仕事が忙しくて投稿できませんでした…。
これからもこういうことは起きるんですけど、よろしくです。
それでは今回もどうぞ!
「朝ですよ。起きていますか?創真くん。」
朝になった。そういえば僕は紅魔館で寝ていたんだっけ…
僕は瞼を擦りながら身体を起こす。いつもと同じ時間な筈なのにいつも以上に身体は重かった。
「あぁ…おはよう咲夜さん。」
「はい、おはようございます。それでは外で待っているので、着替えて来てください。」
「はい…分かりました」
咲夜さんが部屋から出ていったので、僕は着替えを開始する。
「ふわぁ……ねっむ…」
なんてことを呟きながら着替えを終わらせ、部屋から出る。
「それではこれから、紅魔館の業務内容を説明しますね?ついてきてください。」
咲夜さんに連れられ、僕はキッチンに来た。
「広いですね…」
「まぁ、かなりの量作るので…それなりには広いです。」
「そうなんですね、それで今から朝ごはんを作るんですか?」
「そうです。ここの住人全員の料理を作ります。貴方…料理はできるんですか?」
「これでも一応霊夢の所で料理を教えて貰ってたんですよ。」
「へぇ…それじゃあ野菜を切るのを手伝ってもらってもらうかしら…
それじゃ創真くん、そこの野菜を切ってもらえる?」
「分かりました!」
そうして咲夜さんに言われた通りに野菜を切っていく。咲夜さんは切った野菜の調理をして、気が付いたら料理は大方完成していた。
「完成しましたわ。」
「あ、これで終わりなんですか?」
「創真くんが手伝ってくれて、直ぐに料理が完成しましたわ。ありがとうね。」
「そう言われると、なんか照れますね。」
そんなやり取りをしながら、できた料理を部屋に運ぶ。
運び終えた頃には、既に7時を過ぎた位になっていた。
「お嬢様は基本夜に活動をされますので、とりあえずここにいる者だけで頂きましょう。」
そうして運び終えた料理をそこにいた人達と食べる。
「咲夜さん?そこの人が新人の人なんですか…?」
「えぇ、そうよ美鈴。この人が今日からここで働く博麗創真くんよ。
仲良くしなさいよ?」
そんな会話を聞いたのでそちらを見ると、そこには昨日僕が戦った
門番の女性がいた。
「あ…どうもよろしく…博麗創真です。」
「あ、よろしくお願いします。私はこの館の門番をやってる紅美鈴です。」
「そういえばケガは大丈夫なんですか?」
「やった本人がそれ言いますか…?ケガに関しては私は妖怪なので
直ぐに治りましたよ。」
「…え?妖怪なんですか?」
「そうですけど?昨日戦った時に気づいたと思ったんですけどね…」
「気付かなかったですねぇー…人外のパワーとスピードをしてるなぁって思ったぐらいです」
「人外なのは貴方のスペルカードもですけどね?あれは一体なんなんですかねぇ?」
「それは僕にも……ご馳走様でした。」
なんて話をしてたら、僕はご飯を食べ終えた。咲夜さんの方を見たら…既に食べ終えていた様で、メモに目を通していた…恐らく今日のスケジュールを確認しているんだろう。
そんな咲夜さんに、僕は声をかける。
「咲夜さん、食べ終わりました。美味しかったです。」
「あぁ、お粗末さまでした。それじゃあ今朝のスケジュールを説明したいので暫く待っていて下さい。」
「あ、咲夜さん!ご馳走様でしたー!今日も門番行ってきまーす!」
そう言って美鈴も食べ終えたらしく、そのまま館の外へと向かった。
その際、彼女が耳元で
「暇になったら門の方へと来てください。私も暇ですので…」
と囁いて、館の外へと出ていった…。
「全く…美鈴ったら…、」
そんなとこを呟く咲夜さんを見て
「門番って暇なんですかね?」
「行かないでくださいよ?少なくとも今は」
と、釘を刺される。
「行きませんよ…まだ」
「……はぁ…」
なんてため息を咲夜さんにつかれながら、僕らは食べ終えた食器を一緒に片付けるのだった……。
創真くんは料理が出来た…。
はい、今回はこれで終了です。
美鈴の所へ行くことは多くなりそうです。
それでは次回も