第4話
鬼炎の争い
まいど、リュウです
藤の紋屋敷に戻って参りました
既に楝獄のとーちゃんは帰ってきてたみたいです
楝獄父「おお!リュウ、戻ってきたか、首尾はどうだった?」
リュウ「はい、かくかくしかじかまるまるうまうまでした、恐らく霧のような血気術を使用し、起きていた人を何らかの方法で外へ連れ出した可能性があります」
楝獄父「そうか、リュウもその結論に至ったか、誰も見ていないから、霧かどうかわからんが、家にいた人々も外へ出て、町の中心に向かったようだ、町の中にあった痕跡からそう判断した、だがここ二日ほど失踪者は出ていないようだ、住人が気をつけていたにしても、少々気になるな」
リュウ「もしかして人をさらい、ストック、えーっと溜め込んでいるかも知れませんね、で、収容場所がいっぱいになったから、今は控えているとか」
楝獄父「うむ、そうかもれんな、どちらにしろ私達が今日丸1日動き回ったことで鬼も気付いているかもしれん、今晩なにか動くかもしれんな」
リュウ「はい、今夜は徹夜ですね、そうそう、こんなこともあろうかと、こんなものを用意しときました」
てってれてーてーてー!
最新の英国式ガスマスクー!!
楝獄父「!?こっこれは!?」
リュウ「これはですねぇ、ガスマスクといって、有害な空気を正常な空気に変換してくれるマスクでして、お館様にお願いしてわざわざ本場の英国から取り寄せました最新式でございます」
楝獄父「これを口に巻くのか?」
リュウ「そうです、全集中の呼吸はしにくくなりますが、空気毒系の血鬼術には有効だろうと思い用意しました」
楝獄父「そ、そうか、準備の良いことだ」
うん、原作のことで思ってたんやけど
放出系の血鬼術って要するに
鬼の血液を形を変えて放出することで
回りに影響を及ぼす感じやろ?
なら空気毒とかは体内に入らなければ
問題無くない?
とおもっとってん
そら傷口から感染することが多いかもしれんが
無いよりはいいやろ
楝獄父「よし、腹ごしらえして直ぐに出よう、場所は町の中心、鬼が出るとしたら、やはりそこだろう」
リュウ「了解です!」
~町の中心~
と言うことで~飯食ってから
町の中心にやって来ました
現在夜9時頃
まだ動きはないですな
ちなみにまだガスマスクは着けてません
着けてたら完全に怪しい人やし~って
楝獄のとーちゃんもうつけてる!?
リュウ「れ、楝獄様、まだまだ着けるの速いです、周りにひとが居ますし、怪しまれますよ?」
楝獄父「ん?そうか?だが、戦いの前になれておきたい、すまんな」
えー!さよですかぁー
まぁ俺も初めて着けてみた時結構しんどかったからな
任務に来る前にはもう慣らしてきたけ・・・
!?
リュウ「楝獄様、4時の方向、距離500、強い鬼の反応です、速いですね、乗り物に乗っているかも知れません」
楝獄父「!?そうか!よく分かったな、リュウお前もマスクを着けろ、近づくとどうなるかわからん、少し様子を見よう」
話している内に奥から馬車が現れた
御者がいない?
何かもやがかかってるな
あれが霧か?
道を歩いていた男性「ああぁ、いいきもちだぁーあれ?ここは何処だ?まぁいいやぁーまってくれー俺ものせてー」
!?
リュウ「楝獄様!」
楝獄「ああ!行くぞリュウ!」
俺と楝獄のとーちゃんはすぐに飛び出し
俺は男性を押さえに
楝獄のとーちゃんは馬車へ向かった
リュウ「大丈夫ですか!?」
男性「いかなきゃ!いかなきゃ!」
ダメや!正気じゃない!こんな時は!
てってれてーてーてー!
眠り薬(ガーゼ)!!
男性「いかなきゃ、いかな、きゃ・・」
よし!寝た!
すぐに家の影に男性を隠してと
この反応、大分強い鬼だ
もしかしたら十二鬼月かも
俺たち二人じゃ手に終えないかもしれん
リュウ「宿那!援軍をよんでくれ!十二鬼月かもしれない!」
宿那「カー!了解!カー!御武運を!」
よし!楝獄のとーちゃんの援護にいかんと!
