前回から1ヶ月近くも空けてしまい大変申し訳ありませんでした。
仕事が忙しくなってきて少しずつ書いていたらこんな時間になってしまいました。
あとは今話を書いていたらあとがきも合わせて3万文字、場合によっては4万文字を超えてしまいそうになりまして······
これじゃあ短編だし、長過ぎるということで話を区切り、内容を短く修正したりしていたら更に時間がかかり、それでも文字数はあとがきも合わせて2万文字超えてしまい······すいません。
え?他のことしてなかったかって?
そんなまさか······別にYsの最新作出たからってそれをやってた訳じゃないよ?ホントだよ?
えっと···ごほん、UAが9900······お気に入りが205······!!
前回から5人も投票してくれて、評価が赤に戻ってるなんて······!!
本当にありがとうございます!!これからも頑張っていきます!!
それと、連絡事項があります。
本当なら今回でわかるはずだったのですが、分けることになったので次回からですね。
実はこの作品、トリプル主人公の形を取らせていただく予定です。タグにも次回から付けさせて頂きます。
と言ってもオリキャラを使って主人公を作るという訳ではありません。
基本的にオリキャラを使うのは敵側ですし、原作からできる限り乖離しないようにするためですね。
まぁ、後半からはどうしても原作乖離していきますし、既にアリーゼさん生きてる時点で原作乖離してますしね。物語の都合上だと納得していただければと思います。すいませんがよろしくお願いします。
最初の話に戻りますがトリプル主人公は鬼滅の刃から今作の主人公、ダンまち本編から1人、ダンまち外伝から1人となります。
まぁ、こう言いますともうお解りの方もいると思います。外伝の方は主人公は2人いると言ってもいい作品ですが、今作ではエルフの彼女ですね。
あとは、少し主人公勢は強化される所でしょうか。
エルフの彼女にスキルがひとつ増えたり、ダンまち本編の彼にもスキルや魔法が増えたりするかもしれません。
とりあえず今の所はエルフの彼女にスキルがひとつ増えることだけは確定です。
ちなみに、今回の話は前回から1ヶ月半経っていることになるのですが、その1ヶ月半の間にあったことが話にあります。
幕間という形でいつか書こうとは思っているのですが、書かなくてもいい、という方もいると思います。
キャラ説明の所に簡易的なものは書いているのですが、物語として書いた方がいいですかね?
アンケートとかしようと思っているのですがアンケートの仕方がわからないんですよね。
とりあえずアンケートの仕方を調べて、わかったら次回のあとがきに置いておきます。
もしやり方を知っておられる方がいたら教えて下さると嬉しいです。
あとは、台詞に関してですね。台詞を同時に行った際、下記のものを使っております。
「「」」
「」「」
「」
「」
これらが台詞を同時に言った、ということになります。
以上の事が連絡事項になります。
あとがきには登場キャラ説明&次回予告がありますのであとがきで言うようなことを全部前書きにて書かせてもらいます。上の連絡事項のようなものですね。
もちろんしぉーとぉすとぉーりぃーもあります。
そして、評価して下さった
☆9 猫丸2号様
☆8 疾風の雪様
☆6 Alan=Smitee様
☆4 ケチャップの伝道師
本当にありがとうございます。
手厳しい評価もありますがこれからも頑張りますので楽しく読んでください。
そしてほかの皆さんも評価、及び感想をお待ちしております。
もし誤字脱字が見つかりましたら報告して頂けると嬉しいです。
1ヶ月半、恩恵を貰ってそれだけの月日が流れた。
リューさんから冒険者にとって必要な知識と技術を教わった。
朝にはリューさんとの特訓、休日にはダンジョンでモンスターと戦闘して、対人、対モンスターの戦闘経験を積んでいく。
リューさんとの特訓は基本的に実戦訓練だ。
木刀による攻撃をいなすことから始まるが、当然のように吹き飛ばされ倉庫に激突。時々壁を貫くこともあった。その日、ミア母さんからの視線が怖くて怖くてもう辛かった。ヨワクテゴメンネ(倉庫に突っ込みつつ)。
あぁ、でも強い、本当に強い。Lv4だとは聞いてたけどここまで実力に差があるとは思わなかった。
リューさん曰く全集中の呼吸を使用している間はLv3に届く実力があるのだと言う。
だからこそ呼吸を辞めた時の隙が大きい。その呼吸を一日中できないかと言われた時には目を逸らしたけど···。
俺は全集中の呼吸・常中ができない。全くと言っていいほどできない。
呼吸を習った時から常中のことは聞いていた、けど習ってから5年、1度も出来た試しがない。
理由としては単純に肺が弱いのだ。以前しのぶさんから恐らく遺伝ではないかとは聞いたがそれは今はいい。
肺が長く全集中の呼吸をすることに適していない、今重要なのはそこだ。恐らくLvが上がればできるようにはなるだろう、けどそれじゃあ今の俺は弱いままだ。
なら早くLvをあげるしかない。冒険をしなくてはいけない。
まぁでも
「働かないといけないからどうしようもないよね」
「朱鳥さん?どうかしましたか?」
「あ、なんでもないですよシルさん」
豊饒の女主人にてウェイターとして働き始めて1ヶ月と半月。あと数ヶ月で春の季節です。
「そろそろ支度の時間ですか·····今日のところはこれでいいでしょう」
「あ、あり···ぜぇ······ありがとう、ござ···いました···」
明朝、エルフの女性と一人の少年が向かい合っていた。
その2人の様子を家の中から見る複数の人達はその様子を見てなんとも可哀想なものを見る目で見ていた。
「また、ボッコボコにゃ。いつもいつも良くやるニャ」
「まぁ、ちゃんと働けるならそれでいいニャ。ミア母さんに仕事増やされるよりはマシニャ」
「あんたのあれは自業自得でしょ······」
「違うニャ!!疲れてる朱鳥のフォローをしただけニャ!」
「フォローするのに尻を触る必要はあるのか······」
「こいつ蹴られて壁に頭埋まってたニャ」
「朱鳥は朱鳥で容赦ないよね······」
3人、ヒューマンの女性とキャットピープルの2人の女性が窓から二人を見ながら話をしていた。
