~鬼滅の刃~転生鬼断譚   作:天龍寺

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第5話「再開」

第5話

 

再開

 

~産屋敷邸~

 

耀にぃ「はぁ、ひさびさにこんなに笑ったよ」

 

リュウ「ふぅ、俺もですわ耀にぃ、いつも爺さん、あ、普段は義父のことは爺さんって呼んでるんですが、いつも爺さんと二人っきりだったから、こんなことあんまりなかったっすね。そういえば、お体が弱いときいてたんですが、今も?」

 

耀にぃ「ああ、そうなんだ、代々産屋敷一族は体が弱くてね、もう、病というより呪いのたぐいだよ、でも最近は自分がまだ若いことと、いい医者が住み込みでいてくれてね、大分調子がいいんだ」

 

なるほろ、道理で結構な時間喋っててもまだ余裕そうなんやな

 

耀にぃ「そうだ、しばらくここで住むんだ、先にここに住む家族と医者を紹介しておこう、3人とも入ってきてくれ」

 

3人?、あっ!?、あの子はさっきの子

そして多分あの

 

耀にぃ「まずは、3人に、あの無上鬼断殿の義子であり弟子、そしてこのたび最終選別で奇跡の全員生還を成し遂げ、鬼殺隊に入隊した、天龍寺 旅龍」

 

リュウ「テンリュウジ リョリュウ、デス、ヨロシクオネガイシマス」

 

昔、夢に見て思い出したあの人

 

耀にぃ「こちらは最終選別で会ったとおもうけど、私の祖母である、よしの」

 

よしの「ふふ、聞いておりましたが耀哉の弟になったみたいですね、あらためまして、祖母のよしのでございます、しばらくの間よろしくお願いいたします」

 

リュウ「ハイ、ヨロシクオネガイシマス」

 

俺が今この鬼滅の世界に来るまえに出合って

毎日いっしょに過ごした

 

耀にぃ「次は私の嫁である、あまね」

 

あまね「初めまして、お館様の家内であります、あまねと申します、見ての通り子を授かっておりまして、あまりお相手することがで出来ませんが、何とぞよろしくお願いいたします」

 

リュウ「ハイ、ヨロシクオネガイシマス」

 

姿は

あの人とちがう

年齢もちがうし、見た目もちがう

でも雰囲気と感じる波長、間違いない

でもあの子も覚えていんるだろうか

もう、もどれないあの頃のことを

 

耀にぃ「最後に各種連絡と、私達の治療や嫁の診察を行ってくれている、天月 零華(あまつき れいか)、ってどうしたんだい?零華、リュウ、お互い見つめあって、鳩が豆鉄砲に撃たれたような顔になってるよ?」

 

リュウ「す、すいません、あ、貴女は、もしかして・・・」

 

零華「・・・夢の人・・・ですか?」

 

!?

 

リュウ「夢!そう夢だ!俺もあの遠い記憶の夢で君、レイちゃんに会っていたんだ!」

 

零華「!?リュウちゃん!・・・また・・・会えた・・・」

 

泣きながら飛び付いて来たり彼女は俺の腕のなかでわんわん泣いた

もちろん俺も

もう、会えないと思っていたから

 

耀にぃ「急にどうゆうことだい?二人は初対面のはず、リュウ、説明してくれるかい?」

 

しばらくしたあと

俺はその声で我にかえった、レイちゃんは泣きつかれたか眠ってしまった

 

リュウ「耀にぃ・・・いや、お館様、大分込み入った事情があります、少しお時間をいただけませんか?、二人だけで、確認したいことがあるのです、ですが、必ずご説明いたします、どうか」

 

俺はそう言って頭をさげた

 

お館様はしばし目を瞑り、そして答えた

 

お館様「リュウ、わかった、少々ではなく、大分込み合った事情と行ったね、何があったのか検討もつかないけど、ちゃんと説明してくれるならかまわない、そろそろ夕飯の時間だ、それが終わったあと二人で話し合い、まとまったらまたいらっしゃい、いつでも話をきくから」

 

本当に・・・この人は・・・

 

リュウ「お館様!ありがとうございます!」

 

 

それからすぐに零華の目が覚めて

後で話があることを伝えて

二人で頷きあい

 

そのあと夕飯をいただいた

 

うめぇ

色々あって心身疲れた体に染み入るぜぇ

 

どうも産屋敷家でも一般家庭と同じく

家族皆で食事を取るようや

 

といっても、耀にぃとお婆様、奥方様と居候である零華と俺だけやけどな

 

料理や屋敷の管理をしとる中居さんたちは別みたいや

 

夕飯のが終わって

客室に案内された

 

荷物を置き、整理しとったら

襖の向こうから声がかけられた

 

零華「リュウちゃん、はいってもいい?」

 

リュウ「えーでー、荷物の整理しとっただけやし」

 

零華「じゃあおじゃまするで」

 

そう言って零華が襖を開けて入ってきた

 

そんで飛び付いて来た

 

零華「リュウちゃん!リュウちゃん!リュウちゃんやんね!?あぁリュウちゃんの臭いだぁークンカクンカはぁー会えたぁー夢でしか会えんかったのに、歳も姿もちゃうのにリュウちゃんやぁー」

 

リュウ「おおう!?落ち着け!落ち着け!リュウちゃんやから!お前が知ってるリュウちゃんやから!」

 

零華「リュウちゃん噛んでもいい?」

 

リュウ「いやや!痛いやん!」

 

零華「返事は聞いてない」

 

リュウ「痛タタタタタタ!!?」

 

懐かしいこのやりとり

でも零華は、どこまで覚えてるのやろうか

 

おれはまだ

あの世界の歴史と、この世界の物語

あの世界で愛していた人の記憶ぐらいしか思い出せない

俺があの世界でどう生き、どのようにしてこの世界へきたのか、まだ全然思い出せない

 

零華はどうなんだろうか

 

リュウ「いたたたた、歯形ついた・・・なぁレイちゃん」

 

零華「なぁに?リュウちゃん」

 

リュウ「俺たちはどこまで覚えてる?」

 

 

今日の明治こそこそばなし!!

 

零華が目が覚めた後のリュウと零華の会話は作者とその嫁の日常そのままらしいよ!

爆発すればいいのにね!

作者「俺もそう思う」

 

次回第6話

 

未来のために

 

愛する者を再びてにいれた二人は

未来に思う

 

第5話

 

再開

 

終わり

 

 




ヒロイン正式登場です、ヒロインの過去はまた機会がありましたら上げさせていただきます

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