ONE PIECE ~地球外生命体の転生者~ 作:仮面ライダーハードエボル
side:マカハゼ
あれからルフィ達は崩壊し始めたねじ巻島から脱出した。城の中にいた技術者達や町の住民達も無事にパラシュートで脱出できた。
残ったトランプ海賊団の残党たちも散り散りに逃げ、トランプ海賊団は完全に壊滅した。
「財宝はウチが6割でお前らが4割・・・結構いい勝負になったな」
「まぁな!これでも一流の泥棒だからな!!」
「で?あのチビッ子は本当に良かったのか?」
「・・・まぁな」
実はボロードがこのねじ巻島に拘っていた理由は弟分のアキースが7年前に島の住民達がトランプ海賊団から逃がすために海に流した子供だったのだ。
ボロードは当時アキースが流れてきた方角や情勢を調査した結果ねじ巻島が浮かんだ。そして今日、脱出した住民達の中いた実の両親がアキースと再会した。
「世間から見れば俺はただのコソ泥・・・俺のような裏の世界で生きる未来のない人間よりも実の両親と共に表の世界で輝いた方が幸せなんだよ」
「ついでに言うとガキのお守りからやっと解放されるってのが本音だな!」ハハハハハハ!
「・・・そう言う割に顔は嘘をつけないらしいな?」
マカハゼはそう言ってボロードが泣いていることを指摘した。言葉は悪くても内心弟として育てた相棒との別れが悲しかったのだ。
「それで?これからどうすんだよ?」
「泥棒兄弟が1人になっちまったら見栄え悪いだろ?」
「いいんだ。元々1人で活動してたし、また0から始めればいいだけだ」
「・・・そうは問屋が卸さないってのはこの事だな」
「ニシシシッ!」
「案外詰めが甘いわね?」
「?どういう「ボロードォ!!」アキース!!?」
ねじ巻島で実の両親と再会していたはずのアキースがメリー号からボロードの船へと飛び乗ってきた。
「やいボロード!俺を置いて行こうだなんてそうはいかねぇぞ!!」
「アキースお前!せっかく家族に会えたのに何で・・・」
「〝2人で世界一の大泥棒になる〟!それが俺たち兄弟の夢だろ!!」
「アキース・・・」
「いい兄弟だな相棒!」グスッ!
「そうだなジョニー!!」ズビッ!
「泣きすぎよ、気持ちはわかるけど!」
「分かったよ・・・ただし!お前が16になるまで年に2回は両親の元に行くことが条件だからな!!」
「おう!!」
「良かったなお前ら!」
「泥棒を続けるのは構わねぇがウチを狙ったら容赦はなしだからな」
「今さらお前ら恩人を狙う気はねぇよ!」
「ありがとな〜お前ら〜!!」
「またな〜〜!!」
麦わらの一味は泥棒兄弟に大手を振って見送った。付き合いは短かったが共に財宝奪取の競走をしたもの同士気があった。
彼らを見送った一味は自分たちの目指す場所〝偉大なる航路〟へと進み出した。
「おいルフィ!なんだその樽?」
「おう!あの島から流れて来たのを拾ったんだ。多分酒だ!!」
「そりゃいい!今飲んじまおうぜ!!」
気がつけばルフィがねじ巻島から流れてきた樽を味見しようとウソップとゾロが集まった。
「よぉし、開けるぞ〜!!」ワクワク
「あ、その樽」ガパッ!
「ハァ・・・ハァ・・・酷い目にあったわッ!」
「やっぱりお前か・・・」
「∑きゃぁぁ!?そのベルトはあの時のォ!!?」
「酒じゃねぇのかよ・・・」¯ࡇ¯
「∑ガッカリしてる場合かい!?アイツ敵だぞ!!」
樽から出てきたのはマカハゼに閉じ込められてたトランプ5兄弟のハニークイーンだった。
「あんたの海賊団ならもう壊滅したわよ」
「∑エェ!?」
「もう一度樽に入れとくか?」スチャッ!
