Q、日本刀を装備した人が襲ってきました、どうする?
A、こうする
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「うおぉぉぉぉぉ!落ち着けぇ!」
「貴様許さん…許さんぞ…」
俺は真剣白刃取りを成功させ今拮抗してる最中である
じっちゃんから教わってなかったら危なかった…実際には死ぬ程危ないので悪い子は真似しないように!
「落ち着いて聞いてくれ海沢父!俺はなんか招かれただけで特に何かあるわけじゃない!」
「誰がお父さんだ!」
「言ってないけど!?」
あれ?俺お父さんって言った?あ、父をお父さんと判断したのか…
「もう、父さんやめてよ…」
香織が恥ずかしそうに両手で顔を隠して、ため息を吐く
恥ずかしがる前にこれどうにかして?!
「厳太郎様…流石に日本刀は危険ですよ」
「し、しかし亜門…」
「厳太郎様?」
「す、すまない…」
亜門が言葉だけであの危険人物を封じ込めた…凄いな…
厳太郎は力を抜き俺は白刃取りをやめる
「…無礼を許してくれ、私は海沢厳太郎…香織の父親だ」
「いや、まぁ人生で1度も使わないと思ってた真剣白刃取りが出来たから別に構わない」
「実際の所はー?」
「このクソオヤジ何してんだ」
「柏崎さん口が悪いですよ、アホ神主と言わなければ」
「亜門?お前もあまり変わらないように思えるが」
日本刀を鞘に戻して苦笑する厳太郎は壁に置いて自分の席について食事を食べながら俺とタヌキを見る
「しかし香織が誰かを連れてくるとは珍しい」
「彼らは旅行らしく、私がこの島を案内しようかと」
「厳太郎様、香織様は舞の練習が面倒のようです」
「亜門さん!そ、そんな訳ないじゃないじゃないですか」
少し声のトーンが怪しかったが顔でバレバレの香織、見てて面白いなこれ…コントかな?
「ご馳走様ー、私達って何処で泊まればいいんですかー?」
いつの間にか食べ終わっていたタヌキが厳太郎に聞く、やっべ俺も早く食べねぇと
「うむ、この先に空き部屋があるからそこに…亜門、連れて行ってあげなさい」
「分かりました、ではタヌキさん柏崎さんこちらへ」
「あ、ちょ…よし、行こう」
食べてる途中だったが一気に食べて立ち上がり荷物を持つ
「あ、柏崎さんとタヌキさん明日の用事は何かありますか?」
「ん?まぁ特には…なぁ?」
「そうだねー、特にないかなー」
立ち上がった俺とタヌキを見て香織が思い出したと言わんばかりに声を上げ尋ねてきた、この島に来たのはゆっくりする為だからまぁ…やる事ないな
「なら明日の午前は私と海水浴に行きませんか?」
「おっ、丁度いいんじゃないか?タヌキの例のアレ気になってたし」
「タヌキさん的にはこのまま封印したままでいたかったなぁー…」
タヌキの社長が無理やり荷物に持たせて着ろよオーラマシマシの例のアレ…理由としてはかなり合ってるのでは?
「香織様は遊びたいだけでしょうに…」
「む、亜門様はお堅い人ですね…私はこの島の良い所を知って欲しいだけなのですよ」
「本当ですかね…」
「本当です!」
香織がぷんぷんと頬を膨らまらせ拗ねてしまう…なんだあの可愛い生き物、お持ち帰りありですか?
「お父さんあれお持ち帰りOK?」
「柏崎と言ったか、三枚おろしというのを知ってるかな?」
「すみません…」
ちょっとしたジョークだったんだがなぁ…
その後俺とタヌキは亜門に案内されて廊下を歩き空き部屋へと案内された
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用意されてた毛布を広げて荷物を隅に置いて日課のナイフ磨きをする、カクロがいるおかげで愛用してるナイフは引退気味だがずっとやってきた事を止める理由にはならない
あとカクロに同じ事したら触ったとこ舐められ毛ずくろいを始めた…凄く悲しい思いになったので二度としないと決めてる
「やっほー、柏崎君人の家で何してるのさー」
「お前も人の家でなんて格好してんだ」
ノックもせず襖を開けたタヌキが勝手に入ってくる、
その格好は何故かたぬきのキャラ寝巻き…?でタヌキがたぬきを着るというなんとも言えない格好をしていた
…実は端折ったがお風呂に先に入ったのだ、特に面白い事もなくラッキースケベもなく終わったので記さないでおく
タヌキは座ってる俺の前に座って何処からか取り出した缶ビールを開けて飲み始める
「ぷはー!今日何もしてないけどおつかれー!」
「こいつっ!飲めない俺に対する当てつけか!?」
最近禁酒始めました、理由は医療部代理から禁酒しないと2つのゴールデンボールをひとつにするぞと脅されたから…
禁煙はしません、最後の砦なんです…
「てかお前タヌキなのに何でたぬき着てるの?キャラ付けしたいのか???」
「…普通の寝巻きだったんだけどこれになってた」
「…あぁ…理由は言わなくていいぞ…」
お前の所の社長って実はお前の事嫌いなのでは?
