ONE PIECE ~地球外生命体の転生者~ 作:仮面ライダーハードエボル
「ハァ・・・ハァ・・・!」
「ナミ!」 「ナミちゃん!」
「姐さん!!」
「お!来たのか、ナミ・・・」
「これって・・・!」
自分で刺した左肩の手当をし、1人遅れてナミがやって来た。そこでアーロンパークの惨状を見渡し、状況をある程度把握した。
「お前なんで肩を怪我してんだよ?」
「その声はマカハゼね・・・ルフィは何処に?」
「アイツならアーロンと一緒に最上階の1番左の部屋に突っ込んだぞ」
「!あの部屋は・・・」
ナミは
「まさか・・・測量室に?」
その部屋はナミにとってアーロンに与えられた苦しみの象徴そのものだった。
side:ルフィ
「もう邪魔をすんじゃねぇよ・・・麦わら!」
「何だこの部屋?何でこんなに紙が多いんだ??」
部屋の中に逃げ込んだルフィはアーロンに詰め寄られながらも部屋の異質さに首を傾げた。
「ただの紙じゃねぇ・・・これは全部8年かけてナミに描かせた〝東の海〟の海図だ!」
「俺ら魚人にとって海のデータを取るのは造作もないが問題は測量技術!これ程の量の海図を描ける者は世界中を探してもどこにもいねぇ!あの女は本物の天才だよ!!」
「ふーーん・・・」
アーロンの話を聞きながらルフィは部屋を眺め、机の上にあった1つのペンを手に取った。そのペンの持ち手部分は血が染みこんでいた。
「このペン・・・血が染み込んでる」
そんなルフィに気付かずにアーロンは〝キリバチ〟をルフィの首に添えて勝手な持論を語り出した。
「持ち合わせた才能を無駄にするほど残酷で愚かなことはない!!ここで海図を描くことがあいつの幸せなのさ!俺の野望のためにもな!!」
「その海図で世界中の海を俺たち魚人が知り尽くしたその時、俺たちは無敵になり!!魚人の帝国が完成するのさ!!」
「その足掛かりがこの島であり、〝東の海〟という訳だ!テメェにあの女を効率よく使えるのかぁ!!?」
「!?」
(何だ・・・〝キリバチ〟がピクとも動かねぇ!!?)
アーロンの話を聞いたルフィはペンを置き、首に添えられてた〝キリバチ〟の刃を掴んだ。
「!!!〝キリバチ〟を・・・!!!」
「お前・・・ナミを何だと思ってんだ?」
「?下等種族だが優秀な測量士だ・・・他の人間を
「これからもアイツにはこの部屋で海図を永遠に描いて貰うさ。メシも与えるし好きな服も買ってやる・・・〝生きる〟のに事欠くことはない・・・ただ俺のために海図を描いていればいい」
「俺たちは・・・仲間だからな」ニィッ!
アーロンの真上に最速で移動したルフィはアーロンの頭を掴み、床にたたきつけた。その後すぐ下がり懐からある物を取りだした。
ルフィが取りだしたのは
「行くぞ・・・ピー助!」
ルフィに応えるように〝クローズドラゴン〟改め、ピー助は頭と尻尾を畳んでルフィの左手に収まり、右手からは
振った〝ドラゴンフルボトル〟をピー助に嵌め込み、〝ビルドドライバー〟にセットしてレバーを回した。
そこからは
「テメェ・・・奴と同じように!!?」
立ち上がったアーロンは
その姿の名は〝仮面ライダークローズ〟・・・
「確か・・・〝ビートクローザー〟!」
「!!!なっ・・・!?」
変身した
「何のつもりだ〝麦わらァ〟!!!(怒)」
その頃外にいた
「「∑なっ何だァ!!?」」ビクッ!
「机・・・?」
「ビックリしたァ〜・・・」
「てか・・・何で机が??」
「あれは・・・」
突然と吹っ飛んできた机に誰もが疑問を持つなか、机に見覚えのあるナミは息を飲んだ。あの机はナミが8年間も使っていたのだから。
そこからは机に続いて本や本棚・・・大量の紙の束が落ちてきた。なかには切れて半端になっている紙も混ざっていた。
「・・・なんで紙とか家具とかが落ちてくるんだ?」
「中で一体何が・・・!?」
「・・・・・・」
誰もが呆然と見ている中、ナミは落ちてくるそれらを見ながらあの部屋でアーロンに無理矢理海図を描かされていたことを思い出していた。
嘘の海図を描けば力でねじ伏せられ、食事を持ってきた下っ端には「食わすメシはない」と投げ捨てられ、何度も心が折れそうになった。
その部屋が今・・・ルフィが暴れていることで壊れていくことにナミは口を抑えて涙を流していた。
side:ルフィ
暴れる
〝ビートクローザー〟で海図を切り裂き、あるいは蹴り飛ばすことでアーロンがナミに作らせ続けていた海図を台無しにしていく。
「いい加減にしやがれ!!」
アーロンは
(バカな・・・俺の歯が通らないだと!!?)
「お前ら魚人が・・・どう偉いとか・・・海図がどうとか・・・種族がどうとか・・・事情がどうとか!!!」
「そんなことよく知らねぇけど・・・やっと・・・あいつを
自慢の鼻を無理矢理折られたアーロンは思わずころげ回り、距離をとった。
「こんな部屋があるからいけねぇんだ!!」
「居たくもない居場所なんて・・・俺が全部ぶっ壊してやる!!!」
「図に乗るなと言ったはずだ!!お前ら下等種族に堕とされるほどこのアーロンパークは脆くねぇんだよ!!!(怒)」
折られた鼻を無理矢理戻したアーロンはクラウチングスタートの体勢になり、戻した鼻のトゲを
「〝
〝E・S〟の影響がまだ残っているアーロンは両手脚に力を入れ、とんでもない瞬発力で
それを見たル
アーロンの〝鮫・ON・DARTS・破壊〟が届くより先に
そしてその勢いのままアーロンをアーロンパークの1階の床まで踏み抜いたことでアーロンの鼻は再び折れ、意識を失った。
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ!」ピシッビキビキッ!
パラパラッ「ん?・・・・・・あッ!」
アーロンが気を失ったことを確認した
しかし時すでに遅く、
ドゴガゴゴゴゴ・・・!!!
追加設定
その1
マカハゼがルフィを仮面ライダークローズにさせると決めた時、変身したまま〝悪魔の実〟の能力を使える様にするために事前に血を採血して解析し、〝ビルドドライバー〟や〝クローズドラゴン〟を改造した。
その2
原作では剣術は一切使えないと断言していましたがある程度扱えるようにしました。
※だって祖父の副官が幼少期にある程度教えていても不思議ではありませんので!