ハイスクールD×D×SHUFFLE!   作:ダーク・シリウス

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Episode15

「・・・・・う」

 

体が重い・・・・・。それに頭がズキズキと痛い・・・・・。

目を開けて目の前の光景を眺めると、

 

「・・・・・」

 

オーフィスがジーと俺を見下ろしていた。うん、これは何時もの光景だな。

 

「・・・・・イッセー、起きた?」

 

「ああ・・・・・起きた」

 

俺の身体を跨って見下ろしているオーフィス。体が重いのはオーフィスの重みだったわけか。

 

「オーフィス、ここは・・・・・?」

 

「ゆりかごの中。我ら、元の世界に戻っている」

 

・・・・・戻ったか。だとすれば、外は賑やかになっているだろうな。

 

「皆は?あーいや、皆のところへ行こう」

 

「ん、分かった」

 

体を起こそうとしたが、力が入らない。魔方陣を展開して、

オーフィスに手伝ってもらいながら乗っかって皆のところへ。

いざ、皆がいる場所へ入ると―――。

 

『・・・・・』

 

視線が一身に浴びる結果と成った。そして、俺の名前を発しながら戦闘機人、

ウーノたちが駆け寄ってきた。

 

「イッセー、心配したんだよ!」

 

「大丈夫?」

 

「もう、急に雰囲気とか態度がガラリと変わっちゃったから驚いちゃったわぁー」

 

「傷はないっスね。はー、安心したっス」

 

心配してくれているんだと、申し訳なくなった。

 

「悪い、心配掛けた」

 

「ううん。助けてくれたんだから気にしないで」

 

セインが笑みを浮かべて言う。そこへ、何故か和樹が近づいてきた。

 

「一誠、大丈夫?」

 

「・・・・・和樹、どうしてお前がここに?」

 

「え?」

 

「ん?」

 

和樹の反応におかしいと俺は首を傾げる。すると、リーラが話しかけてきた。

 

「一誠さま、もしかして記憶がございませんか?」

 

「記憶・・・・・?・・・・・たしか、父さんと母さんを追いかけたところまでは

覚えているけど・・・・・あれ、その後の記憶がないぞ・・・・・?」

 

『・・・・・』

 

俺の発言にこの場が静まり返った。

 

「まさか、あの状態になってから一誠は・・・・・?」

 

「だと、思います」

 

なんだか、俺は大変なことをしたようだな・・・・・。頬をポリポリと掻いていたら、

 

「おう、イッセー。無事でなによりだ」

 

「お帰り、イッセーちゃん」

 

冥界と天界のトップたちが声を掛けてきた。

 

「ただいま・・・・・この状況はどうなっているんだ?」

 

「ああ、イッセーたちがリゼヴィムとの戦いを終えた直後、

異世界の繋がる道が閉じちゃいそうだったから急いで和樹に通信して、

この世界に戻ってきてくれたのは良いんだけどよ。

まさか、この船ごと戻ってくるなんて思いもしなかったぜ。閉じかけた道にこの船の機能なのか、

次元を跳躍してこっちの世界へ強引に潜って来たんだ。

そんで今後どうしようか検討していたんだよ」

 

・・・・・改めて周りを見渡そう。ジェイル・スカリエッティを含め、十二人の戦闘機人が

揃っている。そして―――何故かいる管理局、機動六課のメンバーまでもがいた!

勿論、ギンガもいる。

 

「なんで、六課の奴らもいるんだ?」

 

「私たちを捕まえようとゆりかごに入って来たのさ。

だが、その最中に私たちはキミの世界に跳躍してしまい、

ミッドチルダに変える手段がないままこの世界に来た。旅は道連れ世は情け、ってね」

 

肩を竦めるジェイル・スカリエッティ。

 

「あの世界に繋げていた結晶はどうなった?」

 

「何とか回収できたが、もう魔力がないただの石になった」

 

アザゼルは一つのレリックを見せてくれた。輝きが失っているレリックを。

 

「もう二度と、あんな現象が起こらずあの異世界に繋げることもできないだろうさ」

 

「私と娘たちはキミの世話になろうかと思っているが、管理局はどうする気だろうね」

 

高町なのはたちはさっきから一言も喋らず、どうしようかと苦悩の色を浮かべている。

 

「次元のことならガイアに頼んでみる。もしかしたら、

ミッドチルダの世界を見つけてくれるかもしれない」

 

「まあ、妥当だな。んで、こいつらをどうするんだ?