ハニークイーンを再び樽に入れようとマカハゼは仮面ライダービルド〝ライオンクリーナー〟に変身し、〝ロングレンジクリーナー〟を構えた。
それを見たハニークイーンは悲鳴をあげながらルフィの背中に隠れた。
「マカハゼ、テメェ!レディが怖かってんじゃねぇか!!(怒)」
「いや敵だからなあいつ?」
「おっお願いします!なんでもしますからこの船に置いてください!トランプ海賊団が壊滅した今、私の居場所がないんです〜!!!(泣)」( ɵ̷̥̥᷄﹏ɵ̷̥̥᷅ )
「でもお前、あの島のヤツらにひでぇ事してたろ?」
「反省してます!猛省しています!改心しました!だからこの船に置いてください!!!(泣)」( ɵ̷̥̥᷄﹏ɵ̷̥̥᷅ )
ハニークイーンは
「・・・・・・・・・」
「おう、反省したんならいいぞ!」
ルフィがハニークイーンをアッサリと受け入れたことにゾロ達は怒鳴ったりサンジは喜んだり、流石の
ルフィに命乞いをしていたハニークイーン自身も恐怖し、全力でルフィに媚びることを決めた。
「チ!まぁ確かにこいつのトロトロの能力は使えるからな・・・戦力が増えるのはいい事と割り切るか」ハァ・・・
「∑マカハゼが思考を放棄したァ!!?」ガボーン!
「ちょうどいい。お前に聞きたいことがあるんだ」シュウ
「はっはい!」ビクッ!
マカハゼは変身を解いてハニークイーンにずっと気になっていたことを聞くことにした。
「お前の船長だったベアキングが妙なガスを使っていたそうだ。それは何処で手に入れたんだ?」
「あぁそれ!〝ジョーカー〟って言う闇のブローカーから買ったものです!」
「と言っても質の悪い安物ですけど・・・」
「〝ジョーカー〟?」
「はい!〝偉大なる航路〟で活動する世界最大の犯罪組織のボスの名です!」
「この〝東の海〟に来ることは滅多にないから手に入れるのに苦労しましたが・・・」
「・・・・・・・・・」
(裏社会の大物・・・そいつが〝ネビュラガス〟を持っているのか?だとしてもどうやって手に入れた?まさか俺以外にも〝転生者〟が?)
そんなマカハゼの不安を他所にルフィ達は祝勝とハニークイーンの歓迎の宴の準備を進めていた。
「マカハゼ〜!早く宴をやろうぜ〜!」
「切り替えが早すぎるだろ、お前ら(汗)」
やんわりと言いつつ、マカハゼも準備を手伝いに行った。
(まぁ今考えても仕方ねぇか。どうせ例の〝ジョーカー〟や〝転生者〟にぶつかるのは〝偉大なる航路〟の何処かだろうしな)
(今は少しでも長く、この時間を楽しもう・・・)
「これが今回収める〝ネビュラガス〟だ」コトッ
「べへへへ〜!毎度ご苦労だねぇ〜!!」ズイッ!
「汚い、近づくな」
「べへへへ〜!鼻水出たわぁ〜〜!!」
ある島の薄暗い地下港に2人の男がいた。1人は3mを超える鼻水が垂れた不潔な男。もう1人は175cmほど身長で顔の右目付近に火傷を負った男だった。
「俺の体から採れる〝ネビュラガス〟は半年に1度が限界だ・・・次にここに来るのはまた半年後だ」
「べへへへ〜!それでもこれはかなりヤバいよねぇ〜〜!!」
「コイツを吸えば能力者のように肉体が異形に変わり、その姿に見合った能力が付加されるし感情によって更に強くなる・・・唯一の欠点は使い過ぎる、若しくは濃いガスを吸えば肉体が消滅しちまうことだけど〜!」
「それを薄める方法を俺がお前たちに教え、リスクを下げてやった」
「べへへへ〜!恩義がましいヤツだねぇ〜〜!」ケラケラ!
「んね〜んね〜ところで〜!お前の言う〝パンドラボックス〟って箱はまだ見つかんないのォ〜?」
「アレはそう簡単に見つかるものじゃない。それに〝この世界〟にある可能性は0だ」
「それは残念〜〜!べへへへ〜!!」
「次いでた・・・今回の〝SMILE〟引取りは俺が担当だ。さっさと持ってきて船に積め」
「べへへへ〜!〝百獣のカイドウ〟に宜しく言っといでねぇ〜!!」
「〝ジョーカー〟にもな。あの人は奴を信頼しているんだからな」
そう言って火傷の男は鼻水の大男から離れ、自身の船に戻った。
火傷の男はポケットから
「同じ轍は2度と踏まない・・・あの人と共にこの世界の覇権を手に入れる」
追加の仲間
その5 ハニークイーン
トランプ海賊団壊滅後、樽で漂流していたところをルフィに偶然拾われた。行く宛てもなくルフィに命乞いをして仲間にしてもらった。アッサリ認めてもらったルフィや樽に閉じ込めたマカハゼに内心怯えており、全力で媚びている。
〝麦わらの一味〟でキャラ強化する人。
トレーボルを書くのって案外難しいですね・・・