「そんで?お前が用もなくここに来るって事はあれの事だろ?」
「え?あ、う、うん!そうに決まってるじゃないかー!」
なんかちょっと怪しい…こいつも青葉タイプか…?やめてくれよ…
「…新海水、あれどうみる?」
「タヌキさん的には眷属化、もしくは信徒化目的だと思うなー」
実は昔に魔力を大量に含ませた酒を信徒に飲ませエイレーネー日本支部に攻撃を仕掛けてきた宗教がいた、あの時は当時の俺とウルフ、スネーク、ラビット、ブラックキャットの現隊長達でどうにかしたが…あの効果は激大だった
「けど俺は特に何もないけど?」
「そこが問題なんだよねー、気づかない程の侵食速度なのか…はたまた本人に自覚しないようになってるのか」
どっちにしろ俺は多少耐性があるが…どうなんだろうか
「どっちにしろ調べるしかないねー…もしくは明日に行われる祭りを止めるか」
「止めた所でだろ、来年にもある…それに俺達エイレーネーは神と戦うのは極力避けたいんだよ」
エイレーネー各支部としては強大な悪には正義に戦ってもらいたいと思っている、どうしても能力と戦力があろうと俺達は『一般人』の領域から出れないでいる…
「だから最悪…害がなければ俺達はここまま立ち去り正義の味方に任せるべきだ」
言うなれば超人等だろう、あいつらに任せるしかできない
「それと…っ!」
言葉を続けようとしたが廊下から誰かが来ている足音が僅かに聞こえた、足音を極力出さないように…
俺は手で合図して襖の取手に手をかけタヌキが魔術をいつでも使えるように右手を向け準備した
襖が軽く開いて僅かに声が聞こえる
「あの…私です、香織です…入ってよろしいですか?」
「…ふぅ…どうぞ」
襖を開けて廊下に立っていた香織を中に招き入れる
「あ、タヌキさんもいらっしゃったのですね」
「どうもー」
香織が中に入ってタヌキの近くに座る、ナイフはどうやらタヌキが隠してくれたようだ
「どうしたんだ?あまり男の部屋に来るのは良くないとは思うが」
「?タヌキさんも来てますが…」
「あれは野生のたぬきだ」
「ぷぅ!」
「それはうさぎな」
とりあえず俺も座って一息つく、俺が座ったのを確認して香織が困ったような顔になって口を開く
「あの…実は特に何かある訳じゃなかったのですけど…何となく柏崎さんとタヌキさんが何と言うんでしょうか…他人とは思えないような気がして」
「ふむ?」
「うーん、それはデジャブ的な事かなー?」
俺の記憶には香織に会った記憶はない、タヌキも絶対にないと言えるだろうし…
「いえ、そういう訳では…困りましたね、1番これだとなる言葉が見つかりません」
そう言って香織ははにかみながら頬を触る
「そういう時は違う事をしてたら思い出すのさー、という事で柏崎君何かお題プリーズ」
「俺か?うーん、気分的には修学旅行なので恋バナで」
「柏崎君…君は修学旅行で恋バナする陽キャだったの…?」
「う、うーん…実はしてるのを横で聞いてた人だ」
俺とタヌキが話してる間香織はというと…
「えっと…その…こ、恋バナというのはちょっと…私は席を外させてもらいます!」
面白い程顔を赤くして立ち去ろうとしていた
「おっとー?逃がさないぞー?タヌキさん実はもう君の好きな人は分かっちゃったのだ」
ガッツリ香織の体を固定して耳元で何かを言ってるタヌキ、俺は結局聞けないのね…あぁ…灰色の修学旅行の記憶がっ!
タヌキが何かを言う度に香織は赤くなったり青くなったり…面白いな、俺もあれ欲しい
「タヌキ、それいくら?」
「税込45万〜」
「…ふむ」
「真面目に考えないでください!」
俺のジョークがお気に召さなかったらしい
「た、タヌキさんだって!」
と、言って香織はタヌキの耳元で何かを言う…聞こえない…
今度はタヌキが真っ赤になってあたふたとなり始める
「ち、違うのだ!タヌキさんはそんなあんなのそんな思ってない!うー!」
しばらくタヌキと香織は俺に聞こえないように話を続けていた…
香織とタヌキが2人で盛り上がってる中、俺は窓の外を眺めつつ悲しみに包まれる
どうも、最近忙しくなってきた私です
今後は投稿不定期になったりするかもですが今後ともファースト・オブ・バレット、閑話ストーリーをよろしくお願いします
では明日、また次の話で会いましょう