「良くもまぁリューの特訓に1ヶ月半も付き合えるものニャ。ミャーだったら絶対無理ニャ」
アーニャ・フローメル、種族は
「私はもう二度とやらないよ、絶対」
ルノア・ファウスト、種族はヒューマンで同じく住込み従業員。
「右に同じニャ」
クロエ・ロロ、種族はアーニャと同じ
「まぁ、朱鳥のフォローは別にいいんだけどさぁ······」
「シルに目ェつけられるのは嫌ニャ」
「また仕事押し付けられるのは絶対嫌ニャ」
「そこだよねぇ······」
この3人、以前疲れきった彼をフォローした結果、シルさんから仕事を頼まれ、いや押し付けられたのだが、それが主に彼と彼女が行うはずだった仕事、しかも大量に。
そしてシルさんは彼と話しながら皿洗いなどの2人が会話出来るような仕事を行うのだ。
「あれは間違いなくやりたくない仕事押し付けてる間、朱鳥とイチャイチャしたかっただけニャ」
「仕事押し付けて嫉妬解消、朱鳥と喋れて上機嫌、一石二鳥って感じだよね」
「くっ!ミャーも朱鳥の尻を触りたいのニャ!あの尻は至高ニャ!ミャーが今まであった中で1、2を争う尻ニャ!」
「そんなこと言ってたらまた蹴られるよ···というかシルは朱鳥の尻とか触ってないからね」
「───仕事もせずに何を馬鹿な事言ってんだい、馬鹿娘共···!」
ビクン!と三人は身体を震わせて勢い良く後ろに振り返る。そこには一人のドワーフの女性が仁王立ちしながら3人を睨んでいた。
「ミ、ミア母さん、ニャ······」
「ど、どうして、ニャ······」
「あ、終わった······」
ミア・グランド、豊饒の女主人の女将であり、従業員達の母のようなドワーフの女性。
「朝の支度はどうしたんだい···?まさか、サボってるわけじゃないだろうねぇ···?」
「ち、違うニャ!支度の時間なのに来ないリューと朱鳥を呼びに来てたんだニャ!」
「そ、そうニャ!全く!二人とも遅過ぎニャ!」
「その2人なら既に朝の支度に参加してるが、どういうことだい···?」
「「ニ、ニャンですと!?」」
「あー、馬鹿やってる間に行ってたかぁ······あ、あはは、ははは······」
猫2人が驚きのあまり固まり、ルノアは乾いた笑を浮かべ、そんな3人にミア母さんから雷が落ちる。
「さっさと支度に戻らないかいッ!!」
「「「は、はいィィィッ!!!」」」
今日も、豊饒の女主人の従業員達は元気です。
「いらっしゃいませぇ〜、豊饒の女主人にようこそ」
「やぁ、朱鳥くん。1人なんだけど大丈夫かな?」
「あ、フィンさんじゃないですか。大丈夫ですよ、1名様ご案なーい」
今日も1人のお客様が豊饒の女主人に来た、とりあえず彼はカウンター席に案内する。
小人族パルゥムの男性、名前はフィン・ディムナと言い、あのロキ・ファミリアの団長であり、【
あと、女性からものすごいほどモテているが、忘れていはいけない、彼の年齢はアラフォーである(しかも40越え)。
「1人だなんて珍しいですね、いつもうちに来る時はどなたかと一緒だったと思いますけど」
「うん、今日は1人で飲みたくてね、明日は遠征だから英気を養っておこうと思ってさ」
「あぁ、なるほど··················実際は?」
「あはははは、まぁ、ほら、いつものあれだよ」
「ティオネさんですか、災難ですね」
「今からでも変わってくれてもいいんだよ?」
「あっはっはっ、死ねと?」
笑顔で友達のような感覚で話す2人に2人の関係を知らない周りの人達が物凄い顔で2人を見ていた。
「お、おい、あれ【
「あ、あぁ、すっげぇ親しげだな······」
「フ、フィン様があんなに笑って······きゅうぅ······」
「へ?き、気絶してる······!?」
「フィン×朱鳥············ありね!!」
「朱鳥×フィンもいいと思うわ!!」
一部なにか別なことを考えている腐女神達がいたが気にしてはいけない。
「ところでロキ・ファミリアにはやはり来てくれないのかな?」
「言ったでしょう?ロキ・ファミリアは確かにいい所だとは思いますが、俺は今の生活が気に入ってるって」
「それでも君はいつか所属ファミリアを探さないといけないんだろ?それならうちに来て欲しいと思ってる。僕の補佐役兼後継者候補としてね」
「俺はあなたほど頭の回転が早いわけでも指揮能力がある訳でもカリスマがある訳でもないですよ?」
「あはは、本当にそうかな?僕は君が磨けば光ると思っているよ」
「過大評価ですよ」
フィンさんの言葉に彼は自分の本心を語る。その言葉にフィンさんは肩を竦めながらそれじゃあ、
「はい、|エールですね。ミア母さん!!エール1つ!」
「はいよ!」
ゴンッ、とエールの入ったコップをカウンターに叩きつけるように置くミア母さん。
「あぁ、あと話し相手として彼を借りてもいいかな?」
「もっと金を落としてくれるのなら許してやるさ」
「ふふ、じゃあ今日のおすすめもお願いしようかな」
「了解だよ!朱鳥、相手になってやんな!」
「わかったよミア母さん」
苦笑しながらミア母さんの言葉に了承してフィンさんの隣に座る。1部で黄色い悲鳴が聞こえたが2人とも無視する。
「あの時、君を門番が門前払いしていなかったら、君はロキ・ファミリアに入団していたのかな···?」
「まぁ、かもしれないですね。あのハゲの人は今でも恨んでますが······」
「あはは、まぁ彼はリヴェリアが十分叱ったから多分もうやらないと思うよ、多分だけどね」
「それ絶対またやるやつですよね?」
あっはっはっと笑うフィンさんにジト目で見続ける彼。
「まぁ、ラウルやアキ、 レフィーヤも君に来て欲しいと思っているよ。だからこそ僕が自ら来たんだけどね」
「ラウルやアキは分かりますけど···レフィーヤ?彼女俺の事かなり嫌ってませんでした?」
「レフィーヤにも思うところがあるんじゃないかな?特に君の刀を折ってしまった事とか」
「あ、やめて。思い出させないで。刀を打ち直してもらった時の恐怖を思い出すから」
「あ、あはは·········ごめん、僕もあれはちょっと」
2人して顔を青ざめさせながら顔を俯かせてこの話はやめようと、2人揃えて言った。
一体2人に何があったのか·········。
「と、とにかくだ。できるならうちを選んでくれると嬉しいよ」
「わかりました、考えてみます。さて、そろそろ料理が出来ると思いますので取ってきます」