個人的に異世界の魔法を見聞してみたいんだがな」

 

瞳をキュピーンと光らせ、高町なのはたちを見据える。研究者の血が騒いだか?

 

「それは本人たちの意思によって決まるわけだ。えーと、じゃあ高町なのは」

 

「・・・・・何かな」

 

「お前はどうしたい?この世界でお前たちはしばらく生きるしかないが?」

 

「・・・・・次元広域犯罪者のジェイル・スカリエッティを逮捕したいところなんだけど」

 

「それは元の世界での話だ。この世界でその務めは無意味だな。

お前たちの行動はこの世界じゃ通用しないから」

 

指摘すれば、彼女は口を噤んだ。

 

「この世界でのジェイル・スカリエッティはただのマッドサイエンティスト。

十二人の戦闘機人はただの少女と女性。お前たち管理局も少年、少女としか認知されない。

結果、この世界で管理局としての仕事は無化される」

 

「それじゃあ・・・・・この世界で生きるにしても私たちは生きる手段がないよ。

身分も、衣食住、お金もない私たちにどうしろというの?」

 

何を簡単なことを・・・・・。アザゼルやユーストマ、フォーベシイを一瞥して言った。

 

「因みにこの世界のことを管理局はどう認識しているんだ?」

 

「まだ調査団も編成中だったし、管理世界にするか、

管理外世界にするかも判断を下されていないから分からないかな」

 

なるほど、じゃあちょっとだけ自己紹介しようか。ユーストマに視線を送りながら言う。

 

「浴衣を着ている男性は神王ユーストマ。天使を束ねる天界という異世界の王さまだ」

 

「おう、よろしくな」

 

「黒い服を身に包んでいる銀髪の男性は悪魔を束ねる王さま、フォーベシイ」

 

「よろしくね」

 

「んで、いかにも悪戯好きそうな顔をしている浴衣を着ている

おっさんは堕天使を束ねる総督のアザゼルだ」

 

「おい、俺だけ自己紹介が雑過ぎるだろう」

 

と、こんな感じだ。高町なのはを真っ直ぐ見据える。

 

「この三人はそれぞれ偉い立場にいる。

だから、この三人に誠心誠意を籠めて頼めばお前たちの衣食住の援助をしてくれると思うぞ?」

 

『・・・・・』

 

高町なのはたちが顔を見合わせて無言でいることしばらくして、一人の女性が頭を下げた。

 

「お願いします。身寄りのない私たちに助けてください。できることならば協力も惜しみません」

 

「うん、いいよ」

 

あっさりとフォーベシイが了承した。だから、女性は呆けた顔を浮かべた。

フォーベシイは俺に苦笑を浮かべる。

 

「イッセーちゃんも人が悪いね。

こんなことしなくてもイッセーちゃんは彼女たちを助けるだろう?」

 

「立場を改めさせたいだけだ。どっちが従う立場なのか、さ」

 

意地の悪い笑みを浮かべ、俺は頭を下げた女性に向かって訊ねた。

 

「できることなら協力は惜しまないって言ったな?」

 

「・・・・・そうや」

 

「じゃあ、異世界の魔法の知識とそのデバイスの構造を俺たちに提供してくれ。

その代わり、俺たちもできる限りお前たちの力と成る。勿論、ミッドチルダに帰る方法も探す」

 

「本当やな?」

 

嘘は吐かないさ。肯定と首を縦に振った。

 

「時間は掛かるだろうけどな。お前たちが生きている間は見つけてみせる」

 

「・・・・・おおきにな」

 

