君、爆弾は好きかね?   作:イシグロ

4 / 9
ロバートさん、真面目にかっこよくない?
あの京楽隊長から、隙を奪った人だぜ。

こっちのロバートさんは苦労人です。
相変わらずうっすい内容すまんそん。


君、子育て大変だね

はぁーい、どうもどうもバンビちゃんですよ。

今日はちょっとお出かけしているんですよ。場所はなんと、瀞霊廷(せいれいてい)って場所なんですよ。なんか漢字一発変換できるみたいなうんちくと、死神がいっぱい居る所で有名な瀞霊廷。その瀞霊廷を襲撃しているんだ、今。

うん、今。

周りが滅茶苦茶ドンパチしているんだよ、すごく煩いくらいに。実際、耳塞いでも煩いんだわ。

……で、お前何しているかって?サボっているに決まっているじゃないか、何で個人的に恨みも無い瀞霊廷を襲撃せなあかんのか。とはいえ、何もしないでいるのもアレ何で適当にユーハバッハ様のケツに爆竹入れるような悪戯、拷問の準備をしようと思います。

ブラックな社長が居るから、ブラックになるんだ。

でも、今日はロバートさんが居るしそれに免じて爆竹だけで許すよ。

…私さ、梨が好きなんだよ。日本の梨が一番好きかな、西洋の梨も好きだけど…あの甘さが癖になるんだよね。美味しいよね、梨…。

さてっと、手始めに何処をブラつこうか。

医療現場、科学研究所…どっち行っても、蛇と鬼が同時に出るんだよなぁ。

 

 

また、あの娘が何処かで悪戯しているな。

あの娘、バンビーはいつもそうだった。あの子の教育係としてのあの日々が、一番充実していた。

昔から計算高く、野心家でユーハバッハ様を蹴落とさんとする姿勢は変わらず、それが日々高くなっている。私は、それを間近で見続けた。最初は恐怖と焦燥感に駆られていたが、今となってはあの子に期待を寄せてしまった。

星十字騎士団、その中に潜むロンリーウルフ。

群れを成さず、群れる事が出来ず、群れに馴染めない哀れな娘だった。だが、あのバンビエッタはそれを物ともせず気高く強かに育った。

野心を募らせ、いつの日かユーハバッハ様を止める、いや…その息の根を止める日も、近いかもしれない。閣下の部下とは言え、これでも純潔の滅法師の末裔である私は、この現状をどうにかしたかった。

死神といがみ合わず、ただビジネスとして割り切ってしまえばいい。

過去に縋っては、低迷する。何れ、私たちの存在意義を失う。

…それでも許されない、それでは過去の礎となった人々に申し訳ない。それが今やここまで先のばされてしまった。

「気に入らない」

「…何が、かね?」

「この行動は…実に、気に入らない。瀞霊廷を襲撃?アホの極み、死神が無くなれば破滅への一歩、死者の魂は救えん。霊王なくして、世界は安寧を続けられない…あの男が、霊王になる資格はない」

いつになく、恐ろしい形相だ。

普段から感情の無い笑みを見せているが、今の顔は…憤怒。

「言葉を慎みなさい、バンビエッタ」

「ハ、ハハハ。コレは愚痴ですよ、師…。ですが、あなたもそう思いでしょう?

アレは霊王には成れない、成ってはならない。あの異常者に…この世を崩させるわけにはいかない。まだ、あのアイゼンとかいう死神がマシですよ。

死が無き世界は、所詮画面の世界だけ。

生と死、忌反し合うからこそ、美しい…!」

単純で、恐ろしい彼女に私は、期待をしてしまうだろう…あの方が崩れ落ちるまでずっと。

まだ、嫁入り前の娘に…何と言う過度な期待をするのか。

そう、自分を攻め続ける…。

 




時系列はそこまで考えていないです。
バンビちゃん、爆死させたらどうしようか。

あの隊長な雛森さん、またお目にかかりたいね。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。