憤怒の魔神とゲーマー夫嫁達のラクシア冒険記   作:エルナ

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大変長らくお待たせ致しました!


第4話 初依頼

 テト(GM):(祝)1周年! 

 

 メリオダス:めでたかねぇだろ! 

 

 リク:前回から約9ヶ月か……。

 

 テト(GM):あはは♪ 

 さて、前回はルキスラの街に到着したところだったね。

 まずは、このまま冒険者の店まで飛ばしていいかな? 

 

 メリオダス:そうだな。まずは俺の依頼達成からで……ってあれ? 依頼は達成出来てるのか? 

 

 コロン:そういえば、特にそういう描写はなかったわね。

 

 シュヴィ:……初依頼……失敗……? 

 

 メリオダス:それは勘弁。というか記念すべき初依頼がこんなんでいいのか? 

 

 リク:これまでも小遣い稼ぎ程度はやってるんじゃないのか? 

 それにパーティで受ける初依頼はこれからだろ。

 

 メリオダス:あ〜、確かに。

 

 テト(GM):えっと、依頼については適当に大丈夫ってことで。

 

 メリオダス:適当かよ……

 

 テト(GM):だって街道に居た理由付けのためだけだもん。

 

 リク:まぁ、ルキスラ出身なのに街道プラプラしてる理由はそんなもんか。

 

 テト(GM):それじゃ、4人は賑わっている大通りを歩き、冒険者の店〈蒼き雷の剣亭〉に到着したよ。

 ベルを鳴らし、入店すると、中には依頼を求めにやってきた冒険者や昼間から酒を飲んでいる冒険者など、多数の冒険者で賑わっているね。

 

 メリオダス:そんじゃ、店主のルーサーに話しかけるぜ。

 

 メリオダス「よう、ルーサー。依頼の品を持ってきたぜ」

 

 ルーサー(GM)「おお、メリオダスか。確かに依頼の品だな。それじゃ、報酬の100Gだ」

 

 テト(GM):言って100Gを手渡してくるよ。

 

 メリオダス:100Gか……しけてやがるぜ。

 

 リク:いや、小遣い稼ぎというレベルでは無いだろ……

 

 メリオダス:というかテト、全能の力使って声変えんなや。ビビったわ。

 

 テト(GM):この程度なら全能の力なくても神霊種(オールドデウス)なら余裕だよ〜☆

 

 リク:デタラメ種族め……

 

 コロン:神だからね……デタラメ筆頭でしょ……

 

 テト(GM):さて、そこでルーサーはメリオダスの後ろのリクくん達に気づいたようだね。

 

 ルーサー(GM)「メリオダス、後ろの3人は誰だ?」

 

 メリオダス「ふふふ、俺のパーティメンバーだ」

 

 リク「リクだ」

 

 シュヴィ「……シュヴィ」

 

 コロン「コローネよ」

 

 ルーサー(GM)「そうか、俺はルーサーだ。しかし、どうやって出会ったんだお前ら」

 

 メリオダス「いや〜、危ないところを助けて貰ってな」

 

 ルーサー(GM)「危ないところ?」

 

 メリオダス「おう、ウルフ4匹に囲まれてな」

 

 ルーサー(GM)「そいつは運が悪かったな。俺からも礼を言わせてくれありがとうな」

 

 リク「いや、たまたま通りかかっただけだからな」

 

 コロン「そうね、大したことじゃないわよ」

 

 シュヴィ「……ん」

 

 メリオダス「つ〜わけで、ついに俺にも仲間が出来たわけだから、本格的な依頼を受けさせてくれや」

 

 ルーサー(GM)「おう、もちろん——と言いたいところなんだがなぁ……」

 

 テト(GM):ルーサーは悩ましげに顎を摩る。

 

 メリオダス「どうした?」

 

 ルーサー(GM)「いや、今は手頃な依頼がなくてな。どうしたもん——」

 

 ??? (GM)「やぁ! いい遺跡を見つけたんだ、探索してみないかい?」

 

