ONE PIECE  ~地球外生命体の転生者~   作:仮面ライダーハードエボル

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ねじまき島

マカハゼから連絡を受けたルフィたちはメリー号に戻り、ビーチから出航した。

 

 

「それで?手を組むのはウチの船長が許可を出したがお前らの詳しい話と報酬を教えてもらおうか?」

 

 

ルフィたちが来たことで囲まれる形になって自称〝世界一の泥棒兄弟〟のアキースは少しビクついていたがボロードは落ち着いていた。

 

 

「先ず報酬については俺が潰して欲しい〝トランプ海賊団〟が支配するねじまき島にあるダイヤモンドクロックという時計だ」

 

 

「ダイヤモンドクロック??」

 

 

「数年前に作られたその島の象徴とも言えるダイヤモンドを使った時計だ・・・大きさはお前らの想像以上だ」

 

 

「その話のった!!」  

 

 

「誰かその守銭奴を抑えてくんね?」

 

 

つい反応したナミをカッコウに下がらせたマカハゼは再びボロードに目を向けた。

 

 

「・・・他にはヤツら(トランプ海賊団)の財宝があるからお前らが8で俺ら兄弟が2で頼む」

 

 

「報酬はそれでいい・・・それで?お前が持つそいつら(トランプ海賊団)の情報と狙う理由を話してもらおうか??」

 

 

「・・・先ずは俺が得たヤツら(トランプ海賊団)の情報を話す」

 

 

そう言うとボロードは懐から5枚の手配書を出してマカハゼたちに見せた。

 

 

「俺が潰して欲しい〝トランプ海賊団〟はベアキング・ピンジョーカー・ハニークイーン・スカンクワン・ブージャックの〝トランプ5兄弟〟がまとめる海賊団だ」

 

 

マカハゼは貰った〝トランプ海賊団〟の手配書を1枚ずつ確認した。

 

 

「1160万に990万に780万に600万に320万か・・・この〝東の海〟ではかなりの大物たちだな」

 

 

「そのうちベアキングとハニークイーンの2人はカチカチの実とトロトロの実の能力者だ」

 

 

「〝悪魔の実〟か・・・」

 

 

「他にもヤツら(トランプ海賊団)の支配するねじまき島は元々機械技術が発展している島だった。そこを数年前に侵略して住民たちを奴隷にして作らせた兵器を武装している」

 

 

「奴隷ねぇ・・・嫌な響きだわ」

 

 

「更にヤツら(トランプ海賊団)が無理やり作らさせた城までの道のりには多くの罠が設置されている・・・侵入するのも一苦労だ」

 

 

「それなりの武力と実力、そして罠か・・・そこまで分かっていて俺たちに依頼するってことは()()()()()()()()のか?」

 

 

「!まぁな・・・()()()()()()()()()

 

 

マカハゼの質問にボロードは答え、左手の手袋を取った・・・その左手は機械仕掛けでできた義手だった。

 

 

ヤツら(トランプ海賊団)の情報を得た代わりに片手を失っちまったよ」

 

 

「ボロード・・・!」

 

 

ボロードが言うにはある事情でねじまき島のダイヤモンドクロックを盗むために侵入したはいいが〝トランプ海賊団〟にみつかり、逃げる時にベアキングに左手を奪われたそうだ。

 

その時にベアキングたちの恐ろしさを知ったボロードは島の住民たちに同情し、何とか救えないかと考えていた。

 

 

「そんな時アンタら無名の海賊の噂を聞いたんだ。あのアーロン一味を潰して島を救ったヤツらがいるって」

 

 

「それが俺たちだったわけか?」

 

 

「ココヤシ村のこともう広まってるんだ・・・」

 

 

「所詮俺はしがない泥棒・・・俺が払えるものは何も無いがヤツら(トランプ海賊団)は違う!ヤツら(トランプ海賊団)が潰れるなら俺はそれでいい」

 

 

ボロードはそう言ってルフィたちに頭を下げた。マカハゼは彼の誠意に感心し、この話に前向きに検討していた。

 

しかしアキースが待ったをかけた。自分の泥棒の師と言える尊敬する男が名もない海賊に頭を下げている事に我慢ならなかったからだ。

 

 

「やめろよボロード、みっともねぇ!俺たちは世界一の泥棒になるんだろ!?こんなヤツらに頼る必要もねぇ!!」

 

 

「アキース・・・」

 

 

「お前らはボロードの凄さを知らない!今まで色んな海賊から盗んできたし失敗もそんなに無い!航海術だって持ってるし俺をここまで育ててくれたんだ!!」

 

「確かに前は失敗した・・・でも次は上手くいく!俺も武器は使えるようになったしボロードだけにやらせる訳には」

 

 

「よし、手を組もう!」

 

 

「∑いやもう少し聞いてやれよ!?」

 

 

「・・・・・・っ!」

 

 

アーキスの言葉を最後まで聞かずマカハゼは手を組むことを決めた。流石のアキースも突然の承諾に思わず言葉を失った。

 

 

「ただし、俺たちも宝を狙う海賊だ!〝トランプ海賊団〟の潰しは請負うがヤツらの持つ財宝は俺たち海賊とお前ら泥棒の競争だ・・・」

 

「幸いコッチには元海賊専門の泥棒がいる・・・そいつに負けないようにしっかり泥棒するんだな」

 

「それで良いだろ、船長?」

 

 

「おう!それで構わねぇよ」ニシシ

 

 

船長のルフィもそれで了承し、ボロードたち泥棒兄弟と手を組むことになった。

 

