個性ソビエト   作:ゆっくり霊沙

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ヒーローインターン

「仮免有るから鈴はヒーローインターンに行くように」

 

「へ!?」

 

 またこのパターンかい! 

 

 

 

 

 

 

 

 相澤先生は私とそれ以外でクラスを既に別けて勉強をするようになった。

 

 私以外は文化祭に向けての準備や、中間試験の勉強が行われているのに、私はほぼ帝王先生と教室の端で個別授業のようになっています。

 

「ヒーローインターンは職業体験みたいに甘い物じゃなくて、ヒーローとして実戦力を求められるよ。周りもいっぱしのヒーローやサイドキックとして見るからね。ここで失敗すると卒業後もヒーロー活動に支障が出るからあんまり1年生にはやらせないんだけど、ここだけの話、根須校長が相澤先生に命令みたいな形で鈴ちゃんをインターン参加を指示してね」

 

「えぇ……一応ヒーローインターンの話は寮の先輩から聞いてますけど……私はどこに行けば良いとか有りますか?」

 

「うん、新潟県の新発田市に拠点を置くヒーロー名ホワイトシップ事金剛白(こんごうしろ)さんが名乗り上げてくれたからそこで活動することになるよ」

 

「なるほど……わかりました。ところで何日から……」

 

「あれ? 相澤先生言ってないの? 来週からだから……あと4日後だよ」

 

「へ!? わ、わかりました! 準備します!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここが新潟……」

 

 新潟県新発田市……新発田城跡地と駅からのびる商店街、あとは月岡温泉が有名な町で、ホワイトシップさんは駅から約5キロ先にある所にある事務所を拠点に活動している……らしい

 

 {ずいぶんシャッターで閉まった店が多い事で}

 

 [僕的には東京よりも穏やかな感じのこの場所良いと思うけど]

 

 等と呑気なことを燐と冷達と話していると

 

「どけどけどけ!!」

 

 もうスピードの白バイクが横を通過する

 

「……なんか今回も事件に巻き込まれそう」

 

 容赦なくスピード違反をするバイクのヒーロー……ホワイトシップさんを見ながら溜め息をつく

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやぁわりぃわりぃ、急いでたからよ。で、東京からお疲れ! あたしはホワイトシップ! よろしくな!」

 

「星野鈴です。ヒーロー名はレッドリングです」

 

「よ~し! レッドリング! お前に足りないものは精神力と聞いてるからみっちり鍛えてやるから覚悟しろ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 雄英高校では文化祭が行われている頃、私は新潟で山籠りをしていました。

 

「ここ平和だからまず事件は起きねーからよ。あたしが事務所に居なくても何とかなるんだわ。だから相澤の野郎あたしの所に送ったんじゃねーか?」

 

「そ、そうなんで……すか」

 

「おら、足が止まってるぞ。筋肉付けりゃある程度自信は付くだろ! トレーニング有るのみだぞ」

 

 死の危険は有りませんが地獄の様なトレーニングをしています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「このままじゃ巨悪には勝てない」

 

 燐に聞けば聞くほどオール・フォー・ワンが強大な人物なのかわかる。

 

 焦り

 

 正攻法ではどんなに頑張っても、私はオールマイトを超え、ヒーローの居なくても良い世界の実現なと不可能ではないかと考え始めていた

 

「やりたくなかったけど……」

 

 私の体には500名もの亡骸と狼の化け物

 

 これ等を使って私に足りない肉盾役の作製と、自身の肉体改造に着手する

 

 より効率的に個性を扱うために……いや

 

「まてよ、その巨悪も個性を扱うんだよね……なら個性を消せば倒せるのでは?」

 

 その日から私は自分を強くするだけでなく、相手を弱くする手段を模索し始める

 

 

 

 

 

 

 




短くてすみません

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