう来てる」
先生は、焦りの見える表情でここに来た。金鹿の面々は集まっている。聖墓を暴こうとしていた帝国兵の先鋒は皆原型を留めていなかった。
「先生、方針は?」
「……脱出しよう。2体の竜が全力で暴れたら、
「よし、セテスさん。聖墓に入るあの昇降機の鍵は?」
「ここにある。しかしレアを鎮めなければ、聖墓だけでなくガルグマクが滅ぶだろう」
「だとしても」
「早くしないと、本当に何も残らない」
先生のその声は、悲観に満ちた確信があった。
最初にその魔獣を目にした瞬間に、俺の頭の中にダイレクトに怨念が伝わって来た。
世界を呪う声。ずっと感じていたソレだ。
「……ッ!」
必ず助けると口にしたい。けどソレは駄目だ。この魔獣は、この竜は本当に終わっている。始まりの理由すら消え去って、呪うために呪い続けている骸だ。
「ジョニー、何もできないなら下がっていて。私はこの
エガ姉はそう言って斧を振るう。他の帝国兵たちは墓を開けて紋章石を始めとした骸を掘り起こそうとした。
どうにかしようと魔法を放とうとしたその時
『待っていたぞ、我らの風よ』
彼方から聞こえたその意識が、魔力操り力を振るった。
明らかに邪念に満ちたそれは、兵士たちの命を一撃で奪い取った。闇魔法ドーラΔだった。
洗脳系の魔法?薬?と頭の中をぐるぐると思考が回っていく。俺の精神は不調だが自意識は正しく持っている。俺の魔力を俺以外の人間が操った?
なら、竜奏の力も……ッ⁉︎
思考を他所に回していたせいで、反応が遅れた。しかし竜の放った風は間一髪で防御できた為命は繋がっている。
「ハァ!」
エガ姉の一撃が竜を砕く。ダメージは通っているようだ。
そうして傷ついた魔獣の体から新たに翼が生える。その翼はほとんど骨だけのものだが、その鋭さは遺物そのものだ。
「甘い!」
エガ姉は魔竜の攻撃を正面から叩き落としている。その一撃一撃に迷いはなく、しくじれば死ぬような一撃なのに帝国兵の中に不安を抱いている者は誰もいない。
その姿は絶対の信頼の現れで、エガ姉が独りになりつつある過程だった。ムカついた。
「ラァッ!」
戦技『瞑想』。身体に力を込めて回復を促し、その集中力のままに魔獣に狙いを定める。
奴はどうやら障壁を持っていない。普通の魔獣と違いコアそのものが命なのだろう。
ウィンドを用いて、コアへの風の円錐を作り出す。全速力で跳躍し、操作された竜巻の加速で回転と速度をさらに増加させ
「“戦技”、クリムゾンスマッシュ!」
そのコアを、確実に蹴り砕いた。
……筈だった。
「……嘘だろッ⁉︎」
砕いたコアは即座に再生した。俺の身体すら部品として取り込んでより大きな竜へとなるために。
魔法を暴発させて足を抜く。
その時、懐から笛が落ちた。
竜奏の笛は、黒竜に取り込まれた。
そして、その黒竜の目は輝きを放ち始めた。
黒竜が吠える。嵐が生まれた。俺は空に逃げ、エガ姉は踏ん張って耐えた。
それからの反撃を、黒竜は無視した。蚊に刺された程の痛みすら感じていなかったのかもしれない。
竜尾を刃のように振るうと、背後にいた皆が切り刻まれた。
金鹿の面々が、皆。
「皆!」
その一撃を耐えたのは一人。白竜になりかけているレア様。
彼女は怒りに身を任せて竜になり、そして……
あっさりと、喰い千切られた。
黒竜が立ち上がる。全てを焼き滅ぼすような邪悪さを身に抱きながら。
今生き残った人間たちの反応は二つ。喜んで身を捧げようとしている狂信者と、絶対的な格の違いを見せつけられて絶望している者たちだ。
「ネメシス」
狂信者の誰かが呟いた。
恐ろしくしっくりくる名前。刃竜ネメシス、もしくは
これを、存在させてはならない。そんな確信を抱いたその時。
刻が、止まった。
巻き戻る刻。先生の天刻の拍動は、俺たちの時間を戦闘開始のタイミングまで巻き戻した。
視界を向けると、もう既にネメシスの紋章石は転がっている。アレを存在させてはならない!
一瞬感じただけで理解できた。解放王ネメシスがどうして紋章石になっているのかは分からない。だが、あの邪心はもう絶対に止まらない。
止めなくてはならない。エガ姉の蜂起に便乗して動いている闇に蠢く者を。
だから、言の葉に覚悟は篭った。
「止める」と。
ずっとしっくり来てなかった第一部最終章への繋ぎを思いつかなかったので、前から繋げてクライマックスを続けることにしました。
更新再開への文句などはこちらへどうぞ。
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