第1話「転生」
序章
龍産飛翔
第1話
転生
あ、ありのまま今起こった事を話すぜ!。
俺は、目が覚めたら赤子になっていた!。
な、何を言っているかわからないと思うが、
俺もどうなってるかさっぱりわからない。
と言うわけで赤子です、どうもありがとうございました。
また来週。
イヤイヤマテマテオチツクンダオレ
シンコキュウヲスルンダ
すーはぁーすーはぁー・・・
落ち着いた。
あー、これは俗に言う転生かとか憑依か?。
俺自身、神様に会った記憶はないんだが・・・。
ん?、そう言えば昨日何しとったっけ?。
っていうか俺、誰?。
ヤバイ、記憶があやふやなんやけど・・・。
年号が令和になって、そんぐらいまでの『知識』はあるんやけども、自分がどんな人生を送っとったか、すっぽり抜け落ちてる感じがする。
うーむ、俺は誰だー?。
(数分後、全くに思い出せないので、自分が誰なのかを、赤子は考えるのを止めた。)
ふむ、思い出せんからしゃーない。
自分のことはわからんが、歴史とかは検索かけるみたいに思い出せるし、後々思い出すだろ。
思い出せたらええなー(白目)。
そんなことよりもこの状況、見える範囲は結構深そうな森。
俺は捨てられたのだろうか?。
捨て子だとでも言うのだろうか。
森の中で捨てるとか殺人やん。
俺の親は糞野郎か?。
それとも、やむ終え無しか。
まあ、おくるみは結構いい生地やし、周りもちゃんと整えとるし、更には俺が綺麗な桜の木の下に置かれてるから後者かな?。
だったらえーなぁー。
うむ、それにしても赤子ボデー、動けん。
だいたい生後2~3ヶ月といったとこか?。
ヤバイ、首もすわってねぇ。
こんままじゃ獣に食われるが先か、餓死するんが先か、危機的状況。
周りは、まじで森で道もないし、人なんて来るんか?。
とりあえず何かせんと、てか俺、何でちらほら関西弁?で考えごとしとんやろ。
出身は関西やったんかな?
うーんやっぱ思い出せん。
まぁええは。
とりあえず赤子でも声は出るのか?。
誰かたすけて!。
「おぎゃーー!!」
あー、アカン、声も出ん!
当たり前か、声帯発達してないし。
誰かに見つけてもらえるように、がんばって泣くしかないな~。
危ない獣が出んことを祈りつつな。
~約30分後~
ヤバイ、しんどい、喉痛い、眠い。
このままじゃ寝る。
赤子やから体力ないし仕方ないんやけど。
でもこんなとこに人くるんか?。
周り完全に森やぞ。
俺の近くは草が低くなってるから、この桜の木さえ見つけてもらったら、すぐ発見してくれると思うんやけど・・・。
ガサガサ
ん?、なんか音したぞ?。
人か!?、人がきたのか!?。
ヌゥ(熊)
ぎやぁー!!
「おぎゃーー!!!!!」
熊だー!!!。
ヤバイ、しかも大声で泣いたもた!。
バレル
熊「グルゥ?(ん?なんの音や?)グルゥ!(おぉ!ハゲ猿の赤子!)グルゥアー!!!(めしーー!)」
あっばれた、オワタ/(^o^)\。
人生オワタ\(^o^)/。
あぁ、短かったなぁ俺の人生・・・。
目が覚めてから一時間もたってないのに。
てか何か正確な時間がわかるぞ?。
まあ、もう死ぬし意味ないけど。
怖いし目つぶっとこ・・・・。
ターン
熊「ギョァアー!!!」
うお!?、なにごと!?。
銃声?、熊撃たれた?。
でもまだ生きて。
ターン
熊「ぐぁぁ(飯くい、た、かっ、た・・・)」
死んだ、熊死んだわ、よかった・・・。
撃たれて死んだってことは猟師がいるのか?。
チャンス!。
たすけて!、たーすーけーてー!!。
「おぎゃーー!!おぎゃーーーー!!」
ガサガサ
ガタイのいい老人「うん?、なぜこんな山奥で赤子の声がするのだ?」
人だ!!。
助かっ・・・た、ぐぅ(眠り)。
老人「!赤子だ、何故こんなところに・・・。これはもう少し熊を撃つのが遅れていたら食われていたな。運がいい子だ、まぁ捨て子であるようだが・・・。見つけてしまっては見捨てて帰るのは心ぐるしい、しかたない。赤子など育てたことはないが、連れて帰るか。熊は・・・血抜きだけしてまた取りにこよう。」
今日のこそこそばなし!!
この赤子を襲った熊は、麓の村で3人の人間を食って、鬼熊と呼ばれて恐れられていたんだ!!。
怖いね!。
次回第2話
生きるために!
猟師に助けられた赤子は、見知らぬ地で育てられる。
赤子は生き残れることができるか。
第1話
転生
終わり
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