読んでみてどう思ったか等教えて欲しいです!
それでは!
今は現代。
僕は毎日をぐーたらとして、他人との距離も掴めずにただ毎日を呆然と生きているだけだった。
高校生になったらせめて1人は友達を作ろうと思っていたのだが、
結局作れないまま高校2年の夏になろうとしていた…。
〜夏休み〜
リア充には楽しいプランでいっぱいなのだろうが、僕には何の予定もない。
両親は海外に出張しており、僕自身誰かと会うことも無いので1ヶ月は引きこもる、こんな悲しい日々の始まりなのだろう。
そんなある日、たまたま見かけたネットの記事が目に止まった。
「なんだこれ…? 神隠し…?」
そこには最近突然行方が分からなくなる人が続出しており、神隠しなのではないか、というなんとも胡散臭い内容の記事があった。
元々オカルトチックなのは興味が無いのだが、その記事に書かれていることには妙にリアル感があり、見入ってしまった。
「下らないな…神隠しがある訳ないだろう、所詮作り話さ。」
結局僕はこの記事のことを作り話として片付けた。
そりゃそうだ、こんなもの実際に体験したことがないのだから分かるわけがない。
そう自己完結し、僕はベットに倒れ込む。それにしてもなんか変な話だったなーと先程読んだ記事のことを考える、神隠しだなんて、実際にあるのならぜひ起こって見て欲しいものである。なんてったって今の自分は自他共に認める【生きる屍】なのだから…
場所は変わって幻想郷。
この場所の管理者である八雲紫はとある事に頭を悩ませていた。しかし、その事情についてはとある人間を見つけたことによって、その事も無事解決しそうである。
「あー良かったですわ。まぁ、この方なら別にこっちに連れてきても大丈夫でしょう。別に現世に未練があるわけではなさそうですしね。」
こうして彼は八雲紫に狙われてしまうのだった…。
〜現世〜
夜ってのは素晴らしいと思う。昼ってのは太陽が出てしまってるからどうにも目眩がする。しかし夜はそういうのが一切ない…!夜、最高…!!なんてことを思いながらコンビニでジュースなどを買いに向かう。
今日は徹夜で映画鑑賞だ、止める人などいない、だって家には俺しかいないからな。さびしくはないぞ。僕は毎日を謳歌しているはずだからだ…!
と、家からコンビニに向かっている時、僕はよそ見していて、誰かとぶつかってしまう。
「す、すいません…大丈夫ですか?」
「大丈夫ですわ。貴方気をつけないとダメですわよ?」
目の前に居たのは可愛らしい淑女だった。僕は思わず見とれてしまう
しかし瞬間、僕の直感がこの淑女に対して危険だと、伝えてくる…
何だこの胸騒ぎは?等と考えていたら少女が僕に、
「貴方…夜に出歩くなんてね、まあ、ここなら誰も見てないし、」
その瞬間…
僕の足元が消えた。
「っは?」
こんな素っ頓狂な声を上げたのを最後に僕は現世にさよならを告げることとなった…
男が消えた後、紫は呟く…
「これで、こちら側に誘い込みましたわ。後は彼の運次第。頑張って下さいね?」
とまぁ、1話目はこれで終わりと…
結構グダグダに進ませて行きます。
ざつな作りなんですけども、是非次の話に進んで欲しいですm(_ _)m
それでは次回お楽しみください!