ライネス・エルメロイ・アーチゾルテの真似をする性転換少女 作:ピトーたんは猫娘
朝起きたらモモゼお姉様に拉致された。有無を言わさずに連れていかれるが、お父様から派遣された護衛もついてきているので大丈夫だろう。もちろん、警戒は続けさせてもらっている。
そんな感じで連れていかれたのは私有地の森に作られた花畑だった。そこにシートを引いて座り、周りに護衛の者達を配置しながらお喋りしつつ朝食を楽しむ。ちなみに私は罠を仕掛けるついでにモモゼお姉様をからかって遊ばせてもらう。
「それでこれからどうするんだい?」
「おままごとをするのよ!」
「マジで!?」
「いやなの?」
「嫌だ。そういうわけで他の事をしようじゃないか」
「何がいいの?」
「そうだね、花冠でも作ってみるか」
花を摘み、いくつかを合わせて花冠を作ってモモゼお姉様の頭に乗せてあげる。昨日のクマのお礼だと言えばそれだけでとても笑ってくれた。
「チョロ」
「? どうしたの?」
「なんでもないさ」
しかし、本当に大丈夫だろうか。お姉様に魑魅魍魎が蠢く宮中でまともに生活ができるかちょっと心配だ。
「そういえば……ライネスは海外に行くって言っていたけれど……」
「ああ、留学するから一年に何度しか帰ってこないよ」
「わ、私も行っていい?」
「お父様から許可がもらえればいいが、ここから私達姉妹のうち一人もいなくなるのはまずい。お母様を支えないといけないだろう?」
「そ、それもそうね」
ついてこられると非常に困る。私はこれから結構派手に動く予定だ。まずお金を稼いで信頼できる部下を育成する。その為、彼等には念能力者になってもらわねばならず、お姉様がくるとお姉様にも念能力者になってもらうことになる。
そして、念能力者になるということはベンジャミンお兄様の警戒対象に入ることになり、お姉様が殺される可能性が高い。また、私に対する人質にされる可能性もある。この場合、助けられれば助けるが、私にとってモモゼお姉様の存在は決めかねている。男の部分としては可愛い妹を助けたいと思うお兄ちゃん心はある。だが、ライネスとしては冷徹に判断して家の、私の為にならないとしたら見捨てる選択肢も十分にありえる。継承戦では敵になるのだし……うぅ、まだわからない。
ここはやはり、ライネス・エルメロイ・アーチゾルテならどうするかで考えよう。うん、彼女なら気に入ればさり気なく世話を焼いてやり、他者を受け止めるだろう。なら私もそうしよう。モモゼお姉様の事は……うん、気に入っている。そうじゃないと一緒に寝たりは絶対にしない。
「ちゃんと定期的に連絡は入れるし、お土産も送るよ。それに寂しくないように色々と──なんだ?」
「どうしたの?」
話している最中に空気が変わった。まるで身体に圧し掛かるような重圧を感じる。この感覚は悪意や殺意か?
