今体は汗をびっしょりかきながら爆睡しているだろう
「衛生兵!! 治療班は!!」
そうぐっすりと
「ジュコノビッジ兵長しっかりしろ! まだ助かるぞ」
「リン一等兵! こっちへ来い」
「ただいま向かいます!!」
そうこれは別人格が見せるまやかしの戦場なのだから……
個性なんかが無かった時代
まだどこの国も個性で疲弊してなかった頃に2回の大戦が有った
前に化け物がいた巣の惨劇よりも更に酷いものだった
1発の砲撃で隣人が一瞬で肉片に変わる
食べ物は砂利が混ざったり、腐っていたり
機関銃と騎兵と歩兵に砲兵が、連日撃ち合いをしていせいで、元からバラバラの精神が更にハンマーで砕かれる感覚だ
「軽率にものを言うんじゃなかった」
「突撃」
「「「Ураааааааа!!」」」
「う、Ураааааааа!」
鈴は新たに統合失調症を併発しながら、幻影の戦場で走り続けた
「かはぁ! ハァハァ」
16回目の死で目が覚めた
エネルギー切れによる物で、私はいつの間にか病院の中にいた
「目が覚めたかい! 星野君!」
「か、会長どうしてここに」
「君が起きないと聞いてね。手を回したのだよ。それより大丈夫かい?」
「は、はい。酷い夢を見続けてしまって」
「そうか、そうか……今はゆっくりすると良い」
「ありがとうございます」
私は1週間眠っていたらしい
死と生の境目が曖昧で、薬を飲んでなかったら直ぐに自殺しそうな思いを表に見せること無く、私は病室で外をボンヤリ眺める
「明日には退院して雄英に戻って……あぁ、そろそろ一般入試の時期か。期末テストの準備もしなきゃだし……でも得たものも大きかった」
実戦に勝るもの無し
現実か妄想か、曖昧になればなる程私の個性の強度が上がるのが実感できる
{わたくしはもうこんな無茶やめて貰いたいですわ}
[僕も今回はキツすぎたからやだなぁ]
燐も冷も今回の妄想戦争と言えば良いものに参加して貰い、強制的にレベルアップしてる。
「巨悪がいるんだ。手っ取り早く強くなるにはこれしかない」
[でもそれで病院送りならダメじゃない? ]
「いや、私の中の入らない部分を消しただけだし、死を経験できたことは大きい」
私はこの一連の経験を【大粛清】とくくった
「あとは積み上げるだけ」
私が学園中に張り巡らされた隠しマイクやカメラを能力の強化目的で久々に解析する
生徒の何気ない雑談風景、先生方の授業、訓練の戦闘、告白シーン……ほぼほぼ無駄な事ばっかりだが、衝撃的なものを見つけてしまう
(え、オールマイト)
オールマイト
この国の平和の象徴
それが
保健室で
ガリガリの姿に変わったじゃないか
『ゴホゴホ……』
『オールマイト、無茶するんじゃないよ。あんたはもう休むべきなんだよ』
『いや、ようやく見つけた後継者。少年が成長するまで私は休めないさ』
『はぁ、言っても聞かないのは昔からだね……隠してるんなら隠し通しな!』
『言われなくても……そうしてます』
(お、オールマイト……はもう全盛期を過ぎていた!!)
敵は強大
ヒーローの象徴は既にボロボロ
私にどうしようもない絶望感が押し寄せてくる
「例えどんな手段を使っても悪を倒さなければ」
奇しくもステインと近しい手段を取るようになるのであった
病気のため長々と書けずに申し訳ありません
今作品はこれにてエターになると思われます
1薬で今までのように思案できない
2書く体力、気力が少ない
の理由が主です
誠に申し訳ありません