個性ソビエト   作:ゆっくり霊沙

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ドッキドキの期末試験・・・後の合宿開始

「終わった」

 

「終わった」

 

「ん~落ち込んでいる美少女2人を眺めるのは味がって最高! というか仲良いね別クラスなのに」

 

「「互いに理由があるの」ですよ」

 

「お、おう」

 

 

 

 

 理由1 星野鈴の場合

 

 えー、現場の星野です

 

 中間試験後派閥争いが激化しております

 

 何で教室に入る順番、先生に質問してよい回数、挙句の果てにはヒーロー学科での訓練の順位まで派閥の長の話し合いで決める始末

 

 いい加減にせーよ

 

 精神病によるコミ症として撒いてるけど胃壁がガリガリ削られてます……本当に

 

 ただでさえ別人格7人衆がハチャメチャ体内でやってるから更にストレスマッハだからね

 

 というか医者、私の部屋で薬品調合だけは勘弁して

 

 本に臭いが移るから

 

 え? 

 

 実験しないと効能が確認できない? 

 

 だからモルモットもっとくれ? 

 

 個性使って出してよ

 

 いや、出さないで……寮内ペット原則禁止だから……

 

 モルモット1匹逃げて夜中に監視カメラ掻い潜りながら3時間も探したの忘れてないから……

 

 話が逸れました。

 

 えー、クラスの現在の人数は14人

 

 ……順調に除籍されてます

 

 何で除籍されてるのに更に派閥争いが激化してるのよ! 

 

 この光景に失敗作は無表情になり、燐と冷は奇妙な者を見る目をしていた

 

 確かに奇妙な者だろうね

 

 実態の無い権力闘争なんて滑稽でしかないからね……相澤先生を見なよ

 

 最近青筋がいつも浮き出てるじゃん

 

 カウンセリングの時にストレス吐き出してるからまだ耐えられるけど……

 

 ということでクラスに居たくない

 

 

 

 理由2 白神大福の場合

 

 どもー、白神大福です! 

 

「白神さん! どうやって皆で試験パスしましょうか。……そうだ皆で缶詰で勉強しましょうよ! どこの家でやりますか!」

 

「あ、いや~別にそういうのは良いんじゃ……」

 

「私の家でやりませんか?」

 

「僕の家でもよろしいですよ」

 

 うちも裕福な自覚はあったんよ

 

 父親の個性は怪力、母親は回復のヒーロー一家

 

 で、うちの個性は超人

 

 体の能力を数倍するのとリミッター外し、痛覚遮断ができる個性です

 

 弱いように見えるでしょ

 

 凄く強いんですよこれ

 

 例えば……握力

 

 うち能力未使用で45kgあるですよ

 

 これを筋肉のリミッター(別名火事場の馬鹿力)外すとそれだけでだいたい3倍から4倍……3倍計算で135kgになりますよね。

 

 これを5倍にしたら675kg……チンパンジー超えですね! 

 

 ま、後々痛いんでリミッター外しはしないんですが(笑)

 

 それでも反動の無い5倍でも225kgになるんですよ

 

 握力で例えたんですけど、全身全ての機能を数倍にできるんですよ! 

 

 だから頭の回転数も数倍にできるんで雄英に合格できたんですよね……

 

 つまり自頭は馬鹿(笑)

 

 ま、5倍以上だとデメリットもあって、能力行使後お腹が凄い空くのと、甘いものをとにかく食べたくなる事

 

 我慢しようと思えばできるけど……筋肉痛になるからやらない

 

 後、能力行使をしていれば勝手に倍率も上昇するのがポイント

 

 体鍛えはじめて2年で5倍まではデメリット無しで行使できるようになったから……凄くない? 

 

 うちの個性の話になっちゃったけど、要は庶民うち、それ以外金持ち……金銭感覚がズレていて居心地が悪い!! 

 

 以上! 

