「はっはっはっはっ」
寮の周辺を私は走る
聞いた内容の恐怖を忘れるために・・・少しでも何も考えない様な感覚になりたくて走り続けた
「どうしたんだい?そんなに顔を真っ青にしてさ!」
「・・・通形先輩」
「うわ、凄い汗だよ!一旦落ち着こうね!」
「・・・はい」
寮に戻ると数人の先輩達が共有スペースで談笑していた
「あ、お帰りミリオに・・・どうしたの鈴ちゃん!!」
「おお!?顔真っ青だぞ何があった」
「先輩方一旦彼女風呂に入れた方が良いと思うんだよね!汗凄いかいてるからこのままだと風邪引いちゃうと思うしさ」
「そ、そうだな・・・大丈夫か?誰か着いていた方が良いか?」
「大丈夫です」
「上がった後で話したければでいいから何があったか話してみろ、力になれるものはなるから」
「ありがとう・・・ございます」
「あの顔はヤバいな」
「寮長もそう思う?」
「あぁ、何に怯えてるのだ鈴は?」
「もしかして相澤先生が担任だから除籍者が出たんじゃないかな?」
「普通ならあり得ないってぶったぎれるけど相澤先生だったらありえるんだな~」
「しっかしさ、それが先生なりの優しさって入学したての子にわからせるのはキツいでしょ」
「あぁ、そうだな」
「でも先輩方、今の鈴ちゃんのままだといつか潰れますよ!支えてあげないと」
「ミリオ、確かに支えてあげるのは容易いが本当にそれで良いのか?俺は話し相手くらいが適切だと思う・・・あと自分達も学生だ・・・お前も人の事言えないだろ」
「そうですが!」
「落ち着きなさい2人とも・・・ただ鈴ちゃんも恐怖心で動くようになったら先は短いわね」
「・・・確かに能力は向上しますが精神が壊れるでしょうね、そしてそれがこうなると」
カン
「今コップを弾きましたが普通は中身がこぼれる事はない、しかし、精神をガラス部分に見立ててそこがひび割れるともう駄目だ、中身がこぼれる」
「中身はなんなんですか?」
「決まってる、肉体的不調さ」
「先輩~例えわかりづらすぎませんか」
「ふん・・・ごめんカッコつけた」
「まぁとにかく鈴ちゃんが上がるまでまとう」
「その間に何か食べましょう、というより食べながら聞きましょうよ↑」
「お前女子だろまた腹に肉つくぞ」
「はぁ!!この経済メガネ、メガネ置きの分際でカッコつけた上に滑るような奴に言われたくないね↑」
「上等だゴラ!!経営科の維持見せたる!!」
「はっ!!エセ九州弁だか広島弁だかわからない言葉喋るなカス!!」
ゴンゴン
「いっちー」
「いってー」
「お前らキャラぶれすぎ、そして落ち着け、適当に飯持ってくるから手伝え」
「「はーい」」
「さすが寮長」
「ミリオお前はいい加減着替えてこい、まだ制服かよ」
「あ、すみません」
「たく・・・」
バクバクバクバク
「大丈夫か?」
「ふぁい」
大丈夫じゃあ無いだろ泣きながら食べてるのは駄目だろ
「クラスメイトが1日目で除籍されました」
「・・・やっぱりか」
「・・・頑張らないとって思いまして今まで以上に・・・」
「まずは落ち着け大丈夫落ちこぼれ言われてきたミリオでも進級できたんだ「先輩酷いですよ!!」違わないだろ」
「確かにそうだね!!だけど頑張れば大丈夫!!」
漠然としてるな・・・まぁミリオらしいが
さて鈴は・・・まだ真っ青か、これは時間がかかりそうだな
翌日学校に行くと席が1つ減っていた
「本当に除籍・・・」
私は席に座る
続々とやってくる他のクラスメイトも席が減っていることに気がつき、私のように顔を青くするか無表情だった
(・・・全国からトップクラスが集まる学校だたもの・・・そうだよね、そうだよね・・・そしてプロヒーローになれば皆商売敵と見てる・・・と考えるのが普通だよね)
ヒーロー飽和時代、オールマイト氏という平和の象徴、ヴィランの小者化
今のヒーロー業界を語ればこう表現する
そんな時代でもヒーローになりたがる子が後を断たないのが現状
だからクラスメイトであると同時に未来の商売敵だと金目当てでヒーローを目指す子が余計に敵視してこんな雰囲気に入学早々なるのだろう
・・・あくまで仮定だけど
自分は他のクラスメイトとは志望理由が違う
この訳のわからない個性の把握、それを知るために似た個性が居ないのか知りたい、そして精神障害者でもヒーローになれることを証明したい・・・わかってるじゃん自分
(なら更に鍛えないと、最初の目標は4月を乗り切る)
短くてごめんね
感想欄で【個性〇〇】より個性を【〇〇】表現した方が良いとご指摘いただいたため、次の話から実験的に【〇〇】の【】この部分が出てきたらそれは個性と表記しようかと思います
そのため事前アンケートを行いその結果から【個性〇〇】にするか【〇〇】にするか決めさせてもらいます
例今まで
【個性ソビエト】
実験
【ソビエト】
個性表記方法について(大差がついたら次話で実験はしません)
-
【個性抹消】
-
【抹消】