女性はお辞儀をする。女性に続いて他の六課のメンバーもお辞儀をした。

 

「さて、話はこの辺にしてこの船を冥界に転送したい。

何時までも人間界に置くわけにもいかないからね」

 

「それからどうするつもりだい?」

 

「勿論、調査をするためだ。大丈夫、壊したりはしないさ。

ただ、キミの説明を求める時もあるだろうからその時は私たちに応じてくれると嬉しい」

 

異世界の巨大な戦艦。この世界にとって、異世界の技術で作られたこの船から

新たな技術の発展と成りうるかもしれない。さらに異世界の科学者と開発者である

ジェイル・スカリエッティという人材も欠かせないだろう。ジェイル・スカリエッティは

フォーベシイの言葉に頷き、快く応じた。

 

「んじゃ、本題に入ろうか」

 

不意に真剣な面持ちと成ったアザゼルが俺に視線を向ける。

 

「イッセーお前、式森家の魔法を扱えるようになったんだってな。リーラから全部聞いた」

 

「ああ、そうだ」

 

「んで、悪魔の他にも魔の種族がいるとリゼヴィムの野郎が言ってたそうだ」

 

それは知らない。だからどうしたんだ?小首を傾げると、

アザゼルが頭をガリガリと頭を引っ掻いた。

 

「そいつらのことは俺も知らない。が、現魔王ルシファーたちの父、

元魔王だったルシファーたちの時代に生きていたフォーベシイが

その魔の種族の存在を確認しているそうなんだよ」

 

その言葉でフォーベシイに視線が向けられた。フォーベシイは重々しく頷く。

 

「純血の悪魔、七十二柱が元という称されるより前の事だ。

アザゼルちゃんを筆頭とする堕天使たち、グリゴリが誕生する前に冥界には

二つの魔の種族がいた。一つは私たち悪魔だ。そして、もう一つは魔人」

 

「魔人・・・・・?」

 

「人でもない、悪魔でもない、言わば半端な種族だ。

悪魔、魔法使いのように魔力を扱えるけど、当時はそれほど脅威でもなかった。

半端な人でも悪魔でもない種族が同じ冥界に生きることなど前魔王たち、

ルシファーたちは許せずにね、魔人たちを冥界から人間界へ追いやったんだ。

二度と冥界に入れないように施してね」

 

・・・・・その魔人たちはどんな思いでいたんだろうな。

 

「それから魔人たちはどこかに身を潜んだ。その後の行方は今現在、把握できていない。

だが、魔人は悪魔同様に寿命は永遠に近い命でね。きっとまだあの時人間界へ追いやられた

魔人たちは生きているんだと思うよ。

恨み、復讐を心に抱いてね」

 

顔を暗くして漏らすフォーベシイに、場の雰囲気は静寂に包まれた。

 

「イッセーちゃんは何らかの理由で魔人の力を宿してしまった。

その理由は私でも分からないけど、きっと魔人たちはイッセーちゃんを狙いに来るだろう。

だから、気を付けてほしい」

 

「・・・・・分かった。でも、魔人は俺を狙う理由って―――」

 

あるのか?そして、どうしてなんだ?と言おうと口を開こうとした瞬間。

俺は不意に察知して、とあるほうへ魔力弾を放った。

 

「―――おっとっと、流石。もう気付いたのね」

 

『っ!?』

 

女の声だった。俺が放った魔力弾は、俺の背後へ向かったが、

声からして受け止められたようだ。

 

「しかも、私に向けて放ったこれ、軽い。もしかして、遠慮してくれたとか?」

 

「・・・・・想像に任せるよ」

 

「ふふっ!じゃあ、そうさせてもらうわ」

 

バシュンッ!と弾けたような音がした。改めて後ろを見た。一体いつの間に入って来たのか、

黒と入り混じった紫のロングストレートの少女。

黒い瞳、肌を覗ける首や頬にかけて刺青のような紋様、

身長は少女にしては割と高い、170ぐらいある。

 

