怪人系配信者BANちゃん   作:TEAM POCO/CHIN

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色々と死んだので初投稿です。
出来は……母ちゃんごめん(懺悔)


【質疑応答】鼻☆塩☆塩

「夜も更けてまいりました。ご近所の迷惑にならぬよう音量を下げてお楽しみください」

「この動画はステレオハイファイで録音されております。大音量でお楽しみ下さい」

 

『同時に流すのやめれw』『音でデンプシーロールするな』『うるせぇ!』『マサルさんで草』『音を前後前後左右左右に振るな』『うるせぇ!』『音を上下に振るな』『上下兄貴の耳はどこについてるんですかねぇ…』『音振りでマサルさんより聞き取れないんですが』『マサルさん懐かしいなぁ…』『アニメ声で癒されるはずなのに耳が死ぬ』『何も聞こえないゾ?』『音量注意』

 

「ハローワールド。まったり雑談配信の時間だよ。この配信では、私がただただひたすらに雑談や他に何かをするだけだよ、いいね? アッハイな皆様には、私と時間を浪費して月曜を迎えてもらうよ」

 

『アッハイ』『アッハイ』『アッガイ』『アッハイ』『おい、その先は地獄だぞ』『月曜日がせめてきたぞっ』『お慈悲^~』『アッハイ』『自宅警備員の俺は勝ち組』『休みってなんだぁ?』『ママ―!』『こんなの堪えられない!(月曜日)』『最後の晩餐』『月曜日を克服する方法を教えよう。まず(中略)存☆在☆し☆な☆い』

 

 配信開始からのつかみは取り敢えず上々。録音していた声もちゃんとタイミングよく流せたしその他の台詞も舌を噛まずにすらすらと詠唱できた。視聴者数も日曜の夜だからかかなりいて良き良き。

 それにPDを使っているからか動作も画質も音質も最高に良い。流石最新鋭の端末さん!

 

「明日は月曜日……視聴者は不安よな。BAN、動きます」

 

『それ実際に動かないやつやんけ!』『配信開始早々から視聴者に絶望を与える幼女』『レギオンのメスガキがこの野郎…』『月曜日を迎えて差し上げろ(諦観)』『初っ端からネタ盛りガンギマリだなぁ…』

 

「まあレギオンにゃ学校も試験も何にもないんだから私が月曜日を憂うことはないんですけどね初見さん」

 

『あぁ狂いそう』『(青筋が)ヒクヒクしてる…!』『狂いそう…!(静かなる怒り)』『鞭が入るぞ鞭が』『生意気なガキめ…!』『ゆ゛る゛さ゛ん゛‼』『許せる!』『可愛いから許す』『ロリニート』

 

 誰がロリニートだこの野郎……!

 

「さて早速だけれども。実は私、今日ネットサーフィンしてたら私のスレを発見しちゃいました」

 

『見つかってしまった』『知ってた』『俺たちの性癖モロバレル』『/(^o^)\』『なんてこったパンナコッタ』『いいよ!来いよ!』

 

「そんでね、まあちょっとスレ板覗いてみたら何か色々とこちらもそちらも気になることあるみたいだからさ。今日は質疑応答も兼ねて雑談配信始めたんよ」

 

『なるほどー』『I see』『オカノシタ』『何でも言うことを聞いてくれるバンチャン』『じゃあ、まず年齢を教えてくれるかな?』『あーそーゆーことね、完全に理解した』

 

 午前中、見つけた掲示板を少し覗いてみたら気になることがうじゃうじゃと出てきた。特にアウトロー君の引き取りという話は今一番知りたいことだ。

 何せアウトロー君をいつまでも保護しているのは大変なことだからね。

 今のところアウトロー君の食事は何とか用意できている。しかしそれにも限界がある。そして何より転移能力対策でヌエさんが骨を折ったので一応できうる限りの応急処置は施しているが怪我は悪化するだろうから困るのだ。早く本格的な治療を受けさせないと可哀想だ。ヌエさん曰く異能力者は常人よりも肉体性能が優れているからこの程度あまり問題ないらしいが……まあ兎に角アウトロー君の引き渡しができるなら早くしたいところなのだ。

