とある関西人の幻想入り   作:どっかの主

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前回、紅魔館の主を撃破(半殺害)したコウタ
そして、異変の収束と思われたが、ある少女が狂気に染まっていたのである
第10話・始まります

※原作未プレイなのでなぁなぁですがご容赦ください…
二次創作、原作崩壊、文章力皆無の為どうかご容赦ください
更新速度が遅いのは本当に申し訳ありません


とある関西人の幻想入りPart9(幻想郷での異変⑦)

紅魔館・地下室

「どうしてあんなに楽しそうなの…?私もあの中に混ざりたい…。お姉様のバカ…!ユルサナイ…!」

「よう、何か大きなモン抱えてそうな雰囲気駄々漏れやんけ」

「お兄さんは誰…?」

「俺か?俺はコウタ。能力はあらゆる物体を反射する程度の能力、複製する程度の能力や。自分は?」

「私はフランドール・スカーレット。フランでいいよ?」

「…あのチビコウモリの妹か?」

「そうだよ?どうしてわかったの?それに何でそんなに服が破れてるの…?」

「自分がお姉様って呼んでたからわかったんよ。服?直すの忘れてたわ…」

(チビコウモリで通じやがった…)

「じゃあ、その右腕は何?」

「…能力の暴走でこうなった」

「ふぅん…。ねぇ、一緒に私と遊んでくれる?」

(あーあ、これはまた能力が暴走するかもな…。とんでもなく嫌な予感がする…)

かくして異変が解決した事で、紅魔館の探索をしていたコウタは地下室で一人の少女・フランドール・スカーレットに出会う

「ふふふ、壊れないでネ…?」

(まずい…!)

とっさに避けるもさらに弾幕がコウタを包む

「禁忌「カゴメカゴメ」!!!」

弾幕がコウタを囲うようにした直後、大玉の弾幕が彼を目掛けて飛ばす

「こんなんアリかよ…。けど、俺に弾幕は効かん!暴技「暴君の腕」!!!」

そう、新しくスペルカードという物をコウタは発動させた暴君の腕(タイラントアーム)でフランの弾幕を振り払い、そのままそのスペルカードで全て受け止め、相手に返す

「アハハ!面白い♪ねぇねぇ、もっと遊ボ?」

(とんでもなく嫌な予感が…)

「ふっ、飽きるまで遊んでやるよ…!」

「禁忌「フォーオブアカインド」!!!」

なんと、フランが4人になったのである

「「「「フフフッ♪もっと遊んでくれるよネ…?」」」」

(反則だろオイ…)

「1対4とか何考えてんねん…」

4人に増えたフランの攻撃はさらに激しさを増す

「こうなりゃ…、反射技「反壁ノ舞」!!!」

再びスペルカードを使用、さっきとはまた別のスペルであり、反壁ノ舞(リフレクションダンス)全てのスペルカードおよび攻撃はもちろん、強化状態、特殊状態を解除させるスペルカードである。もはやいてつく波動とマホカンタ、アタックカンタを全て足して3で割った技である

「「「「あっ…」」」」

元に戻されたフランに怒りがこみ上げる

「なんで…!なんで私のスペルカードを解くの?もっと遊んでくれるんじゃなかったの!?」

「1対4なんざ相手出来るかボケ」

「…っ!」

ボケ呼ばわりされたフランに異常が起きる

「…さない」

「ア?」

「許さない!私の事をボケ呼ばわりして…!」

「・・・・・・」

「ユ ル サ ナ イ!」

「はぁ…」

狂気に染まるフラン。そして

「全部コワシテヤル…!」

「…!」

バキイィィン!

コウタの反射を破壊したのである

「なっ…!オマエ…」

「やっぱり…。私の攻撃がはね返されるのは()()()あったからなんだ…!」

反射を再び破られ、困惑する

「ふふっ♪()()()無いから私と同じ状況だね、オニイサン♪」

「くっ…!」(また暴走してこんな状態の子を殺しちまう…。俺はコイツを助ける…!)

