第1話「気炎万丈」
第1話
気炎万丈
珠世さんと会ってから数日がたったでー
今は珠世さん関連の報告でー
産屋敷邸に来とりますー
数ヶ月ぶりですー久々ですー
レイちゅわぁん!!耀にぃちゅわぁん!
あいたかったぁん!!
とりま耀にぃに珠世さんのことを報告してから
一家総出で熱烈に歓迎されました
そうそう、久々に帰ってきたら
増えてました
赤ちゃんが
五人も
はえぇ跡継ぎ生まれたんやぁ!!
言えよ!生まれたらすぐに伝えてくれよ!!
家族だろ!
え?伝えたら即日飛んで来るだろって?
当たり前だよなぁ!
鬼なんかほっといてそっちのほうが・・・
痛い!痛い!ごめんってレイちゃん!!冗談だって!
耀にぃもおこらっとって!冗談やから!
え?冗談ですまされんって?
鬼を切るのが鬼殺隊の使命?
其を口だけでとはいえほっぽりだすとは何事かと?
・・・ごめんなさい
まぁそんなこともがありました
赤ちゃん可愛いです
たまに全員一斉にハイライトの消えた目で
さらに無表情でこっちみてきて
心臓止まりそうになるけど可愛いです
赤ちゃんと戯れていたら
耀にぃに呼ばれました
なんじゃらほい?
リュウ「天龍寺 旅龍入ります」
耀にぃ「すまないね、呼び出して」
リュウ「いえ、ご心配なく、いやぁお子さん可愛いですね」
耀にぃ「そうだろう可愛いだろうまだ生まれたてだけど色々な服も用意しているんだあぁ一人は男児だけど産屋敷では13になるまで女の子扱いしないといけないから全部女の子用なんだでも男の子用の服もあっていいよね?別に他の者に見せなければ家族だけなら見せてくれてもいいよね?可愛いからいいよね?いや他の子たちもかわいいよみんなあまねに似てめがくりくりしてていいよね?」
リュウ「そうですよね!いやぁさすが美形二人から生まれただけありますわぁ!顔のつくりからなにからお二人にそっくり!いやぁかわいらしい!目も知性的な光がありますしおすし!か、く、じ、つ、に!いい跡継ぎになること間違いなしですわぁ!今度乳母車造ってきますわぁ!木工細工得意なんすよおれ!5連の乳母車!つくってきます!耀にぃが押しやすいように軽くて丈夫な霧雲杉と最近出てきだしたゴムを使った車輪を使ってつくりますわぁ!ああ車輪は業者にたのまなきゃ」
耀にぃ「ほんとうかい!?ありがとう!たのしみにしてるよ!いやぁ本当に可愛いよね!そうだ!こんど零華に離乳食を」
あまね(扉の外)「ごほん!」
耀にぃ、リュウ「!?」
耀にぃ「そそそ、そうだ、本題に入ろうか」
リュウ「そそそ、そうですね、どんなご用でしょうか」
アブねぇ耀にぃの子供談義で丸一日潰すところだったぜ
で本当になんの用やろうか?
耀にぃ「現炎柱の楝獄槇寿郎は知っているね?」
リュウ「はい、まだ会ったことはありませんが記憶にある炎柱楝獄杏寿郎の父親で、じいちゃんが怪我をして引退するきっかけになった戦いに参加来ていた人ですよね?」
耀にぃ「うん、その通り、実はリュウの話を逆算していたら、そろそろ槇寿郎が挫折した時期になったんだ、前回の柱合会議のときはまだ元気そうだったから、これから起こる可能性が高い、そして槇寿郎の心を折ったのはおそらく、任務で間に合わなかったか、守りきれなかったか、そしてその任務が終わったあと妻が病死していたこと、槇寿郎の妻の病は零華が見てくれているから、恐らく亡くなることはだろうけど、その原因の任務は予想外つかない、そして槇寿郎の心を折るほどの鬼は、恐らく十二鬼月、だけど槇寿郎のまわりを他の柱で固める訳にはいかないし、だからといって放置し、貴重な日の呼吸の書物や何より槇寿郎のやる気を無くさせる訳にはいかない、そこでリュウにお願いがある」
リュウ「炎柱のお着きとして炎に油を撒いてこい、ということですね?」
耀にぃ「そうだね、まだ他の柱達に未来の話をするわけにもいかない、そしてとても危険な任務になると思う、でも頼めるかい?」
リュウ「はっ!お館様!かしこまりました、必ずハッピーエンドにいたしましょう!」
耀にぃ「はっぴーえんど?異国の言葉かい?」
