~鬼滅の刃~転生鬼断譚   作:天龍寺

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第2話「つかの間の晴天」

 

やあ!

 

七日間が終わって、皆で広場に帰って来た

天龍寺旅龍ことリュウくん(13)だよ!

 

手鬼討伐のあとー。

 

はぐれた他の試験者たちも集まってきてー。

 

俺の索敵能力を駆使してー。

 

錆兎と義勇とその他大勢でー。

 

鬼を狩りまくってたらー。

 

俺の索敵範囲にー。

 

鬼がこれっぽっちもかからなくなってー。

 

あちこちー。

 

探したんやけどー。

 

いなくてー。

 

4日目にして鬼、駆逐しちゃった。(てへぺろ)

 

 

うそでしょ!?

 

鬼全滅とかある!?

 

まぁ原作でも錆兎が他の選別者を助けるために殆ど狩り尽くしてたらしい上に、おれも錆兎を探す時に山中走り回って大分やったからな……。

 

そんで索敵範囲直径2kmがチートすぎる……。

 

現柱達すまねぇ……。

 

雑魚鬼集め、また頑張ってくれ……。

(後に自分に降りかかってくるとは露知らず)

 

まぁそんで、どーせ残り3日暇やから、周りにある木材とか草とか利用して、皆で野営場所をつくってん。

 

せっかく皆集まったし、バラバラで行動するよりええかなーって思ってよ。

 

そこを拠点にしながら、万が一に備えて、錆兎含めた腕にそこそこ自信がある者達で、拠点周辺を警戒する警備班とか。

 

俺含む、山に慣れてる者達で、索敵及び食料の確保をしてくる食料班とか。

 

義勇含めたあまり腕に自信がないが、料理、野営地の管理などが得意な者達で野営管理班とかを作って班分けして、集団行動するようにしたんや。

 

皆話ちゃんと聞いてくれて助かったぜ。

 

こんだけおったら、誰かは反発すると思たんやけどな。

 

錆兎が皆助けてたお陰かね?

 

そういや人が集まりだした時錆兎が

 

「一人で戦う必要はない。俺たちは同じ目的でここに来たはずだ。なら生き残るために力を合わせよう。」

 

って言い出してな。

 

いやぁ~、そら義勇も救われらぁな~と思ったぜ。

 

なるほどなぁー、鬼殺【隊】なんやから、ちゃんと隊の運用しねぇとなぁと思って諸々行った訳や。

 

あと、空いた時間に鬼居ないから、皆で総当たり模擬戦とか、集団での連携訓練とかしながらすごしたよ。

 

そうそう、総当たり戦で、義勇アンド錆兎の模擬戦を観戦しつつ審判をしたんやけど……。

 

義勇の野郎、原作で

 

「俺は柱の資格はない」

 

とか

 

「俺は最終選別を突破してない」

 

とかいっとったけどなぁ……。

 

おめぇ!十分つえーじゃねぇか!!!

 

そこらの雑魚鬼に油断しなけりゃ余裕で勝てるわ!

 

他の自信なさそげな試験者の最低三倍はつえーぞ!!

 

彗星だぞ!彗星!

 

赤くはねーがな!

 

原作で重傷負ったのも、たまたま強い鬼と出会ったか、不意打ちくろたんやろうけどなぁ。

 

あと同期の錆兎が強すぎて、自信なくしてたんかもしれんがな。

 

あいつ、見てた感じ過保護やし。

 

それと模擬戦した感じ、錆兎は勇猛果敢。

 

なんでも思い付いた動きを、一瞬で使いこなしてしまう。

 

さらには、指摘した欠点を、瞬時に直す飲み込みの速さ。

 

まあ天才ですな!

 

そら義勇自信なくすのも理解できるわぁ……。

 

対して義勇はやはり慎重冷静。

 

相手の動きを冷静に分析しながら、少しずつ確実に相手に詰め寄る。

 

指摘したとこは毎日動きを確認して直していくみたいやな。

 

うん、完全な努力型ですわ。

 

でも元のスペックがたけぇから、別の試験者より動きがいいし、数年後柱になるのも頷ける、大器晩成型だわ。

 

結果的に義勇が負けてたが悔しそーやなぁ。

 

本人は知ってか知らずか追いつきいんやろなぁ。

 

大丈夫、おめーは柱になるぜ!

 

俺も負けてらんねーな!