「あぁ、頼むよ」
そう言って彼は席を離れてミア母さんから料理を受け取り、フィンさんの席に料理を置く。
「お待たせしました、本日のおすすめ、巨大ミートボール入り野菜スープです」
「へぇ······豊饒の女主人で普通の量で料理が出るなんてね」
「別に全部が全部多い訳じゃないですよ······まぁ、昼だけですけど」
「夜はかなり多いんだね······」
フィンさんはスプーンでスープを掬い、口に運ぶ。その姿に店内にいた数名の女性が倒れ伏した。
「ふぅ······相変わらずここの料理は美味しいね」
「もちろんです。うちの料理人は最高ですから」
「ふふ、そうだね。遠征終わりの宴会もいつも通りここでやらせてもらうよ」
「いつもありがとうございます、存分にお金を落としていってくださいね?」
「ははっ、わかった、大量に頼ましてもらうよ」
そう言ったフィンさんは料理を食べ終わるとお代を払って、じゃあまた来るよ、と言って店から出て行った。
「アスカ」
「あ、リューさん」
「すいませんが花が枯れてしまっているので花を買ってきて貰えませんか?」
「あ、花枯れたんですか?」
「えぇ、またアーニャが何日か水やりを忘れてしまいまして」
ミャーのせいじゃないニャー!という言葉は無視して話を続ける2人。シルさんも2人に近寄って話に加わる。
「お願いします朱鳥さん」
「シルさんは空いてないんですか?」
「ごめんなさい、私今から(サボった罰の)皿洗いをしないといけなくて···」
「私はその手伝いです」
「なるほど······わかりました。ついでに書店に寄ってもいいですか?買いたい本がありまして」
「それくらいなら構わないと思いますが、日が暮れる前に帰ってきてください」
「了解です、それじゃあ準備したら行ってきます」
「はい、行ってらっしゃい」
彼はミア母さんに事情を伝えて豊饒の女主人から出て行った。
「いつもありがとうございます!」
「アンナさんもお勤めご苦労様です。今度豊饒の女主人に来てください、サービスしますよ?」
「はい!時間があったらお伺いさせてもらいますね♪」
「えぇ、いつでも来てください」
花屋の手伝いをしているアンナさん、以前彼が偶然寄った花屋で働いていたアンナさんから花を買ったのだ。
しかも、その花をお店に置いたらミア母さんや他の従業員達から物凄く好評で、それ以来お店に置く花をこの店で買うようになり、そのためアンナさんとも交流を深めることになった。
「それでは俺はこれで行きます。また来ますね」
「はい!今度は枯らさないでくださいね?」
「あ、あはは、注意します······」
2人して笑い(片方は苦笑い)ながら話をしてそのまま別れる。彼は次に書店に向かって歩き始めた。
「とりあえずいつもの所に行こうか」
彼は人があまりいない方に向かって歩き、少しするとみすぼらしいという言葉ぴったりな書店にたどり着いた。
「失礼するよ」
店内には老齢なヒューマンの男性がいて、彼が入って来たのを見るとその短い白髭を動かした。
「やぁ、朱鳥くん。今日は何の用だい?」
「書店に来てすることと言ったら本を買う事だけだと思いますけど」
「確かにそうだ、それで何を買いに来たんだい?」
「えっと、前回買った鬼滅奇譚っていう本の続編を···」
「あぁ、あれだね。好きだね極東の本」
老齢な男性は本を取りに後ろに向かう。その途中彼に話し掛ける。
「いや、まぁ、1番最近の英雄譚だから······」
「確かについ最近の英雄譚だね、5年前くらいだったかな?この本のおかげで極東はやばいところだと思われてるよ」
「やめて、今は平和なところだから······」
確かに本来外の世界ではLv3が限界とまで言われている中で極東はオラリオと同じLv7がいる色々と常識外れな場所だがやばいところでは無い。
彼は肩を竦ませながら男性が本を取ってくるのを待つ。そんな時2階から声がしている事に気がついた。
2人くらいで恐らく男と女、ただ片方の女と思われる方からは人としての音ではなく、これは多分──
「─神?」
「神様がどうかしたのかい?」
「え?あ、いや······」
「?まぁ、いいよ、これが続編だよ」
「あぁ、ありがとう。これお代」
「まいど、またご贔屓にね」
彼はお代を渡してその場を去ろうとして、やはり聞いておくかと思って男性に問いかけた。
「なぁ、2階に誰かいるのか?」
「ん?よく気づいたね、確かに上に2人ほどいるよ」
「2階で何してるんだ?あそこは書庫だけだろう?本を読んでるって感じでもないし······」
「さぁ?私は知らないけど、でも彼女は神様だからね。私達には分からないことをしてるんじゃないかな」
「あぁ、やっぱり神様だったか···いや変な事聞いたな。もし泥棒とかだったりしたらと思ってさ」
「あはは、心遣いは感謝するよ」
「それじゃあ俺はもう行くよ」
彼はそう言って書店から出ていこうとして、そうだと声を出し振り返った。
「ちなみにその神様の名前は?」
「あぁ、神ヘスティアだよ。私はヘスティアちゃんなどと呼んでいるがね」
「神ヘスティア······ありがとう、じゃあ今度こそ行くよ。また来る」
彼は今度こそ書店から出て行った。書店から出たあとに彼は立ち止まり、空を見上げる。
「神ヘスティア············炭治郎さんのような泣きたくなるような優しい音······」
炭治郎さんのような音を久しぶりに聴いた彼は少し笑って
「その
そう言った
その日は休日、いつもの様に彼はリューさんと共にダンジョンに潜っていた。
場所は13階層、中層と呼ばれる階層である。
「アスカ、来ますよ」
「了解です」
2人の前に現れたのはヘルハウンド4匹とアルミラージ6匹、合計10匹のモンスター。
「行きます」
「どうぞ」
彼に襲い掛かってくるアルミラージの1匹を刀で袈裟懸けに斬り捨てる。アルミラージは灰となり、魔石だけを残した。
アルミラージを倒した直後ヘルハウンドが彼に照準を合わせ炎を吐こうとした時、彼は近くまで寄って来ていたアルミラージをヘルハウンド目掛けて蹴り飛ばす。
蹴り飛ばされたアルミラージはヘルハウンドの口に挟まりそのままヘルハウンドの放った炎が塞き止められ暴発。
『───ッ!?』
『キュアァァァ!!』
