ONE PIECE  ~地球外生命体の転生者~   作:仮面ライダーハードエボル

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泥棒兄弟

side:ココヤシ村の港

 

 

「という事で新たに仲間になったジョニーとヨサクとカッコウの3人だ」

 

 

「「「よろしくお願いします!」」」

 

 

出発の日の朝・・・ゾロたちはマカハゼからジョニーたち3人が新たな仲間になると紹介を受けていた。

 

 

「本当に良かったのか?これでお前らも〝お尋ね者〟確定だぜ?」

 

 

「構いやせん!あっしは兄貴が世界一の大剣豪になるのをこの目で見たいんす!」

 

 

「俺も兄貴たちの覇王への道を見届けてぇんだ!!」

 

 

「ウチも兄ぃの夢の果てを歩いていきたいんだ!」

 

 

「まったく・・・しっかり付いてこいよ?」

 

 

「「「ハイ!」」」

 

 

「カッコウちゃん・・・何であんなマリモなんかと・・・!!」ギリッ!

 

 

「まぁ仲間が増えて良いじゃねぇか!!」

 

 

「ウンウン」

 

 

ルフィとウソップとサンジも3人の乗船を認め、仲間として歓迎した。

 

 

「しっかしナミのやつ遅いな・・・?」

 

 

マカハゼはナミが未だに船に来ないことをきにし、村の方へ目を向けた丁度その時にナミが来た。

 

 

「船を出して!!!」

 

 

「あ、来た」

 

 

「ナァミィすわぁーーん!!❤」

 

 

港から100m離れた所からマカハゼたちにそう叫んだナミは船に向かって全力疾走をした。

 

 

「走り出した・・・何をするつもりだ?」

 

 

「海賊になるから()()()()()()()をするつもりか?」

 

 

「・・・とりあえず船を出しとくか?」

 

 

「「「準備します!!」」」

 

 

ナミの真意が分からないままルフィたちはとりあえず言う通りに船をたすことにした。

 

 

「巫山戯るなナミ!そんな勝手な別れ方は許さんぞ!!」

 

 

「ゲンさん!彼らが船を出し始めました!!!」

 

 

「∑何ィ〜ッ!!」

 

 

見送りに来た村人たちはナミを止めようとするが村人たちの隙間を通り抜けながらメリー号に飛び乗った。

 

 

「ナミ・・・どうして!?」

 

 

「・・・・・・」クイッ! ドサドサドサ!

 

 

「「「「「・・・・・・・・・は??」」」」」

 

 

メリー号に飛び乗ったナミは服の裾を上げるとそこから大量の財布が落ちてきた。それを見た村人たちは急いでポケットを確認するが自身の財布が見つからないことでスられたことをやっと理解した。

 

 

「元気でね、みんな♥」ニコッ!

 

 

「「「「∑ヤりやがったなあのガキィーーーー!!!」」」」ガーーーン!!!

 

 

してやったりと盗った財布のひとつを持っていい顔で別れを告げたナミに村人たちはイラッと腹を立てた。

 

 

「おい・・・変わってねぇぞこいつ」

 

 

「さ・・・さすがナミの姉貴!(汗)」

 

 

「しっかり財布(いのち)守らねぇと・・・!(恐)」

 

 

「またいつ裏切ることやら・・・」ハァ

 

 

「あはは・・・(汗)」

 

 

「ナミさん、グゥーーッ!!」

 

 

「だっはっはっはっは!!!」

 

 

「まぁ・・・それで良いんなら別にいいか?」

 

 

一部始終を見ていたルフィたちも呆れたり頼もしさを感じながら少しづつ港を離れていった。

 

 

「ふざけるなこのクソガキィ!!」

 

 

「金返せぇー!!」「戻ってこーい!!」

 

 

「ありがとよ、お前らァ!!!」

 

 

「この恩は一生忘れねぇからなぁ!!!」

 

 

「元気でいろよォ!!!」

 

 

財布を盗られた村人たちは悪ガキ(ナミ)に罵声を投げるが中には感謝と激励の言葉も混ざっていた。財布を盗られたことに怒りつつもいつも通りのナミに安心したからだ。

 

 

(行ってきます・・・ベルメールさん!!)