護衛達もすぐに臨戦態勢を取って私達を囲み、背を向けてそれぞれの武器を取り出して構えている。
「ライネス……」
「大丈夫だ。いざという時は私がなんとかする」
「で、できるの?」
「私はライネスだ。できないはずがない。だから、安心してくれ」
「う、うん……信じる」
「ありがとう。さて、諸君。どうやら敵襲のようだ。どこぞの迷い込んだ魔獣かな? それとも暗殺者かな? どう思う?」
「どちらにせよ、王子達に害意がある存在として排除します」
「いい返事だ。では、よろしく頼むよ」
目を瞑ってなんでもないかのように告げる。しかし、心臓はまるでどこぞのキングのように激しく鼓動している。それでも王子として冷静に振る舞う。軍師は常に冷静であらねばならん。
では現状を整理してみよう。場所は花畑。周りは森が存在している。おそらく、襲撃者は森の中に潜んでいるので、魔獣か暗殺者の可能性がある。そうなると狙いは前者が私達全員で、後者は王子である私とモモゼお姉様。
逆にこちらの戦力は護衛の念能力者が六名と私。護衛対象としてお姉様。他の連中の念能力者としての実力はわからないし、不確定要素が多い。もしも裏切られた場合の事を考え、トリムマウと月霊髄液の起動準備をしておこう。基本的には身体能力でのみ挑むが、危なくなれば生き残る事を優先する。
「ふむ。円か」
「はい」
考えている間に護衛が円を発動し、三人が残って残りの三人がそれぞれの方角に移動して調べていこうとしているが、効率が悪い。
「円は私が担当しようか?」
「王子に動かれては護衛として失格です」
「そうか。やばくなるまで介入はしない。頑張るといい」
「ありがとうございます」
警戒していると、護衛の一人の携帯電話が鳴った。
「私が出よう。そのまま警戒していてくれ」
「かしこまりました。どうぞ」
護衛から携帯電話を取り、話を始める。もちろん、警戒を緩めるつもりはない。
「ライネスだ。現在、立てこんでいてこの電話の持ち主はでれない。要件を聞こう。誰だい?」
『軍の者です。王子、ご無事ですか?』
「ああ、無事だとも。もっとも、現在進行形で襲われそうになっているがね。何か知らないかい?」
『実は捕獲していた複数の魔獣が檻を破壊して逃亡しました。今から十分ほどで討伐部隊が到着できます。ですので、どうか持ちこたえてください』
軍が捕まえていた魔獣が檻を破壊して逃走、ね。軍はベンジャミンお兄様の管轄だ。お兄様自身が解放して私達を事故にみせかけて殺そうとしている可能性もあるな。そうなると10分間の間が危険だ。
「了解した。できる限り気を付けよう。できる限り早く頼むよ」
『はい。どうかご無事で』
電話を切り、護衛達をみてからモモゼお姉様を見る。モモゼお姉様は不安そうにしながら、私の服を掴んでいる。
「敵は魔獣のようだ。だが、些か腑に落ちない点もある。我等が城を守る精鋭軍が複数の魔獣を見逃すなど、有り得るだろうか?」
「ないですね」
「まあ、それはわからないが、黒幕が居るのは当然だろう。魔獣以外にも警戒するように」
「はい」
「うむ。ちょうど来た……よう……だ……」
森の中から現れたのは獅子の頭と山羊頭を持ち、尻尾が蛇となった魔獣だった。その姿はどう見てもFGOのキメラだ。何故だ。何故コイツがいる。意味がわからない。
しかし、相手がバーサーカーだとわかる。どう見ても狂気に染まり暴走している。
お、落ち着け。私はライネス・エルメロイ・アーチゾルテ。冷静に、冷静に対処すればどうとでもなる。護衛もいるし、平気だろう。
「五年前に発見された新種の魔獣か、厄介な」
「気をつけろ。コイツは毒を……」
そう喋っていた男が空から降ってきた
「ウガル、だと!」
バビロニアにでてきたウガルにキメラが相手とは、これは本当にやばい。念能力の隠匿などと言っている暇はない。キメラぐらいなら護衛達だけでどうにかなるだろうが、ウガルまで現れてはそうも言ってられない。
護衛対象が二人で相手は二匹だが、その内の一体には防御の内側に入られている。それにモモゼお姉様は一人が頭から潰された光景を見たショックで倒れた。
私はライネス・エルメロイ・アーチゾルテや司馬懿としてロールプレイしているからこそ耐えられるし、死体など銀の鳥から送られてくる視覚情報で見慣れだしている。
そうこうしているうちに残っている護衛の一部がモモゼお姉様を抱き上げて逃げようとしている。念能力者である私を置いていくのは正解だな。せめてどちらかでも生き残れる方がいいのだろう。
「私から離れたら死ぬと思うよ。大人しくしているといい」
「わ、わかりました」