「まず3匹」
すぐにそこに残っていた4匹のアルミラージがその手に持っている小さな斧を投げてくる。
彼はこの場に置いて適切な技を考え、そのまま実行する。
「水の呼吸 参ノ型 流流舞い」
流流舞いの勢いを利用して斧を避け、アルミラージに水流のように流れる様な動きで移動し水を纏った刀で右から、左からと4匹の頸を斬り落とす。
そのままヘルハウンド2匹の間に飛び込み
「水の呼吸 肆ノ型 打ち潮」
荒れた大海の波の如し動きで2匹のヘルハウンドの胴体を水の軌跡を描きながら断ち切る。
『ガアァァァッ!!』
「っ!」
技を出し終わった瞬間、残っていた1匹のヘルハウンドが上から飛び込んで来て噛み付こうとしてくる。
彼はそれに突きの構えで向かいうち
「水の呼吸 漆ノ型 雫波紋突きィッ!!」
波紋の中心を穿つように放った高速の突きがヘルハウンドの魔石を穿つ。
彼は1度周りを確認してから戦闘態勢を解いた。
そんな彼にリューさんが近付いてくる。
「お見事です、ここまでやれるようになったならソロでダンジョンに潜っても大丈夫でしょう」
「本当ですか?!ありがとうございます!!」
「よくこの1ヶ月半、私の訓練に耐えましたね。本当によく······」
「まぁ、この1ヶ月半色々ありましたしね、特に17階層に落ちた時は肝が冷えました」
「あの時は私も少々取り乱しました······ですが今のあなたならパーティーさえ組んでいれば18階層まで行けるでしょう。いえ、この調子ならLv2になればソロでも大丈夫ですね」
「あはは、そう言って貰えるなら嬉しいです」
彼はリューさんの言葉に喜びながら少し複雑そうな顔をしていた。
彼にとって強くなることは英雄になるという一歩、しかしLvを上げるには冒険をしなくてはいけない。
冒険らしい冒険は1度とあるエルフのせいで一緒に縦穴から17階層に落ちて、ミノタウロスの群れに囲まれた時くらいだろう。
「さて、そろそろ戻りましょうか。夕方までに戻らなくては──ッ!?」
「···リューさん、今の······」
何処からかモンスターの雄叫びが聞こえて来て2人の動きが止まる。それは2人がよく知っていたものの雄叫びに似ていて、どう考えてもこの階層に居ていいはずのないモンスターの雄叫びだった。
「リューさん」
「えぇ、行きましょう」
2人揃って声が聞こえた場所に向かって走り出す。2人の足並みが完全に揃っている当たり2人の息が合っているのがよくわかる。
「え?!シドウ・朱鳥!?」
途中誰かが彼を呼ぶ声がしていたがモンスターの声のする方に集中していた2人はそれを無視して走り続ける。
「た、助けてくれぇー!!」
「ッ!!あそこです、リューさん!」
「ッ!まずいですね、今のスピードでは間に合わない!アスカッ!」
「仰せのままに!」
12階層に行くための入口付近で1人の男性冒険者がミノタウロスに襲われていた。
彼はその場で急停止し、そのまま居合いの構えを取る。
「シイィィィ······雷の呼吸──」
彼の周りに雷が走る。眩い光が広がり、それに気づいたミノタウロスが彼を見る。
「壱ノ型──」
彼は刀の鯉口を切り、刀の柄に手を添える。
ミノタウロスはその光景に何故か重圧感を感じ始め、一歩後退るも、すぐに彼に向かって走り出す。
「───霹靂一閃」
ミノタウロスは何が起こっているのか分かっていなかった。光が迫ったと思ったらいつの間にか視界が逆転していたのだ。
ミノタウロスはそのまま自分が頸を断ち切られた事すら気づかずに灰になって死んで行った。
助けられた冒険者も何が起こったのかよくわかっていなかった。いつの間にか遠くに居た人が雷の落ちるような音ともに目の前に現れたのだ。しかもミノタウロスの頸を切り落として。
「あの、大丈夫ですかね?」
「え···あ、あぁ、大丈夫だ。助かった」
「いえ無事ならそれでいいんです、けど13階層に一人で来るなんてどういうことですか」
彼は男性を訝しんで問いかける。
それに対して男性は今の状況を説明する。
男性曰く、Lv2の彼とLv1の3人でパーティーを組んでいたのだが、そんなパーティーの前にミノタウロスが現れた。
男性は自ら殿をして、パーティメンバーを逃がしたのだが彼自身は剣を折られ、ナイフ1本で対抗しようとした。
しかしミノタウロスに追い詰められ、もうダメだと思ったタイミングで彼が助けたようだった。
「なるほど······とりあえず無事でよかったです。地上に戻ってお仲間を探しましょう」
「あぁ、でも1人で大丈夫だ。上層なら何度も行ったからな」
「そう···ですか?」
「あぁ、大丈夫だ。本当にありがとう、地上でまた会おう!」
「······えぇ、地上に着いたら豊饒の女主人に来てください。そこで働いてるんですけど、いい所ですよ」
「はは!しっかり金を落としに行くよ!それじゃあね!」
男性はそう言って12階層に上がって行った。彼はそれを見届けてから後ろで隠れているリューさんに呼びかける。
「行きましたよ、リューさん」
「えぇ、助けられて良かったです」
「そうですね、では行きましょうか」
とりあえず男性を助けられたことに安堵した2人は地上に戻ろうと自分達も12階層に上がって行こうと──
「待・ち・な・さ・い!!」
して呼び止められた。2人が振り返るとそこにはエルフの少女が息を切らせて2人を、というより彼を睨みつけていた。
「何度も呼び止めたのに無視しないでくれますか?!」
「··················」
「······それはすみませんでした【
彼は心底嫌そうな顔で、リューさんは申し訳なさそうに彼女、レフィーヤ・ウィリディスに視線を向ける。
彼の表情を見て頬を引き攣らせながらさらに不機嫌になるレフィーヤを見てリューさんはため息を吐く。
「な、なんですかその顔は!?そんなに私と会うのが嫌ですか?!」
「嫌だけど?」
「即答しないでくれますか?!」
「どうしろと?」
既に2人だけの空間が出来始めていることにリューさんはさらにため息を吐く。
この2人からしたら不本意極まりないだろうが本当に相性が良い2人だ······と考えているリューさん。
だからこそ仲良くなってもらいたいのだが……
「大体ですね!貴方はいつもいつも私に対する扱いが雑なんですよ!雑!もう少し優しくしようとか考えないんですか?!」
