今回は結構長く書いてしまいました。
タイトルの通り月タンを救う為に一刀が策を一手ニ手と張り巡らせます。
自分で書いてて何でここまで一刀が月を救おうとしてるか疑問です(笑)
関羽に対しての失望が大きかったせいかもしれないが軍神と呼ばれていた人間がああも軽率な行動をするようでは仕方がないものだ。
まぁ、俺自身も冗談半分、戒め半分の行動なんだけどね。
「…という事に成りかねないから、状況を考えて行動した方が良いぞ関羽。」
「はぁっ?」
「え、え?どういうことですか?」
「つまり…今のは警告ということですか?」
関羽と劉備が驚いている中で金髪ロリっ子が質問してきた。
「ま、そう言うことだな。感情、理想だけで生きていると死ぬって事だ。」
「では…なぜ不問にするのですか?」
「簡単な事だ今回の絶望的な状況で劉備の手助けをするつもりだからだ。手助けをする相手を締め上げてもいい事ないからな。」
「では…その手助けの目的は何ですか?」
金髪ロリっ子はチクリと俺の手助けの裏を指摘してきた。
ここまで踏み込むということは軍師か知将なのだろう。少なくとも猪ではないようだ。
「ご名答。手助けをする代わりに
俺が董卓を仲間にするのを助けてほしいんだ。」
「……悪政と独裁で有名な董卓を仲間にするとは、貴様!血迷ったか!」
「そんな事許せない!私たちは弱い人を苦しめている奴をやっつける為に戦ってるんだから!」
劉備と関羽は声を荒げるが、
対象的に金髪ロリっ子と青い髪の女は、この連合の意味を理解しているようだった。
「……そうですか。この連合はやはりそう言う事なんですね。」
「フッ…なかなか面白い話をするでわないか。」
「ま、この状況で援助を受けずに戦ったらどうなるか。わかっているだろ、劉備?」
「う、う〜」
「桃香様!我らが武があれば雑兵の一万や二万など相手になりません!」
「愛紗。現実を見ろ、こちらは手勢が数千、相手は訓練されてる数万を越える大軍…それは不可能だ。」
「ですね、策を講じても今の兵力、練度、では本来の効果を発揮できませんから。援助を受けて戦う方がいいと思います。」
「朱里ちゃんがそう言うなら〜」
何だこの軍は…
王がこうまで理想に溺れていて本当に蜀を建国できるのか?
「なら、場所を移そう。あまり表でできる話では無いのでな…」
俺と劉備とその仲間達は天幕へ場所を移し先ほどの話の続きをする。
「まず、劉備達の状況を整理しよう。君たちの兵数は数千で間違いないか?」
「はい。しかし、調練をしている兵力は4割強ってとこでしょうか…」
「6割は義勇軍ということか…相変わらず袁紹は馬鹿だな。」
「貴様は袁紹の客将だろうが!」
「考えてみろ義勇軍が先方で全滅したら全軍の士気はガタ落ちだ。更に敵さんは先方を撃破し士気が上がるはずだ。最悪の事態に成りかねない。」
「攻城戦で攻めるのは汜水関…将は恐らく張遼と華雄…」
「はい、虎牢関の前に兵力をあまり減らすわけには行きません。汜水関は出来るだけ被害を抑えないと。」
青い髪の女と金髪ロリっ子が悩みはじめた。
いい加減名前を聞きたいところだがあまりいい間を見つけられないでいた。
「そうだな、だが敵も人間だ。防衛戦に向いている将ばかりではないはずだ、特に武官はな…」
「少数部隊なら各個撃破してしまおうと野戦に転じる可能性があるということですね。」
「その通りだ、えーと…金髪ちゃん?」
「あ、自己紹介がまだでしたね私、諸葛孔明といいます。」
「我が名は趙雲という。よろしく頼む。」
「わたしは劉備玄徳。」
「関羽だ…」
劉備と関羽は知っていたんだけどなぁ。
