一夏ちゃんは戦わない   作:銭湯妖精 島風

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地方予選 参

 

 

 

その後もパカパカと容赦せずにゴールドフレームへ射撃を続けているのだが、ミラージュコロイドのせいでイマイチ決定打を与えられず、少しずつ移動されてしまう

 

「クロエ、薫君の方はどう?」

 

「未だ索敵中です、ただ見つかっていないだけか、または 貴女が誘い込まれつつあるのか、は分かりませんが、可能性は有るでしょう」

 

 

クロエは私の質問に答え、予想を告げてくる

 

うん、正直 そうなんじゃないかなぁ? とは私も思っていた所だった、ミラージュコロイドの利点は そのステルス性能を利用した奇襲や狙撃による敵機撃破だ、しかし1度 存在がバレてしまえば警戒されてしまうし、動きをトレース出来る人がいれば撃破されてしまう可能性も出てきてしまう

 

それにミラージュコロイドは多量の電力を消費するので展開し続けるデメリットもあるにも関わらず展開し続けているのは裏が有るのではないか? と考えてしまうのは必然だ

 

 

「ここで追うのを止めてもつまらないし、罠なら罠でいいかな? 」

 

「仕方ない人ですね貴女は・・・八月一日さんと箒さんに後詰の準備をしてお願いしますから、好きに暴れて下さい」

 

 

クロエの少し呆れた様な声を聞き流しつつ私はゴールドフレームの進行方向の岩壁をキリシマで撃ち意図的に崖崩れを起こしゴールドフレームを煽ると、ミラージュコロイドを解除してフェイズシフトを使用して落石の中を突っ切って行く

 

 

思い切った事をするなぁ とか考えいるとロックオンアラートが鳴り土煙の向こう側からビームが飛んできたのでタマモノシズイシで防ぎヒャクライ改で反撃をするが、手答えが無い

 

「外したかな? 」

 

「外れましたね、ゴールドフレームが再び移動を開始しました」

 

 

やはりNPC相手とは勝手が違うなぁと思いつつパカパカとヒャクライ改を撃ってゴールドフレームを追い詰める

 

「もうすぐ奇襲に適したポイントに差し掛かります、注意して下さい」

 

「了解」

 

クロエの忠告を聞きながらクロエが視界に表示してくれた奇襲の為に潜んで居そうな場所のマーカーを見て位置とりを考えつつゴールドフレームを追うと、高出力ビームがコクピット前に構えていたタマモノシズイシに当たり数テンポ遅れ反射して飛んで行き小規模の爆発が見える

 

 

「おー、ロックオン無しで撃ってコクピット狙って来た、凄いなぁ、」

 

 

「なんで嬉しそうなんですか? まぁ良いでしょう、今ので狙撃地点を特定、爆発の規模からして狙撃に用いた機材は破壊出来たと予想出来ます。あと数分もすれば八月一日さんも後詰めに到着しますからね? あまり無理しない様に」

 

 

クロエに少し呆れた様な声で私に釘をさしてくる

 

大丈夫だよクロエ、無理はしないつもりだからさ? だって私が落ちたら薫君と箒の負担が大きくなっちゃうしね

 

 

ひとまず私の目の前には敵が2人、もう1人が この近辺に潜んでいるか、違う所にいるのかは分からないが、今は目の前の障害を排除する事にしよう

 

 

「どうやら狙撃した人もミラージュコロイドを使っていた様ですね」

 

「そっか、となるとゴールドフレームは奇襲 兼 囮役だったのかな? 」

 

 

クロエの言葉を聞きゴールドフレームへ容赦なく射撃をしながら言う

 

 

「その可能性は高いですね、現にゴールドフレームは奇襲に失敗した後は逃走していますし、その後は狙撃ポイントまで誘導をしています。 と、なれば・・・」

 

 

クロエは私の言葉を肯定し自分の推測を言う、私もクロエの推測は当たっていると思う、少なくとも私なら狙撃ポイントは1つにせずに2つにする

 

 

それにシステムアシスト(ロックオン)を使わずに狙撃を的確にコクピットへ命中させてきた狙撃手の腕は高いし、機材を複数用意する

 

 

でも大会では複数装備を用意は出来てもフィールドへ装備を持ち込むのは少し面倒かも知れない・・・まぁ方法が無いわけではないけど

 

 

例えばデンドロビウムみたいなコンテナ後付け装備を盛れるモノとか、GNコンテナとか、そんな感じの後付けモビルアーマーみたいなモノに装備を複数搭載してフィールドに持ち込んで狙撃位置に装備を設置するみたいな感じで行けるかも?

 

 

そうすればエネルギー問題とかも解決出来るかも知れない、まぁどうにしろ倒すのは変わらないし、もう少し距離を詰めようかな?

 

 

「動体センサーに感、狙撃手が動いていますね? 少し注意して下さい、対鉄血MS用の武装がある可能性も有ります」

 

「そうだね、気をつけるよ」

 

 

確かにクロエの言う通り、装備を複数用意してたら実体装備と光学装備を用意するのは充分に考えられるし、光学装備が効かなかったなら実体装備を試すのは当たり前の事だ

 

「ねぇ、クロエ? 例のヤツ試し撃ちしていいかな? 大気圏内でテストするの忘れててさ」

 

「構いませんが、放熱にどれぐらい掛かりますかね? 大気圏内だと冷却時間も長くなりがちですし、そこも含めて、ですかね? 」

 

 

「そうだね、まぁ大丈夫だよ、私の予想は4秒で冷却は足りると思ってる」

 

私の提案にクロエは答え、私もクロエの質問に答えて少しワクワクしながらスイッチを押し準備をする

 

 

楽しみだなぁ、結構な威力は出る筈だから

 

 






お待たせしました


一夏ちゃんを狙撃した機材は、ビッグガンの予定です

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