リュウ「英国の言葉かで幸福な終わりをといういみですね」
耀にぃ「そうか、必ずハッピーエンドにしよう!そうそう、明日炎柱を天柱の弟子であり新進気鋭な新隊士の紹介という名目でここに呼ぶことになっている、そこで顔合わせをたのむ」
リュウ「かしこまりました」
耀にぃ「それじゃ固い話もこれくらいにして可愛い子供たちの話を・・・」
あまね「おほん!お館様、書類をお持ちしました、今日中に目を通していただきたく」
耀にぃ「あぁ、子供の話したいのに、はぁ、仕方ない、リュウ、今日はゆっくり休んで行ってくれ、また夕飯時に」
リュウ「はい、仕事頑張ってください、失礼します」
ふむ、そうか、そういう時系列になるんやなぁ
でもさすがに俺だけで
十二鬼月の首を切れるとは思えん
何せあいつら武力だけでいえば柱と互角かそれ以上強いやろうし
そんでおれ自身、まだ柱ほどの実力は無い、この機会にしこたま鍛練せなな
最悪首は切れなくても
撃退まで出来るようにならな話にならんし
現役当時の元炎柱か、どれ程の腕前なんやろうか、楽しみやな
さぁ、晩まで時間があるし鍛練するかぁ
零華「リュウちゃん!おったおった、耀哉兄さんから聴いたで、炎柱の護衛につくって」
リュウ「うん、レイちゃんとも聞いてたんや、そうそう、そんで明日顔合わせ、いつ接敵するか分からんけど、少しでもきたえとかなな」
零華「そうやね、リュウちゃん、これ」
リュウ「なにこれ?お守り?」
零華「うんそう、あの力で作ったお守り、多分どの鬼の最大火力でも一回は防げると思う、大きい怪我はせんでや、それ以外はどんな傷でも治しちゃるから」
リュウ「ありがとう、まぁ出来るだけ発動せんように鍛えるわ、多分2日や3日で遭遇することはないやろしなぁ」
零華「それフラグになるから言わん方がええとおもうんやけど」
リュウ「この戦いが終わったらレイちゃんにキスするんだ!」
零華「こら!バカ!やめなさい!いろんな意味で!」
リュウ「ほな鍛練するわぁ、また晩飯時にな、研究、頑張ってくれ」
零華「うん、リュウちゃんも頑張ってね」
俺の嫁可愛いよね、え?聞いてないって?
うるさい独り言やから気にすんな
さぁ鍛練や
雑魚鬼とはそこそこ戦ってきたけど
まだ呼吸の常中が安定せん
これが安定しとかんと余計な力が入って疲れたり
逆に力を入れなあかんときに力が出なくて上手くできんことがあるからな
基礎の基礎、瓢箪割から初めて
呼吸の常中を続けながら筋トレ
素振りに各型の確認とやることは多い
でも一人じゃ限界があるんだよなぁ
明日は現炎柱と会うから
できたら息子の原作炎柱の杏寿郎くんと鍛練出来たら得るものもおおいじゃろうて
それまではイメージトレーニング
今はまでで一番面倒だった鬼を思い浮かべて、そいつが目の前にいると脳内3D投影しながら戦う
ちなみに一番面倒だった鬼とは
初めての依頼で倒した木鬼だったりする
今思えばあれ大分強い方だったぞ
何せ転移能力があるから木がある限りは逃げられるし
木から木に移る時間は2秒ほどかかるからそれまでに斬らんと逃げられる
苦肉の作としてあのときは周りの木を全てなぎ倒して倒したけど
転移範囲ギリギリまで逃げられてたらそれこそ鬼ごっこの始まりやったな
鬼、俺やけど
てなわけで最近は生えてる木無限木鬼VS俺のシャドウチャンバラ?をしてます
少しでも強くなれたらいいなぁ
今日の明治こそこそばなし!
あまねさん、耀兄さんの前では気丈に振る舞ってるけど
あまねさんがひとりで子供を相手してるときを
またまた障子のすき間が開いてて
みてしまったんです
「かわいいでちゅねー(ハート)おっぱいいるでちゅかー?どんどん飲んでくだちゃいねー」
って赤ちゃん言葉でニヤニヤしながらおっぱい与えてるあまねさんの姿が!
そしたら急にこっち向こうとして
すぐに障子を閉めました
私は血の気がゾーっとひきましたよ
そのあとすぐにその場からたはち去りました
しばらく夢にみそうです
by零華
次回第2話
燎原の炎
炎は広がる全てを焼きながら
第1話
気炎万丈
終わり
お読みいただきありがとうございました