ハイスクールD×D×SHUFFLE!   作:ダーク・シリウス

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Episode6

―――成神side

 

「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」

 

左手に赤い籠手を纏わせて俺は仲間と共に駈け出す!

すげぇ、力が膨れ上がるように沸き続けてくる!これなら、いける!あいつを確実に倒せるぞ!

思いもしない未知なる力に俺は心の底から歓喜し、焼き鳥野郎に向かって拳を突き出した。

 

「っ、なんだ、その異常な力は!」

 

炎の塊を俺に放ってくる。だが―――!

 

「俺は散々、あの野郎に何度も腕と足を切られたんだ。

そのぐらい避けることできないでどうするってんだよぉっ!」

 

左手で炎の塊を上に弾いて前に進んだ。奴は俺の行動に目を見開き、今度は両手を前に構えて、

先より巨大で強大な炎の塊を放って来やがった!あんなデッカイ炎の塊を受けちまったら、

骨さえも燃えつくしちまう!

 

「はぁっ―――!」

 

その時だった。気合の入った声を発した木場が、巨大な炎の塊に向かって―――剣で一閃した。

すると、どうだろうか、巨大な炎の塊が一瞬で氷の塊と化となったじゃないか!

 

「えい」

 

今度は小猫ちゃんだ。小柄に似合わないバカ力の持ち主の小猫ちゃんは、巨大な氷の塊に向かって

拳を突き出した。ドンッ!と拳が氷の表面に衝撃を与えた途端に、氷はライザーがいる方へ

吹っ飛んだ!おお、すげぇ!

 

「っ・・・!」

 

しかし、ライザーは炎翼を羽ばたいて空へ逃げやがった!

氷の塊は真っ直ぐ燃え盛る炎の中へと入ってしまった。

 

「はっ、残念だったな!俺の業化の炎を無効化にしたことは認めてやろう。だが―――!」

 

「あらあら、うふふ♪まだ、終わってませんわよ?」

 

ビガッ!ガガガガガガガガガガガガガッ!

 

いきなりライザーに雷が直撃した!な、なんだぁっ!?

 

「あががががががががががっ!?」

 

雷に痺れるライザー。あっ、この雷・・・・・朱乃さんのか!顔を上に向けると、

何時の間にか悪魔の翼を生やして宙に浮いていた朱乃さんがSの顔で雷撃を放っていた!

 

「―――おい、小猫」

 

不意に、あいつが小猫ちゃんの名を言った。小猫ちゃんは体ごと兵藤に向ける。

 

「暇なら、成神をライザーに向けて投げ飛ばせ」

 

「・・・・・なるほど」

 

へ?お、おい・・・・・?投げ飛ばせって・・・・・・?

それに小猫ちゃん、キミもどうして納得するんだ?そして、俺に近づいてくる?

 

「・・・・・先輩。一発、お願いします」

 

そう言うなり俺を持ち上げた小猫ちゃん。そのまま俺を―――。

 

「えい」

 

ライザーに向かって投げ飛ばしたぁっ!うわあああああああっ!?

 

「な・・・・・にっ!?」

 

ようやく朱乃さんの雷撃から逃れたあいつは、飛んでくる俺に驚愕した!

いや、俺も今の状況に驚愕しているところですけどね!

 

「だけど、今そんなこと考えている暇はねぇよなっ!」

 

ドゴオンッ!

 

俺の右拳がライザーの腹部に抉るように突き刺さった!

 

「がっはぁっ・・・・・!?」

 

くの字形となって胃液と血反吐を口から吐き出すライザー。よっしゃ!ようやく一撃だぜぇ!