てか、諸葛亮もう仲間になってるし!それに趙雲か…
名だたる武将が揃いはじめてるんだな。
いや、そんな事より自己紹介をしなくちゃ。
俺は今治めている場所と自分の軍の内容を共有した。
正直この時代に自分の軍を公開するなんて無能のする事だろうと思うが、手っ取り早く信頼を得るにはお互いの利害を共有し同じ敵を作る事だから今回は悪い手ではない。
「まさか、貴方があの天の御遣い様なんですか!?」
「あーそれ、結構広まってるの?」
「当然ですよ!天の御遣いって言ったら乱世を鎮めに来る天の御遣いなんですから!!」
いや、そのまんまなのだがとツッコミたいが、相手が劉備なので何故か納得してしまう…
「諸葛亮が知っているなんて意外だな。俺らはまだ国土すらはっきりしていないのにさ」
「城主が逃げ死を待つ城で籠城し黄巾党を撃退した話は、恐らく諸侯の中でも知らないのは桃香様ぐらいだと思います。」
「あぅ〜〜何も知らなくてごめんなさい〜〜」
三国時代の蜀の総大将が聞いて呆れる。
こんなんでこの先、生き残れるのか不安である。
「あとは、同盟の期間と内容だな。」
「え!?内容はわかるけど期間ってどういう事ですか!?」
劉備は復活したと思いきや
いきなり机に乗り上げるような勢いで立ち上がった。
「同盟は同盟。そこに私的な感情を入れてしまっては国は成り立たない。あくまで利害だからな。」
「そんなぁ〜。」
劉備がまた、しょぼくれる。
驚いたり落ち込んだりやかましい奴だな。
こういう奴を見ていると教育したくなる。
「だが、損得を抜きにすれば劉備達とは同盟を結び続けたいと思っているよ。」
「本当ですか!?」
「桃香様…損得を抜きにしたらの話ですよ…」
喜ぶ劉備を抑える趙雲。
なんか、俺の世界での劉備達もこういう感じだったのかもな。
理想を見続ける劉備とその理想を実現させる為に臣下が働く。
まぁ、今は理想と言うか思いこみで現実すら曇っているけどね…
「再度確認するが、劉備軍の将はここにいる、4人なのか?」
「ううん、あとね。鈴々ちゃんがいるよ!」
鈴々?恐らく真名だろう。
確か俺の世界の劉備の陣営って、張飛、馬超、黄忠……
「桃香様。北郷殿に真名で言ってもわからんだろう。あと1人武官がいるのだ、名を張飛と言う。」
趙雲が劉備の説明に補足をしてくれた。なるほどやはり既に桃園の誓いは結んでいるんだな。
しかし、この戦力でよくもまぁ…
「となると五人か。その中で武力としての戦力は3人。兵は義勇兵でいいかな?」
「ああ、間違いない。」
「了解した。もう話すことはないかな?無いなら俺は今回の作戦遂行の許可を貰ってくがーー」
「あ、あの!ちょっといいですか。」
金髪ロリっ子ーーじゃない、諸葛亮が手をピンと挙げて質問をしてきた。
「どうぞ。」
「あのですね、天の御遣い様の所に雛里ちゃーー龐統ちゃんが訪ねて来ませんでしたか?」
龐統?龐統ってまさかあの鳳雛!?
何!俺を探しているのか!?
「来てないな…いつ頃訪ねて来たのかわかる?」
「はい、私と龐統ちゃんは最近まで一緒の私塾で勉強していたんです。しかし、乱世の兆しが見え始め、苦しむ人達を見過ごす事ができず、一人で旅に出たんです。」
こんな小さい子が世の中を憂いで一人で旅をするなんてこの子はどれだけ多くの事を背負っているのだろう…
「この連合が始まる10日前に龐統ちゃんから文が届いて『仕えたい人が見つかりました。その人は乱世を鎮めるための使者、天の御遣い・北郷一刀様です。仕えることができたらまた文を出します。』と書かれていてそれから連絡が無いので少し心配していたんです。」
天の御遣い様なんて本当にみんな信じてるのかな?
