幻想郷の世界へと誘われて【不定期投稿】   作: 白黒魂粉

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はい、昨日は出せませんでした…すいません……

実はバイトが長引きましてね…書けませんでした()

まぁ、今日はギリギリセーフで許して下さい!

それでは!!


会話

「……え?今…なんて……?」

フランが少し慌てながら僕に尋ねる。

 

だが、相対的に僕は落ち着いていてもう一度フランに同じことを言った

「だからな?フラン…僕はもうすぐこの館から出て行くんだ。」

「どうして?!」

フランが僕に聞く。

僕は言うか躊躇ったが、

「そういう約束だったんだよ…」とだけフランに言った。

 

するとフランは……

「嫌だよ…嫌だ……絶対に嫌!!」

「嫌って……理解してくれよフラン…。」

「出来ないよ!!……どうしても出て行くって言うなら……」

 

「いま……ここで……」

フランがジリっと僕の方へと歩を進める。

それに合わせて、僕もフランを向きながら後ろへと足を引いた。

 

そしてしばらく僕はフランをフランは僕を眺めあい、そして……

 

バッ!……とフランが僕に飛びかかる。

僕はそれを受け流し、そのままバックステップで距離をとる

 

そしてフランに言う。

「フラン、また落ち着いたらゆっくり話そう。それじゃあ」

僕はクルりと身体を翻して、自室ではなく、そのまま紅魔館にあるテラスへと向かった。

 

 

テラスに着いて、 僕は夜風に当たっていた…。

(……紅魔館での1ヶ月は、色んなことがあったけど…それでも僕は……)

 

「?創真くん?何してるんですか珍しい。」

後ろから美鈴の声がした。

僕は後ろを振り向いて美鈴に挨拶する。

 

「横、いいですか?」

「大丈夫だよ」

「それじゃあ失礼します…」

 

隣に美鈴が座った。

そこから少し無言が続いて……美鈴が口を開く。

「あの……確か明日か明後日にはもう…博麗神社に戻るんですよね…?」

「まぁ、そうだね…その事でさっきフランに凄い言われてさ、それでも僕は神社に戻らないと行けないし……」

どうすればいいのかな……と美鈴に今の心情を伝えると、美鈴は思わぬ事を口にした。

 

「それなら…ここの誰かと付き合えばいいんじゃないですか?」

「付き合う……?カップルになるってこと……?」

「そうですねぇ…創真くんの好きな人と付き合っちゃえばいいんですよ。そうすれば博麗の巫女に対する未練も無くなるでしょう?」

「ま、まぁそれもごもっともだけどな……」

 

実際問題、僕は誰かを好きになったことは1度もない。

……と言っても、記憶が消えた以前にはしていたのかもしれないが…

 

「僕は恋愛について詳しくないんだよ…」

「まぁ、そんな感じしますけども……」

等、恋愛話のような何かを語り合っていたら、気付けば刻限は12の針を刺そうとしていた。

 

「あ、それじゃあそろそろ私は門番に戻りますね。」

「おう、了解ー。頑張ってな」

「どうせ夜には何も来ませんけどもね」

 

そう言って美鈴はテラスから1階へと飛び降りる。

そしてそのまま地面に着地し、門の方へと戻って行った……。

 

「さて…そろそろ僕も……」

そう言って立ち上がろうとした一瞬だった。

 

「あれ……?なんだか…身体が…」

暑い……?いや、違う…何かもっと違う……不思議な感覚……

身体の何かが変化していくような…

 

そしてそれはいつしか痛みに変わり、僕はその場に倒れ込む。

(……何だこの痛みは?!立っていられない程とは……)

テラスでのたうち回り、それでも痛みはひくことはなく、むしろ悪化した……

そしてその痛みに僕は限界を迎え、そのまま気絶してしまった。

 




はい!遂に創真くんの身体に変化が……?

てな感じで次回に続きます。

どんな展開になるのか……?!

てことでまあ次回も!お楽しみに!!

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