 

総当たりやから、他の試験者とも戦ったんやけども。

 

全国にいる育手が送り出したことはある、一定基準の強さはあったわ。

 

知らんけど。

 

でも、鬼に対しての経験不足と、イレギュラーの対応が苦手な者が多くてやな、同時に二体以上の鬼による奇襲とかで命の危機に瀕したものが多かったみたいや。

 

あ、忘れては行けない田村くんもおったよ!

 

他モブ達に紛れていて気づくの遅れたけどな……。

 

俺も他の試験者と戦ってみて、いろんな呼吸とか、思いもしないような反撃が飛んできたりとか、めっちゃ凄い良い経験と勉強になったわ。

 

俺はうちの爺さんとしか模擬戦したことなかったからなぁ。

俺が他の試験者と比べて、どれぐらいの実力があるかも分かった。

 

ついでやけど、時間があったから、数人での連携訓練とか、皆やったことなかったみたいやから、みんなで相談しながらタイプ相性を考慮して、やってみたんや。

 

原作にも何とか隊みたいな隊もおるみたいなんやけど、ちゃんとした集団戦は終盤以外は見た事ないし、そこでいかせたらええと思ってな。

 

そんなこんなで

藤襲山の!一週間!ドキドキキャンプー!ポロリ(命)もあるかもよ!!

が皆無事に終わって、皆でぞろぞろ広場に来ましたで~。

 

まぁ実際はそんな軽い空気ゃなくて

、笑って話してい子らも、皆どこか疲れた顔をしとる。

 

そりゃそうやな。

 

たった一週間前まで普通ーの少年少女やった奴らが、鬼を殺して、生き残るために戦ったんや。

 

俺以外は、鬼やっていっても、ほとんどが初めての殺しやったやろうしな。

 

そんで冒頭、ん?冒頭?まぁいいや。

 

そんでおまちかねー!!玉鋼えらびー!

 

え?階級の説明?名前も名乗ってない奥方さんに食って掛かるやつはいないのかって?

 

階級の説明は面倒だから原作みてね!

 

あと、奥方名乗ってなくても雰囲気で鬼殺隊上層部の人ってわかるやろ!

 

そんな人に食って掛かるやつなんていねーよ!

 

常識的に考えて!

 

質問ぐらいはするやつおったけど。

 

どっかの風柱の弟じゃあるめーし。

 

そんなことより鋼、鋼。

 

全員、なんか選びにいくのためらっとるし。

 

うん、しゃーない、俺が始めに行くわ。

 

うーむ、どれにしょっかなー。

 

うん?

 

この感じ……この鋼か。

 

なんか他のと違うような……。

 

これにするか?

 

なんか神々しいんだよな……。

 

あと何か懐かしい様な気も……。

 

てか俺大太刀にしてほしいんやけど鋼、足るんか?

 

まぁええわ。

 

それから皆順番に選んでいって。

 

選び終わったら、お供ガラスがきたね!!

 

ん?カラス?

 

俺のカラスだけ首に鏡ついてとるし、他のカラスよりでけーし、どっかで見たことあるような姿なんやけどなー。

 

……いや、まさか……、足は三本ない……な、いよな?

ん?何かありそうやけど……。

 

まぁええわ。

 

つっこまんとこ。

 

そもカラスが喋るのもおか。

 

ガンガン(カラスにジト目でつつかれる)

 

 

痛い痛い痛い!

 

 

すまん!

もう考えませんて!

 

「カァー!何をジロジロと私の体を見ておるか、恥ずかしい、カァー!」

 

「スマン、スマン!鏡が綺麗で珍しくてついな、俺は天龍寺旅龍、リュウと呼んでくれ、これからよろしくな!」

 

「カァー!ふん、この鏡の良さが分かるなら許してやろう、我が名は矢田宿儺カァー!。基本的にはリュウの上空で待機している、用がある時はスクナと呼べカァー!」

 

「ほへぇー、矢田宿儺って言うのか……ヤタ?スクナ?どっかで聞いたような……って痛い痛い!」

 

「カァー!余計な詮索はするな!主上に与えられた大事な名だカァー!

ほらまだ説明が残っとる、ちゃんと聞けカァー!」

 

「へぇへぇ、了解~。」

 

そんで、もろもろの説明終わりましたと。

 

終わったあと、他の新隊員になった皆と御武運と御多幸、必ず生きのこって、また集うことを願って。

 

一本締め

 

音頭は錆兎がしてから、解散となりました!