自分の持っている能力値を超える何かを求められているような気がするぜ……
でも、龐統が仲間に入ってくれれば知の部分がかなり強くなるな…
「ん?龐統が俺を探してるんならこの連合に参加してるんじゃないか?」
「それは難しいと思います。何処かの諸侯に所属しなければ連合に参加は困難なはずです。それに諸侯に所属するということは北郷さんに仕える時に障害になりますから…」
「そっか。でもさ、俺なんかで本当にいいの?天の御遣いなんて胡散臭すぎだろ。てか、みんな信じてないでしょ?」
「ああ」
即答!?流石っすね関羽さん…
ま、俺も信じてないんだけどね。
「それは北郷殿次第でございますな」
「私は信じてるよ!」
「わ、私も信じてましゅ!?」
何故だ、何故期待の目を俺に向ける!俺はただの人間だ、天の使者でも使徒でも仙人でもない。
それに、諸葛亮はなんでさっきまでペラペラ喋れてたのに噛むんだ?
「まー、俺も背負うもん背負ってるからな。天の御遣いかはわからないけど、仲間のために演じきってみせるさ。」
その後、軽い雑談をして袁紹の元へと向かった。
天幕に着くと楽しそうな談話が聞こえてくる。
袁紹の天幕には何故か北郷一刀の愉快な仲間たちが勢せいぞろいしていた。
「おい、なんで居るんだ?」
「斗詩さんにお茶に誘われまして。」
真っ先に和命が返答を返してきた。
あれ?いつの間に真名を預けたんだろう。
「チイ達、天幕の中で退屈してたから丁度よかったのよ!」
「一刀が居ないならつまらないーー!!」
「こんなことなら本でも持って来ればよかった…」
ちくしょう、元国賊のマズイ立場のくせに行動力あり過ぎるだろ。
絶対自覚症状ないだろう!
「一応聞くけど自由行動の三人はどうしてここに集まったんだ?」
「自分は目星をつけていた諸侯の陣営をまわっていたのですが…会議が終わったのを聞いたので天幕で隊長を待っていたところを斗詩さんに誘われました。」
「沙和わね、飽きちゃったから天幕でアズアズを読んでてー」
「うちわなー最初っから天幕でカラクリ作ってたところを斗詩に誘われてー」
なんだこいつら、この規模の軍を前に緊張感の欠片も無いのか?
ある意味流石歴史に名を残す武将達だ。
「すみません!一刀さん。みんな初めての遠征軍だって聞いてたので気分転換にお茶でもどうかなと思ったんですけど、ご迷惑でしたか?」
斗詩がすっげー申し訳なさそうにこっちを見つめてくる。
やーこの顔されたら何も言えねぇぜ……
「そんなことないよ、ありがとう斗詩。俺もありがたく招待を受けるよ。丁度、袁紹に用があったからね…」
「麗羽様はもうすぐいらっしゃると思います」
「オーーーホッホッホッホッ!!」
この耳にイヤーな感じに残る高笑いは…奴しかいない。奴が二人いたら世界が終わる…
「皆さん!そろっていますわね。それでは優雅な茶会をはじめましょう!!」
袁紹の掛け声とともに茶会が始まった。
出てくるお菓子は本当に美味しくてお茶も香りがよく茶会の雰囲気によってしまう。危うくここが戦場である事を忘れてしまいそうになる。
「袁紹、少し話をさせてもらえないだろうか?」
「なんですの?北郷さん、あらたまって。」
この雰囲気なら簡単に許可が下りるはずだ。
「この後の汜水関の作戦の件で相談があるんだけど。」
「作戦は華麗に優雅に突撃ですわ!」
玉砕を作戦とは言わない。
少しは考える脳を持って欲しいものだ。
「董卓の軍勢は約二十万。対する連合は約十五万。……劉備の軍勢は数千、連合の士気、諸侯の状態を見るとこの先陣での戦いは今後の虎牢関の戦いでの士気に影響が出てしまう」
そう、あえてこの初戦の重要性を説明しその戦いの価値を過大認識させそのあと餌を撒く……
古典的だが袁紹なら引っかかるはずだ。
「そこで俺が率いる軍勢と袁紹の軍勢合わせて二万投入してもらえないか?汜水関を被害を最小限に抑え虎牢関に進むためにはあの少数では不可能だ」
「北郷さんと合わせて二万ならこちらは一万の兵と兵糧を出せということですの、その必要がありますの?」
「この戦い初戦は全ての諸侯が静観している。そんな中、袁紹の助力で汜水関を突破したとなれば袁紹の名声は広く知れ渡るはずだ」
少し考え袁紹が口を開いた。
「わかりました。北郷さんの策を採用いたしますわ!」
「ありがとう、袁紹の期待に応えれるよう善処する」
天幕をでたとたん
全員から質問攻めにされた。
先方の支援を買って出るなんて、死にたいの?