 

「・・・・・って、この後、俺はどうすればいいんだ?」

 

そう、この後だ。宙にいる俺は―――空を飛べることはできない。

悪魔の翼を生やしても飛ぶことできねぇ。重力に逆らえず、ヒューと下に墜ちる俺。

 

「・・・・・俺、死んだ?」

 

そう思ったその時だった。俺の視界の端に、金色の翼が伸びて来て俺を受け止めてくれた。

兵藤の奴か、ありがとう・・・・・一応な。

 

「・・・・・ふざけるな・・・・・」

 

不意に、上から低い声音が聞こえた。

 

「この俺が・・・・・負けるだと?」

 

ライザーからだった。なんか、ブツブツと言いやがる。

 

「ふざけるな・・・・・」

 

「・・・・・なんだ?」

 

「―――ふざけるなあああああああああああああああああああああああっ!」

 

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!

 

突然、あいつの体が燃え盛った!さっきの一撃で激怒しちゃったのか!?

 

「俺は、フェニックス!ライザー・フェニックスだぞ!不死鳥の能力を司る悪魔なんだぞ!」

 

何を思ったのか、未だに燃え盛る炎に飛んだ。一体、なにをするつもりだ?

 

「負けない、負けないぞ!下級悪魔ごときたちに俺が負けるわけがない!」

 

燃え盛る炎があいつの怒りに呼応するかのように、意志があると思わせる感じでうねり始めた。

奔流と化となってライザーの姿を包み隠した。

 

「―――この姿で、貴様たちを倒してやる!」

 

「・・・・・な、ん・・・・・だと・・・・・?」

 

俺は絶句した。ライザーを包む炎が・・・・・・鳥のように変化したからだ。

巨大な、巨大な火の鳥。炎翼を広げたら二十メートルはあるぞ・・・・・・!

 

「あんな奴、一体どうやって倒せって言うんだよ・・・・・」

 

思わず、弱音を吐いてしまった。あの姿はまさしくフェニックスだ。

きっと、どんな攻撃を受けても平気だろう。直ぐに再生してしまうからだ。

 

「―――面白い」

 

「は?」

 

横から弾んだ声が聞こえた。横に視線を向ければ、兵藤が浮いていた。

 

「流石はフェニックス。そうこなくちゃ面白くないな」

 

嬉しそうに言う兵藤だった。まるで、こう言う時を待っていたかのような言い草だった。

 

「人間―――この姿になったら俺は、魔王級の攻撃でないかぎり、止まらんぞ」

 

「へぇ?じゃあ、本当に止めれないのか、やってやるよ」

 

俺を乗せる翼がゆっくりと下がっていく。降りろってことか?ある程度の高さにまで下がったら、

俺は降りた。

 

「リアス・グレモリー。最後はお前だ。しっかりと魔力を溜めていろよ」

 

「わかったわ」

 

そう言えば部長・・・・・攻撃していなかったな。そう思い、部長の方へ向けば、

上に翳した両手の平の先に赤く黒い魔力の塊が大きく具現化していた。

 

「さて・・・・・その姿は全力だと思っていいんだな?」

 

「全力の全力だ」

 

そう言い、ライザーは鳥の口を開いた。―――刹那。熱線が口内から兵藤に向かって放った!

あいつは首を横に動かすだけの素振りで、熱線をかわした。

そして、対象を失った熱線はどこかへと伸びて行った。

 

ドゴォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!

 

『っ!?』

 

突然の爆発音!発信源に向かって振り向いたら、巨大な火柱が生じていた!

 

「・・・・・なるほど、それを食らったら一撃KOか」

 

兵藤も巨大な火柱を見て理解した風に喋った。

 

「この姿になるのは滅多にない。だから、全力の全力でお前らを倒す!」

 

「―――なら、俺も本気で戦うとしようか」

 

ゾクッ・・・・・!

 

何でだ、兵藤の奴を見ていたら急に悪寒が感じた・・・・・なんだ・・・・・これは・・・・・。

 

「俺も皆の前でこの力を使うのは初めてだ。お互い、快く楽しもう」

 

兵藤は深く笑みを浮かべた。そして、口を開きだした。

 

「さあ、行こうか。ガイア!」

 

カッ!

 

突然の真紅の光!真紅の光はあいつの全身から発しているのが直ぐに分かった。そしたら―――!