反射を無くした彼は丸裸同然。フランの攻撃が当たれば即死は免れない

「オイ、フランだっけか」

「何?命乞いするつもり?」

完全に殺す。そんな感情が彼には見えた

「俺を殺す前に少し話をしようや。話が終わったら俺をここで殺してもいい」

眼は紅く、しかしかのレミリアを瀕死に追い込んだ眼差しではなく、純粋な眼でフランに話しかける

この時フランの狂気が収まり、純粋な眼でコウタを見つめ、返事をする

「なぁに?」

「まず一つ。俺はオマエの実の姉を殺害寸前まで追い込んだ。原因は俺の反射を破ったからだ。二つ。フランはいったいここにいつからおった?半年やそこらでそんな状態にはならんはずや。俺にはわかる。なんせ俺もフランと同じ状況になった事があるからな。まぁ、ほんの数年やけど。三つ目。オマエの眼を見てたら不思議に思う。()()()()()()()()()()()()()

まるでフランに自身の一部の出来事を語りかけるように話す

「…ねぇ、お姉様はもう死んじゃったの?」

「心配すんな、ピンピンしてギャーギャーうるさくしてる」

「そう…。でもなんでお兄さんの反射が無くなってお姉様を死の寸前まで追い込めたの?」

「それはな、俺の能力にはちと厄介な副作用があるからや。生命の危機に瀕したから能力が暴走し、あのチビコウモリを瀕死に追い込んだ。聞いた話俺がそうなると見境なく誰彼構わず殺害するらしい…」

「・・・・・」

(私と少し似てる…?私は昔に化け物呼ばわりされたのに…)

淡々とフランの質問に答えるコウタ

「それと、私は495年もここに閉じ込められてたの…」

「495年?オマエ、生まれてすぐにこんなとこに放り込まれんたか?」

(半年や1年のレベルじゃねぇ…)

「うん…。お姉様がここに閉じ込めたの…」

「あのクソコウモリ…、実の妹やのに何考えてんねん…!」

不思議と彼は怒りがこみ上げる

「ううん、私が悪いの…。私の能力はありとあらゆるものを破壊する程度の能力なの」

「・・・・・」(俺と正反対の能力やな…)

彼女の能力によって反射を破られたのと確信した彼

「私だってお姉様や咲夜達と一緒に過ごしたい!なのに…」

「もういい、状況とオマエの思ってる事は全部俺が理解した」

「…え?」

「なんべんも言わせんな。フラン、オマエはアイツ等と一緒に過ごしたいんだよな?」

「うん。けど私ね、昔に化け物呼ばわりされたの…」

「は…?誰に」

「わかんない…」

かつて化け物と呼ばれたフラン。現在進行形でバケモノのコウタ。

彼は悟った

(コイツにはこれ以上辛い気持ちにはなって欲しくない。俺が何とかしてやらねぇと)

「フラン」

「何?お兄さんまで私の事化け物って呼ぶの…?」

「呼ばねぇよ。フラン、もしオマエがよけりゃ俺と一緒に外に出るか?」

「え?でも…」

「でももへちまもねぇよ。フラン、正直に全部ここで言いなよ。俺が全部聞く」

コウタの意外な提案に半信半疑ながらも現在の気持ちを彼にぶつける

「私だってお外に出たい…!お姉様と一緒に遊びたい!もうこれ以上一人ぼっちは嫌…!」

フランは禁忌「レーヴァテイン」を発動させ、コウタにぶつける

「ぐぅっ!そーや、そーやってオマエの思ってる事を俺にぶつけろ…!」

明らかに直撃しているのにも関わらず、まるでフランの思いを受け止める姿勢で仁王立ちする彼

「ねぇ…。お兄さんが初めてだよ…?私と対等に話してくれたのは」

「そうか…。スッキリしたか?」

「うん…。でも、私みたいな化け物がお兄さんと一緒に外へ出てもいいの…?」

「ええかげんにせぇよ?もうオマエは化け物でも何でもねぇよ。俺が保証したる!だから、俺が責任持ってオマエと一緒におってやる!オマエが暴走しそうになったら俺が止めてやる!そんなけ思ってる事言えるオマエは化け物じゃねぇ!もしオマエの事を化け物呼ばわりする奴がおったら俺が代わりにソイツを壁のシミか肉塊に変えてやる!約束じゃ!」

「…!ほんと?約束してくれるの…?」

「あぁ、約束する」

「私はお兄さんのそばにいてもいいの…?」

「あぁ、飽きるまでおってもええ」

「お兄さんは私のそばにずっといてくれる…?」

「あぁ、オマエが飽きるまでおってやる」

「…!うぅっ、うえぇぇぇぇん!」

そう言い、コウタは優しくフランの頭を撫で、フランは泣きながらコウタに抱きついた

 

こうして、本当に紅霧異変は収束を迎えたのである

数日後

 