劉備って人が目あてなの?
何か策でもあるんかいな?
どんな真意があるのですか?
何で聞いたこともない人に助力をするのですか?
自分の天幕に戻ってから今回の流れを一つ一つ説明した。
何人かブーブー言ってたが、張三姉妹の件もあったので前例が無いわけでもないので何とか受け入れてくれたみたいだ。
どうでもいいけど、若い女の子って耳がキンキンするぐらい声が高いんだな。
「んじゃ、そういう事だから頭に入れといてね。」
「それでは、隊長私たちは準備に取りかかります。」
「あとでーなの」
「ほな、あとでなー」
三人が出ていった後俺は張三姉妹と和命に俺らの天幕の前でミニライブ的なのをやってくれないかとお願いした。
この遠征軍初めての遠征でしかも相手は大軍……
緊張する兵や不安な兵もたくさんいるだろ、そのあまり高くはない士気を上げる一つの手として今できることをする必要があった。
どうでもいい事だが、ミニライブの意味を説明するのは大変だった。
「ん!わかったよ!」
「もーしょうがないな~一刀の頼みならしかたないか~」
「一刀さんの頼みなら…」
「じゃ、そうしよう」
四人もさっそく準備に取りかかった。
さて、少し気になっている馬超のいる陣営と孫呉の天幕を見に行ってみようかな。
劉備の配下になる馬超という人物と個人的に興味がある孫堅に会ってみたいがため、この空いた時間を利用することにした。
馬超がいるは馬騰の陣営かな?
「私の陣営に何か用か?」
「用というか、軍議での御礼をしに来たんだ。馬騰さんはいます?」
先程の軍議での御礼と言えば疑われる事は無いだろう。
「少し待っててくれ。」
長いポニーテールの女の子は天幕へと入っていった。
すると何故か五人になって出てきた。
「ええーと。馬騰さんはどなたですか?」
「ふふ、娘に混ざっててもわからないんじゃ私もまだまだイケるかしらね」
真ん中の女性が口を開いた。
どうやら彼女が馬騰らしい。
だけど、今娘って言ってたか?4人産んでるって事は中々歳をとっているはずなのに全然そんな気をさせない若さを保っている。
「すみません、私は北郷一刀です。袁紹の所で客将をやっております。」
「私が馬騰です。後ろに居るのが左から娘の馬超、馬休、馬鉄、姪の馬岱です。」
1人1人名前を呼ばれると軽いお辞儀をする。
いやー凄いな、若い…
「用件は先程の御礼と伺ってますが」
「はい、先程の軍議での私の策の真意を汲み取っていただきありがとうございます。」
「いいのですよ。私も袁紹の指揮下に入るのは嫌でしたので結果として助かったんですよ。」
なんだろ言葉から優しさが溢れでてくるような声だな…
母性なのか、色気なのかわからないけど、心地いいな……
「ところで何故、貴方ほどの人間が袁紹の客将として側にいるのですか?」
「え?俺の事を知っているの?」
「ええ、黄巾の乱での功績は尊敬に値するものです。」
へー馬騰もしっているんだ。
諸葛亮の言ってた事って本当だったんだ。
でもすげぇな…携帯やパソコンみたいな情報機器がない時代でもここまで広く認知されるんだな…
「そこまで凄い事では無いよ。たまたまそこに三人の武将が居て俺を補佐してくれたからできたんだ。俺一人だったら全滅してたかもしれない。」
「貴方は天の御遣いと言われていますが、あながち間違ってはいないかもしれませんね。」
そう言って俺を手を握ってきた。
予想がいの出来事で顔が熱くなる。
今、多分顔真っ赤で童貞なのバレてるかもしれない…
「貴方と私達の道がどうか交わりますように…」
「あ、ああ、ぼ、僕もそう願う…」
思わず僕っていってしまったー
「ふふ、それじゃ!翠!鶸!蒼!蒲公英!戦の準備に取り掛かりなさい!」
「応!!」
