幻想郷の世界へと誘われて【不定期投稿】   作: 白黒魂粉

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自機組と同時進行している形なので、彼女達の動きをまとめました。
サイドストーリーなので、主人公の動きはないんですけど…
こんな感じで霊夢たちは戦ってるよ!っていう感じです!
それじゃ!


自機組の活動

ーー同時刻、霊夢は紅魔館の従者である十六夜咲夜に勝利し、この異変の首謀者の元へと向かっていた。

そして霊夢はその首謀者が居るであろう扉を開く…。

「あんたが今回の異変の首謀者ね?」

「いかにも、ようこそ紅魔館へ。私はこの館の主である

レミリア・スカーレットだ。」

ナイトキャップを被り、ピンクの衣装を羽織ったその人物は、その幼き見た目とは別な異様な存在感を放ち、玉座に座るその者の名は

レミリア。だが霊夢はそんなもの興味がないかのようにこう言い放つ

「へぇ、じゃあレミリア。この霧、厄介なのよ。早く消してくれない?」

「断る。この霧は私達吸血鬼には大切なものでな、これがないと自由に動けないのよ。だからこれを消すなんてことはできない。」

「そう、なら実力行使で止めてもらうから…!」

「それもいいな、さぁこい…こんなにも月は紅いのだから。」

レミリアは翼を大きくひろげ、霊夢はお祓い棒を構え両者は互いを見据える…。

そして2人は弾幕を展開する…。

片方は野望の為に…

 

 

もう片方は解決の為に…。

 

 

数刻前…魔理沙は図書館の地下にある部屋を見つけた。

「ここはなんだぜ?」

そこには重い鉄の扉があり、鎖で閉じられていた。

「ここまでするってことは何か大切なもんがあるってことか…?」

魔理沙は魔法でその鎖を破壊し、扉を開ける…重い扉は ギギギ…と

音を立てて開いた。そしてその部屋の中へと目を向けると……

そこには小さな少女がいた。金髪で背中には宝石のような羽根が付いている、可愛らしい少女。

「貴方…だれ?」

「私か?…私は霧雨魔理沙だ。お前の名前は?」

「私はフラン。フランドール・スカーレットよ宜しく魔理沙。」

「フランっていうのか、なんでフランはこんなとこにいるんだ?」

「私?お姉様にここに閉じ込めているからこんな所にいるんだ。」

「姉に閉じ込められてんのか…一体何時からだ?」

「もう、495年間は閉じ込められてる。」

「それは…きついな。よし!ならちょっと遊びに付き合ってやるよ!」

「本当?!じゃあ魔理沙、簡 単 に 潰 れ な い で ね?」

フランはその瞬間、能力を解放させる…。そして魔理沙もマジックアイテムを取りだしフランの出方を見る。

そしてフランは魔理沙に弾幕を放つ。それを魔理沙は箒で飛んで躱し

弾幕を撃ち返す。フランはこれを自身の弾幕でかき消してこう言う。

「アハハハハハ!!魔理沙、貴方最高よ!!ならこれならどう?」

フランは高らかにスペルカードを発動させる。

「禁弾『カタディオプトリック』!」

フランから多数の弾幕が放たれ、魔理沙はそれを躱すが、その弾幕は壁に反射し、魔理沙へと向かっていく…。

「…っとと、危ないぜ…。」

魔理沙はそれを何とか躱していく、だが狭い部屋の中で反射する弾幕はその密度を狭めて回避を難しくさせていく…。

「そろそろ当たるんじゃない?」

フランはそう挑発するが、魔理沙は冷静にミニ八卦炉を取り出して、

「まだくらわないぜ、とりあえずまぁ、これで何とか…!

『恋符 マスタースパーク』!!」

大きな閃光でフランの弾幕をかき消す。そしてそのまま…魔理沙の放ったマスタースパークがフランを包んだ…

「何よその、技は…?!」

ーピチューン!

フランはそのままピチュり魔理沙は、

「やっぱ、弾幕はパワーだぜ!」

そう言った魔理沙は吹き飛んだフランの復活を待つのだった…。

 

 

 




サイドストーリー~完~
霊夢はレミリアに勝つことが出来るのか…?!
みたいな感じ。
どうなるかは未定…レミリア最強説あるよ???
次回も楽しんでくださいね。

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