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パーティーは楽しかったな
大人数でわいわいするのも久しぶりだったしな…
東條にも久しぶりに会えたし、おもしろい連中にも会えた。
とくに『気まぐれの龍』には驚かされたぜ…
いっかい対戦したときとは雰囲気もまるで違う…
あのときは、 、なんだっけ?「悪いが勝たせてもらう……ために」とか言ってたな。何のためだったっけ?
まあいいか、てかまだかよ早川…
ずっとまってんだけど。
お、ようやく来たようだ
あおい「ごめん、待たせちゃったね…」
一色「いや、ベーつに」
中学のセーラー服に着替えた早川はユニフォーム姿と違って少し女子らしさがでてた。
あおい「むぅ、なんか今バカにしなかった?」
一色「い、いや気のせいだろ。ところで用ってのはなんだ?」
話をそらそうとしたわけではないが、実際気になっていた。
あおい「いや、それはその~、、、なんで西強中学から転入してきたのかなって?」
あおい「(ボクのバカ~、なんで昔のこと聞かないのよ)」
一色「なんだ、そんなことか…ある約束を叶えに戻って来たんだ。」
あおい「え!それってもしかして…」
一色「おう、猪狩守との対戦の約束だ!」
あおい「、、、へ?猪狩くん?あかつき中学の?」
一色「あいつとは昔ライバルだったんだ…どうしてもまた戦いたくてな。」
小学校低学年の時からずっと楽しみにしてたんだよなー
あおい「…一色くん、お願いがあるの…」
ガサゴソ
あおい「ボクとキャッチボールしてくれる?そこの川原で」
キャッチボール?今ここで?外灯があるとはいえ結構暗いぞ…けど早川のあの顔はどこか真剣だし…
一色「よし、いいよやろう」
☆
一色「準備はいいか?」
あおい「…うん大丈夫だよ…確かめるんだ、これで」ボソ
ザッ ヒュン パシッ
あおい「一色くん…本気で投げてみて。」
一色「!!…それは出来ない…女子のしかも本職のキャッチャーでもねえのに防具もなしに…」
あおい「野球をしてるときは女の子扱いしないで!」
一色「なおさらだよ…俺のたまを初見で捕れるとバカにされてるみたいだ…」
あおい「うっ…わかったよ。ボクが悪かったよ…ごめん」
一色「どいてろ…早川…」
しかたねーな、一球だけ投げてやるか
一色「あの土手に向かってなら一球だけ投げてやる、それでいいか?」
あおい「うん、お願い…」
ザッ
あおい「きれいにあげられた左足、深い肩のはいりから…!」
ビシュッ ヒュン ズドーン!!
あおい「やっぱり…スモーカー投法…約束の人だ…泣いちゃダメだよね」ヒグ
早川のやつ、うつむいて…
一色「おい、早川どうし「そこまでです!」
えーと、本当に誰だ?
今日こういうこと多いけど
部長「ソフトボール部の部長です。早川さんを引き抜きに来ました!ところであなた、早川さんになにをしたの?」
一色「早川…!、どうしたんだ!?」
なんで急に泣いて…
早川「な、なんでもないよ。ボクの問題だから…部長さん、ボクは野球部からでないよ!」
部長「いい加減にこっちに来なさい。そんな弱小の野球部にいてどうするの?我がソフトボール部で全国制覇しましょう?」
カッチーン。この女黙って聞いてりゃ…
一色「じゃあ、野球で勝負をつけようじゃねえか!」
あおい「一色くん!?」
部長「ふっ、いいわ。受けてたちましょう。日時は…来週の日曜日でいいかしら?」
一色「ああ、okだ!俺達が勝ったら練習設備を少しいただきたいんだが、いいか?」
部長「ええ、そのかわり負けたら早川さんをソフトボール部に入れるわ。ではまた、来週の日曜日に」
あおい「だ、大丈夫なの一色くん…」
うーん、大丈夫だろう。たぶん
一色「大丈夫だ。俺は負けるのが大嫌いだし…早川は絶対わたさねえ」
あおい「一色くん、、うん、ボクも頑張るよ!」
さーて。明日から本格的に練習だ!