これが統率の取れた軍隊というのか、母親の決定に対し即座に応じる。
これだけの統率力があればもう少し俊敏に動けるのかもしれないな…
思いのほか長居してしまった。
この時間では孫堅に会いに行く時間は無いだろう。
ならば普通に戦闘準備をするかな。
汜水関前の陣。
劉備と俺らの将軍が集まって軍議を行っている。
内容は武将の紹介に始まり、部隊の編成、配置、作戦の説明だ。
あえて今回は混合部隊にするのを避けた。
あまり劉備の軍との深い接触は劉備と戦う事になった時の足枷になってしまうからだ。
人間は良くも悪くも変わる者だからな…
門の前には関羽と張飛。
中央に俺。
右翼に凪、沙和、真桜。
左翼に趙雲。
本陣に劉備、諸葛亮。
門の前で小部隊が戦闘をして敵が各個撃破を考え門を開いた瞬間一旦退却し同時に中央、右翼、左翼、本陣を前へと進ませる。
中央と先方の部隊が合流したら反撃に移る。
速攻で敵武将を討ち取るか捕縛する。捕縛できたら今後の交渉の駒にできるから、できれば捕縛して欲しいと皆には伝えてある。
俺の陣に配下の武将がいると分かれば董卓の引き込みもうまくいくはずだからな。
それに、呂布にも多少なりとも効果はあるはずだからな。
「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
全員が配置についた瞬間門が開き敵軍が抜刀し突撃してきた。
まさか、これほど早く突撃してくるとは思ってもみなかった。
籠城こそ定石な状況下で地の利を捨てるとは…
「ねぇ愛紗。難しい事たくさん考えたのに門開いちゃったのだ。」
「気持ちはわかるぞ鈴々、しかし、今は作戦を遂行しなければならない。」
「わかったのだ。」
煮えきれない思いを堪え一時撤退をする。
その頃中央では…
「牙門旗は張と華か…作戦を変えよう。中央と先方で分かれて相手をしよう。右で張遼、左で華雄を頼む!」
「はっ!しかと伝えます!!」
俺は伝令を放ち本陣と右翼、左翼、そして先方の将に作戦の変更を伝えた。
伝わったなら先方は左にそれるはずだから、俺らはそのまま右に移動しつつ前進し、張遼軍と交戦状態に入る。
「楽進将軍から伝令です!こちらも外から回り込み張遼隊の斜め後ろから攻撃致しますとの事です!」
「流石は凪だな、挟撃はいい手だ。将は大丈夫でも兵には少なからず揺らぎが生じるだろう。」
見えてきた。
先頭で薙刀を構え突撃してきているのが張遼だろう。
すげぇ、迫力だ。
これから彼奴と戦うのか…
「全軍抜刀!!敵は眼前に迫る張遼隊!!!躊躇うな数では負けていない!相手をぶっ倒す気持ちをわすれるな!」
「「おおおおおおおーーーー!!!」」
一気に全軍の気持ちが昂ぶる!
先程の緊張感が嘘のように兵の一人一人に炎が宿る。
みんな命を燃やしているんだ。その炎を消さないために勝たなければならない…絶対に!!
そして両軍がぶつかった。…
激しい衝突により一人…また一人と敵と味方が地に倒れていく。
兵をかき分け薙刀を持った女が俺をめがけて突撃してきた。
「敵総大将、北郷一刀!!その首この張文遠がもらったわー!!」
どうやら張遼で間違いないらしい。
これはうまく行けば好機になるかもしれないな…実力は不明だが、負けるつもりはない。
「俺の名は北郷一刀!張遼、貴殿との一騎討ちを所望する!!」
読んでいただきありがとうございます!
我ながら表現力の足らなさに怒りを覚えます。。。
量ばかりに囚われ読み手の事を考え無しの展開と文。
読みづらい回になってしまいました。
本当に申し訳ありませんでした。
ですが、恋姫愛とキャラ愛で頑張って書き続けます。
p.s
恋姫英雄譚が出てきて私の作品のキャラと真名が違う場合もございます。
本当に申し訳ありません。