 

「じゃあねみんな!!!!行ってくる!!!!」

 

 

ナミは元気いっぱいの笑顔で見送ってくれる村人たちに大手を振り、海の向こうへ仲間たちとともに長い旅に出た。

 

 

「ふぅ・・・・・・」

 

 

「あれ?ゲンさん帽子の風車はどうしたの?」

 

 

「あぁ・・・アレはもう必要は無いだろう」

 

 

ゲンゾウはナミがまだ赤子の頃自分の顔が怖くよく泣かれていた。それでもナミの笑顔が見たかったゲンゾウは苦し紛れに帽子に風車を挿してみた。

 

ベルメールは流石にそれはと言ったがナミが可愛い笑顔で笑った。それ以降ゲンゾウは風車を挿したまま18年過ごしていた。

 

しかしもうナミは道具を使わずとも一緒に心から笑える仲間ができた。風車はみかんと共にベルメールの墓標に備えた。

 

これからはナミの生き方を精一杯応援しようと遠くなっていく船を最後まで見届けた・・・・・・。

 

 

 

 

 


side:メリー号

 

 

「酒の準備が出来たぞ〜!」

 

 

「クソうめえ飯も万全だぜ〜!ナミすわぁん、カッコウちゅわぁん❤❤」

 

 

「アッハイ・・・(汗)」

 

 

「カッコウが引いてるぞアホ眉」

 

 

「あ"あ"ん!?」

 

 

「兄貴たち今ケンカは止めて下さい!!」

 

 

「せっかくの宴なんすから!!」

 

 

ココヤシ村の港が見えなくなったあたりでルフィたちは宴の準備をしていた。途中ケンカが起こりそうになったりしたのは余談である。

 

 

「お前も性格悪いねぇ・・・今まで貯めた金は村にあげて村の連中の財布を代わりに頂くとは」

 

 

「お金集めに必要な技術だったからね・・・これからは自分のために使うわ」

 

 

「・・・ルフィの〝仮面ライダークローズ〟見ただろ?」

 

 

「ええ・・・アンタの技術には本っ当に驚かされるわ」

 

 

「実は〝仮面ライダークローズ〟に変身するにはそれなりに条件があってな・・・それをクリア出来れば何時でも変身できるんだ」

 

 

「?どんな条件よ・・・?」

 

 

「〝誰かを助けたい〟と強く思うこと・・・」ニィ

 

 

「・・・へ?」

 

 

マカハゼが言った〝仮面ライダークローズ〟に変身するのに必要な条件を聞いたナミは思わず間抜けな声を出した。

 

 

アイツ(ルフィ)はそういうのに疎いから分かってねぇが・・・()()()()()()()良かったな!」ハハハハ

 

 

「!!??!?」(;(;(//̀Д/́/););)

 

 

マカハゼから思わぬ攻撃を受けたナミは声にならない声を上げた。

 

 

「どうしたんだアイツ・・・??」

 

 

「さぁな・・・」ヘラヘラ

 

マカハゼに遅れナミも甲板に向かい、全員が揃ったところでマカハゼが乾杯の音頭を買ってでた。

 

 

「え〜それでは諸君、この数日は色々とありましたが・・・ナミが正式に仲間になったこと!ヨサクとジョニーにカッコウの3人が仲間になったこと!」

 

「ゾロを隊長とした〝麦わらの一味・遊撃隊『八咫烏』〟の設立を祝して!」

 

 

「「「「「乾杯ァーい!!!」」」」」

 

 

〖空は快晴・風は軟風〗

 

〖離れる船を押すように風車は回る〗

 

 

 

 

 


side:とある島のビーチ

 

 

ココヤシ村を離れて数日・・・〝麦わらの一味〟はビーチのある島でまったりと過していた。

 

 

「綺麗な青空・・・ほどよい日光・・・美味しぃジュース・・・最高のバカンス日和だわ!」

 

()()が無かったらもっと最高なんだけど・・・」

 

 

「イィヤッホォーーー!!!」

 

ブロロロォォーーーン!!!!