護衛とモモゼお姉様の前に立ち、ウガルと対峙する。凄く怖くて身体が微かに震えるが、気力で押さえ込む。ここでやらねば、それはライネス・エルメロイ・アーチゾルテではない。この程度の逆境、彼女にとって日常であり、私にとっても日常となる。
時計塔とカキン帝国と場所は違えど、どちらも魑魅魍魎が跳梁跋扈するような場所だ。研鑽し、ロード・エルメロイを目指すライネス・エルメロイ・アーチゾルテを追いかけ、彼女の身体を使うに相応しくなる……ならねばならん。それが彼女の名前と身体、能力を借りている者の義務だ。それにやるならば徹底的に、だ。もちろん、完全に女になるつもりはないが、後戻りはできない。
それに、さ。目の前に敵がいる。やりあうための手段がある。だったら戦わない理由なんて、私には見いだせない。そうだろ、ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ。
「トリムマウ、頼む」
懐から試験管を取り出すようにして、蓋を弾き飛ばしつつ準備させていた
本当は身体能力のみで決着をつけたいが、これが私の知るウガルならば私が相手をした時点で挽肉にされてしまう。なら、見せ札になるトリムマウを使えばいい。どうせトリムマウはこれから使う予定だったので、知られることは確実なのだから問題ない。
「私とモモゼお姉様を守れ!」
「かしこまりました」
目の前に迫ってくるウガルの大きな口、顎が私の頭のすぐ目の前に迫っており、もうちょっとで頭が噛みつかれて死ぬ。その直前にメイド姿のトリムマウが現れ、腕を変形させて口の中に突き入れる。
ウガルはそのまま口を閉じようとするが、オーラで徹底的に強化された水銀を貫けずにガジガジしている間に腕から無数の杭が生える。ウガルは口の中から身体中を串刺しにされて死に絶える。
護衛の方を見ればキメラを必死に防いでいる。一人がライオンの頭を剣で防ぎ、もう一人が前足で攻撃されている。残りが身体に念弾や銃で攻撃しているが、山羊の頭から毒のブレスが吐かれそうになっているのでブレスを受けたら全滅だろう。
「トリムマウ、ブレスを防いでキメラを始末してくれ」
「了解」
トリムマウが身体を崩して瞬時に山羊の前に立ちふさがり、壁のように広がってブレスを防ぐ。毒など水銀であるトリムマウに効果はない。キメラの物理攻撃も身体が一部吹き飛ばされるだけで、すぐに元に戻るので意味がない。
一応、安全が確保されたので私は地面に腰が抜けたようにへたり込む。そして、両手を地面につけながら詠唱する。
「
この呪文は月霊髄液の制約だ。トリムマウとはまた違うが、私が操る月霊髄液はロード・エルメロイ一世、ケイネス・エルメロイ・アーチボルトと同じ感じだ。
「
掌から水銀が溢れだし、起動後の初期設定を行う。月霊髄液の自動索敵は口頭による索敵用の呪文詠唱による指示にて発動する。無数の流滴を触角として張り巡らせ、広範囲を走査することができる。感知方法はこの触覚を主軸にして強化したもので、主に音や温度の変化などを認識する。
元々が液体であるために有用範囲に優れており、扉の鍵穴といった僅かな隙間から内部に侵入する事も可能。索敵範囲は、Fate/Zeroにおいては広大なアインツベルン城の一階フロア全体を数秒単位で走査しているので、凄まじい索敵範囲を誇っている。もちろん、私が使う月霊髄液も同じだ。
弱点としては索敵方法が触覚であるために、感知出来るのが音や温度などに限定される点である。そのため、これらに該当する生体反応を隠滅されると感知不能となるのが難点だね。
今回はこちらを観察しているであろう対象を指定してあるので、向かってくる人以外は襲われることになる。現状で私達を助けに動かない奴は全て敵と判断して処分だ。私の情報ができる限り伝わらないようにしたいから、仕方がないさ。私の予想が外れてくれていればいいのだが……
花々の間を薄く広く、駆け抜けていく月霊髄液が対象をみつけたようだ。そのため、月霊髄液が奇襲攻撃を開始した。しっかりと絶望させながら始末してくれているようでなによりだ。ちょっと惨たらしくゆっくりじっくり殺すように指示しておいたからね。もちろん理由はある。
我々念能力者に
それを考えると今回の犯人である可能性が一番高いのはベンジャミンお兄様だ。ベンジャミンお兄様の念能力は
この効果は死んだ他人の念能力を継承することで、私の銀の鳥に近い能力といえる。
候補者の条件は、カキン国王軍学校を卒業しており、彼の私設兵団に属し、忠誠を誓っていること。能力を受け継ぐと、手の指に星型のマークが現れる。私のより制約と誓約によって限定されている?