「個人的にあなたとはこうして会うのは初めて。

でも、あなたとしては懐かしく久し振りでしょう。魔王フォーベシイ?」

 

「―――まさか、キミは・・・・・ッ!」

 

フォーベシイが席から立ち上がった。魔王の様子からしておかしいのは一目瞭然で

この少女とどこかで出会ったのだろうか?二人を交互に見ていると、リーラがポツリと呟いた。

 

「その顔の紋様は・・・・・一誠さまと同じものですね」

 

「へえ、そこまで覚醒したんだ?うんうん。―――同族として嬉しい限りだわ」

 

「・・・・・魔人」

 

魔人・・・・・?この少女が?そうなのかとリーラに視線を送れば首肯した。

 

「ええ、確かに一誠さまのお顔に黒い刺青がありました。

まさか、それが魔人の証だとは・・・・・」

 

「でも不思議ね。力が覚醒したなら、

顔に浮かんでいるはずなのに・・・・・どうなっているのかな?」

 

魔人の少女は悠然と歩を進めてくる。

立ち上がって警戒する俺ににっこりと安心させるように笑みを浮かべ出す。

 

「―――イッセーちゃんに何か用かい」

 

俺の横に音もなくフォーベシイが移動してき、て何時でも攻撃できるように魔力まで発現した。

こんなフォーベシイは初めて見るから目をパチクリとしてしまう。

 

「安心してちょうだい?今日は魔人の力を覚醒した人物の顔を見に来ただけ。

―――冥界から追い出された我が一族の想いを果たすまでは動くつもりはないの」

 

「・・・・・やはり、あの時のことを」

 

「私たちのような世代にはちんぷんかんぷんな話だけどね」

 

肩を竦め「迷惑な話よね」と、溜息混じりで言う。

 

「だけど、酷い話しだってことは分かるわ。

なにも、故郷から追い出さなくてもって良いじゃないって話よ」

 

「・・・・・こんなこと言ってもキミたちには通用しないだろうけど、

私は反対したよ。同じ冥界に住む者同士、種は違えど同じ魔の存在だと、

前魔王たちに説得した」

 

「結果、その説得は聞き受けてもらえず、私たち魔人は故郷から追い出された」

 

魔人とフォーベシイ+前魔王の間に深い溝が生まれている。

なんとなくだけどそれが理解できた。

 

「今の魔王たちは違う。前魔王の子供たちだ。彼女たちは話が分かる娘たちだよ?」

 

「私に言われても仕方がないわ。そう言うことは古き魔人たちに言って。

居場所を教えるつもりはないけど」

 

「まだ故郷に帰りたいならば、私たち魔王はキミたちを出迎えるつもりだ。

互いに争いはしたくないはずだよ?」

 

「私はそうね。でも、それで何百何千年も間、故郷を追い出された古き魔人たちが、

はいそうですかって納得できないわよ。―――前魔王と古き時代から存在している悪魔たちを

根絶やしにするまで、魔人たちはあなたたちを許さない。

これが古き魔人たちの想い、だそうよ」

 

ある意味、真魔王派みたいな発言だな。

そうなると、リアス・グレモリーたちの世代の子供の親が対象と成るわけか・・・・・。

 

「・・・・・争いは避けれないか」

 

「遠からず、必ずね。えーと、そこのキミ」

 

俺に声を掛けてきた。「名前は何?」と問われ、「イッセー・D・スカーレット」と名乗れば。

 

「そう、名前と顔、覚えたわ。それに・・・・・結構イイ男じゃない。私好みのタイプ♪」

 

『んなっ!?』

 

背後からイリナたちの声が聞こえた。

 

「ケータイ、持っている?」

 

「持っているけど・・・・・魔人は近代の機械を持ち歩いているのか?」

 

「私たち魔人の姿が姿だしね。学校にも通っているよ」

 

・・・・・不思議な一族だな。彼女は徐に携帯を取り出して俺に突き付けた。

 

「メルアド、交換しましょう?」

 

「断わる理由もないし・・・・・変なメールをするなよ?」

 

「しないしない。なんなら、愛の告白メールでも送ろうか?」

 

悪戯っ子め。彼女とは赤外線でメルアドを交換し合った。

 

「そう言えば、あなたって学校に通っているの?」

 

「していない。俺は世間から死んだことになっているし」

 

「あらま、そうなの?んじゃ、家に籠ってばかりじゃつまらないんじゃないの?」

 

そうでもないと首を横に振った。というか、暇を感じる暇さえもないんじゃないか?