 

『我、夢幻を司る真龍なり』

 

あいつから声が聞こえた。聞いた事がない声だ。

 

「我、夢幻を司る真龍に認められし者」

 

兵藤の奴も何か言い始めた。

 

『我は認めし者と共に生き』

 

「我は真龍と共に歩み」

 

それに、呪文のように呟き続ける。あいつ、一体なにをしようとしている!?

 

「『我らの道に阻むものは夢幻の悠久に誘おう』」

 

真なる深紅龍神帝(アポカリュプス・クリムゾン・ドライブ)ッ!!!!!

 

最後は力強い言葉を発した。次の瞬間。真紅の光が、より一層に輝きを増した。

あまりにも眩しさに腕で顔を覆う。・・・・・その光が止んだ時。俺は上空に目を向けた。

 

「・・・・・なんだ、あれ・・・・・」

 

そこにいたのは、全身が鮮やかな紅よりも深い紅の全身鎧。腰にはドラゴンのような尾があった。

背中にはドラゴンのような真紅の翼が生えている。体に金色の宝玉が幾つも埋め込まれてある。

手の甲にもだ。頭部には立派な深紅の角が突き出ている。

 

「・・・・・その姿は何だ・・・・・人間」

 

真なる赤龍神帝(アポカリュプス・ドラゴン)グレートレッドのドラゴンの力を鎧に具現化した姿だ」

 

「―――――っ!?」

 

ライザーの奴が酷く驚いていた。真なる赤龍神帝(アポカリュプス・ドラゴン)グレートレッド?

なんだ?凄いドラゴンなのか?俺には分からん。

 

「ふ、ふざけるな!あの不動のドラゴンがお前の中にいるということなのか!?

でたらめを言うな!」

 

「信じる信じないのは自由だが、目の前の事実を突き付けられてもそう言えるか?

まあいい。始めようか」

 

バッ!とあいつは深紅の翼を広げた。

 

「―――いくぞ」

 

そう言った瞬間、あいつの姿は虚空に消えた。

 

ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!

 

・・・・・はっ?

 

「なんだ、もう終わりか?」

 

兵藤は残念そうに言った。俺の隣でだ。

 

「いや、軽く打撃を与えたぐらいで倒れる訳がないな。倒したら負けだし」

 

その言葉が肯定だと、突然生じた土煙から炎翼が出てきた。

 

「ぐ・・・・・っ!」

 

ライザーだ。巨大な炎の鳥の姿じゃなくなっている!?

 

「あれで・・・・・軽い打撃だと・・・?

俺の全力の姿を、たった一発で解いて軽くだと・・・!?」

 

「んじゃ、軽く魔王級の攻撃を上回ったんだろうな」

 

あっけらかんと言い放つ兵藤・・・・・軽い打撃で魔王さまの攻撃を上回ったぁっ!?

 

「・・・・・そんじゃ、この辺りで終わりにしようか」

 

シュンッ!と兵藤は虚空に消えた。次に現れたのは部長の隣だった。

 

「準備はいいな?」

 

「ええ・・・・・当然よ」

 

何時の間にか・・・・・部長の両手には大きな魔力の塊が。

あれ、絶対に食らいたくない魔力だぞ。

 

「試しにこの力を使ってみよう」

 

「え?」

 

兵藤は部長の肩に手を置いた。何をするのかと思えば・・・・・。

 

『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBOostBoostBoostBoostBoost!!!!!』

 

金色の宝玉から音声が聞こえた。というか、あれは―――!兵藤の奴は俺の顔を見て頷いた。

 

「そう、『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』の能力だ。お前の能力を『強奪』させてもらった」

 

『Transfer!』

 

「『赤龍帝からの贈り物(ブーステッド・ギア・ギフト)』と名付けようか。

お前もいずれ手に入る能力だ。よーく見ておいた方が損しないぞ」

 

倍増した力が、部長に流れて行くのが分かる。

 

「凄い・・・・・力が溢れてくるわ・・・・・!」

 

部長の魔力も数倍に増して巨大になった!うわ、絶対に食らいたくないぞ!