「ないない」
「ムッカァァァァ!?!?」
この調子なら不可能だろうなと、今の光景を見てリューさんは3度目のため息を吐いた。
「レフィーヤ〜、待つっすよ~」
「レフィーヤ、何をしているんだ。ミノタウロスは見つかったのか?──ん?お前達は······」
リューさんは争っている2人をどのように宥めようかと考えていると、そこにヒューマンの男性とエルフの女性が現れた。
「あ······ラウルさん、リヴェリア様······」
「げっ······ラウル、リヴェリア···さん······」
先程まで争っていた2人がヒューマンの男性、ラウル・ノールド、エルフの女性、リヴェリア・リヨス・アールヴ、この2人が現れた途端争いをやめた。
「はぁ······またか、レフィーヤ」
「ち、違うんですリヴェリア様!これには訳がありまして!」
「言い訳は無用だ。シドウ、リオン、迷惑を掛けたな」
「いや、別に、迷惑とは思って···思ってますね、はい」
「ふふ、ふふふ···このヒューマン、どのようにして殺してあげましょうか······!」
訂正、全然終わってなかった。むしろ状況が悪化していた。
「出来ないことで喚き散らすなよ」
「今ここでやってやりましょうか、ノロマヒューマン···」
「はっ、やってみやがれ、バカエルフ···」
「··················」
「··················」
「「ぶっ〇すッ!!!」」
「いい加減にしろ」「いい加減にしなさい」
2人が盛大にキャラを崩壊させたところでリヴェリア様とリューさんからきつい拳骨が落ちる。
考えて見てほしい、相手はLv6とLv4である。受ける側はLv3とLv1だ。結論、めちゃくちゃ痛い。
「「〜〜〜〜〜ッ!!」」
「はぁ、お前達は毎度毎度飽きもせず喧嘩喧嘩喧嘩、実は仲がいいんじゃないだろうな?」
「リヴェリア様!?有り得ませんッ!!こんなヒューマンと仲が良いなんて?!」
「こっちのセリフだわ戯けッ!!お前みたいなエルフと誰がッ!」
「いい加減にしなさい、と言いましたよね?」
「「ぐぬぬっ······」」
やっぱりこいつら仲良いだろ、みたいな目で2人を見る3人。そんな時、ラウルがそう言えば、と2人に話し掛ける。
「街中で一緒に仲良く買い物してる二人を見たんですけど······」
「ラウル······
「ラウルさん·····
「ひぃぃ!?目が?!目が本気っすよッ!?」
「落ち着け貴様ら」
この2人ならやりかねない。そんなことを考えて、今しがた浮かんだ頭と胴体を切り離されたラウルが胴体だけアルクス・レイで消し去られ、首だけ残る。という悲惨過ぎる光景(アルクス・レイでなくヒュゼレイド・ファラーリカで跡形もなくなる方も可)を頭から振り払い、2人を止める。
「だが、お前達が一緒に買い物だと?」
「珍しい······では済ませんね。何があったのですか」
「······別に、ただ、街で会って······」
「······喧嘩をして、そのまま歩き出したら何故か2人とも同じ方向で······」
「······同じ店に入って、同じ物を買って」
「そのまま恨み言を吐きながら別れただけです」
え?それってデーt·····と言おうとしたラウルが男の急所を蹴られ、壁に吹き飛ばされて激突した。そのまま倒れて男の急所に手をやりながらのたうち回る。
誰がやったかは言わない。なお、男の急所の怖さを知っている人物は絶対にこんなことをやらないということを言っておく。
「同じ店に入って、同じ物を買う······」
「なるほど············」
そして二人の師匠組はただただ思う。
この2人やっぱり仲良いじゃないか、いやほんとに。
そして精神的に疲れが溜まってきている師匠組である。
「とりあえず······疲れました······」
「あぁ······早く上に行くか······」
「「······?」」
揃って首を傾げる弟子2人。声を大にして言いたい。
お前達のせいだよッ!!と
ちなみにラウルさんの男の急所はちゃんと回復しました。潰れたかと思ったらしいです。
登場キャラ説明
シドウ・朱鳥
実は全集中の呼吸・常中が出来ない人。
肺を大きくする全集中の呼吸で肺が弱く、大きく出来ないという大き過ぎるデメリットを修行中に気づいた。
そのため呼吸を連続で使うと咳き込んで膝を着いてしまう。最大で5回まで連続で行える。逆に言えば霹靂一閃は5連までしか使えない。
Lvをあげることで身体の強度が増す為、呼吸をし続けることも可能だろうという言葉で早くLvをあげようと若干焦ってる。
けど、仕事サボったらミア母さんに殺される。
今日も今日とてリューさんにボコされ倉庫に激突した。
通算159回目である(ミャーが数えてたニャ!)。
実は1ヶ月経ったある日ダンジョンで育成の為にLv1やLv2を連れて探索をしていたフィン、リヴェリア、ラウル、アキ、レフィーヤ達と13階層にて遭遇。
その際リューさん、【疾風】がダンジョンに潜っていることに驚いているフィンさんとリヴェリアさんに何故自分たちがここにいるのかを説明。
その直後ダンジョンから大量のヘルハウンドとアルミラージが現れた、要するに
Lv1やLv2達が動揺し、フィンさんやリヴェリアさんが落ち着くように声を掛けるも全体がパニック状態に。
レフィーヤがすぐさま広範囲魔法を発動しようと詠唱を唱えるが、発動間近でレフィーヤのすぐ近くの壁からヘルハウンドが現れレフィーヤを攻撃、レフィーヤはその事に動揺し、魔法を暴発させた。
結果足元が崩壊し全員が下階層に落下。
さらにレフィーヤとそのすぐ近くにいた主人公はそのまま縦穴に落下しさらに下の階層に落ちた。
どれだけ運が悪かったのか縦穴を落ち続け、落ちた階層は17階層。そしてミノタウロスの
この時刀を折ってしまい、鍛冶の里に刀を直して欲しい旨を伝えたら、2週間後ひょっとこお面を被ったとある鍛冶師が包丁を持って現れ、一緒にいたフィンさん共々追いかけられた。このときフィンさんと主人公の間に友情が生まれたとか。
最近はしのぶさんから送られて来た荷物で部屋が埋まりかけた。彼の部屋は何処かの研究施設かというくらい実験器具が大量に置いてあり、毒の調合や薬の調合と言ったものができるようになっている。どこの蝶屋敷?