~楝獄父~
俺は急いで馬車へ向かった、
リュウは正気を失った男性を解放しにむかったが
あれでいい、被害は少なくしなくては
直ぐに馬車へ取り付き扉をあけた
中はおかしかった
馬車の広さじゃない、まるで洋館だ
巨大な玄関が俺を出迎えた
そして霧が充満している
???「ようこそ屋敷へ、おや?あなた、霧にかかってないですねぇ、残念、霧にかかってないお客様は退場願います」
そういって飛びかかってきた
見た目は壮年の男性
銀髪で
目は細く、目玉は見えない
燕尾服姿の紳士といったところか
だがこいつ
鬼だ
直ぐに避けたことで鬼の爪が床をえぐる
楝獄父「貴様がこの霧の元凶か!?霧にかかったものたちは何処だ!?」
執事鬼「おや?さっきのを避けますか、なかなかやりますね、お客様方ですか?お客様は奥のパーティー会場におられますよ、貴方も直ぐに楽しいひとときを過ごせます」
そういってまた斬りかかってきた
だが俺は炎柱、この程度の雑魚鬼にはやられん
すれ違い様に首へ一刀
鬼は後ろで倒れた
執事鬼「なるほど、そうですか、貴方があのお方がおっしゃっていた鬼殺隊とか言う者ですね?、 なるほどなるほど、どうぞ楽しんで行って下さい!いーひゃっひゃっひゃ!!」
そう言いながら『溶けて床に吸い込まれた』
あやつ鬼本体ではないな
リュウ「楝獄様!」
楝獄父「リュウか!この通り、中は奇っ怪なことになっておってな、先ほど執事のような鬼が現れたが本体ではないようだ、霧も収まらん」
リュウ「そうですか、少しお待ちを、探ってみます」
リュウの感覚はとんでもない
俺でさえわからない鬼の気配を感じ取れる
単独や少人数での潜入に適しているだろう
リュウ「わかりました、この屋敷は血気術で広げられた馬車の中です、そしてこの中に鬼が3体いるようです、その鬼たちは上の階に別々の部屋に居て、下の階にも鬼のようなものは居るのですが、どうやら上の階の鬼の分身みたいです、いくら倒しても復活するでしょうな、それと失踪者の方々も奥の部屋に一塊で居るようです、ですが皆正気ではなさそうですね、どうします?」
よくもまぁそこまで詳しくわかるものだ
そういえば無上殿もよく遠くの物事を当てられていたな
楝獄父「失踪者はどれ程いる」
リュウ「30名ほどです、多いですね」
楝獄父「そうか、鬼の規模が思ったより大きい、出来れば援軍を呼びたいが」
俺は後ろの扉に手を書けた、だが鍵がかかっているな
楝獄父「どうやら閉じ込められたようだな」
リュウ「援軍ならここに入って来る前に鎹烏にたのみました、近くの隊士が直ぐにつくことをいのりましょう」
楝獄父「そうかすまないな、ならば仕方ない、リュウ、失踪者達を援軍が来るまで頼めるか?俺は上の階の鬼どもを斬りにいく」
リュウ「了解です、ですが反応的にかなり強いと思います、もしかしたら十二鬼月の可能性もあります、気をつけて」
楝獄父「誰に物をいっている、俺は炎柱、押して参る!」
~リュウ~
押して参るって、めっちゃかっこつけたな
格好いいけど
さて、失踪者は奥の広間に集まってるみたいや
さっきの男性の様子から、なかなかヤバいことになってそう
覚悟していくか
大広間の扉の前に来ておりまーす
扉の奥からは
少々言葉にしたくないような言葉が飛び交っております
いたい、きもちいい、もっと、あんあん
・・・帰りたい、かえっていい?
スゲー開けたくないんやけど
開けるかぁ、鬼の分身体の反応もあるし
ゆっくりそーっと
そしてリュウはみてしまった
濃い霧に包まれた広い部屋に
男女年齢様々なもの達が
全裸で
マネキンのように整列し
傷だらけで
何故か血が出ず
そして頭に肉でできた何かで繋がれ
ただただ快楽を口にしている
異様な光景が飛び込んできました
俺、SANチエックです
今日の明治こそこそばなし!
原作の楝獄とーちゃんはこの任務を1人で来ていたんだ(という設定)
最初に入った部屋が大広間で
全失踪者を守りながら戦っていたんだけど
一人一人殺されていったみたい
この空間から出る頃には楝獄とーちゃん1人だけだったそうな
悲しいね
次回第5話
鬼炎も辞せず
降りかかる狂気、欲望の鬼、SAN値は減れども前に進め、SANは投げ捨てるものだ
第4話
鬼炎の争い
おわり
お読みいただきありがとうございました