 

「リアス、止めを刺せ」

 

「ぐはぁっ!?」

 

ライザーが悲鳴を上げた。

そっちに向けば、何時の間にか兵藤の奴がライザーの腹部に拳を突き刺していた。

 

「―――イッセー」

 

「なんだ?」

 

部長は言った。笑って言った。

 

「ありがとう」

 

「・・・・・」

 

無言でライザーをボールのように部長のもとへ投げた。同時に部長は巨大な魔力の塊を放った。

そして―――!

 

「うわあああああああああああああああああああああああああああああっ!?」

 

ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!

 

ライザーは部長の魔力と直撃した。それだけじゃない。

地面まで削るように抉れ続けてクレーターができ続けている!

 

『・・・・・』

 

赤黒い魔力がなくなると、ライザーの姿はなかった。

残っているのは部長の魔力でできたクレーターのみ。

 

キンコンカンコーン。

 

『ライザーさまのリタイアを確認。

勝者、リアス・グレモリーさまが率いるグレモリー眷属+αです』

 

「ちょっと待て!?αってなんだよ!絶対に俺のことだよなゴラァッ!?ちゃんと名前で言え!」

 

いきなりキレ始めた兵藤。・・・・・でも、何となく同情するぜ。木場たちも苦笑しているしな。

 

「・・・・・でも、まあ」

 

顔の部分がシュカッ!と開いた。あそこ、マスクなのか。

顔を覗けるようにした兵藤は部長に話しかけた。

 

「これで、お前は一人のリアスとしていられるな」

 

「―――――」

 

兵藤の奴は、部長に笑みを向けて言った。

対して部長は目を丸くして、次第に・・・顔が赤くなっていく。

 

「で、何時になったら現実世界に帰れる?」

 

「うふふ、もう少しですわ♪」

 

「・・・・・赤い鎧、綺麗です」

 

「グレートレッドの力を具現化にした鎧か・・・・・初めて見るね」

 

「何時か、イッセーさんもこんな鎧を着るんですね楽しみです」

 

おお・・・・・なんだ?皆に人気者じゃねぇか。

まあ、今回はあいつのおかげで助かったわけだし、あいつが一番の功労者だ。

俺も労いの言葉を言おうとしたら・・・・・。

 

「・・・・・イッセー」

 

「なんだ?」

 

部長が兵藤に声を掛けた。俺たちは様子を見守る。

 

「・・・・・」

 

すると、部長は・・・・・。兵藤の頬を両手で挟むように添えて・・・・・。

 

「ん・・・・・」

 

『・・・・・・』

 

俺たちが見ている前で、兵藤とキスしたぁぁぁああああああああああああああああああっ!

 

「・・・・・」

 

あいつは信じられないものを見る目で、部長を見た!

俺も信じられないものを見る目で部長を見るよ!なぜ、どうしてなのですか!?

部長ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!

 

「私のファーストキスよ。今回のお礼として、あなたに捧げたわ」

 

「お、お前・・・・・・!?」

 

兵藤は、後ずさって初めて狼狽した。もしかして、あいつもファーストキスだったのか?

と、どうでもいい事を考えていたら、部長がビシッ!と兵藤に指を差した。

 

「決めたわ。私、あなたの婚約者になる!シアたちには負けていられないもの!」

 

「・・・・・」

 

部長の言葉にこの場が静寂に包まれた。―――次の瞬間。

 

「はぁああああああああああああああああああああああああああああああああっ!?」

 

兵藤が驚愕の声音を発した。・・・・・あれ、なんだろう。

この胸の奥から溢れ出てくるようなもやっとした感じは・・・・・?