というか、こいつやっぱりしのぶさんのこと大好きだろ。
ちなみにとある冒険者が豊饒の女主人でリューさんの言葉に従う彼を見て【
そしてもう1つ不名誉な二つ名があることも知らない。
最高到達Lv:Lv1
シル・フローヴァ
久しぶりの出番!だけど出たのは本当に少しだけ。
もう少し出番をください。え?次回いっぱいあります?
やりました!
別に嫉妬なんてしてない、ただすこーし、お話してお仕事を代わってもらっただけ、ほんとだよ?
え?朱鳥さんのお尻を触ったか?私は彼女みたいな変態じゃありませんよ?ちょっ〜と、お願いしただけです。
今日も今日とて客集めに勤しむ勤勉(?)な従業員です!そして魔石を使って白髪の新米冒険者をお店に誘った。ちなみに魔石はリューさんが持ってきたもの。
やはり、敵に回してはいけない従業員である。
リュー・リオン
今日も今日とて主人公をボッコボコにした。
私はいつもやr(ry
花が枯れているのを見てシルさんに相談。結果主人公に行ってもらう事になった。
ダンジョンでは今の主人公ならソロでも上層はもう大丈夫だろうと考え、中層に差し掛かった。
レフィーヤと主人公の相性は間違いなく良い、出来ればパーティーを組んで欲しいほどだ、とリヴェリアさんに語っていたこともある。割かしリヴェリアさんからも好感触だったり。
ただ、2人が話しているところを見るとモヤモヤした気持ちになるのは何故だろう?
シルさんに渡す魔石は帰りに狩った上層モンスターのもの。
ちなみに、朝はミア母さんが見えた時点で従業員仲間を見捨てて、主人公と共にさっさと支度に入った。
ルノアには悪いと思うが私はまだ死にたくないので。アーニャとクロエは知りません。
最高到達Lv:Lv4
アーニャ・フローメル
豊饒の女主人のムードメーカー、あとアホの子。
元フレイヤ・ファミリアの冒険者であり、二つ名【
今はファミリアから半脱退状態であり、豊饒の女主人にウェイトレスとして務めている。ちなみに料理もちゃんとできる。
フレイヤ・ファミリアの【
だが、あまりアレンから話すことは無く、アーニャが話し掛ける様子が見られる。
いつの日かまた戦車が揃う日が来ることを夢見る冒険者や神々は大勢いる。
彼女のLvは何故か誰も知らない······フレイヤ・ファミリアでも知られていないらしい······いや、ほんとになぜ?
まぁ、実際は単純に忘れられてるだけ······だと思う。
ちなみに、豊饒の女主人で一番主人公と仲がいいのは彼女である。
最高到達Lv:Lv4
ルノア・ファウスト
ただ呼びに来ただけなのに何故か巻き込まれてる苦労人であり、ツッコミ役。ミア母さんが来た時点で何が起こるかだいたい察した。
非公式ながら【黒拳】の二つ名を本人にとっては不名誉だが持っている。
元賞金稼ぎで、依頼達成率はほぼ10割の実力者。
が、オラリオに来たばかりの頃、フレイヤ・ファミリアのガリバー兄妹、【
現在は豊饒の女主人で働いているが働くきっかけとなった出来事で1億ヴァリスの借金をした。返済中。
ちなみに主人公の相談役でもあり、最近では17階層を教訓に刀を無くした時のために素手でのステゴロを夜に教わっている。
最高到達Lv:Lv4
「基本殴ればなんとかなる」
「脳筋過ぎやしませんかね······?」
「ふんっ!」
「ごフッ!??!」
(二人の会話抜粋)
クロエ・ロロ
着々と主人公の尻を狙う元暗殺者。豊饒の女主人のポジションはもちろんアーニャと同じアホの子だが、そういうキャラを作っている、実際は怖がりで泣き虫な女の子、まぁ、割とほんとにアホの子な気もしなくもない。そしてショタコンだ、ショタを見ると尻を触ろうとする変態だ。性癖が歪んだのは暗殺者時代との話。
非公式ながら【黒猫】の二つ名を本人は汚点とまで言っているが持っている。。
依頼達成率はルノアさんと同じほぼ10割、しかしオラリオに来たばかりの頃、ガネーシャ・ファミリアのシャクティ・ヴァルマ、【
現在は豊饒の女主人で働いているが働くきっかけとなった出来事でルノアさんと同じく1億ヴァリスの借金をした。返済中。
ちなみに主人公とは調合仲間。主人公に色々と毒の調合で口出ししている。ただ、尻を触ろうとする為いつも蹴られている。Lv4を蹴り飛ばすLv1とは一体……
最高到達Lv:Lv4
ミア・グランド
皆さんお馴染みの豊饒の女主人の女将さん。フレイヤ・ファミリアの元団長であり、【
現在はファミリアから半脱退状態であり、豊饒の女主人を立ち上げた人物。
豊饒の女主人では自分は母親であり、従業員は自分の娘である。
自分の娘に手を出す馬鹿野郎はどんなことをしてでもぶっ飛ばす、というか埋める。
娘思いのいいお母さん。しかし怒るとめっちゃ怖い。
主人公の事を息子は初めてだ、と言いながら結構可愛がっている。ただ、何をやらせてもそつなくこなす為、通常の仕事の倍以上を振られていることに主人公は気づいていない。
実は第3話で登場してたのにキャラ説明を書き忘れてた。あっ、やっべ、って感じで出し忘れてた。
これは埋められる。(確信)
ちなみに、何故か主人公に対して他の従業員とは違い同情を少し含みながら見ている。
一体どこの神様が魂を覗いたんだろうね!やったね主人公!ベル君と一緒に狙われてるよ!あっはっはっ、白兎たすけて
最高到達Lv:Lv6
花屋のアンナさん
主人公が良く寄る花屋さんの店員さん。
現在から数ヶ月後のアポロン・ファミリアとの抗争後、とある出来事に巻き込まれるのだが、これはまだ先の話。
ちなみに主人公との関係は今はまだ友人。
フィン・ディムナ
ロキ・ファミリアの団長であり、【
その実力はオラリオの中でも上位に入り、
しかし、彼自身は自らを人工英雄と言っており、英雄になれる可能性を持つ存在に憧れを抱いている節もある。
主人公の17階層での奮闘を見ており、磨けば光る何かを見付けた。それ以来彼にロキ・ファミリアに入ってほしい、と言っている。
