実況パワフルプロ野球*オリジナルアナザー*   作:八頭歌★

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第7話「試合直前」

ソフトボール部の部長にあってから3日がすぎて、みんなに事情を説明して練習にはげみ、試合の日曜日は明後日にせまっている。

ソフトボール部がグランドを使っているから俺達は河原の野球場に集まっていた。

そして、今俺がなにをしてるかと言うと…

 

一色「なあ、本当に俺がキャプテンでいいのか?」

 

 

急にキャプテンに任命されている。

 

 

早川「前に言ったでしょ?ボクはキャプテン的なもので…本物のキャプテンじゃないの。だから他の人より周りが見えてる一色くんをキャプテンにしようって。」

 

 

矢部「まあ、嫌ならオイラがやってもいいでやんすよー!」

 

 

嫌だ。こいつにだけは任せたくない。でもそれなら…

 

一色「どうしても俺ってわけじゃないだろ?東條や小峰じゃだめなのか?」

 

 

 

東條「俺はダメだ。自分の練習に集中したいし、俺がキャプテンをすればケガ人がでる。」

 

 

そうだった、こいつの練習メニューについてこれるやつなんてなかなかいないんだった。

 

 

一色「それなら…小峰はどうだ?優しいしキャプテンにピッタリじゃないのか?」

 

 

 

早川「逆にそこが問題なんだよね~」

 

 

小峰「僕がキャプテンだと厳しくしたり、練習メニューを決定したり出来ないので、遠慮させてもらいますよ」

 

 

うーむ。困ったなあ…

 

 

矢部「それなら、オイラがキャプテンになっても」

 

 

一色「よし、いいよやろう。俺がにキャプテンになる。みんな意見や文句があればすぐに言ってくれ!」

 

 

矢部だけには絶対にさせたくないからな。それに、キャプテンってのに憧れもあったし

 

早川「わからないことがあったらボクがサポートするから頑張って!」

 

 

一色「お、おう。サンキュー」

 

そして、この前早川はどうして泣いてたのか…

あのあとイマイチきまずいし聞けてないんだよなあ

試合のあとにでも聞いてみて…

 

 

はるか「隼人くん?大丈夫ですか、ボーッとしてますけど?」

 

 

おっと、今はそれより練習だな。

 

一色「よし、それじゃあみんな…練習開始!」

 

みんな「「おおー!」」

 

 

矢部「あの…オイラ…キャプテン…」

 

 

朧「しつけーよ!さっさと練習しろ。駄メガネ。」

 

 

よくいった。朧

 

 

 

 

 

 

 

六道「先輩のボールは捕りにくいな。それに、変化球もほとんど曲がらないものばかりだ。どうしてだ?」

 

 

一色「どうしてっていわれてもなあ…フォームは昔からこの投げ方だし。変化球は好みがでてるって言うのかな」

 

確かにそうだ。俺の持っている変化球はカットボールにツーシームと…あとひとつはまだ未完成だが

 

 

一色「六道、今から新しい変化球を投げるから捕ってくれないか?」

 

 

六道「うむ。りょうかいだ。」

 

 

そういって、マスクをかぶり捕る体制にはいるのを確認して投球動作にはいる。

 

ザッ

 

しっかりと左足をあげ…

 

柔らかい体の捻転から…

 

体のタメを…

 

 

ビシュッ

 

 

いっきに放出する!

 

 

ヒュン!

 

 

六道「(速い!ストレートか!)」

 

 

ギュン ガッシャーン

 

六道「なっ!あの速度で…曲がったのか」

 

やはり、初見じゃとれないか。

 

 

一色「六道、試合でそのボールを使うかもしれないから覚えていてくれ。けど基本はカットボールにツーシームで、打たせて捕るを続けていく。」

 

 

六道「うむ。…すまない先輩、ボールを捕れなかった」

 

 

一色「きにするな、あのボールをとられていたら逆にショックだよw」

 

 

六道「そうか…では、私はみずきやあおい先輩のボールをうけてくる」タッタッタ

 

 

一色「…なにをそんなに見てるんだ?別におもしろいものじゃないだろ?…朧。」

 

 

さっきからじっとこっちを見やがって。せめて隠れながら見ろよ、気になってしかたがねえ

 

 

朧「いいや、おもしろいさ。お前の変化球も"変化球の選び方"も…。一回勝負したくなったね♪」

 

 

ったく、勘のいいやつだよほんと。

 

 

朧「それに、肩関節が柔らかいやつのみできるスモーカー投法。リリースのタイミングが遅く、ボールの出所が非常に見えにくいとされる投げ方だ。」

 

 

一色「そこまでは正解だ。で、変化球のほうはわかったか?」

 

 

朧「さあね?試合の時にでもじっくり見てみるよ」

 

一色「本当に食えねーやつだな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一色「よし、それじゃあいよいよ試合前一時間ってとこだが、俺とはるかと早川で打撃テストをもとにオーダーを決めた!それを今から発表する」

 

 

1 センター 矢部

2 セカンド 風早

3 ショート 朧

4 サード 東條

5 ファースト 一色

6 レフト 小峰

7 キャッチャー 六道

8 ライト 古川

9 ピッチャー 早川

 

 

一色「先発は早川で中継ぎとして俺が投げて、抑えを橘に任せる。」

 

 

早川「うん、わかったよ!」

 

橘「…キャプテン。ちょっといい?」

 

一色「どーした、橘?抑えは苦手とかか?」

 

 

橘「いや、そこじゃなくて…朧先輩がきてないですよ?」

 

…は?

何やってんだあいつは…

もうすぐ試合っていうのに。

 

 

タッタッタ

 

朧「わるーい。みんな、遅れちまった!」

 

 

ようやく来たか…まあいい。

 

 

一色「おっせーぞ、朧。お前は三番のショートだか「あ、それ無理だ。ごめん」 …はぁ?打順に文句でもあるのか?」

 

 

 

 

朧「いや、今日の試合さ…

 

 

 

 

 

 

 

俺、"相手チーム"だから」

 

 

…え?

 

 

矢部「ど、どういうことでやんすか朧くん!」

 

矢部の言うとおりだ。

急にどうしてそうなるんだ…

 

 

部長「そのことばどうりよ、メガネくん」

 

おいおい、ここで登場かよ。

今取り込み中だからあとにしてくれよ…こいつの目を覚まさせてやらねーといけねんだ…

 

 

 

朧「おっと、ようやくおでましか。遅かったですね部長…」

 

 

ブチッ

 

一色「おい、朧。どういうことか説明してみろよ…」

 

早川「どうして、朧くんが…」

 

 

朧「当たり前だよ、同じ中学のソフトボール部に負けるような部活は嫌だし。言っただろ一色…"試合の時にでもじっくり見るって"」

 

 

そうか。そういう意味だったってことか…

 

 

一色「ふっ…はっはっはwおもしれー奴だな!上等だ、朧。完璧におさえてやるぜ」

 

 

 

 

朧「そうこなくっちゃ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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