ああ・・・・・これはあれか・・・・・。

 

「―――禁手(バランス・ブレイカー)―――」

 

兵藤に対する怒りという思いだった。宝玉がより一層に光り輝き、それどころか、

今までにない質量の赤い膨大なオーラを解き放ち始めた。

そのオーラは俺の全身を包み込んでいく。

 

「なっ・・・・・お前、至ったのか?でも、どうして今頃?」

 

さあな、どうしてなんだろう?もっと早く鎧を纏えれたらなーって思うよ。

 

「なぁ、兵藤」

 

「なんだ?」

 

俺は鎧の中で笑んだ。

 

「俺、お前のこと大っ嫌いだ」

 

あれから俺は泣き叫びながら、兵藤に向かって攻撃を開始した。

だけど、あっさりと兵藤に張り倒された。

でも、俺も禁手(バランス・ブレイカー)に至れて赤い全身鎧を纏う事ができた。兵藤のおかげで。

―――――チックショオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!

 

 

 

 

おまけ

 

 

「・・・・・リーラ、いいか・・・・・?」

 

ライザーとの一件を終えた俺は家に帰宅し、約束通り続きを再開した。

俺と彼女、リーラ・シャルンホルストは全裸でベッドにいた。彼女と初めて結ばれる日だ。

 

「はい・・・・・一誠さま・・・・・私をあなたさまのものに・・・・・」

 

そう言い、下から腕を伸ばして来て俺の首に絡める。

ゆっくりと顔を彼女の顔に近づけ、柔らかい唇を重ね―――。

 

「ふむ、その人間が終えたら次は俺にもしてもらおうか」

 

「「―――っ!?」」

 

記念すべき夜に、乱入者が俺たちの横で何か言ってきた!その乱入者は―――!

 

「ク、クロウ・クルワッハ!?」

 

「どうした?さっさとしろ。それとも、俺からしてみるか?

まあ、今まで戦いと修行ばかりしてきた俺に、その手の知識は皆無だ。

お前の指示に従って知識を得ようとしようか」

 

金と黒が入り混じった腰まで伸びた長髪、

黒と金のオッドアイの女性が全裸で俺たちの横で待機をしていた!

 

「な、何でお前がここにいるんだよ!?というか、何時の間に出た!」

 

「さっきだ。さあ、教えてくれ。どうすればいい?」

 

堂々と恥すらしらないとばかり、クロウ・クルワッハは全裸で立って俺に訊いてくる。

 

「―――何をしておる」

 

「「「・・・・・」」」

 

さらにはとっても低い声音を発するものがいた。

俺は壊れたブリキのおもちゃのように扉に向けた。

 

「我を仲間外れにして何をしておる」

 

腰まで伸びた真紅の髪の女性、ガイアが腕を組んで仁王立ちしていた。

 

「・・・・・仲間外れ?」

 

意味深なことを言う彼女。と、突然、ガイアが服を脱ぎ始め、仕舞には全裸になった!

な、なんでだ!?

 

「我も混ぜろ。クロウ・クルワッハの後など許さんからな」

 

「いや、ちょっと待て。ガイア、お前俺のことを・・・・・」

 

「ああ、好きだ。自分でも何時の間にか一誠のことを好きになっていたことに驚いたが、

悪くない感情だ」

 

そう言って全裸のままこっちに来て・・・・・。

 

「一誠、我と愛を育もうではないか。その一歩として我を抱け」

 

「ふむ・・・・・愛か。その感情を得ると俺はどうなるのだろうな?試すとしよう」

 

・・・・・はいっ!?何言っちゃってんのこの二匹は!

 

「・・・・・ダメです」

 

リーラが強く俺を抱きしめた。

 

「一誠さまは私と愛し合うんです。私が先に約束しました」

 

「「ほう・・・・・?」」

 

真龍と邪龍の目がキラリと怪しく輝いた。

 

「ならば、問答無用に襲ってやる」

 

「兵藤一誠、覚悟しろよ?」

 

「・・・・・・」

 

・・・・・明日の朝日を拝めることができるかな?真龍と邪龍に襲われながら、

そう思った俺だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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