創真の行方は一体?!
ついに完結!最後の最後までお楽しみください!
それではどうぞ。
「辞めてくださいよ……咲夜さん。」
……そうだ辞めてくれ。誰も、誰とも戦いたくはないんだよ…
「辞めません。貴方こそここから出て行かないで下さい。」
「それでも期間は過ぎたでしょう?!ならなぜ止めるんですか!」
つい怒鳴ってしまう…血が足りていないせいか……それとも勝手すぎることに怒っているのか……感情的になっている自分がいた。
「期間が過ぎたらどうでもいいんですか……?」
……ッ……痛いところをついてくる……
「それは……しかし…僕には帰る家が会ったんですよ家族を待たせている…だから僕はここを出ていかなければならないんですよ……」
それに……もう時間がない。
「なら仕方ないです。貴方をここに留めるためにはこれしかないようですね。……美鈴!!」
「は、はい?」
咲夜さんはいきなり美鈴の名を呼びこういう。
「二人でなんとしても創真くんを止めます!彼をこの門を潜らせないで!!」
「あ……なるほど…分かりました!」
なんということだ……美鈴もやる気だ…僕はこの絶望的状況をどうすればいいんだ?
咲夜さんの能力は一瞬で僕の体を切り裂く……距離をとっても一瞬でその距離を詰めるのだ…こんなの勝ち目がないじゃないか…!
「クソっ!」
飛翔するか……?いやダメだ……飛べば全方位から斬撃が飛ばされる!
しかし……
「飛ばなければ美鈴に押し負ける……!!」
一気に飛翔する…瞬間上から大量のナイフが降ってきた。
「……?!」
咄嗟に弾幕を放つが間に合わずそのまま身体中にナイフを浴び、バランスを失う。
力なく地面に落ちた僕を美鈴は起こし、その刹那紅魔館の城壁に叩きつけられた。
……恐らく投げられたのだろう。まるで弾丸のように吹き飛ばされた僕の体は受け身など取れるはずもなく、さらに足が本来曲がるはずのない方向にねじ曲がっていた。
「グッ……イッツゥ……!!」思わず声を漏らす。
痛みが感じなくなっているのだが…それでも痛い…激痛だ。
何とか手で城壁にもたれ掛かりながら起き上がる。
その時手に暖かい感触を感じた。手の方を見てみると……血がベッタリと付いていたのだった……。
「……どうしてこんなに……」膝から崩れ落ちた……
出血が酷すぎるのだ……もう目眩やらなんやらでまともに立つことすらままならない……
誰かに掴まれる。誰だ……?と虚ろな目でそちらを見た時……手を僕の右目に近ずけ……その次の瞬間…右目の視界が完全に黒くなった。
「……?!ああああああ!!??」
のたうち回る……目が……目が…右目が見えない……ない……?
「創真くん。」
咲夜さんの言葉にビクリと身体が震える。辞めてくれよ。もう……こんなことは望んではいない…!
「創真くん。次は左です。」
近付いてきた…逃げようとしても身体が言うことを聞かない…。
死ぬことはないだろうが死んだ方がいいと思うような残酷な目に合わされるのか?
それはダメだ……もう一度…もう一度だけでいいから僕は……
「僕は……霊夢の元へ……帰るんだ……!」
辺りを黒い妖気で包み込む。
「……?!」
咲夜さんも異変に気づいたのか後ろに下がった。
美鈴も僕の方へ拳を向けている。
これはチャンスだ。折れた足で踏み込む……痛みなど気にしてられるか……!!瞬間的にスピードをMAXにして門へと突っ込む。
前方には美鈴と咲夜さんの二人。だが門までは距離があった……いくら彼女の斬撃でもこの距離は届かない。
そう過信し突っ込んだ。もうやけくそなんだ…そうして門を潜ったその時ーーー
「少なくとも……神社には飛ばしませんよ」
ーーーは?
腹部に抉るような蹴りを入れられた。一瞬で身体が痙攣し、呼吸困難になる。
美鈴の全力の蹴りだ…だが、これが機転となり…僕の身体はそのまま大きく上昇して、まるで砲丸投げの鉄球のように綺麗な弧を描いて落下した。
僕が最後に見たのはーー傾斜の激しい森林であった。
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次の日、文々。新聞の記事こんなものが書かれた。
【妖怪の山に大きな窪みが?! これは新たな異変の前兆か?!】
それに添付された写真をみて、その真理を確かめようとそこに異変解決者の博麗霊夢と霧雨魔理沙が赴いたのだが、そこにはそのくぼみ以外、何もなかったという。
ただ…約束した時間になっても……霊夢の家族が神社に訪れることもなかった……
「……どこにいるのよ……創真……」
博麗霊夢は待ち続ける。約束した彼のことを、少ない期間だが……共に暮らした家族のことを。
紅魔館労働編ーーーー[完]
続く。帰路とか言いながら帰れない。出会えないのです。
というわけでどうでしたでしょうか?こんな明らかに続くような終わり方をしましたが……続きます。
しかしね…暫くは次の話に繋げれる用にある短編小説を何個か投稿します。
これに関してはどうしようか迷っていて……ここにだすか、別な所を作るべきなのかという所で迷っております。
まぁ、こっちに出てたら流す感覚で読んでください。
別で作ったのならこっちから多分宣伝してますので良かったらお読みください。
それでは次回は早めに出したいですね!!
ここまでのご愛読ありがとうございました!これからもこの作品をよろしくお願いします!!