 テト(GM):ルーサーの言葉を遮るようにしてメリオダス達5人に声をかけてくるエルフの男性が1人。

 そうだな〜、メリオダスなら知ってるってことにしようか。

 彼は探し屋“葉っぱをのせた”マイエル、34歳。

 エルフとしてはまだ若いけどルキスラではちょっと名の知れた探し屋だよ。

 彼は未探索の遺跡を探すことに情熱を注いでいて、宝物よりも遺跡を見つけたときの方が喜びを感じる変わり者だよ。

 遺跡の情報で儲けるというよりも、見つけた遺跡を自慢したい感じだね。

 メリオダスも彼の情報からお宝を持ち帰った冒険者を知ってるよ。

 

 メリオダス:結構ダイス無しでガッツリ教えてくれるんだな。

 

 テト(GM):知っていておかしくないし、ダイス振らせるほどの情報でもないしね。

 

 コロン:サボりね、作者の。

 

 シュヴィ:……いつも、の

 

 テト(GM):さて、ルーサーはいきなり話に入ってこられたことに眉を寄せつつも、マイエルの優秀さを知っているから口を挟むこと無く黙るね。

 

 メリオダス「よぉ、マイエル。いい遺跡あるのか?」

 

 リク「……誰だ?」

 

 マイエル(GM)「やぁ、僕はマイエル。探し屋さ」

 

 メリオダス「マイエルは結構なの知れた探し屋なんだぜ」

 

 コロン「へぇ、それは期待出来そうね」

 

 メリオダス「ああ、それで? いくらなんだ?」

 

 マイエル「買ってくれるのかい? 毎度あり! 100Gさ!」

 

 メリオダス:ああ、そういうこと……。

 

 シュヴィ:……メリオダス、以外……全員、100G、以上……持ってるけど。

 

 メリオダス「オーケー、んじゃちょうどさっき100G貰ったし、俺が出しとくよ」

 

 コロン「いいの?」

 

 メリオダス「いいのいいの。お前らには助けてもらったしな」

 

 メリオダス:つーわけで、俺が100G払っとくぜ。

 

 テト(GM):オッケー。メリオダスから100Gを受け取ったマイエルは以下の事を話してくれるね。

「遺跡は割と近くにあるんだ。ここから歩いて半日の距離だよ」

「遺跡は魔動機文明時代の建物だね。エントランスにだけはいってみたけれど、当時流行った様式の石像が2体置かれていたんだ」

「遺跡の玄関が最近開けられた様子はなかった。エントランスにも何の足跡もなかったから、未探索である可能性はとても高いよ。未探索ってことは、まだ宝物が眠ってるかもしれないってことだ」

「建物は小さいけれど多重階構造だった。凶悪な罠が仕掛けられている様子はなかったから、探索はそう難しくないと思う。1日あれば充分探索できるんじゃないかな」

「証拠として、石像の足元に彫られていた文字を転写してきたよ」

 そう言ってマイエルは、文字の凹凸を写し取った紙を見せてくれるね。

 魔動機文明語が読めるシュヴィちゃんにはその文字が「バルトゥーの屋敷」と読むことができるよ。

 

 メリオダス:長い、3行で。

 

 テト:魔動機文明時代の遺跡。

 未探索っぽい。

 バルトゥーの屋敷。

 

 コロン:ホントに纏めた……。

 

 リク「シュヴィ、なんて書いてあるんだ?」

 

 シュヴィ「……バルトゥー、の……屋敷……?」

 

 メリオダス「バルトゥー? 人の名前か?」

 

 ルーサー(GM)「へぇ、バルトゥーの屋敷か。なら本人の書斎に『魔法生物大全』があるかもしれない。ぜひ探してきてくれないか? 買い取るぜ」

 

 メリオダス「へぇ、ちなみにおいくらほどで?」

 

 ルーサー(GM)「そうだな……2000Gで買い取るぜ」

 

 リク:1人頭500Gか……最初のシナリオならこんなものか。

 

 コロン:魔物からの剥ぎ取りや他のアイテムもあるかもしれないしね。

 

 メリオダス:それじゃ、もう行っちまうか? 

