この話で明らかになります!
それではどうぞ!!
「私の……妹…フランの専属で子守りを、して欲しいのよ。」
「フラン……?レミリアさんには妹がいるんですか?」
初耳だった…この屋敷にいる人たちからはそんな子の話は一度もされたことがなかったからだ。
でもその子がいるのはどこなんだ?僕はこの屋敷をある程度は見てきた。だからこそそこにそんな少女がいたならば気が付かない筈がないのだが……
「ちなみに…そのフランって子はどこに居るのですか?」
「フランがいる場所は……この屋敷の地下…図書館の地下に居るわ…」
「え…?どうしてそんな所に?」
それではまるで除け者にされているようなものでは無いか…
等と僕が考えていたら、それを見透かしたかのようにレミリアさんは僕につたえる。
「私は……いえ、私たちはあの子を地下に閉じ込めているわ。」
「え……?」
「あの子は産まれて直ぐに自らの力で親を殺したの…そしてその力は未だ制御出来ないでいる…。だから私達はあの子自体から離れることにしたのよ。もう私達ではあの子の心を開くことはできないから……でもあなたは違う。他の従者の反応を見ても、あなたはフランの力を上手く抑え込めるような気がする…だからやってくれないかしら?」
かなり褒められた…でもどんなことをすればいいんだ……?
「ちなみに…僕は一体なにをすればいいんですか?」
「あら?それは簡単よ…あなたはただ、フランと一緒に行動してくれればいいの…あなたに頼むことはあの子の子守りをすることよ。」
「なるほど…分かりました。でもその前に…一日だけ猶予を貰ってもいいいですか?」
「?どうして?」
そう疑問に思ったのか、僕にそう尋ねるレミリアさん。
だから僕はその理由を応える。
「まぁ、心の準備をやっておきたいんです」
「そう……まぁ、それは別にやってきなさい。明日からフランの子守りをやって頂戴。」
「はい、かしこまりました。」
「まぁ、話はこれくらいね…それじゃあ下がって大丈夫よ。」
そう言われたので僕は部屋を後にすることにした。
「分かりました。それでは失礼しました…」
そうして僕は部屋を後にする…
「はあ…」
彼が居なくなった部屋でわたしはため息をこぼす…皮肉な話だ…。
私たちではフランの心を開くことができないからと言って…
彼に頼んでしまった…。
咲夜はきっと私を恨むだろうな…等と考えながら…私はこれからの未来を視る。
「頼むわよ……博麗創真……」
その独り言はレミリア以外の人に聞こえることはなく、その部屋で小さく反響するのだった……
はい、レミリアの頼みはフランのことでした。
ようやく出てきたフランちゃん。
それでは次回も…