新章の名前はズバリ!
「紅魔労働編」 です!!
オリジナル展開をぶち込めてなかなかに楽しくなってきたァ!
それでは今回も楽しんでください(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)
1ヶ月
「…ここで働く?」
僕は突然そんなことを言い出す咲夜さんにそう聞き返した。
だって意味わからないもん、金がないなら働けって…あ、
「えぇ、貴方が破壊した以上貴方が修理費をだすのが常識だと思うですよね。それに…」貴方のことを詳しく知っておきたい… ボソッ、
「まぁ、僕が支払うってのは当然の事だよね。わかったよ、じゃあ僕は此処で働くことになるけど…それでいい?霊夢。」
「働くのは良いわよ。でもいつまでなのよ。」
霊夢に許可を貰うと、霊夢は咲夜にそう尋ねた。
「いつまでとは?」
「創真が働く期間よ!何日働くの?」
「それはまぁ…1ヶ月程…」
「そんなに?!ここのガラスいったい幾らすんのよ!」
「霊夢…たった1ヶ月じゃないか…そんなに気にしなくても大丈夫だよ。」
「そうだぜ霊夢。なんならここに遊びに来たらいいじゃないか。だろ?」
「たしかにそう「ここに来た場合はもう1ヶ月追加です」……はぁ?!」
「だって貴方達とお喋りしている間にできる仕事だってありますから」
「仕方ないよ霊夢。1ヶ月だけなんだし、その間もしっかりと修行しておくから…」
「むぅ……分かったわよ…それじゃぁ、1ヶ月後ね…」
霊夢は納得し、帰ることを決めた。そしてメイドの方を見て
「勝手にこいつに手を出したら……分かってるわね?」
そうメイドに釘を打ち、霊夢は帰って行った…
「じゃあ、私も帰ることにするぜ…それじゃあまた1ヶ月後な、創真。」
「あぁ、それじゃあな、魔理沙。」
二人はそのまま帰って行った… それを見送った創真は隣にいた咲夜に喋りかけられる。
「創…真……さんでしたっけ?」
「そうだよ咲夜さん。これから僕は何をしたらいいんだ?」
「そうですね…まずはお嬢様の所へ挨拶をしてもらいます。」
「あぁ、わかった。」
そう言うと咲夜さんはムッとして
「貴方はこれから私の部下になるんですから…これからは敬語を使って下さい。それにここでは1番の下っ端ということも忘れないで下さいね?」
「あぁ、わかっ…分かりました。」
そうか、今から1ヶ月はこの人達が僕の先輩?になるんだから敬語はつかわないとな…
「では、お嬢様の所へ行きたいのですが…さすがにその格好で行くのは無礼ですので、これを来てください。着替え終わったら部屋の外へ」
そう言って咲夜さんは部屋の外へと出ていった。
咲夜さんが部屋から出ていったので、僕は渡された服に着替える。
その服は神官服とは違って、キチッとしていて着ぐるしい感じがした。
「何処かでこんな服着ていた気がするなぁ…」
そんな感情を覚えながら、僕は部屋のドアに手をかける。
「あら、なかなかに似合ってますわよ?」
「ありがとうございます、咲夜さん。」
「それじゃあお嬢様の所へ行きましょう。」
そうして僕は咲夜さんに連れられて、【お嬢様】の所へと向かうのだった…。
また……1ヶ月後に……!
はい!霊夢と別れ、紅魔館で働く創真くん。
次回、レミリア様が……
それでは次回も楽しんでください!