それは霊夢たち視点を指す!(今のところは)
番外編なんかも今の章が終わったら出そうかなって思ってます。
それでは!
「あーー創真ぁーー」
「おーっす霊夢ー?魔理沙様が来てやった…って何してるんだ?」
「んーー?見ればわかるでしょ寝てるのよ。」
「おいおい、そんなにだらけてていいのか?」
「何よ。別にいいわよ、あーーー創真ーーー…」
ここ一週間、創真が紅魔館に行ってしまってから、博麗神社の巫女、博麗霊夢は創真がやってくる以前よりも怠惰な生活をしており、まともにご飯も食べていないようだった…
「おい霊夢、里の方でお前がどうしてるか、って心配してたんだぜ?」
「知らないわよそんなの…私からしたら創真の方が心配なのよ。」
「?なんでだぜ?」
「殺されてないか心配なのよ…それに私の弟子よ?そんなことがあったら私の面目丸つぶれじゃない。」
「あーーそっちかよ」
なんて会話をしていると空が歪み、隙間が生まれる。
そこから……八雲紫が姿を表す。
「やっほー!霊夢!ゆっかりんが遊びに来てあげたわよー!」
「帰れ、消えろ、くたばれ。」
「えー!ひっどーい!折角貴方の弟子の状態を教えてあげようと思ったのに……」
そう紫が言うと霊夢は
「何してるのよ紫、早く来なさい。中で話しましょ?」
と手のひらを返したように紫を歓迎した。
魔理沙は「なんだそりゃ……」と呆れていた…。
「それで?あんたは何を知っているのかしら紫?」
「そうねぇ…だいたい全てのことを把握しているわ。彼がどうして異変の解決へと走ったのかも……ね」
それを聞いた魔理沙はすかさず
「それを知ってるってことは紫…お前があいつに異変解決を焚き付けたってことだ…違うか?」
すると紫は少し驚いたように
「魔理沙…あなたって以外と頭が回るのね…」
しかしそれ以上に霊夢が激昂した。
「紫あんた……余計なことを……!」
「あら?余計?貴方たちだけではあの吸血鬼に勝てたのかしら?言ったでしょう?私は全てを把握していると。」
それを聞いた2人は何も言い返せなかった。それもそのはずで、魔理沙はともかく霊夢は全く鍛錬をしていなかったからだ。
そんな2人をみて、紫はさらに畳み掛ける。
「霊夢、貴方は幻想郷最強と謳われていたせいで天狗になっていたのよ。でも実際は違った…今回でよく分かったでしょう? 彼が帰ってくるまではまだ時間はある…それまででもいい。 せめて貴方は博麗の
最終奥義を完全に習得しなさい。それを使う事ができるなら、貴方は本当に最強となる…。次に魔理沙。貴方はただの人間…人間の攻撃力には限界がある…それは分かるでしょう?霊夢が博麗の最終奥義を習得してしまえばあなたと霊夢の差は計り知れないものになる…だから貴方が今の立ち位置にいたいならば人間を超える魔法を使いなさい。そうすれば今までよりも強い妖怪が現れても対処することができる」
「……分かったわよ。」
「あぁ、分かったぜ……」
バツが悪そうに返事する霊夢と魔理沙、それを聞いた紫はさらにこんなことを告げる。
「ちなみに……創真の事だけど…彼、相当力を付けているわよ。
貴方たち本当に平和ボケしてると追い抜かれるわよ?特に霊夢。」
「……それはまずいわね…魔理沙、今日はもう帰りなさい。たった今予定が出来たから」
「あぁ……言われなくても帰るぜ…私もたった今用事ができた…」
そうして2人は鍛錬を開始した。
次にくる異変の為に…創真に追い抜かれない為に…。
はい、なんとこの小説の霊夢。無想転生が使えないという…
これを習得しうるのか…? これからの活躍に期待です。
それと…最近見てくれてる人が多くなっててすごく嬉しいなって思います!
いつも見てくれている方、本当にありがとうございます!
お気に入り件数30にいったら、見てくれてる人のリクエスト募集中とかしてみたいと思ってます!
それとキャラクター名の案なんですけど…
是非やってください!!(懇願)
ほんとに採用するんで!お願いします!!