個性ソビエト   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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短い3学期とお母様と推薦入学

「3学期最初の授業はーこれ! ヒーローの給料形態!!」

 

「初っ端から生々しいなぁ」

 

「でも聞かないといけない授業だね」

 

「僕も結構給料面で苦労したことが有るから絶対にやらなきゃと思ってた授業だからしっかり聞いてね」

 

「「はーい」」

 

「2人はヒーロー業界の平均月収はどれぐらいだと思う?」

 

「50万くらいやない?」

 

「正解は50万だよ。ただオールマイトやヒーローチャート上位20名は月収120万近くだし、底辺や新人なんかは16万だよ。16万から手取りにするとだいたい12.5万くらいになるかな。あくまでも公務員だからね」

 

「ただし副業ができるのがヒーローの強み。アパレルや不動産、投資家なんて人も居るから最初に言ったのは参考程度にね」

 

「家族や親族にヒーローが居ないと分からないから助かります」

 

 副業

 

 グッツ販売から広告収入、そもそもヒーローが経営者なんて事もある

 

 オールマイトやホークスなんかのヒーローが前者で、ベストジーニスト何かが後者に当たるらしい

 

 私はもし副業やるなら多分大食い選手みたいになるのかな……

 

 今も大食いの道場破りみたいなのはしてるけど

 

 ……壁の会

 

 会長さんや和田歌舞さん達、最近だとホワイトシップさんのお世話になったし、右寄りだけど相互支援組織の色が強いから抵抗もないからなぁ~

 

「ちなみに更に生々しくすると、オールマイトの年収は公務員としての年収を外しても8億から10億くらいあるからね。因みに先生が最盛期その時は年収450万だったよ……」

 

「格差はやっぱ凄いんやな」

 

「でもそれだけの出費もかかるんだ。器物の損害は保険や自治体からの補填が幾らか有るけど1~2割は支払わないといけないし、サイドキック達を養わないといけないからね」

 

「サイドキックはこっちが持つのですか?」

 

「正確には事務所持ちだね。稼いだ金額を事務所に貯えて、事務所から月給を支払うシステムだね。これ、できるまでヒーロー同士の金銭トラブルが凄かったらしいよ」

 

「そうなんですか……」

 

「……ややわそんなん……」

 

「事務所が無くても仲良しグループでやってきてる所もあるし、ルールさえしっかりしてれば案外なんとかなるからそこまで深刻に考えすぎないように! じゃあ次のページ……」

 

 

 

 

 

 

 

 ~??? ~

 

「ちーすお母様、イギリスから来たぜ」

 

「お母様お久しぶりです」

 

「お、来た来た。みんな待ってたよ」

 

 広い部屋にUの字のテーブルをお母様を真ん中に、他の場所に子供達が座っていく

 

「12名揃いました」

 

 お母様と呼ばれた彼女は

 

「久しぶりの日本どうだったかな?」

 

 と皆に聞いた

 

「お父様がお隠れになられてから住みにくくなりましたね」

 

「民衆が塵だった」

 

「お兄様に同意。住みにくい」

 

「そう、住みにくいわよね。私達【ファミリー】にはとても住みにくい。お父さんとのコンタクトを取り、数年前の決戦をひっくり返すわよ」

 

「「「はい!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 推薦入試の時期が雄英にもやって来た

 

 

 正直帝王先生の授業はとにかく無理をしないが全うな為、授業も比較的忙しくない(平均偏差値79だが)

 

 ヒーロー科が忙しくなければ他も忙しくないのかと言えばそうではない

 

「愛麗頑張れ」

 

「愛麗~死ぬなぁ」

 

「鈴ちゃん、大福ちゃん、あたし……もう無理~」

 

 サポート科が死ぬほど忙しくなっていた

 

 推薦入学用の障害物作製と普通入学用のロボットが今回も期末の成績に直結してしまうからだ

 

 愛麗はギリギリまで(3徹)頑張り、何とかクリアしたが、先輩達が自作のマザーマシーンでロボットを量産する姿を見て、全部手作りの自分の馬鹿さに失望しながら推薦入試が始まる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何これ」

 

「あほくさ」

 

 推薦入学試験は必要なのは4つ

 

 そもそも推薦入学試験受験用紙を出せるか

 

 私は雄英の模擬で社会で100点取れたから郵送で雄英から届いたし、大福みたいにヒーロー一家なら受験用紙が普通に来る

 

 あと資材やコスチューム作製で業務提携してる会社の株主とかにも来るらしい

 

 次に書類選考

 

 私はこれで落ちた

 

 3つ目が筆記試験勿論5教科と内申の635点満点で処理される

 

 で、目の前で推薦入学者達が個性を上手く使わないと完走できない3kmマラソン? をしているけど、氷山がいきなりできる、暴風が吹き荒れる、ギミックがいきなりふにゃふにゃになる、バイクを乗る女子やそれに気がつかれないように付着している女子……世紀末かな? 

 

「あたしの……努力……」

 

「愛麗……泣いていいよ」

 

「鈴ちゃぁんわぁぁぁん」

 

 苦労して作ったギミックが一瞬で破壊されるのを見て辛くて愛麗は泣き出してしまった

 

 私が製作者でもこれは泣く

 

 というか暴風と氷の個性が激突していて後ろがブリザードになってるのヤバイんだけど

 

「レスキューレスキューGOGOGO」

 

 推薦入学試験で死人が出かねないので、雄英のヒーロー科全員が待機していたが、本当に出動になるとは……

 

 今年の新入生はもしかしたら谷間の世代の私達みたいなのじゃなくて当たり年なのかも……

 

 後に一般入試で会場警備で駆り出された時、お邪魔0点ロボットが吹き飛ばされるのが見えてしまい

 

「やっぱり当たり年かぁ」

 

 と遠い目をしながら今年入ってくる金の卵(有精卵と言いたいけどそんなんちゃちい人達じゃない)達の突き上げにある決断をする

 

「失敗作……WW1WW2の歴史再現を体内でやる」

 

《いつかはやると思ったが……良いだろう。対価を寄越せ》

 

「何が良い」

 

《死んだ回数分1冊本を寄越せ》

 

「わかった」




現在の個性強度

参考
轟は93
爆豪は90
瀬呂が65
八百万が98

1年前の星野鈴78
現在の星野鈴210

ステイン239

白神大福498

雄英ビッグ3平均350

数値はどれだけ個性を操れるかで強さ=数値の大きさではないとする
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