『プロローグ』
いつからだろうか
悪を倒せばその後はハッピーエンドだと思われるようになったのは
いつだったのだろうか
人が初めて悪を倒したのは
いつなのか
悪と正義の戦いが終わるのは
ある者はこう言う
悪は倒すべきだと、悪は滅びるべきだと
ならその後は?また新しい悪が生まれるだけである、いつしか人間は悪をどんどん倒す事になる
正義を信じて、悪を滅ぼす為
たが必ず少数の悪党は残ってしまう
そして…
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そこはどこかのビルの路地裏だろうか、5人程の男達がそれぞれ木材や鉄パイプ等の鈍器を持ち数は少ないが拳銃を持ってるのもいる。
5人のうち2人は曲がり角を見張り残りの3人は話し合っている
「お、おい向こうに逃げた奴ら電話に出ねぇよ…」
と、携帯を持ちどこかに電話をかけていた男が震えた声で他の男達に言う
「ちくしょう!何なんだよあいつら!急に現れて拠点破壊しやがって!」
「どうする…違う方に逃げた奴ら…もしかして…」
「…くそっ!」
男達はそれぞれどうにかして『何か』から、逃げようとしているようだ
「大丈夫だ…隣の県にまだ拠点がある、そこまで逃げりゃどうにでもなる」
「…行くぞ、出来るだけ音は立てるな」
拳銃を持ったリーダー格の男が周囲を見る
「まて、見張ってた奴らはどこ行きやがった?」
リーダー格は言う、さっきまで曲がり角を見張ってた2人が見当たらない
「あいつらもしかして逃げやがったか…ちっ!もういい、俺達だけでも………」
ドサッドサッ…
突如物音がしてリーダー格が振り返る…そこには地に倒れ首から大量の血を流している仲間がいた
「なっ…何が…」
男は異常さに気がつき拳銃を路地裏の左右に向けるが誰もいない
そしてリーダー格が上を向くと
「お前でラストだ」
そこには壁の出っ張りに掴まりナイフを片手に持った全身を黒色の迷彩で完全装備の小柄な男とガスマスク越しに目が合ってしまう
「な、ち、超人…」
ガスマスクの男は素早く着地して一閃
「……………!!!」
リーダー格の首から血が溢れ叫び声すら出せずに絶命する
「超人達のような大層な者じゃねぇよ…」
「…こちらα、残党を処理したそっちはどうだ」
『こちらβ…こちらも残党殲滅…帰還します』
「こちらα了解」
ガスマスクの男はトランシーバーを片手に持ち通信を始める
「オペレーター…後処理をする、増援を頼む」
『りょーかいっす!今日も手際がよかったっすねぇ』
「かなり隙だらけだったからな、恐らく俺達の事を知らなかったんだろう」
『あぁー…確かに隊長の事超人とか言ってたし、そう思ってたっぽいですからねぇ』
『まぁとりあえず今日もお疲れ様っす!柏崎隊長!』
「あぁ、まったく…超人って奴は何でこう後処理をちゃんとしないで野放しにするんだ…」
そう言いながら男がガスマスクと軍用ヘルメットを外す
ヘルメットを外すとボサボサで金色の髪が現れ翡翠色の目をキョロキョロと動かす、ガスマスクを外すと明らかに中学生くらいの顔立ちの男の顔が露わになる
「…さて…もう少しで帰れるし…頑張るか…」
これは1人の男が属する組織
「エイレーネー日本支部」裏社会から掃除屋と呼ばれる組織の黙示録である
プロローグです、最近暑くてとろけそうな日々ですがいかがお過ごしでしょうか。
私は凄く暑くてとろけてます、いやぁ…やはり水分摂取大事だなって思いましたよね。
では次のお話で会いましょう。
〜貴方にとってヒーローは誰ですか?〜