確かにそうだ。だが、私は命を賭けているし、お兄様は確かに対象者は少ないが、死ぬことはない。
加えてこちらは見付かれば弱体させられ、制約を破れば死ぬ。どちらが強いかはわからない。簡単に言えばベンジャミンお兄様のはロウリスク・ロウリターン。私のはハイリスク・ハイリターンというわけだね。
それと念能力は千差万別なので、手に入れる能力によって全てがかわる。だから、月霊髄液の対策を取れる念能力を作られ、それをお兄様に習得されると非常に困るのだ。
というわけで、こちらの情報が伝わらないようにしつつ、絶望させて忠誠心を下げてから始末するのが一番というわけだ。下げられるかは微妙だけどね。
しかし、罠を仕掛けるのは楽しいねえ。キメラとウガルがでてきたのは予想外だったけれど、それでもお兄様かお姉様の手勢を削ることができた。まあ、ベンジャミンお兄様は念能力が増えてしまった可能性もあるが……ああ、そうか。私の物にしてしまえばいいんだ。
銀の鳥を寄生させ、願いを叶えさせる。それも生命力を徹底的に奪った状態で。そうなれば願いは叶えられてもすぐにオーラ不足で死亡するし、寄生ができた瞬間に殺せばいい。体内に水銀を仕込み、複数の手段で確実に、早急に殺せるようにしておけば可能性がある。やってみるか。とくと我が策を御覧じよってね。
成功か失敗かはわからないけれど、こればかりはどうしようもない。例え相手がお兄様達に情報を伝えることを願ったとしても、トリムマウの情報なら別に痛手はない。私の念能力か、それともキメラや護衛達に始末された可能性もあるのだから。
「流石はライネス様です。よもや、これほどとは……」
「助かりました」
「感謝は受け取るが、まだ終わっていないよ」
「そうですね」
キメラはトリムマウと戦っている。相手はトリムマウを攻撃すると、自ら怪我を負っていく。牙や爪は折れている状況でひたすらトリムマウに斬り刻まれている。
「これで勝ち……いや、しまったな」
身体が見えるほど大きな銀の鳥がキメラに飛び込み、キメラが咆哮をあげる。すると身体の色が白くなり、身体も巨体化していく。身体からは煙がでていて、オーラが急激に消費していく感じがする。
そんなホワイトキメラが口を大きく開けて雄叫びを上げる。大咆哮と呼ばれるべきそれは自身の攻撃力などを上げる効果だったはずが、現実となった今では咆哮に衝撃波がともなっており、身体が吹き飛ばされる。
トリムマウが盾となって身体を波打ちさせながら必死に防いでくれるが、体勢が崩れる。そのタイミングでホワイトキメラがペトロブレスを放ち、トリムマウが地面に足を引き摺りながら移動させられる。そこにホワイトキメラが突撃してきて追い打ちをかけた。
トリムマウの身体に穴が空き、ホワイトキメラがそのままの勢いで地面に倒れている私に迫ってくる。
「いやぁ、困った。まさかトリムマウを突破されるとは……」
今度こそ、ここで終わるのか。まさか自ら作った念能力によって殺されるとは、これもある意味では誓約による死亡かな?
