ファースト・オブ・バレット   作:パルバール

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2話目です


2話『何気ない朝』

朝、起きる時様々な起き方がある事を知ってるだろうか

起きるのに起き方とかと思うかもしれないが聞いて欲しい

 

まず普通に自分で起きる、これは普通だ

次に親に起こされる、これは学生時代よくあった人もいるのではないだろうか…一人暮らしになり初めて起こされるというありがたみを感じるのもこの時かもしれない

 

他にもあるが今回は割愛させてもらおう、時間が無い

最後に、親ではなく親友、幼馴染み、恋人、妻等の信用してる人から起こされる事である

 

これは少し憧れてる人もいるのでは?朝、幼馴染みが文句垂れながらも自分の部屋に来て起こして貰う事に。

幼馴染み等構わず、信頼してる人が朝起きた時にいの一番に見れるのだ、とても安心するだろう。

だが例え信用していたとしてもやっていい事といけない事がある事を忘れてはいけない…

 

───────────────────────────

 

 

早朝、7時30分

 

俺の名は柏崎悟、25歳独身、仕事は会社員…という突然の自己紹介を挟む…

そろそろ起きなければならないが、とても起きる気分になれない…朝に強い人は尊敬する…どうしても朝起きるにはこの眠気は強すぎる…この眠気の強さをどう表現したものか…

と、微睡みながら考えてるとガチャッ…という扉の開く音が聞こえる

 

…おかしい、この前玄関の鍵変えた筈なんだがな

突然の不安が込み上げてくる、まさか…もう合鍵を作ったというのか…?

 

そして家の玄関から足音が聞こえてくる…

…明らかに聞こえるようにしてやがる…どうしたものか

そう考えてる間にも足音の主はもう部屋の前に着いたのか

コンコン…という控えめなノックが聞こえた、不法侵入して控えめとはこれいかに

 

『入りますね』

 

しかもこっちの承諾は聞かないつもりらしい

ドアがゆっくりと開く、起きてるのも面倒なので寝たフリをキメてやるぜ

 

特に何も物音が聞こえない

 

…………………………………………あれ?

 

ゆっくりと目を開ける、おかしい、開けただけか?

いや、いない…何処だ…?周囲を見る

 

「居ない…だと…?」

 

開けるだけ開けて何処かに消えたのか…なんのイタズラだろうか

 

「ふぁぁ…眠いな…2度寝をする…か…侵入者を排除するか…」

 

寝起きの働かない頭を無理やり動かして考える

 

「寝るか」

 

そして思考を放棄してベッドに倒れる、2度寝をキメてやるぜ!

 

ドサッ!ギュッ、スヤァ

 

ん?

今変な擬音が混じったな…恐る恐る後ろを見る…寝る時は横向きに寝る派なのだ。

 

後ろを見るとそこには同じように横向きにベッドに横になり俺が見た瞬間ニコッと微笑む美女がいた。

白くに近い銀色…いや、銀に近いのか?そんな微妙な髪色で肩の辺りで切りそろえている、目は黒色で顔はかなり整っている

微笑んだ顔だからか優しそうな雰囲気を感じる

良く言えば大人しそうな人、悪く言えば悪い人に騙されやすそう…

そして何故か抱きしめられている…ここは恋愛ゲームもしくはそういう系のゲームだった…?

 

普通の人なら驚き誰だ!となる、その次に通報

1部のそういう人達は「知らない人だけど美女だ!やったぜ!」的な態度をとるだろう。

 

だが俺はこいつを知っている…という身内である

同じ職場の部下であり右腕ポジションなんだが…

 

「おはようございます、柏崎さん」

「お…おう、おはよう矢本…今日もいい天気だな」

 

天気の話をする、会話のきっかけを作るのに使うがまさかベッドで横になりながら言う事になるとは…

 

「とりあえず現状の説明を頼む」

「はい、現在朝の7時34分52秒です、柏崎さんの起床時間の約25分08秒前に柏崎さんの家に入り音もなく寝床に入り込みました」

 

そうかぁ…入り込んじゃったかぁ…

 

「分かった、では起きてここから俺は退散する」

自分のベッドから追い出される気持ちを味わったのは初めてだよ…

 

「分かりました、では朝食はベーコンエッグにしますね」

そう言って矢本…矢本美鈴は部屋から出てキッチンへと移動した…家の冷蔵庫はもう把握されてるのか…

おかしいなぁ…

 

俺は黙々と寝巻きから普段着に着替えリビングに移動する、キッチンとリビング繋がってるのいいよね

キッチンの方を見ると凄い速度で料理をしている矢本がいた、残像出来てない…?

 

面倒になったので頭を振り思考を放棄する、そしてテレビをつけるためにリモコンを取り朝のニュースをピピッと

 

『次のニュースです、超人須郷雅弘の活躍により麻薬組織が一夜にして…』

というニュースが流れる、超人…それは一般人よりも優れた『何か』を持ってる者達の事だ、言うならば天才…と言った所か

 

pipipipipi…と、俺の仕事用のスマホが着信が来たのを知らせる

今日は休みなんだが…出ない訳にもいかない

 

「はい、もしもし」

『あっ!柏崎さんっすか?休みの所申し訳ないんですけど仕事っす!』

 

という元気の塊のような女性の声が聞こえる…とても五月蝿い

 

「ん…他の奴らじゃ処理できないのか?」

『今全員出払ってて1番近いのが柏崎さんっすよ…』

 

えぇー…俺休日なんだけどな…だが駄々をこねるのは流石に忍びない…

 

「飯を食ってからでいいか?」

『全然構わないっすよ!それでは15分後に車そっちに行かせますんで!』

 

と、電話が切れる…忙しない奴だ

 

「矢本、飯を食べたら仕事だ」

「了解です、早めに食べて急いでいきましょう」

 

と、ササッと料理を置く

それを素早く食べ出掛ける準備をする

 

「さて、せっかくの休日を潰した奴を締めに行くか」

玄関を開け外の世界に飛び出し、太陽の光を浴びる

 

「今日は良い天気だな…」

そしてやって来た車に乗り俺と矢本美鈴は現場に




どうも、この話なんですが何やかんやあっても朝起きてご飯食べて外に出ただけなんですよね。
物語の進みがゆっくりなのは最初部分だけだと思うので許してください…
ゆるして☆

それでは次の話で会いましょう
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