 

 

 

 

 

 

「で、クラスの勉強会に最初以外参加しなかったから期末試験で筆記が爆死したと」

 

「「やってしまいましたなぁ……」」

 

 実技試験は私と白神ともにロボット破壊しまくってフィニッシュ

 

 ストレスの捌け口に若干してしまったのが反省点

 

 まぁそれでも私はクラス実技5位なんだよね……14人中5位……

 

(小銃だと威力不足、大砲は威力が分散気味、トレーニングし過ぎで筋肉痛、近接戦がまだぎこちない、対戦車ライフルと重機関銃が一番良かったけど気がつくのが遅すぎたなぁ……)

 

 7つの人格を解放して各々戦ってもらうとか、ホロドモールとかの技を使いこなせれば良いけどカロリー消費が凄まじすぎて実用的でないのが問題

 

 ……とにもかくにも私と白神は筆記で赤点を取ってしまったのだ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やあ、星野君。久しぶりだね!」

 

 私は根津校長先生に呼ばれて校長室に来ていた

 

 クラスでは夏休みに行われる合宿で話題は持ちきり……私? 学校で補習だよ

 

 何で校長先生に呼ばれたかはわからない(たぶん成績の事かな……)

 

「星野君の成績は拝見させてもらったよ……うん。英語が酷いね……実技は良。うん。実は夏休みの補習場所を山でやることになってね。筆記の補習もそうだけど、実技の補習も受けてもらう事が先生方と話し合って決定された。担当する先生はブラドキング先生だ……どうだい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「失礼しました」

 

 さて、星野君と白神君に今年の補習についてはブラドキング先生に任せよう。

 

 今年はプッシーキャッツの皆さんが協力してくれて本当に助かった

 

 ……プッシーキャッツの皆さんもベテランとなって次世代に注力しなければならないと感じているかねぇ

 

 

 

 

 谷間の世代と若い世代のヒーローの質の低下

 

 相澤君もB組の山田君もだいぶ苦労しているのがひしひしと伝わってくる

 

 いつもは除籍処分をしない山田君さえも本気で除籍処分をしようか考えるほど纏まりが無い

 

 でも原石はいたよ

 

 星野君も白神君もオールマイトの様な象徴的なヒーローではないね……でも、星野君は潜在能力が僕の予想通り高い

 

 現に1学期で1周り強くなっている

 

 白神君は支えられるヒーローだ。

 

 周りにやたらと支えてもらえるカリスマがある

 

 B組で除籍処分が無いのは彼女のおかげ。

 

 それを自覚している賢い生徒もB組には数名いるからギリギリ回っていると僕は思うね

 

 ……気になるのは上が星野君を認知した事だね

 

 実績、能力、障害というハンデもあって僕の予想より2年早く認知された

 

 ……彼女の家系や友人関係に教育委員会やヒーロー協会の上に働きかけられるくらい権力を持った人にに繋がりがある人物は居ない

 

 ……上が勝手に気がついた? 

 

 そんなハズは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これで良かったか? 会長?」

 

「えぇ、藤原さんありがとうございました。これで雄英も彼女を除籍するとなってもこちらにひと声かけるでしょう」

 

 壁の会……盾の会の旧メンバー関係者を集めた組織

 

 盾の会は4年前のオールマイトとオール・フォー・ワンとの死闘後公安にオール・フォー・ワンとの関係が露見して幹部級は逮捕、関係者も大多数が没落したた

 

 壁の会はオール・フォー・ワンとの関係を廃し、次世代で復権を目論む組織というのが正体で、下っ端達には盾の会関係者の保護だとか操っていた正体を探るだとか言って繋ぎ止めている

 

 今権力を持っている人物は旧盾の会関係者とたまたま結婚していて盾の会解散後に内容を知ったり、自分の親が幹部だったので切り捨ててなんとか凌いだ者達、有力者とのコネで何とかした者しかいない

 

 ただ、権力を持っている人は関係者の経歴を偽装できるくらいの力はある

 

(歌舞達は偽装されていません、ベテラン云々は知名度が低すぎて雄英側の勘違いです)

 

 そんな集団の下っ端だった歌舞が知り合いの中級幹部に良い子が居るよと言ったら上まで話が行ってしまった感じ

 

 それぐらいこの組織上下関係が緩い

 

 簡単に言ってしまえば……親の不始末どうするかの会

 

 会長自身も谷間の世代に期待できるの居るじゃん、後々ヒーローランキングで2桁位はいくかもなぁ、よし唾つけとこくらいのノリ

 

 そんな組織が後々別の組織と日本を巻き込む大戦争をするのだからわからないものだ……




時間がかかってすみませんでしたm(__)m

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