今回はレミリア。
それでは今回も楽しんでください!
咲夜さんに連れられ、僕らはレミリア様と呼ばれるこの館の主がいる部屋の前へと来ていた…
「ここがこの館の主、レミリア・スカーレット様の部屋です。吸血鬼の機嫌を損ねないよう、くれぐれも粗相の無いようにして下さい…。」
「分かりました…。」
気が滅入りそうだ…、これからこの館の主という人の所へいくのだが…僕が最も気が滅入っているのは、そのお嬢様に僕のスペルカードが命中し、その結果異変が解決したという事実。
それなら僕は間接的とはいえ、レミリアという吸血鬼に喧嘩を売ってしまったことになってしまう…。
「?どうしたのですか?はやく入って下さい。」
咲夜さんに急かされ、僕はその扉の先にいるこの館の主に向かって
「し、失礼します!」
と言い扉を開く…。
重々しい扉の先には目眩がするほど赤で統一された家具があった。
そして一際目立つ赤の絨毯を目で追うと…その先の玉座に、
この館の主、レミリア・スカーレットが座っていた…
「よく来たな…入れ。」
「は、はい」
「咲夜、こいつが博麗創真か?」
「えぇ、その通りですお嬢様。」
「お前がねぇ……」
ジッと僕を見つめるレミリア。そして僕を眺めた後に、咲夜さんの方を向いて、ニヤリとニヤついた。
満足したのか、レミリアは僕に喋りかける。
「まぁ、いい。暫くはここで働くのだろう?精々頑張ってくれよ?」
「分かりました…」
なんというか、こんな小さな子でも吸血鬼で僕よりも何百歳も年上なんだよなぁ…と思うと妖怪の存在って凄いなぁって思う。
「それじゃあ咲夜、こいつの世話役はお前にまかせる。」
「はい!ありがとうございます、お嬢様。」
「レミリア…様?僕はこれから何をすればいいんですか?」
「あぁ…そうだな…まぁ、そこら辺は咲夜に聞け。それとお前これを付けろ。」
そう言って首輪のようなものを投げ渡される。
それを受け取り、これは何かと思い、レミリアにこれは何かと聞こうとしたが…
「何も聞かずに付けろ。はやく」
と、急かされてしまいそのままその首輪をはめ込む。
するとその首輪は淡い光を発し僕の首にハマった。
「……外れないんですけど。」
「ま、それでお前は逃げられない。それには魔法がかけてあってな、
ここから私か咲夜の許可なく出ていったら強制的にこの館に連れ戻される代物だ。」
「つまりは拘束道具ですか?」
「そういうことだ。」
僕はこの館から逃げることは出来なくなった。
まぁ、1ヶ月後には外してくれるだろ…そう思い首に付けた首輪を撫でる。
「それじゃあ今日はもう遅い…時間感覚は狂っているだろう?朝まで寝ておけ。咲夜、創真を寝室へ連れて行け。」
「かしこまりました。こちらです創真君…」
そうして僕は寝室へと連れて行ってもらった…。
「それではここが貴方の部屋になりますので。」
「ありがとうございます、それじゃあおやすみ?でいいんですかね?」
「はい、朝になったら起こしに来ます。6時には起床ですので、それでは……」
失礼しますと言って咲夜さんは部屋の外へと出ていった…。
それにしてもここで1ヶ月か…とにかく問題を起こさないよう努力しよう…。
最悪の場合のことも考えなくては……
そう思いながら僕はそのまま意識を手放した。
創真くんの言う最悪の場合とは……
色々と考えることもあるですね創真くん。
それでは次回も楽しんでください!
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それでは!