ONE PIECE  ~地球外生命体の転生者~   作:仮面ライダーハードエボル

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「死んだ」

side:処刑台前広場

 

 

「あ」

 

 

「あ」

 

 

「あ」

 

 

「あ」

 

 

ウソップと合流したエレファントホンマグロを買ったサンジと服を大量に買い込んだナミとハニークイーンが処刑台前広場でばったりと合流した。

 

 

「で?あと3人か?」

 

 

「ゾロとマカハゼは分からないから置いといて・・・」

 

 

「ルフィ船長は確か処刑台を見るって言ってましたね?」

 

 

「処刑台のある広場ってここじゃねぇか?」

 

 

ピィーーー!

 

 

「だから何でお前はピー助の向かう道の真逆に行こうとするんだよ!?このファンタジスタ!!!(怒)」

 

 

「ウルセェ!!あいつの案内の仕方が悪いだけだろ!!」

 

 

「∑お前の方向音痴をピー助のせいにするな!!(怒)」

 

 

「∑ゾロ!マカハゼ!」

 

 

口喧嘩しながら近づいてくる2人と1匹に気づいた4人は2人の慌てように首を傾げた。

 

 

「どうしたんだよお前ら?そんなに慌てて??」

 

 

「ピー助もルフィと一緒じゃないの?」

 

 

ピィー!ピィーー!

 

 

「ピー助が俺たちの所に飛んで来たんだよ!」

 

 

「ルフィに何かあったかもしれねぇんだ!!」

 

 

「ちょっと待てよ・・・?」

 

 

「ルフィ船長は処刑台を見にここにいるんですよね?」

 

 

「そしてピー助がお前らを連れてここに来た・・・」

 

 

「まさか・・・!?」

 

 

マカハゼたちは嫌な予感を抱えながらゆっくりと処刑台の方に顔を向けた。

 

 

「罪人!!海賊モンキー・D・ルフィは〝つけあがって俺さまを怒らせちまった罪〟によりっ!!!」

 

「『ハデ死刑〜〜〜』に処す!!!」

 

 

「「「「うおぉぉぉぉーー!!!」」」」

 

 

「ふざけんなァーーー!!!」

 

 

処刑台には赤い鼻で有名な〝道化のバギー〟と部下の海賊たちが広場の面前で船長のルフィを公開処刑にしようとしていた。

 

 

(何やっとんじゃアイツはァーーー!!?)ガーーン×6

 

 

 

 

 


 

 

side:海軍

 

 

「成程・・・海賊同士のいざこざか」

 

 

状況を理解したスモーカー大佐は冷静になっていた。海賊同士のいざこざ・・・そこはまだいい。しかし見過ごせない問題が1つだけあった。

 

 

「で?海賊〝道化のバギー〟の一味に海軍(ウチ)の〝監獄弾〟が使われているのはどういう事だ?」ギロッ!

 

 

ビクッ!

「はっ!急いで確認させたところ、盗まれた形跡が発見されました!!」

 

 

「チッ!ことが終わったら警備の見直しか・・・!」

 

 

自身の管理する駐屯地から盗難があったことに頭を抱えたスモーカー大佐は気持ちを切り替え、今の状況に専念する事にした。

 

 

「突撃しますか!?」

 

 

「必要はない。せっかくの海賊(クズ)同士の潰し合いなんだ・・・これを利用しないテはない」

 

 

「しかし万が一民間人に被害がでたら!」

 

 

「俺がこの島から海賊を逃がした事があるのか?」ギロッ!

 

 

ビクッ!

「「いえ!全くありません!!!」」

 

 

「ならいい」

 

 

部下を睨んで無理やり黙らせたスモーカー大佐は再び処刑台の方に顔を向け、指示を出した。

 

 

「いいか?あの麦わらの()()()()()()バギーとアルビダ及びその一味を包囲して捕縛しろ」

 

 

「「「はっ!!!」」」

 

 

 

 

 


 

 

side:処刑台

 

 

「ごめんなさい。許してください」→面倒くさげな顔

 

 

「∑許すわけねぇだろ!!ハデに馬鹿にしやがって!!(怒)」

 

 

ルフィの適当な命乞いに耳を傾けることもなく、バギーはカットラスを持って首をはねる準備を進めた。

 

 

「フン!我々に逆らった当然の結果だ」

 

 

「あたしの見込んだ男もここまでか・・・まぁ〝監獄弾〟に捕まったら仕方ないか」

 

 

バギーの部下の〝曲芸のカバジ〟はこうなるのは当然と言い、アルビダは惚れた男の最後をしっかり目に焼き付けようと見ていた。

 

 

「そうだ、せっかくの処刑だ。何か遺言でも言ってみるか?見物人もこんなにいるんだからな」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「まぁいい。どうせ誰も興味は「俺は!!」!?」

 

 

「海賊王になる男だ!!!!」

 

 

ドクンッ!!

 

 

ピリリリッ!!!

 

 

ドサッ!ドサドサッ!ドサッ!!

 

 

ルフィの海賊王になる宣言・・・それと同時に大気が震え広場にいた見物人やバギーの手下、そして隠れていた海兵が次々と倒れていった。

 

 

「∑おっオイどうしたんだ!?」

 

 

「次々と倒れていくぞ!?」

 

 

「あの麦わらの男・・・一体何をしたんだ!?」

 

 

 

 

 


 

 

side:海軍

 

 

「一体どうしたんですか!?」

 

 

「わかりません!!〝麦わら〟が叫んだと同時に数名が意識を失い倒れたもようです!!広場にいる民間人や海賊たちにも同じ被害が!!!」

 

 

「・・・・・・・・・」ギリッ!