「だが、まあ……足掻かせてもらうよ! まだ勝ち目は残っているしねぇ!」
月霊髄液が反応して私の周りを水銀の壁が円形に覆う。ホワイトキメラの爪と牙が月霊髄液に襲い掛かり攻撃を貫いてくる。
この水銀の壁は厚さ1mmにも満たなくとも、四方から降り注ぐ対人地雷クレイモアの鉄球や、至近距離から放たれた9mm弾のマシンガン掃射すら完全に防ぎきる性能を持っているのだが、ホワイトキメラの攻撃力の方が高いということだ。銀の鳥によりここで死んでも私を殺そうとする願いでも叶えたせいかもしれないね。
「で、ホワイトキメラ君。ゴールを目の前にして殺される思いってどうかな? まあ、わからないだろう」
月霊髄液の中に顔を突っ込んできたホワイトキメラの顔をみつめながら、笑う。
「どちらにせよ、エルメロイの至上礼装、とくとご覧あれ!」
宣言と同時にトリムマウがホワイトキメラの身体を覆って身体の中に侵入し、内部から破壊していく。さらに月霊髄液を操作して首の部分に重金属たる水銀を高圧で圧縮してから高速駆動させて鋭利な刃へと変化させる。
チタン鋼からダイヤモンドまでなんでも斬れると言われる刃だ。ホワイトキメラの身体だってそれなりのダメージになるはずだ。
苦しむホワイトキメラの苦しむ顔を至近距離から楽しむ。今回の勝負、私の勝ちのようだ。
「うんうん、他人の不幸は蜜の味だねぇ。いや、獣の不幸かな?」
ニコニコしながら見詰めながら、ホワイトキメラの目や耳、口から水銀が溢れ出し、私の目前に集まってトリムマウになっていく。力が失われてミイラのようになっていくホワイトキメラの身体から銀の鳥がでてくる。私は手を伸ばして銀の鳥を掴み、体内に取り込むとホワイトキメラの身体は灰となって崩れ落ちた。全ての生命力が切れたせいだと思われる。
「うむ。やはり努力は裏切らないね。そうだろう、トリムマウ」
「はい、マスター」
月霊髄液をトリムマウに取り込ませて回収する。視界が開けて周りをみると、うん。色々と酷い事になっている。とりあえず、花畑は消滅した。
「モモゼお姉様と護衛諸君。生きているかい?」
「は、い……どうにかモモゼ王子は守ることができました」
「そうかそれは良かった。では後始末はベンジャミンお兄様の部隊に任せて、私達は戻るとしよう。治療しないといけないからね」
「お願いいたします」
「うむ」
トリムマウに指示して、怪我人を運ばせる。死亡した者は可哀想だが、どうしようもない。私でも流石に死者蘇生はできないからね。
それにしても、今回の事を考えると……やはりそろそろ身体を鍛えて体術を身に着けないといけないか。
「王子、ただいま報告がありました」
「結果は?」
ライネス・ホイコーロとは普通なら泣きわめく赤子が滅多に泣きもせず、ひたすら何かに打ち込んでいる異常な存在。考えられるのは赤子に死者の念が乗り移ったぐらいだろう。だからこそ、脅威になるのか確認させた。国外に出すのなら、それ相応の力を持っていないと俺が継ぐ国の恥になるからな。
「お二人共、ご無事のようです」
「そうか。それなりの実力はあるようだな」
「はい。それと監視につけていた者も死亡しました」
「ライネスの仕業か?」
「不明ですが、獣のような攻撃跡でした」
「操り切れずに死んだか、ライネスに殺されたか。まあ、どちらでもいい。ライネスは外に出しても恥ずかしくない程度の戦闘力は持っているようだ」
「そのようです。しかし、突然変異した個体から繁殖させた稀少なものを殺してよかったのですか?」
「かまわん。それよりも準備しておけ。俺の障害になる可能性がでてきた」
「かしこまりました」
ふん。これは少し面白くなってきたな。一度戦ってみるのも面白いかもしれん。
キメラ君、ホワイトキメラ君に進化。強さ的にキメラ君はゴレイヌさんなみ。ホワイトキメラ君、ゲンスルーなみ。ウガル君はキメラ君以上でツェズゲラなみ。
つまり一ツ星ハンタークラス。
モモゼの念能力を募集
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糸使い
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布使い
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ぬいぐるみ使い