~鬼滅の刃~転生鬼断譚   作:天龍寺

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第7話「未来への道筋」

第7話

 

未来への道筋

 

リュウ「まず私と零華はこの世界で初対面なのは間違いないです、生まれてから今に至るまで一度も会ったことはありません、ですが会っていました、この体が生まれるまえに」

 

お館様「・・・」

 

リュウ「要するに私たちには生前の記憶が断片的ながら存在します」

 

お館様「・・・」

 

リュウ「ただその記憶は過去の記憶ではありません、この鬼がいる世界ではなく、何処かで分岐した鬼のいない並行分岐世界、その未来、今から約百年後の世界の記憶です」

 

お館様「!?未来の!?」

 

リュウ「はい、未来のです、今の明治の時代から、後数年後に大正という年号に代わりに、次に昭和、平成、最後に令和と年号が変わります、私たちの記憶は平成から令和にかけての歴史的案件とそれまでの記録、そして記憶が途切れるまで一緒にいた嫁の記憶があります、嫁はここにいる零華がそうです、私たちは何らかの要因で赤子として生を受けました、まだどうしてそうなったかはわかりません、そして自分の生きた歴史もすっぽりと抜け落ちています」

 

お館様「・・・リュウ、すまない、少し待ってくれ・・・」

 

あぁ、駆け足で話すぎたかな?、でもこんな話信じてくれるんやろうか、普通頭がおかしいやつとしか思われんやろうが、他に言い方あったやろうけど、オレ脳筋やからなぁ

 

お館様「リュウ、まず、リュウと零華は生前の記憶がある、その記憶は未来の記憶で、二人は夫婦だった、そういうことだね?」

 

リュウ「はい、信じられないことですが、確かに」

 

お館様「うん、では年号以外でなにか証明出来るものはあるかい?」

 

リュウ「ええっと今は明治40年だから『ウィキ参照』とかですかね」

 

お館様「ええっと、かなり具体的にでて来たね、生前は歴史学者か何かかい?」

 

リュウ「いえ、多分違うと思います、すいません、自分のことは本当に何をしてたのか分からないんです、でもこう言う歴史的な記録なんかは頭で調べるように思うと、詳しい本を見つけたみたいにでて来るんです、思わないとでてきません、あとこの記憶の歴史とこの世界の歴史が合致しているかはわかりません、さっき言ったように、どうやら平行分岐世界、何処かで枝分かれし、歴女が変わった世界のようですから」

 

お館様「そうかい、わかった、さっき言ったことは今後起こるか調べてみるよ、でもこれが本当なら、未来を変える爆弾にもなってしまうね」

 

リュウ「そうです、そして一番危険なことを伝えます、お館様、覚悟してください、オレ達にはこの記憶を操る力がないのです、でもお館様ならあります、言ってもよろしいですか?」

 

お館様「・・・わかった覚悟を決めよう、頼む」

 

リュウ「私、天龍寺旅龍は、この世界、鬼のいる世界を書籍越しに、創作物として呼んだ記憶がございます、それも、これから起こる未来の」

 

お館様「!!!??」

 

リュウ「私達がこの記憶を持っているだけでは、より良い未来には繋がらないだろうと判断しました・・・耀にい、信じれないやろうけど、今でも悩んでる、この記憶を伝えんでも、無惨は倒せる、やけど多くの人が死んでまうんです、でも、その死んでいった者達がおったから無惨を倒せるんです、その人達を助けまくったら、無惨が生き残ってもっとひどい未来になるかもしれんのです、でも俺はきっと助けてまう、だから耀にぃに相談したかったんです」

 

耀にぃ「・・・リュウ、大丈夫、信じる、にぃちゃんに任せなさい、必ず、必ずいいようにしてみせる、だから話してくれないかい?、その悲しい物語を」

 

リュウ「耀にぃ、ごめん、いろいろ辛いことを言うと思う」

 

それから俺は鬼を殺す悲しい物語を耀にぃに語った

俺達は鬼殺隊、鬼のを殺し千年、たくさんの屍の上で生きている

今さら全部助けたいなんて都合がよすぎるし、不可能だ

でも俺や零華が考えるよりよっぽど耀にぃが考えるほうがいい未来を紡げるだろう

でもあの物語のなかで耀にぃも病に倒れてると言うことを伝えるのもつらかった

でも耀にぃは静かに聞いてくれた

 

耀にぃ「本当に・・・本当に壮絶な物語だ、改めて、私達が屍の上で戦っていたかが分かるよ」

 

話が終わった後、そう言って耀にぃは涙を流した、もちろん俺も、零華も

 

耀にぃ「リュウ、零華、現時点で歴史が変わっている所はあるかい?」

 

でもやっぱり、この人はすごい、目元の涙を脱ぐって、未来をより良く変えようと走る、カッコいいぜ

 

リュウ「はい、偶然最終選別で主人公、炭治郎の鍛練の手伝いを霊体になってまで行ってくれた錆兎と鉢合わせしましたので助けてしまいました、私の歴史改編はそれぐらいです」

 

零華「私は記憶がはっきりしましたのが先ほどなので、無自覚だったのですが、お館様のご助命などです」

 

耀にぃ「そうか、零華、本当にありがとう、本来なら私はここまで動けてなかったんだね、あとリュウ、君はこのまま思うように動いていい、もちろん指令はだすけど、鬼断殿から教わったその技は枷がないほうがいいだろうと思う、もちろん零華もだ、隠している力があるんだろう?その力、リュウに役立ててやってくれ、私のことはいい」

 

零華「!?は、はい、リュウちゃんの力にはなります、ですがお館様の側からは離れません、貴方は私の患者です、治るまで、ここから動きません、それに条件のこともありますしね」

 

耀にぃ「そうかい、わかった、零華も引き続き頼む、でも、どうしてもというときは、頼んだよ、あと零華はリュウの嫁なのだったら、妹も同じ、今後は家族だけならあまり畏まらなくていいよ」

 

零華「はい、ありがとうございます」

 

それから耀にぃからの質問と確認を少々答えたあと

そろそろお昼時になり、解散しようとした時

 

耀にぃ「リュウ、零華、この話は大分大きな爆弾を抱えているのはわかっているとおもう、だから私達以外の者達には話さないように、たのむ」

 

リュウ、零華「はっ」

 

その様に言葉を交わし、お開きとなった

 

 

腹減った、緊張した

あれでよかったんか、わからん

あとはなるようになれやな

耀にぃも大きな改編は未来を大きく変えてしまう可能性があるってゆうてたし、うまくやるしかないな

 

・・・頭が沸騰しそうや

午後は体うごかそ

 

 

今日の明治こそこそばなし!

 

零華は鬼殺隊家族医療班と言う組織の代表をしているよ!鬼の被害にあった人達や鬼殺隊士本人じゃなく、その家族を保護したり治したりしてる組織なんだ!後々活躍するかもしれないね!

 

次回第8話

 

新たな刃

 

道はつづく、新たな刃とともに、あの時(原作)へ

 

第7話

 

未来への道筋

 

終わり

 

 




お読み頂きありがとうございました



面白い?大丈夫?すげぇ不安
句読点とかガン無視やから、読みにくいと思うんやけども
ごめんなさい、無学で
でも書くのはやめない


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