世界最強を目指すのは無謀だろうか?   作:Konpuran

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第3話

「ただいま帰りました、神さま!」

 

「ヘスティア様ーただいまでーす」

 

「おかえり2人とも!」

 

 がばっ

 

「ぅわ!」

 

 ヘスティア様のお胸様が当たってるっ。ちょーやあらかい。

 

「今日は早かったんだね」

 

「実はちょっと死にかけちゃいまして……あはは」

 

「なんだって?! 怪我はないかい? ベル君ルート君っ」

 

「大丈夫ですよヘスティア様、私たちはヘスティアファミリア2人だけの眷族なんですから」

 

「神様を路頭に迷わせるようなことはしません」

 

「……じゃあっ、大船に乗った気持ちでいるよ! っと、そんな君たちにお土産があるんだ! じゃじゃーん!」

 

 そう言ってヘスティア様が手を向けた場所にはジャガ丸くんが置いてあった。

 

「どうしたんですかこのジャガ丸くん」

 

「それはだね、ベル君。実は最近これを売ってる店で働き始めたろ? 売上が上がってるからご褒美で貰ったんだ!」

 

「すごいですねヘスティア様!」

 

「ベル君、ルート君、今夜は寝かせないゼ」

 

「すごいです神様!」

 

「ふふんっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあ、ステイタスの更新をしようか」

 

「「はい!」」

 

 さて、どれくらい上がってるのかな〜。

 

「まずはベル君から」

 

「はい神様」

 

 お兄ちゃんがシャツを脱いでベッドに寝そべると、ヘスティア様が腰のあたりに跨って、血を一滴お兄ちゃんの背中に垂らした。

 

「俊敏が上がってますね! あれ、神様スキルの欄のところに文字がかすれてるような」

 

「僕の写し間違えさっ。次はルート君のステイタス更新だ。ベル君は一旦部屋の外に出てくれるかい?」

 

「あ、はい!」

 

 キィ バタン

 

「じゃ、ルート君も服を脱いで寝そべってくれ」

 

「はい」

 

 ポタッ ピカァ

 

「どうですか? ヘスティア様」

 

「?! はい」

 

 私は服を着てステイタスを写した紙をヘスティア様から受け取った。

 

 ルート・クラネル

 レベル3

 力 SS 1100

 耐久 SS 1000

 器用 S 978

 敏捷 SS 1001

 魔力 SS 1800

 耐異常 S 999

 

 スキル

 生存本能(ユーバーレーベン・インスティクト)

 ・命の危機に陥った時に発動

 ・全ステイタス、身体能力を一時的に大幅アップ

 ・使用後はしばらく動けない

 ・子孫を残そうと一時的に身体が興奮状態になる

 

 最強願望(ビルガメシュ)

 ・最強でありたいと思う限り、全ステイタスの超高補正

 ・経験値を通常の2倍で獲得

 

「あれ? ヘスティア様、私の目はおかしくなってしまったんでしょうか?」

 

「おかしくないよ」

 

「でも、つい最近レベル2なったばかりなのにもう3になってますし、しかもスキルまで一つ増えてるし……」

 

「うん。実は最強願望(ビルガメシュ)は少し前に発現していたんだけど、調子に乗ってダンジョンに潜らないようにって、黙ってたんだ。それに、レアスキルだからもし周りにバレてルート君に『改宗(コンバージョン)』なんて頼まれたら……」

 

「私のことを思って黙ってくれてんですね。ありがとうございますヘスティア様。でも、私が他のファミリアに行くことなんかあり得ませんよ。スキルにつられて私を欲しがるようなところには行きません。だから安心して下さい。私の神様はヘスティア様だけです」

 

「うぅ、ルート君っ、君はなんていい子なんだっ。君が僕のファミリアに入ってくれて本当に良かったよっ」

 

「んむ?! へ、ヘスティア様、ちょっと苦しっ」

 

 ヘスティア様の大きな大きなおっぱいがっ、うっうれしいけど、本当に苦しいっ。

 

 ヘスティア様の背中を叩いてようやく離してもらった。

 

「はあ、はあ」

 

 戦ってもいないのにこの疲労感……いや、ある意味戦ったか。自分の理性と。

 

『あのー、神様ー、もう入ってもいいですかー?」

 

「あ、すっかり忘れてた」

 

「私もです」

 

「いいよー! ベル君!」

 

「ルートどうだった?」

 

「レベル上がってた。し、スキルも発現してた」

 

「ホ、ホント?! やっぱりルートはすごいねぇ」

 

「まあ、伊達に神の恩恵なしで戦ってないってことだね」

 

「いいなぁ」

 

「でも、結構地獄だよ? 生傷は絶えなかったし」

 

「うっ、そっかあ」

 

「じゃあ、今日のところは歯磨きをしてもう寝ようか」

 

「はい、神様」

 

「そうですねヘスティア様」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふあ〜、うーん」

 

「あ、ルートおはよう」

 

「おはよう。相変わらずお兄ちゃんは早いね」

 

「そうかな?」

 

「それじゃ上で待ってるね」

 

「うん」

 

 はあ、用意しなきゃ。

 そう思い、私に抱きついて寝ているヘスティア様を剥がそうとするが、なかなか離れてくれない。

 

「ゔ〜〜」

 

「ヘスティア様〜離れてくれないと稼ぎにいけないんですけど〜」

 

 ていうか、本当にヤバいですって! おっぱいが当たってるぅぅ! 私一応男何ですけど! 

 

「ヘスティア様! 起きてください!」

 

「ふぇ?! な、なに?!」

 

「ごめんなさい、離してくれなかったので起こさせてもらいました」

 

 そう言ってヘスティア様と話しながらも出掛ける準備を進める。

 

「ううん、僕の方こそごめんよ。ベル君は?」

 

 ガサゴソ ガサゴソ

 

「お兄ちゃんなら上で待ってくれてます」

 

 ガサゴソ ガサゴソ

 

「そっか。気をつけるんだよ」

 

「はい! それじゃ行ってきますヘスティア様!」

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