ちなみに17階層に落ちたのはこちらの不手際だから一緒に謝らせて欲しい、ということで刀を受け取る際に同行した。そして包丁を持った鍛冶師に追い回された、なんだかんだLvが高かった(Lv4)為、結構怖かった。その時主人公と友情が芽生えた。
ちなみに時々、フィンと呼び捨てで良いよ、と主人公に言っているのだが、その言葉で腐女神達が叫んでいるのを2人で無視している。
最高到達Lv:Lv6
リヴェリア・リヨス・アールヴ
ロキ・ファミリア副団長であり、【
ダンジョンにLv1とLv2の育成で潜る為、ついでにレフィーヤを指導しようと同行させた。
まさかあんなことになるとは······
レフィーヤと主人公の相性がいいのは同意。この2人は1度パーティー組ませてもいいかも···と少し考えた、少しである。あの喧嘩を見せられるとそんな考えは吹き飛んだ。パーティーなんて組ませたら絶対に何かが起こる、と。
後にとある事情で主人公のスキルを知り、レフィーヤの魔法、エルフ・リングも習得できる事実に戦慄した。
しかし、魔法のスロットは1人最大3つまでである。
今後主人公の魔法、最後の枠を埋める争奪戦が勃発するのは目に見えている事実である。
主人公逃げて、超逃げて。
ちなみに主人公との対面した時、女性だと思って話してた。普通にキレられた。
最高到達Lv:Lv6
ラウル・ノールド
平凡が服を着て歩いている、神々の中で誰かがそんなことを言った。神ロキ、あ、確かに、と納得。
そして付いた彼の二つ名は【
その二つ名を聞いた彼はとりあえず二日くらい部屋に引き籠った。
そんな二つ名を持つ彼だがロキ・ファミリアの次期団長候補であり、二軍メンバーの指揮官、主力陣が少数精鋭で行動する時サポーターとして入るなどなど割かし重要な役目を補っている。
そんな彼にもやんちゃな時代がありもしたが今では立派に頑張っている。魔石をちょろまかした?たっぷり絞られたからもうやめて。
主人公とは街中で会ったらよく話す仲。あと、レフィーヤと主人公の喧嘩の際、基本的に仲裁に入るのは彼かリヴェリアさん。後にとある黒髪エルフが仲裁役になることを彼らはまだ知らない。苦労人だねー(白目)
ちなみに、レフィーヤと主人公が何故か一緒にいる所をよく見る。その度に吹き飛んでいるためロキから体張って笑い取ろうとしとる?···なんて言われた。
多分幸運のランクがEなんだと思う(Fate並感)
最高到達Lv:Lv4
レフィーヤ・ウィリディス
今作ヒロイン兼、トリプル主人公の1人。あと書くのが一番楽しい人。だっていつの間にか主人公に絡んでるんだもん。
恐らく主人公と最も絡むヒロインである。とりあえず主人公を見掛けたら絡みに行く。
第一印象は悪くなかった2人だが17 階層での出来事以来関係は最悪。主人公はいつまでも憧れに縋り付くレフィーヤの事が昔の自分を見ているみたいでムカつき、レフィーヤは逆に自分が出来なかったことを行えている主人公を無意識ながら察し、 羨望に近い物から苛立ちに結びついてしまう為である。
だが、ある意味似たもの同士のせいか買い物に行く日が被ったり、店が被ったり、買うものが被ったりと、とにかく考える事が一緒なのである。
それが何度も起きたため、もはや諦めて一緒に行動している。街では仲がいい2人だと思われているが、2人の関係を知っている冒険者は明日は槍でも降るのか···と恐れおののく。
17階層へ落ちた時に気を失い、気がついた時にはミノタウロスに囲まれ、自分を守りながら戦う主人公がいた。
刀は折れ、左腕は本来曲がらない方向に曲がっており、頭からは血を流し、敗れた服やズボンからは血や青くなった肌が見えて、もはや戦うことなど出来るはずがない状態であった。
そんな状態にも関わらず主人公はレフィーヤを守る為に戦い続けていた。
レフィーヤがすぐに戦線に加わろうとした時一体のミノタウロスが彼女を襲う。それに硬直し動けなかったレフィーヤを横に吹き飛ばして主人公は折れた刀で攻撃を受け、壁に激突する。
それでも主人公は立ち上がり、恐怖で竦んでいたレフィーヤに、何もしなくていい、と言って詠唱を開始。怪我のせいで動きは鈍いが、攻撃、防御、回避、詠唱の4つを見事に行い、並行詠唱を完成させていた。が、魔法が発動するという場面で詠唱を中断。
直後ロキ・ファミリア団長、フィン・ディムナが戦闘に介入してきた。そのあとも共に同行していたロキ・ファミリア主要人達とリューさんが介入し、ミノタウロスはすぐに殲滅された。
ほぼ無傷のレフィーヤと傷だらけの主人公を見て全てを察したリューさんは主人公の頬を叩いて説教を開始し、レフィーヤはリヴェリアさんから安否確認と共に説教されていた。
ただ、これだけならまだ関係が最悪となることは無かった、そう、主人公の言ったあの言葉が無ければ。
何もしなくていい、その言葉は彼女の心に酷く響いた。主人公的には目を覚ましたばかりで本調子じゃないだろうから今は何もしないでいい。という意味なのだが、お前何処の水柱だ、やはり師弟か。
そして止めに自分では出来ないだろうリヴェリアさんに迫る並行詠唱。何よりもLv3の自分より下のLv1にそれらが行われたという事実が彼女に刺さった。
そこからは喧嘩喧嘩の日々、関係は最悪となった。
ちなみに街での2人の様子から非公式で【異種族兄妹】などと不名誉な二つ名をつけられている事実を2人は知らない。ベル君が加われば、喧嘩をしている長男と長女を仲裁する次男の出来上がりである。
最高到達Lv:Lv3
しょぉーとぉすとぉーりぃー
セリフのみ(ナレーションあり)
祠堂朱鳥 中学3年生
我妻善逸 高校1年生
竈門炭治郎 高校1年生
胡蝶しのぶ 高校3年生
シル・フローヴァ 高校3年生
リュー・リオン 高校3年生
豊饒の女主人編 2話
中高一貫 キメツ学園!!