 それ故に今回の配信では視聴者との雑談を楽しみながら色々な情報を集めたいところだ。

 

「まあそんな感じってことで取り敢えず……まあ先ずは質問返信コーナー始めるゾ。OK?」

 

『OK!(ズドン)』『OK!(ズドン)』『(^q^)ハイ!ワカリマシタ!』『やったぜ。』『まともな質問は果たして存在しているのか……』『自分、質問いいっすか?』

 

 取り敢えず先ずは過去の動画に付いたコメントやスレ板で見つけた大まかなものに答えていくことにする。

 

「じゃあまずは過去動画に着いたコメから答えていくね。先ず最初は……これかな?」

 

――協力者って誰? PD誰から貰ったん?

 

「この質問だけれども、答えられる範囲で言うと私と一緒にいてくれる姉貴って感じのレギオンね。んでPDはまた別のレギオンで、研究開発が大好きな技術者姉貴です。どっちも私と同じハグレって奴みたい。あっ人間君には無害よ?」

 

『ほーん…ん?』『BANちゃんたちはハグレなんか』『やっぱりレギオンじゃないか!』『ちょっと待ってレギオンの技術者って初耳なんですが』『BANちゃんみたいなのがいる時点でどんなレギオンがいてもおかしくはないだろjk』『そんなことよりもBANちゃんのお姉さまだって…⁉』『姉妹ゴクリ…』『義理の姉妹関係…何も起きないはずがなく』『姉妹で過ごす夜がどうなのか、そこが重要だ』

 

 何だこいつらやけに食いつきがいいな……俺がヌエさんにそんな失礼なことできるわけないだろ、いい加減にしろ! まあ不可抗力でちょっと感触を堪能することはあるけど……

 ちなみにこの情報開示についてはちゃんと本人確認は得ているので悪しからず。

 

「姉貴とはそんな関係じゃありませんーっと。じゃあ次行くぞ次。ほらほら」

 

――アウトロー君ってどうしたん?

 

「アウトロー君は可哀想だけれども転移能力対策で持ち物全部処分して四肢の骨を折りました。ごめんね許して……んで今は空き部屋のベッドに縛り付けてる状態。食事はその辺で集めてきた缶詰とか保存食を与えてるって感じかな? 本当に申し訳ない」

 

『んー……これってどうなん?』『能力対策ならしゃーなし』『むしろそれしないとBANちゃんの環境じゃBANちゃんの方が危ないからね仕方ないね』『異能力者は能力因子の影響で肉体が強靭だから骨折ぐらいなら大丈夫やで』『むしろ自然治癒能力が高いから傷の治りを警戒した方がいい』『いや人道的にどうなんそれ?』『ロリ、ベット、拘束……閃いた!』『↑通報した』『通報した』

 

 成程。ヌエさんが言ってた通り異能力者は身体能力も向上してるのね。しかも自然治癒能力も高いと……ヌエさんがいるけれども一応気を付けておこう。

 

「あっ、そうだ(唐突)そういえばだけれども、さっき私がスレ版覗いたときにヒーローがアウトロー君の引き取りを計画しているってあったんだけれども、あれってマ?」

 

『マ』『マ』『そうだよ(当然)』『マ』『ママ―!』『そのうち運営メール通してヒーローから連絡来るだろうから見とけよ見とけよ』『364364』『周知の事実』

 

「そーなのかー」

 

 やはりこの件に関してはスレ板通りなのね。成程。おかのした。

 

「さて、じゃあ次のコメいこかー」

 

――何で動画配信始めたの? 結婚を前提にお答えください。

 

「ハイ、結婚はできないけどお答えします。始めたのは単なる興味からです。でも一応それっぽいこと言うと人間君と仲良くなってあわよくば都市部に入れるようになってお買い物とかお食事とか贅沢したいなぁっていうね、何ていうかそういう打算があります」