 

 

たしぎ曹長が突然倒れた者たちを介抱しながら広場も報告を聞き、指示を出していた。自身も一瞬気を失いそうになったが何とか持ちこたえた。

 

一方のスモーカー大佐は目を見開きながら自身の震える腕を抑え、咥えていたタバコを噛み締めた。

 

 

「今のはまさか・・・〝覇王色(はおうしょく)の覇気〟っ!?」

 

 

スモーカー大佐の呟きは混乱する海兵たちの耳には届くことはなかった・・・。

 

 

 

 

 


 

 

side:マカハゼ

 

 

「何だ今のは・・・まるで大気が揺れたような?」

 

 

「ハニークイーン、しっかりしろ!」

 

 

「ハニークイーンちゃん!!」

 

 

「はっ・・・一瞬・・・意識が遠のいたような?」

 

 

余波はメリー号に戻るナミとウソップペアと別れたマカハゼたち4人の元にも届いた。

 

マカハゼとゾロとサンジの3人は無事だったがハニークイーンが泡を吹いて倒れてしまった。しかし何とか意識を取り戻した。

 

 

「どういうこった?ルフィが叫んだ瞬間ハニークイーンちゃんや広場の連中が何人か倒れたぞ!?」

 

 

(似たような状況を見た事がある・・・俺のクソ兄貴も誰かを威圧する時、必ず周りの奴らは倒れていた!)

 

 

マカハゼは自分がブラット星にいた時、キルバスのの周りがひれ伏すように倒れていく光景を思い出していた。

 

その時と比べてルフィのは規模が小さいがキルバスと同じ力を持っている事に戦慄した。

 

 

「何にせよチャンスだ!処刑台をぶっ壊してあのバカを救うぞ!!」

 

 

「おう!!」×3

 

 

とにかく4人はルフィの救出に専念し、今起こった出来事を頭の隅に片付けた。

 

 

 

 

 


 

 

side:処刑台前広場

 

 

「?なんで倒れてんだ、あいつら??」

 

 

(こいつ・・・〝覇王色の覇気〟を!?)

 

 

自身のやった事に気づかないルフィにバギーは戦慄していた。

 

 

(こいつも・・・()()と同じだってのか!?)

 

 

バギーは自分が見習い時代に乗っていた船の船長を思い出していた。今はまだ眠れる力だが、覚醒すればあの()()と同じとんでもない存在になるかもしれない・・・そう思えて仕方なかった。

 

 

「遺言は以上か?クソゴム!!!」

 

(コイツは今ここで!確実に殺しておくべき男だ!!!)

 

 

バギーはカットラスを上段で構え、ルフィの斬首に入り始めた。

 

 

「その処刑ちょっと待て!!!」×4

 

 

「!!?」

 

 

「ゾロ!マカハゼ!サンジ!ハニークイーン!助けてくれぇ!!」

 

 

「来たか〝麦わらの一味〟!だが一足遅かったな!!」

 

「野郎どもォ!!奴らを足止めしろぉ!!」

 

 

「「「「ウオオォォォ!!!」」」」

 

 

「邪魔だァ!!!」×4

 

 

バギーの指示で手下たちはマカハゼたちの妨害を始め、返り討ちにしながら処刑台に進んだ。

 

 

「とにかくあの処刑台を壊せ!」

 

 

「分かってるよ!!」

 

 

「〝ボトルガントレット〟!」

 

 

カシャカシャ!カチン!

 

《キリン!》

 

「のけっ!横切麟(よこキリン)!!」

 

 

「「「「ギャアァァァ!!?」」」」

 

 

マカハゼは対雑兵用に自作した右手の〝ボトルガントレット〟に〝キリンフルボトル〟を差し、〝キリネックブレーカー〟を展開して横薙ぎに払った。

 

 

ゾロとサンジにハニークイーンも手下たちを切って、蹴って、拘束して倒しながら処刑台に進むが、それを見てバギーはバカにするように笑っていた。

 

 

「間に合うわけねぇーだろーが、ブワァーカ!!お前らの船長の最後を確り見てろォ!!!」ギャハハハハww!!!

 

 

「クソ野郎!!勝負しろォ!!!」

 

(あの処刑台さえ蹴り壊せれば・・・!!!)

 

 

「・・・・・・・・・!!!」ギリッ!

 

(処刑台さえ切り崩せれば・・・!!!)

 

 

「ルフィ船長!!」

 

(私の能力の範囲がもっと広ければ・・・!!!)

 

 

「ルフィ!!!」

 

(最初っからあいつの傍に付いてれば・・・!!!)

 

 

4人は何とか処刑台まで迫ろうとするが未だに届かない。自身の首に近づいてくるカットラスを感じたルフィは仲間の名前を呼んだ。

 

 

「マカハゼ!ゾロ!サンジ!ハニークイーン!」

 

自分を救おうを奮闘する仲間に・・・

 

「ナミ!ウソップ!」

 

出航の準備をするため、急ぎメリー号に戻る仲間に・・・

 

「ヨサク!ジョニー!カッコウ!」

 

メリー号を襲撃して来たバギーの手下たちを人知れず返り討ちにしていた仲間に・・・

 

ルフィは満面の笑みを浮かべて謝罪の言葉をはいた。

 

 

「悪ぃ!オレ死んだ!!」ニィ

 

 

「「∑バッ・・・」」

 

 

「バカ言ってんじゃねぇ!!!!」

 

 

「ダメぇ!!!」

 

 

(笑った!?)

 

 

死を受けいれたルフィが笑ったのを見てスモーカー大佐が目を見開いた瞬間、デカい雷が処刑台に落ちた。

 

 

 

 

ビリビリビリビリッ!!!

 

 

ドドォォン!!!

 

 

 

 

 

その光景はまるで、神が地に落とした怒りのように思えた・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

〜END〜

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