 

 

そう言って目を向けた先には〝仮面ライダークローズ〟に変身して仮面ライダー専用バイク〝マシンビルダー〟を近くの岩礁で走り回っているルフィの姿があった。

 

実はこのビーチに来る数日前にマカハゼが「仮面ライダーになったんならやっぱバイクは必須だろ?」と〝ビルドフォン〟を変形させた〝マシンビルダー〟を譲渡した。

 

勿論乗り方と操作を強制勉強(優しく教えて)あげたのでここに着く頃にはほぼ完全に乗りこなしていた。

 

 

「おいルフィ!俺にもソレやらせろよ!!」

 

 

「俺が貰ったんだから嫌っだねぇ〜ww」

 

 

「ちくしょー!俺も〝仮面ライダー〟に変身してェーー!!」

 

 

マカハゼに貰った〝マシンビルダー〟を乗りこなすクローズ(ルフィ)に嫉妬するウソップ、ナミに日焼け止めオイルを塗るサンジ、それらをしり目に筋トレをするゾロと剣の修行をするジョニーたち『八咫烏』。

 

みんながそれぞれ時間を潰しているなかでマカハゼはメリー号で作業を終えたマカハゼが甲板に出てみんなの様子を見ていた。

 

 

「のんびりし過ぎだろアイツら・・・そんなマヌケな無名な海賊だから簡単に盗める・・・そう思っちまったんだな?」

 

 

そう言ったマカハゼはメリー号の舵がある船室の扉に目を向けた。すると扉が開き、ソコから一人の男がでてきた。

 

 

「1人残ってたのも想定外だが・・・まさか気づかれていたのか?」

 

 

「俺じゃなかったら気づかれなかったかもな・・・で?操縦室(そこ)にいたって事は船を奪うつもりだったな・・・覚悟出来てるんだな?」チャキっ!

 

 

マカハゼは〝トランスチームガン〟を構え、侵入した男を尋問しようとした。

 

 

「ボロード!?」ガタッ!!

 

 

「出てくるなアキース!!」

 

 

マカハゼの〝トランスチームガン〟を見たもう1人のアーキスという子供の仲間が出てきた。

 

ボロードと呼ばれた男はアキースに出るなと大声で忠告した。

 

 

「兄弟愛は構わねぇが・・・ココは海賊の船だって事を忘れるなよ?」

 

 

「分かってる・・・この船を狙ったのはアンタらをある海賊と衝突させるために利用しようとしたんだ!」

 

 

「ある海賊?」

 

 

「人の口に戸は建てられない・・・アンタらだろ?〝東の海〟で大物の海賊たちを討ち取っている麦わらのドクロマークを持つ無名の少数海賊は?」

 

 

「・・・そんな噂があんの?」

 

 

ボロードから聞いた〝麦わらの一味(自分たち)〟の噂聞いたマカハゼは思わず尋ねた。そんなマカハゼを無視し、

ボロードは突然土下座をしてマカハゼに頼み事をした。

 

 

「頼む!()()()()()()()()()()にも海賊団を潰して欲しいんだ!」

 

 

「ボ・・・ボロード?」

 

 

「・・・・・・」

 

 

ボロードの土下座にアキースは目を見開き、マカハゼは少し沈黙した。

 

 

「お前の頼みを聞くかどうかは俺の仲間たちと相談してからだな」ハァ・・・

 

 

「ありがてぇ!!」

 

 

 

 

〜END〜

 

 

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