「お兄様~♪」

「ぐぇ!飛びかかるなよ…。反射してたらどないすんねん」

毎日のようにフランに飛びかかられ、そのまま抱きつかれるコウタ

「お兄様は私の事を反射するの…?」

「アホか。せーへんっての」

「えへへ♪ねぇお兄様?」

「ん?」

「大好き♪」

「ん…」

そう大胆に言われ、ただただフランの頭を撫でるしか出来なかったのである

 

その日の夜中

 

「お兄様…、お兄様…」

「ん…、なんや、フラン」

「一緒に寝てほしいの」

「さすがに一人で寝ろよ…」

「私と一緒にいつでもどこでもずっとそばにいてくれるんじゃなかったの…?」

「わーったわーった。布団に入れ」

(一緒におってやるとは言ったけどどこでもとは言ってへんのやけど…。ま、ええか。コイツが幸せなら)

「わーい♪」

なぜかその後、一夜を明かしたのである

曰く「なんであんなことに…」

 

紅魔館・レミリアの部屋

 

「ねぇ貴方」

「なんや?」

「ちゃんとフランの面倒を見てる?」

「見とるよ。いつでもどこでもべったりくっつくから嫌でも面倒見てる」

「そう、それならいいわ。それと貴方の部屋が出来たわよ」

「そうか。ありがとうな、レミリア」

「べ、別に貴方が住む所無いから作っただけよ?」

「はいはい」

この頃よりコウタは紅魔館に住むことになったのだ

フランが彼になついており、レミリア曰く「フランの運命は貴方が紅魔館に住んで貰わないとフランがまた暴走してしまう」との事

これに対しコウタは「アホか、最終判断はアイツや」

そう言い、レミリアは反論する

「いい?貴方がいなくなればあの子はまた一人なのよ?それに貴方にずいぶんなついてるみたいだし…」

「オイ、平たく言うたら俺はフランの()()()か?」

「そうよ。それに私も貴方の事を気に入ってるのよ」

「そーか」

「そういう事。じゃあ改めて…。ようこそ、我が紅魔館へ。貴方を私の家族として歓迎するわ」

「ふっ、たまにはオマエのその姿も悪くねぇな。俺こそ改めて…。こんな俺を住まわしてくれてありがとうな。感謝するよ、レミリア」

(案外この暮らしも悪くねぇや。後で紫に伝えないとな。新しく住む所が出来たって)

(ふふ、見てたわよ♪アナタなら大丈夫。吸血鬼の妹の事をしっかり見てあげなさい。近々アナタに面白いことが起こるわよ)

こうして彼は紅魔館の住人の一人になったのである

 

紅魔館・大浴場

 

「ふぃ~。湯船最高!つか広すぎ」

すると

「「「「お兄様~!」」」」

バタン!と勢いよく扉を開けて大浴場へと入るフランとフランの分身達

しかもそろいもそろってすっぽんぽんである

「オイ、フラン!いくら何でも風呂を一緒に入るとは言ってへんぞ!」

「「「「え・・・」」」」

しょげた表情で声を発するフランと分身達

「…わかった。好きなようにしてくれ」

「「「「わーい♪」」」」

「じゃあ私はお兄様の頭と背中を洗うね♪」

「私は体を~」

「私は足を~」

「私は腕を~」

好き放題するフランを見たコウタは

(コイツら俺とおる時だけは幸せそうにすんねんな~。この前俺がババしてる時に凸られたのは焦ったわ…。さすがにあれは俺も怒ったけど)

「つかさ、何で4人になった?」

「「「「ん~、何となく?」」」」

「そーかい…」

フランが幸せそうならいいやと思い、身体を洗ってもらったコウタは再び湯船に浸かる

そしてフラン達も同時に浸かる

 

紅魔館・大浴場前脱衣所

 

「オイオマエら、じっとせんかい!頭乾かすぞ」

「「「「キャッキャッ♪」」」」

はしゃぐフラン達

それを見ていたレミリア達は

「フランが幸せそうで何よりね」

「そうね、レミィ」

「妹様があんな元気に…。これもあの人のおかげですね…」

「咲夜?もし彼がいなかったら今頃あの子は…」

「ですね、お嬢様…」

 

こうして平和な日々が続くのでした

 

To be Continued

 

第六章・化け物とバケモノが重なり合うとき、新たな感情が芽生える(紅霧異変篇・完)

 




はい、また少しの期間空けてしまい申し訳ございませんでした。今年は冬コミ行くぜ!
次回は番外編(キャラ紹介)や紅魔館での日常をダラダラ(オイw)書いていきます
霊夢と魔理沙?必ずまた出します
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