 

 リク:いや待て、さっきのチュートリアル戦闘でMPを消費してるから次の日にした方がいいんじゃないか? 

 

 シュヴィ:……GM……今は、何時、頃……? 

 

 テト(GM):そうだな〜、お昼時かな? 

 

 メリオダス:ここから半日だから着いたら夜中か……。

 

 コロン:屋内だろうけど、暗視持ちがシュヴィちゃん1人は心もとないわね。日を跨いでにしましょうか。

 

 リク:ついでに今日のうちにバルトゥーとやらについて調べておこうぜ。

 

 テト(GM):調べ物なら、ルキスラで暮らしているメリオダスはルキスラは冒険者に寛容で国立図書館を無料で利用できることを知ってるよ。ただし、それには冒険者の店の紹介が必要だね。

 

 メリオダス:なるほど……じゃあ俺がルーサーに頼むか。

 

 テト(GM):オーケー。じゃあ、RPどうぞ。

 

 メリオダス「半日か……なら明日の朝出発でいいか?」

 

 マイエル(GM)「了解。明日の朝、ここで集合ね」

 

 メリオダス「分かった。んじゃ、ルーサー。バルトゥーとやらの事を調べたいんだが国立図書館の紹介状を書いてくれないか?」

 

 ルーサー(GM)「おう、分かった」

 

 テト(GM):言って、ルーサーは紹介状をパパっと書いてくれるね。

 

 メリオダス:それじゃ、それを受け取って国立図書館に向かうぜ。俺は場所を知ってていいんだよな? 

 

 テト(GM):うん、大丈夫だよ。

 それじゃ、冒険者の店を出て、4人は国立図書館へ向かう。

 人通りの多い通りを歩くとやがて大きな建物が姿を現す。

 中に入るととてつもない量の本棚と本が並んでいるね。

 国立図書館に着いた4人は文献判定行こうか。

 

 リク:4人で振るのか? セージ技能は俺だけだけど。

 

 メリオダス:別にいいんじゃね? 平目でもいけるかもしれんし。

 

 テト(GM):それじゃ、目標値は10。

 

 メリオダス:あ、これは平目では厳しいですわ。

 

 メリオダス:(6.1)+0=7<10‪ ✕

 リク:(5.4)+3=12<10 〇

 シュヴィ:(2.5)+0=7<10 ✕

 コロン:(4.4)+0=8<10 ✕

 

 テト(GM):無難にリクくんだけ成功だね。

 

 コロン:そりゃあね。

 

 テト(GM):それじゃ、リクくんは以下の情報を入手することができるよ。

 ・バルトゥーは魔動機文明時代に実在した人間の学者である。

 ・魔法生物(番兵類)の研究家で、ザルツ地方に住んでいた。

 の2つだね。

 バルトゥーは他の学者の手記に名前が載っていたのが発見されている程度の知名度しか無くてそれ以上の情報は無さそうだね。ただ、人道を外れた実験をしたりとか悪い人ではなかったみたいだね。

 

 リク:ごくごく普通の学者ってことか。

 

 テト(GM):まぁ、そういうこと。

 

 メリオダス:他にやる事あるか? 

 

 リク:シュヴィ、弾はどうする? 

 

 シュヴィ:……10発、あれば……大丈夫、だと、思う……? 

 

 メリオダス:まぁ、シュヴィのMP的にそんな撃てないしな。

 

 テト(GM):それじゃあ、全員今日は冒険者の店で休むでいいかな? 

 

 メリオダス:おう……と、そういえば食事代と宿代は? 

 

 テト(GM):そういうのは初回だから(面倒だから)今回は無し。次のシナリオからそういう細かいところもやってくよ。取り敢えず、今回はルーサーがサービスしてくれたってことで。

 

 コロン:作者の本音が垣間見た気がするわ……。

 

 テト(GM):それじゃあ、今回はここまで。次回は本格的にシナリオ開始だね。次回もお楽しみに〜。




次回こそは早く更新します……。
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