 

「そう言えば、次期人王おめでとう」

 

「・・・・・は?」

 

「私たち魔人もあの夏に開催された次期人王を決める大会に参加していたのよね。

まあ、どっかの強大な一撃であっさりと敗北しちゃったわけなんだけど」

 

『・・・・・』

 

彼女の問いに視線が一身に俺へ向けられることに嫌でも分かった。―――俺だ!

 

「でも、思い起こせば当然の結果でしょうね。

兵藤家か式森家のどっちかが人王になる可能性が高いんだから」

 

「俺たちのこと、知っているのか?」

 

「うん」

 

彼女は当然のように頷いた。それから俺の耳にとんでもない爆弾発言を聞くこととなった。

 

「だって、兵藤家と式森家って元を辿れば―――私たち魔人の一族から抜けた一人の魔人が

とある人間の間に生まれた子供のさらに生まれた双子がそれぞれ兵藤と式森の者と結婚、

婿入りした結果で魔人の血が流れているんですもの」

 

―――○●○―――

 

 

「ねえ・・・・・一誠」

 

「なんだ、和樹」

 

魔人の少女は俺たちに爆弾発言を発した後、帰っていった。

久し振りに帰った我が家に入った瞬間に、久し振りに再会した家族に色々とされ、遭って、

ようやく一段落したところで和樹に話し掛けられた。

 

「僕と一誠、兵藤と式森に魔人の血、力があるんだね」

 

「だから俺は魔人化になったんだろうな。それが良い証拠だ」

 

「一誠は式森家の魔法を使えるようになったから魔人になったんじゃなくて、

兵藤家と式森家の力が一つになったから魔人になったんだと僕はそう思うよ」

 

「魔人の力がどっちか一つでも封印されたら魔人になれなくどころか、

封印しないと相反し合う力によって周囲を巻き込みながら消滅してしまうリスク・・・・・。

なんか、謎だらけのことがピースのように嵌っていく感じがしてきた」

 

人間の体である限り、相反し合う力に耐えきれないんだろう。ドラゴンの身体の俺だから

耐えきれ、魔人化になった。式森家の魔法を使えるようになったからのも理由の一つか。

 

「一誠が魔人の状態で魔法を放ってきた威力、凄まじかったよ。あれが魔人の力だとすると、

冥界にいる悪魔たちはただじゃ済まされない。

最悪、最上級悪魔クラスの悪魔だって倒されるかも」

 

「昔はそれほどでもないってフォーベシイが言っていたが、現在の魔人の力は計り知れない。

はぁ・・・・・リゼヴィムおじさんで忙しいって言うのにここに来て魔人か」

 

「僕は親が同じ魔法使いだから魔人になることは絶対にないけど、

一誠は兵藤と式森の間で生まれ、魔人の力を覚醒した」

 

「兵藤と式森が魔人から生まれた事実だってのも知れた」

 

「・・・・・こんなこと、僕たちの家の現当主に言えないよ」

 

「何時かバレるだろうがな」

 

はあ・・・・・と和樹と一緒に溜息を吐いた。俺たちどこまでも切るに切れない関係だな。

 

「取り敢えず、魔人たちはまだ動かないことだけは分かった。

いまは、リゼヴィムおじさんたちに目を向けよう」

 

「うん、そうだね。異世界は蹂躙されたけど、二度と思い通りにはさせない」

 

互いに拳を突き出し、軽くぶつけあった。

魔人の存在・・・・・これから魔人たちの動きで俺たちは

どう左右され動くんだろうか・・・・・。

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