 

「て訳だから、その海賊は俺たちがぶっ飛ばすけど財宝は俺たちとの早い者勝ちだからな」

 

 

「・・・それで良いのか?」

 

 

「ウチは自由がモットーだからな・・・お前もそこまで気を負う必要も無いぞ?」

 

 

マカハゼにそう言われたボロードは思わず呆然となったが、やる気を出したアキースにボロードも泥棒としてのやる気を取り戻した。

 

 

「やってやろうよボロード!俺たち泥棒兄弟の実力、コイツらに見せてやろう!!」

 

 

「・・・そうだな、アキース!やってやるぞ!!」

 

 

ボロードはアキースとともに泥棒として覚悟を決め、ルフィたちと一緒にって行くことを決めた。

 

 

「よぉーし!向かう先はねじまき島の〝トランプ海賊団〟のアジトだ!行くぞぉ〜、野郎どもォー!!」

 

 

「「「オォーーウ!!!」」」

 

 

ルフィの船長命令にマカハゼ達は大声で返事をし、〝トランプ海賊団〟のいるねじまき島へ向かった。

 

 

 

 

 


 

 

 

〜数時間後〜

 

 

 

カシャカシャ・カチン!

 

 

スウゥゥ・・・

 

 

「∑メリー号が消えた!?」

 

 

「〝消しゴムフルボトル〟の力だ。一時的だがこうやって対象を見えなくする事が出来るし消去することが出来る」

 

「前のビーチに着いた時にそれを使う装置が完成したんだ」

 

 

「「スンゲェ〜〜〜っ!!!」」

 

 

「なぁ・・・アイツの技術力って軽くこの島の技術力を越えてんだけど、何者なんだ?」

 

 

「そこに関しては何も言わねぇほうが楽だぞ」

 

 

「・・・そうするわ」

 

 

さりげなく見せたマカハゼの技術力の一端に度肝を抜かれたボロードはゾロの忠告どうり、何も言わないことにした。

 

 

「それにしてもこれが島か?こんな状態で安定してんのはもう奇跡だな」

 

 

そう言ったマカハゼは上陸した砂浜から細く伸びた柱のような台地を見上げた。

 

島自体は小さいがその柱のような台地がおよそ1000mほど伸びており、その先はキノコのように拡がっていた。

 

 

「すっげぇなぁ〜。こんな島が本当にあるなんてなぁ!」

 

 

「あの柱の中に階段があるんだが罠が設置されている。〝トランプ海賊団〟が使う専用のエレベーターがあるんだがそこを使うわけにはいかねぇ」

 

 

「つまり、俺たちが使えるのはあそこの階段だけか?」

 

 

「ンギギギ!?」ビヨ〜ン!

 

 

マカハゼは先に突っ走ろうとするルフィの頬を掴みながら確認した。

 

 

「そうだが・・・他に方法があると?」

 

 

「ちょっと待ってな」

 

 

 

〜数分後〜

 

 

 

「これで良し!!」ギュッ!

 

 

マカハゼは全員の腰に紐をまきつけて一括りにした。そして〝ビルドドライバー〟を腰に付けて2つの〝フルボトル〟を取り出して振った。

 

 

カシャカシャカシャカシャ!

 

カチン!カチン!

 

 

《パンダ!》《ロケット!》

 

《ベストマッチ!》

 

 

「「「∑ロケット!!?」」」

 

 

「何でパンダが出てくんのよ?」

 

 

《グルグルグルグル!》

 

《Are You Ready?》

 

「変身!!」

 

 

ガシィーン!!

 

《ぶっ飛びモノトーン!》

 

《ロケットパンダ!》

 

 

《イェーイ!!》

 

 

「∑変身したァ!!?」

 

 

「「「カッチョイイ〜〜!!」」」

 

 

「見ろよウソップ!ロケットだ!ロケットが付いてる!!」

 

 

「爪もカッケェぞ!!」

 

 

「「・・・・・・」」シィーーン

 

 

マカハゼは仮面ライダービルドロケットパンダの姿に変身した。仮面の目の部分は右目がロケットで左目がパンダになっていた。

 

左腕にはロケットパーツの〝ロケットショルダー〟と〝スペースライドアーム〟が装備されていて、右腕には10本の竹をへし折る〝ジャイアントアーム〟と鋼鉄に爪痕を残す〝ジャイアントスクラッチャー〟が装備されている。

 

 

ギュッ!「準備出来たぞ!」

 

 

そんなマカハゼはみんなの反応を無視して、皆を結んだ1つに括った紐をさらに自分の腰に結んだ。それを見た何人かは嫌な予感を感じ始めた。

 

 

「ちょ・・・ちょっと待って!?」

 

 

「この状態でロケットって!?」

 

 

「ヤベェ!死にたくねぇ〜〜!?」

 

 

「マカハゼの兄貴!他に方法があるハズ!?」

 

 

「ナミさんカッコウちゃん!はやく俺の胸に!!」

 

 

「兄ぃ〜〜!!?(恐)」ギュウッ!

 

 

「ブゥ!?(息が・・・!??)」

 

 

「行くぞぉ〜!!」

 

 

ビュゥゥゥゥーーー!!

 

 

「「「「ああァァァァァァ!!!?(泣)」」」」

 

 

ビルド(マカハゼ)は〝ロケットショルダー〟のエンジンを起動させ、空に猛スピードで飛び上がった。

 

そのまま紐に繋がれたルフィたちも悲鳴をあげながら一緒に飛んで行った。

 

 

 

 

 

 

 

〜END〜

 

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