 

『感動しました。結婚してください!』『↑いいよ♡』『↑駄目だ!』『都市部にいいよ!来いよ!』『俺もBANちゃんと交流したいなぁ…』『本当にこういうとこ人間臭いなぁって…好き!』『温厚で友好的なレギオンなんだから都市部に入れて差し上げろ』『いつかこっちに来れたらオフ会とかしたい…したくない?』『入れてもずっと監視されてそう』

 

「はいはいどんどん次行くぞ~」

 

――BANちゃんの能力って何?

 

「はいずばりお答えしましょう。ずばり私の能力は超再生です。生きている限りは怪我や肉体の欠損が瞬間的に再生します」

 

『つよい』『つよい』『それ何てチート?』『いいなぁ~』『リョナラーの餌』『アウトロー君の襲撃もこれのおかげで生き延びたんか』『つよつようじょ』

 

 嘘だ。俺は自らの異能力について嘘をついた。異能力の詳細内容を明かすことは死を意味する。俺は他の異能力者に比べて非力なんだ。できる限り能力の情報は明かしたくない。

 

「まあ能力に対して私の身体能力は貧弱なんだけれどもね。他の異能力者に対しては抵抗できないよ。だから毎回姉貴にはお世話になってます」

 

『ロリ…一方的…お世話…閃いた!』『通報した』『(ひらめ)いた』『↑それはカレイ』『ほーん、フーン…』『体は貧弱なのね』『宝の持ち腐れ』『姉貴にお世話されているのかデフュフュコポォwww』『妄想が捗る捗る』『Hな看護をしてください!』『(BANちゃんのお世話)ぼくもしゅる~』

 

 ここまでの視聴者のコメントの流れを見ると、本当にこいつら下半身でものを考えるやつらだなぁって感じる。まるで思春期の男子高校生みたいだぁ。

 

「まったくお前らはエロいことばっかり考えてるんだから、そんなんだから彼女ができないんだゾ」

 

『やめてくれその言葉は俺にきく』『なんてひどいことを…』『ヒドゥイ』『やめてくれよ…(絶望)』『 ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛‼‼ウ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ!‼‼』『うるせぇ!』『うるせぇ!』『うるせぇ!』『僕の彼女が引きこもりなんです…画面の中から出てこないんです。どうすればいいですか?』『知らねぇよ』『君も画面に入ればいいと思うよ』『電光超人』

 

「まあでも……エロいこといっぱい考えるってのは若い証拠やで。彼女も頑張ればいつかできるさ。私は君たちを応援してるよ」

 

『もう三十路手前なんですが…(静かなる怒り)』『あーおれアダルトになっちゃったよー』『ハッピーバースデー、アダルトマン!』『永遠の17歳です』『視聴者さん18歳』『BANちゃん俺たちを傷つけた責任とってよね』『てめーは俺を怒らせた』『幼女に憐れまれる俺たちって……』

 

 哀れだな。本当に哀れだなぁ……なんて俺が一方的に視聴者ニキたちを思っているが、そんな俺も前世じゃ彼女いなかったし、もっと言うと友達も碌にいなかった。

 俺も人のこと言えない。

 

「まあ、視聴者ニキも頑張ろうぜ! ってことでそろそろ過去のコメント読み上げはおしまいにしようかな?」

 

 大きな質問は粗方読み上げた。時刻も十時を丁度過ぎたところだしそろそろ次のコーナーに移るとしよう。

 

「ほんじゃま、こっからは視聴者ニキと雑談しようかな。途中何か質問があればある程度は答えるよ」

 

『ほんへ』『ほんへ』『ほんへ←→ほんへ』『わーい(無邪気)』『やったぜ』『いつもの』『唐突にBGMが神社に代わるのは草』『親の曲より聴いた曲』『もっと親のBGM聴け』『実家のような安心感』


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