実況パワフルプロ野球*オリジナルアナザー*   作:八頭歌★

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第9話「朧の思い」

 

 

☆1回の裏

 

バッター 1番 朧

 

朧「はーい、1番は俺でーす!」

 

ふざけながらも、バッターボックスの前で一礼をしながらいつもの構えにはいる。

 

 

あおい「今でも思うよ…君がリトル時代有名だった『気まぐれの龍』だったなんて」

 

朧「あまりバレてほしくなかったんだけどね…」

 

あおい「これほど頼りになる人が近くにいたなんてね…期待してるから!」

 

朧「期待か…その言葉嫌いなんだ…(昔を思い出してしまうからな)」

 

 

『お前には期待してるよ』

『朧くん、さっすがぁー!』

 

 

 

 

 

『もう…お前が全部してくれよ!!!』

『プロに、、なって、お兄ちゃん…』

 

 

 

 

 

朧「勝手に期待して…全部俺におしつけんじゃねーよ。

俺に…頼らせてくれよ」ボソ

 

 

 

聖「(まずはカーブで様子を見るぞ)」

 

あおい「(うん、わかった。)」

 

ビシュッ ククッ パァン

 

聖「?(まったく手をださないな…それなら)」

 

 

あおい「(よし、いくよ)」

 

ビシュッ

 

聖「(インハイの浮き上がるストレート!)」

 

あおい「(決まって!)」

 

 

朧「ふっ…絶好球だよ!」

 

カキィン

 

打たれたボールはライナーで古川のいるライト方向だが…

 

 

ポロッ

 

古川「くっ!」

 

朧「守備練習もしとけよ~、古川」

 

古川「くそ!ごめん、あおいちゃん」

 

あおい「どんまい、次おねがいね!」

 

 

 

 

 

 

結果、古川のエラーにより

ノーアウト一塁

 

 

 

朧「よぉ~、まさか一色がファーストとはね。途中交代するんだろ?」

 

 

一色「…わざとか?」

 

朧「え?なにが?」

 

一色「早川の1番得意なコースを打ったり、守備の苦手な古川の方向に打ったことだよ。」

 

朧「…さぁ?どうだろうね…俺天才だから」

 

 

朧…お前本当はみんなのために…

気まぐれだよお前…

 

 

 

聖「大丈夫だ。今日のあおい先輩は調子がいい。」

 

あおい「ありがとう聖。けど危なくなったらアレ使うから」

 

聖「うむ。実践でためすチャンスだな。」

 

 

 

 

 

 

続く二人をうちとりバッター四番 部長

 

1球目インハイストレートを見送り、次のカーブでファールにした。

 

 

 

 

一色「(ファールでおいこんだが、徐々にとらえられてきてる)」

 

あおい「(このままじゃ打たれる。甘いコースはだめだ)」クイクイ

 

 

聖「!(帽子をかぶり直した…"アレ"を使うのだな)」コク

 

あおい「いくよ、聖!」

 

 

部長「もうあなたのボールは見きったわ。おとなしくウチの部に入りなさい!」

 

ビシュッ

 

部長「(カーブ!)」ブルン

 

ククッ

 

部長「なっ!」

 

 

ズバァン

 

 

部長「シン、カーですって?」

 

あおい「やった!成功!」

 

 

 

 

朧「へえ~、いいじゃん。あおいちゃんがシンカーなんて球種もってたのか」ニィ

 

 

一色「ブルペンではけっこう練習してたみたいだけどな」ニヤァ

 

朧「おい、一色…お前が笑うとソフトボール部が怖がるからやめたほうがいいぜ!」

 

一色「…殺すぞ…」ギラ

 

 

朧「まったまった!暴力反対。レッドカード!」

 

一色「野球に乱闘はつきものだろ?」

 

あおい「はいはい、いいからいくよ一色くん」

 

 

ったく。いつもあのバカのペースにのせられてしまう…

だけど、時々見せるあいつの顔は…なんであんなに悲しそうなんだ…

 

 

風早「ナイスだぜあおいちゃん!」

 

小峰「僕たちも援護しないといけませんね!」

 

 

あおい「うん、みんなでがんばろう!」

 

 

 

 

 

2回表

 

バッター 四番 東條

 

東條「おねがいします」

 

朧「(こいつだよ!こいつだけは俺にもわからねーんだよな。風早みたいに強豪中学の特待生テストに落ちたわけじゃねえだろうし

はじめから俺のことにきずいてたみたいだが…」

 

カキィン!!!

 

朧「!(いってぇぇ!)」 パシッィィィ!

 

 

東條「ふっ…」ギロッ

 

 

朧「あのやろう、わざとやりやがったな…」

 

東條「あまりボーッとしてるなよ、朧」

 

朧「ヘイヘイ。きおつけますよ」

 

 

 

 

一色「惜しかったな東條…顔面」

東條「いや、狙ったのはお腹だったんだがな…はずしちまった」

 

 

一色「お前のせいで相手のピッチャー、ご機嫌斜めだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

幸子「いつでも…打てるってこと」ギロッ

 

 

五番 六道

 

幸子「私だって…成長してるわよ!」

 

ビシュッ ストン パァン

 

 

六道「むっ…今のは…」

 

 

あおい「ドロップ…かな? 幸子もいっぱい練習してたもんね!」

 

一色「嬉しがってる場合じゃねぇよ早川…浮き上がる軌道とドロップの組み合わせだ…打つほうは苦労するぜ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆6回表

 

 

 

 

一色の言うとおりヒットはでるものの得点にはつながらず激しい投手戦が続いたが…

 

 

次のバッターは…

 

朧「はーい、おまたせ。次は俺の打順だよ!」

 

 

ピッチャーの交代をお知らせします。

ピッチャー早川に変わり…ファースト一色くん

 

 

一色「いよいよか…」

 

ずっと待ってたぜ。この時を…

そうだな、最初からだったんだよ…お前が相手チームにいるって聞いたとき喜んでる自分がいた。

今その理由がわかった…

 

朧「一色!にやけたら怖いっていっただろ!」

 

 

 

 

うるせえよ。楽しみなんだよ…

いまから天才をうちとることができるんだからな!

 

 

 

 

 

 

一色「いくぞ!気まぐれド天然が!!」

 

朧「かかってこい!性悪ヤンキーめ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





朧 右投左打 ショート/セカンド

弾道2
ミート B
パワー D
走力 C
肩力 D
守備 A
耐エラー A

アベレージヒッター
走塁○
対エース○
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