 

皆、本当にがんばれよ!

 

生きてまた会おう!

 

帰り際に、先々代奥方さんに声をかけられました。

 

「貴方様が天龍寺旅龍様ですね?」

 

 

 

ううん?なんで俺の名前分かってるんや?

爺さんが何か連絡入れてたんかね?

まぁ、さすがにタメ口とかはまずいわな……、とりあえず座って頭さげよ。

 

「はっ!、このような下賎な者にお声かけて頂き、恐悦至極でございます。つきましては鬼殺隊棟梁家産屋敷先々代奥方様とお見受けいたしますが…………。」

 

「はい、その通りでございます。名は産屋敷よしの、と申します。ですが、このたび初対面のはずですが、どこかでお聞きに?」

 

おや、やっぱり気づかれますか…。

 

知らない顔で女性やし、爺さんの手紙に先代の産屋敷の方々の事も書いてあったからな。

 

「はい、父の遺品の中に、お名前がありましたので、特徴からそうなのでは、と。」

 

「……そうですか……。鬼断様が……、わかりました。本題なのですが、貴方の育ての親である、無上様のことをお聞きしたいと、お館様がお呼びです。鬼殺隊本部までご足労ねがえますか?」

 

ああ、なるほど、爺ちゃん、元柱だったらしいしな。

 

やけど原作では天柱とか爺さんのことは聞いたことないんやけど。

 

裏設定でなんかあったんかね?

 

まぁ爺さんの最後、ちゃんと報告せんとなぁ。

 

「承知致しました、すぐに向かいます。」

 

「ありがとうございます、では。」

 

パンパン!

 

しゅた!

 

「御屋敷まではこの者が案内します」

 

おお!?薄々気配はしてたけど本当に急に現れるんやな、鬼殺隊忍者軍団、ぱねぇ隠。

 

「おや?あまり驚かないのですね。」

 

いゃ少しはビッくらポンしたぜ?

 

なんせ気配はあるのに、物理的な姿は見てさえなかったからな!

 

まぁそこまで言わんでええか。

 

「はい、薄々気配がしておりましたので。」

 

「ふふ、そうですか。この隠も、まだまだ修行が必要なようですね。この者があなた様を案内いたします、ではよろしくお願いしますね」

 

「「承知致しました」」

 

どうやらこの隠れが案内してくれるみたいだ。

 

にしても隠れは主に鬼殺隊本体から外れたもの達って原作では言ってた様な気がするんやが、えらい身のこなし良くない?

 

こんなもんなん?隠って。

 

「隠れの~えっとなんて呼べば良いので?」

 

「申し訳ござらん、任務上名を名乗ることを禁じられておりまする。近くに他の隠れはござらんので、お呼びの際は隠で結構でござる。」

 

うわぁ、めっちゃござる言葉だァ~。

 

ナチュラルに話す人初めて聞いたぜ。

 

「そうか、了解です。隠れの旦那、じゃあよろしくたのんます!スクナ行くぞー!」

 

「カァ~!承知!」

 

「では、お先に失礼さてせていただきます。」

 

「はっ!」

 

あー全然砕けて話せる雰囲気じゃなかったなー。

 

産屋敷一族か……。

 

無惨の実家であり、代々呪われた子しか産まれて来ず、鬼殺隊の棟梁になる運命を持った一族か……。

 

すごんごい重たい肩書きだよなぁ。

 

なんとか呪いをどうにかしてやりたいやけど。

 

呪術関係とか難そうな薬関係は爺さんもしらんかったしな……。

 

まぁ、追々考えるかなぁ。

 

「すまぬが失礼するでござる。」

 

おお!目隠しされた!!これで産屋敷邸に行くんやな!

 

まぁでも、俺、目ぇつむってても、索敵能力でどっちの方向いくか分かっちゃうんやけど、ええんやろか?

 

多分あの魔法陣的な?結界?とかで守られてるかもやろうから、普通に発見できたりはせんのんかもなぁ。

 

知らんけど~。

 

さて、どうなることやら。

 

 

 

今日の明治こそこそばなし!!

 

義勇は普段は冷静に見えるけど、妹弟子の真狐ちゃんの前ではホワホワしてるらしいよ!

可愛いもんね!

 

 

次回第3話

 

鬼滅の源流

 

過去の別れと出会い、そして願い、この世界に生きる、それを覚悟に。

 

 




今回も読んで頂きありがとうございました

令和8年7月26日より再編集
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