皆大好きマユリ隊長を出すことに。
爆死の準備編。
相変わらず、キャラの性格が違う場合もあります、ご了承を。
「ヤレヤレ、冷やかしは御免だヨ」
「卿が、噂の…。なかなかハイセンスな人だ…本題と行こうか」
「ネム、追い出」
「不老不死を殺してみたことはあるかね?」
うっすらと不気味な笑みを浮かべる小娘の姿は、まるで蛇そのものだった。
十一番隊隊長とは全く別の意味で恐ろしい狂犬だネ、この子娘。
それと、子供がその本質を忘れずに大人になったかのようだ。
「不老不死、ネェ…。試したことはないヨ」
「まぁ、言い当てだが…似たようなモノだ。卿の知恵を貸してもらいたい」
よくもまぁ、いけしゃあしゃあと…。お前は単にあの男を殺す為なら、このワタシすら何事もなく使い潰す、そう腹の中で
「具体的に、何が不老不死なのかネ」
「自らの因果を操作する、未来予知と現実改変…さ」
「馬鹿じゃないのかネ。理に反しているヨ」
「本当に、能力だけは一級品だ」
呆れたような溜息を吐く子娘は、じっとこちらを見据えている。まるで、現身を見ているかのようだネ。ギラギラと欲望、野望を抱きこの私に対して、誰に対しても自信ありげな態度を始終行うのは、自分で言うのもあれだが…ワタシも同類だろうヨ。
「それは私の専門外だヨ。他を当たるんだネ」
「では、…サンプリングが在ればよろしいかな?」
「サンプルも何も、オマエは何を…」
なぁに、現物は幾らでも取れる…そう溢しながら小娘は指を鳴らした。
一体何をするかと思えば、ただ…指を鳴らした?ちがう、アレは生半可なものではない…自身の信号が鳴り響く。
小娘が行った事は、そういう事なのだろう。
サンプルを取りに行ける、取れる…と言うことは、それが行える状態だと言う事だった。
「少々、時間を貰えるかね。少しばかり…遠くにあるようだ」
「オマエ…一体、何者だネ」
「バンビエッタ・バスターバイン…聖文字“E”を持つモノさ」
うわ、サイコパスやん。
初登場の時のインパクトさながら、登場するたびにデザインがコロコロ変わるキャラ、早々いないんだけど。
というか、BLEACHのキャラってハイセンスが一周まわって奇抜に成っているキャラ居るよね。
さて…あのブラック上司どうせ、総隊長とかち合っているんだろうな。
そう思いながら現場へと急行する、急いで向かっているなか道中、星十字騎士団同士でもめ事が起こっていた。この場に来て、もめ事を起こすとか…まったく規律を見直した方が良いんじゃないだろうか。
え、何?ブーメラン?
いいんだよ、私は爆死する予定なんだから。必要な準備だよ、準備。
「…やはり、貴様か」
おっと、早速怒りが天元突破でムカチャッカファイアーインフェルノなユーハバッハ様とかち合わせた。先ほど指パッチンで爆発させた片腕は、根元からゴッソリ無くなった痕が残っている。もっとも、吹き飛んだ腕の原型は少し残っていただけで、後は木端微塵で肉塊と化していた。
早速サンプル回収っと。
悪びれも無く肉塊をピンセットでつまみ、採取しながらユーハバッハ様の顔色を覗く。
「顔色が優れないようだが、大丈夫かね?」
「…フ、フハハハハ……随分だな、バンビエッタ」
「すまないね、先ほど戦闘で誤爆してしまったようだ。なにせ、数は多いからね」
「ふん、扱えぬ数を持つからだ。…それとも、死にたいのかね?」
「…はて、それは卿の方では」
青筋を浮かべ、ギロリと殺気を籠った眼でこちらを見ている。
こわ、まったくブラック上司は直ぐキレやすいから困りもんだよ。たかが腕を吹っ飛ばしたくらいじゃん、粛清よりずっとマシなんだけど。その腕も、持ち前の改変で全快するのだから、一つや二つ、吹き飛んでも支障はないだろう。
「貴様の能力を買って聖文字を与えた…だが、ここまでされるとはな」
「人望が無い、それだけではないかね」
そう返せば何処か、…近くで血管の切れるような音がした。
おそらく、ユーハバッハからだろう。まったく、この人煽り耐性無さすぎじゃないですかね。
しまいには攻撃しだすし、危ないよ当たったら死ぬんですけど。まぁ、私自身おちょくってはいない。ただ、指摘しただけである。
それなのに、これだ。まったく、ブラック社長は嫌だね…本当に。
「やれやれ、卿はまず寛容な心を持ったらどうだろうか。幾分か、慕われやすいだろう…もっとも、マイナスからの回復だがね」
その言葉と共に、ユーハバッハはぶちギレたようだった。
煽り耐性無さそう、と思いやった。
もっとラスボス感出せたら良いな、いつか。
次辺りは、最終で爆死させたいですな。