個性豊かな学生達と教師陣によって色んな意味で無法地帯となっている学園!!
その学園がある町も酷いが、そんな町の隣町ではキメツ学園と並ぶ恐ろしい学院が存在した!!
その名も、オラリオ国際学院!!
小学から大学まで一貫の学院は留学生に特に力を入れており、基本的に外国人が多く、日本人は少ない!!
そして、この学院は理事を務める者が数多くおり、私は神だ!!とキメツ学園の美術教師のようなことを言って、その理事の派閥が生まれていた!!
そんな学園を支配する2大派閥、ロキ理事によるロキ・ファミリアとフレイヤ理事によるフレイヤ・ファミリア!!この2つの派閥によって学園は均等を保っていた!!
理事長のゼウス的には争わなければなんでもいい、わしは孫を可愛がるから、と言って完全に仕事を放棄した!!
学院長のヘラはゼウスがどこかで女を取っかえ引っ変えしないか
その結果理事が荒れるに荒れるこの学院とキメツ学園が交流をして以来、善良な理事の胃を殺しに来ている!!
これはそんな学園生と学院生のとある一幕!!
前回までのあらすじ!!
とりあえずもうまとめるのは無理だと思う。
「ここがそのカフェです」
「こ、ここが朱鳥の言っていたカフェか······立派なところだな!」
「··················」ニッコニッコニー
((笑顔が逆に怖い······!!たすけてたんじろ先輩))
「うん!美味しい匂いがする!軽食とかもあるのかな?」
((気付けよォ?!))
「それでは皆さん、行きましょうか?ね?」
「はい!」
「「は、はいぃ······」」
「いらっしゃいませ、何名様でしょうか?」カランコロン
「4名でお願いします。あ、それとこの券もお願い出来ますか?」
「はい?あ!この券は朱鳥さんに渡したものですね!ということは······」
「ご、ご無沙汰しています、シルさん」
「まぁ···!よく来てくれましたね、朱鳥さん!」ギュ
(は?手を握って、は?朱鳥くんの手を何握ってるのあなた?は?)
(こっわ!?しのぶさんこっわ!?笑顔が一瞬崩れたんですけど?!ゴゴゴゴッ!って感じのオーラがでてるんですけど?!)
「ささっ、こちらにどうぞ!」テヲヒキツツ
「シ、シルさん!手は引っ張らなくても大丈夫ですよ!」
(新薬を使うのもやぶさかではないわ。というか使う)
(た、たすけてたんじろォ!!このままじゃしのぶさんがダークサイドに落ちる!落ちるって!?)
「へぇ、結構メニュー豊富なんだな。どれにしようか悩むな、楽しみだ」
(たんじろォォ!!おま、お前ってやつはなんでこんな時だけェ!?自慢の鼻はどこにいったァァ!!!)
頑張れ善逸!!
たとえ君の胃が壊れてもこの状況は変わらない!!
だから頑張れ!頑張れ善逸!!
これからどうなる!!
次回予告!!
「はい、今回やっと戦闘描写が書かれた祠堂朱鳥と」
「ヒロイン兼主人公のレフィーヤ・ウィリディスです。って、なんですかこれぇ!!」
「いきなりなに?」
「主人公は分かりますけどヒロインってなんですか!!私が貴方のヒロインとか、考えただけで鳥肌が······!」
「お前って本当に失礼なやつだよなぁ······!まぁ、俺もお前がヒロインとか器じゃないと思ってるから」
「なっ?!どういう意味ですか!?私がヒロインの器じゃないって!!どう見てもヒロインでしょう?!」
「いやいや、絶対ありえない。と、ここでオラリオコソコソ噂話、オラリオには二つ名持ちの人達のブロマイドカードがあるんだけど、そのカードの売上に順位を付けると、上からフィンさん、リヴェリアさん、そして【猛者】の3人。だけどこの3人に迫るのがなんとあの【
「え···アイズさん、じゃない······?」
「順位付けするなら4位【
「そ、そんな······!?アイズさんが6人に、いえ、上位3人はわかりますけどなんでべートさんとガレスさんに負けてるんですか?!しかも【
「アミッドさん綺麗だもんね、ほぼ毎日(リューさんのスパルタ(ry)会うからよく分かるよ」
「だとしても納得できません!!ベートさんって!ベートさんって!」
「ちなみにレフィーヤは16位で、ラウルさんは14位だって」
「······え?」
「次回、
「え?待って、待ってください!私ラウルさんに負けてるんですか?!あの、ちょっと!ま、待てと言っているでしょう?!!!」